2024年11月28日
Gen6 Madone SLRに四年乗ってみた感想
みんカラのページ内にこんな案内が出ていました。
早いもので、もうMadone SLRに乗ってから4年…違うなw
正確には発注したのがこの時期で、そのタイミングで納車はまだだが愛車ページを作ったんでした。
もう気持ちがはやってたんですねぇw
まるで子供みたいなはしゃぎようですがw(ちょっと恥ずかしい)
当時はわくわくしましたね。
今となっては冷静に評価できると思います。
冷静に評価してみようと思いますw
Madone SLR Gen6(2020)
乗り始めた頃は、発売時期の関係でAeolus RSL37しかリリースされていなかったので、エアロロードにミドルハイトはどうなんだろう?
と悩みつつ、既知のホイールを買うより知らない新型を試してみたい!
という気持ちで当初はRSL37でした。
これの影響がまず大きいです。
①第一印象からMadoneに慣れるまでの間
・エアロロードは登りが苦手と聞くけれど、結構登るやん!
→恐らく、RSL37の影響があったと思われますw
ただ、OCLV700の頃のマドンより、購入したOCLV800にブラッシュアップされたマドンの方が登りは少し改善されていると思います。
ただ、乗り味はOCLV700版の方が全体的にしっとりとしていて個人的には好み。
OCLV800版はOCLV700版のようなしっとり感はなりを潜めて、堅く乾いた感触を伴った軽快な走りへ進化しています。
踏んだ先のフィーリング、パワーを込めて踏んだ時のフィーリングは明らかにマドン!というフィーリングはOCLV700版もOCLV800版も、両方持ってると思います。
・平坦は速い
→さすがエアロロード!という速さ。
・意外と疲れない。
→TREKの伝統なのか、こんな堅いロードでも意外と疲れない。
初期の頃を総評すると、想像を超えて普通に乗りやすい上に速い。
②ホイールをRSL62へ組み替えた後
・ディープリムでも意外と登る。
→でも、やっぱりRSL37の方が登りは得意だと思います。
ただ、この時は良く乗れていたのでRSL62でもPR更新は続きます。
・平坦はむちゃくちゃ速い
→やはりディープリム。
踏める体力さえあれば、45km/hから上の伸びが異常w
・意外と疲れない。
→しかしRSL37よりは疲れますw
やっぱりホイールが堅いんでしょうね、きっと。
※New!
ディープリムなのに、ダウンヒル含めてコーナリングが凄い!
→OCLV800にブラッシュアップされたMadoneに合わせこんで開発した。
という触れ込み通り、RSL62はMadone SLRとの相性がまさにピッタリ。
ダウンヒルのコーナリングで、エアロロードって癖強そうな印象を持ちますが軽量系などのモデルを超えたコーナリング速度で下れます。
その時の運動性は、非常に素直。
アジリティが高いのに、安定性があるという文字にすると何言ってんだコイツw
というアホ丸出しな表現しかできない語彙力が辛いw
中間期を総評すると、すんごく乗りやすい。
③慣れてきた最近。そして、現場が忙しすぎて体力が落ちて弱った私が乗ると。
・やはり、堅いバイクなんだなと再認識。
→サンデーライダーとは言え、ちゃんと毎週乗れていた時期と比べて心肺も体力も筋力も落ちた今、Madoneに乗ると筋肉痛がヤバいです。
・やはり、エアロロードは凄いと再認識。
→KingzydecoやMTBに乗るとわかりやすいんですけど、やはり空気抵抗が小さいというのは素晴らしいという事実を再認識。
自転車に乗る姿勢で言えば、前面投影面積を占める割合で言えば自転車の面積って本当にたかが知れてるんですけど、されど無視できない要素なんですよね。
自転車をやってるとわかってくるんですよ。
わたしのように非競技勢で単なる趣味でゆる~く乗ってる人間でもです。
それは、50歳になった。という加齢も理解を深める一助になっていますが、自転車に乗って長距離を走る。という行為が耐久系のスポーツそのものです。
別に速度などを競ってなくても、です。
そういうスポーツをしていて、例えば一割。10%。
それを改善しようとすると、かなりの努力が必要となります。
一割と言えば、そのまんまなのですが。
100km走破した時間と全く同じ時間数のまま、110kmを走り切れるように頑張る。
だとかですね、数値にすると小さく見えますが達成しようとする目標として具体的に考えると、なかなか大変なんです。
特に他の要因として、全く同じ条件で走れるという方が稀なので不利側で考えると、以前走った時より少し風が強いだとか。
そういう条件がちょっと変わるだけで、更に難易度は跳ね上がります。
そうなると前提条件として改善している割合が一割じゃなくなってるやんw
というツッコミはとりあえず置いとくとしてw
そういう要素を機材(自転車)側で、常に一定数の割合で改善し続けてくれるという事実です。
そう、決して侮れない数値なんです。
自転車自体のエアロ化という要素が。
それが、仕事に押されてあまり乗れなくなって体力が落ちた今、気付けたという皮肉w
弱くなって痛感した。という方が正確でしょうか。
とにかく、Notエアロモデルで巡航35km/hで延々と走るのは非常につらい。
現時点では不可能です。私の体力では。
それがMadoneならば叶えてくれる。
そう、私が最も走れていた(乗れていた)時期ならば間違いなく巡航35km/hで延々と走り続けられるんです。(登りは除きますよw)
弱った今でも、大阪市内から走りに行く場所は総じて帰路は下り基調になるので、それの実現がまだ容易いんです。
奈良県など大阪平野以外にお住まいで、大阪側へ走りに来て帰ろうとすると話しは逆で帰り道が登り基調になりますが、まさにそういう条件も手伝ってMadoneなら弱った今でもやろうと思えばできちゃうんです。
それが凄い。
本当に凄い。
だって自転車ですよ?w
自転車なのに、こんなに特徴があるなんて。
素晴らしくないですか。
人間の叡智って凄い。素直に凄い。
そういう事を再認識しつつ、疲れた身体に鞭打って日が高いうちに帰宅しよう。
安全の為に。トレーニングの為に。
そういう無心になって集中して走っている時に、いい機械がもたらしてくれる乗り味とかフィーリングが、私の好みを刺激してそういう満足感も高めてくれるんです。
エンジンがついてない乗り物に大金をかけるなんて馬鹿げているw
そう考えていた人間が、逆にどっぷりとハマっちゃった自転車。
車とか乗り物が好きな人がハマると危険ですw
総評として、私は数多く存在するモデルの中から私自身の理想に近い乗り物を幸運な事に入手する事ができちゃった。
そう思える良い自転車です。
他にも優れた良い自転車はあるでしょう。
ただ、それを試す。入手する。
それにはバカにできない資金が必要なので、おいそれとは実現できない現実がある中で、ここまで乗っていて少しでも嫌になるとか我慢しないといけない要素が皆無で、乗る度に感心しかしない乗り物に出会えたのは幸せでしかありません。
また、自転車ではないですけど。
Madoneを入手したので、興味を持って購入したTREKのエアロヘルメット。
ヘルメットと侮るなかれw
弱った今だからこそですけど、普通のロードバイク用ヘルメットでもそこら辺のヘルメットより空力は良いでしょうけれど、それと比較してもロードバイク用エアロヘルメットの空気抵抗低減能力は素晴らしいです。
風の強い日なら、なおさらありがたいですw
それも含めて、セットでMadoneに乗るとエアロじゃないモデルで走る時より明らかに楽しくて速いです。そして身体への負担を抑えられる。
トレーニングという観点で言えば、楽になっている分だけ効率は悪いのかもしれません。
ただ、無駄な疲労を抑えられながら身体を鍛えられる。という点で考えた場合、疲れた時の安全性への注意力低下を抑えるという側面で見れば評価できます。
なんか堅苦しく書いちゃいましたが、一言でまとめるとMadone最高!
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Posted at
2024/11/28 16:21:52
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