981ボクスター (2012年式、2.7L 6MT)
誤解を恐れずにいうと、過去ブログでも発言していますが
実はアンチポルシェだったんですよ。
BCNR33などに乗って、打倒ポルシェに熱意を傾けていたんですよねw
まぁそれだけ普通に気になっている事の裏返しなだけで、もう今どきの言い方でもないかもですが要は「ツンデレ」だったんですよ。
ポルシェを批判する・したいのであれば、それはまずポルシェを知らなくてはダメだ。
知らずに言うのなんて、ただの野蛮人のすることだ。
なんて思うに至り、いつかは一度乗ってみたい。
そう思うようになり、987を必死こいて探したり研究していたんですよね。
意外と安くならない相場。
そして自然と興味を持つ911。
MRも経験ないのに、RRなんて俺に操縦できるんかw
無理だろwwwww
なんて考えつつも911も検索をする。
今から思えばこのタイミングが底値だったんですよねーw
あの時に思い切って997か996、もしくはもっと思い切って空冷逝っちゃっておけば良かったですが、それは後の祭り。
あんなんわかりませんて、常に追っかけていたワケじゃない人間ならなおさら。
もうちょっと以前から研究していたら、入手できていたかもですね911。
タラレバに話が逸れましたがw
そうこうしているウチに出会ったんですよね。
画像の981に。
恐らく当時の国内最安値。
2.7Lの左ハンドルで6MT
何かの合言葉になりそうな魅力的な言葉の組み合わせw
左ハンドルの国で作られた車は、左ハンドルで乗るのが間違いない!
(あらゆるフィーリングが正しく体感できるので)
その前にイチ庶民がポルシェ買ってもええんか?
という葛藤はありましたが、そのくだりは割愛しますw
初めて乗った時は普通に良いクルマだ~!
でした。
乗っていろいろ走るウチに、様々な要素で感心します。
渡辺敏史さんというジャーナリストの方が、981のすべてという雑誌や911DAYSなど色んな雑誌で同じ発言を大事だからこそ、よりたくさんの人の目に触れて欲しいと思われたんだと思いますが、発言されていました。
優れたスポーツカーである以前に、優れた乗用車。
普通ではない普遍性に満ちた、優れた車である。
もう記憶が薄くなってるので、細かい言い回しとか違ってたらごめんなさい。
正に言い得て妙、的を射た見事な発言だと思います。
これほどポルシェを上手く表現できている事はないんじゃないでしょうか。
これはもう、どんなに文字数使って丁寧に説明しても。
丁寧に説明しようとすればするほど雑音が増えて、余計に主旨が伝わらなくなると思います。
いろんな言葉や文字に触れる前に、もう実車に触れた方が早いと思います。
素晴らしい体験に繋がると思います。
そりゃ欠点もありますよ。
そもそも欠点のない車なんてないですからね。
ただ、全てにおいて次元が高いんですよ。
変な言い訳とか変な説明なんて要らないんですよ。
そして、幌付きのオープンカーでNAの2700ccの車で。
フルノーマルで岡山国際を1分52秒5ですよ。
それも最速ラップってワケじゃなく、そのあたりで何周も何周もタイヤが逝くまで似たタイムで周回できるんですよ。
そして、雑誌などの記事で見かけましたが本当に普通にそのままサーキットから帰れるんですよ。
国産車でも改造してサーキット走ったりしましたが、ポルシェもどこまでやるか次第ではありますが、いちサンデーサーキットドライバー程度の楽しみ方で言えば、ここまでお金が掛からないクルマも初めてでした。
まず、油脂類を冷やすパーツなど買わなくても最初から付いてるw
ブレーキパッドもわざわざ社外品に買い替えなくても、ローター真っ赤になるまで攻めれるw
書き出すとまたまとまらなくなるので割愛しますw
ポルシェを体験してからというもの、国産車に乗ってサーキット走行を楽しむ!
という方向で再び熱が入ったというか、そういう気持ちも盛り上がりましたが…
萎えるんですよね。歳のせいもありますが、コスト面でw
優れたベース車両は幸いなことにあります。
スイフトにしてもそうですし、86/BRZもそうですし…
むしろR34スカイラインのプロポーションがダサいwと言われていて、シルビアもまだ売ってた頃と比較して、現在の方がそういう遊べる車が多いのではないだろうか?と思うほど、現在の方がスポ車やスポーツグレードの車が売ってます。
ですが、それら買って「から」なんですよね。
足回りも変えたくなるだろうし、ホイールも要るし、タイヤも要る。
オイルクーラーも要るし、スピードリミッターカットも要るし…
結構一通り、お金が掛かるんですよね。
それがポルシェなら最廉価モデルのボクスターベースモデルでさえ、買ってきたらそのままサーキットを走れる。
最廉価モデルでさえ、ランエボやインプレッサSTIなどの遅くない方のエボリューションモデルのブレーキパッドや油脂類やオイルクーラーなどを追加した前提のノーマルモデルと同等の走りができちゃう。
ボクスターSで、岡山国際1分50秒切りますからねw
もはや、ちょっとサーキット齧った人が第二世代GT-Rのブーストアップ車両に乗って出すタイムですよ。
これがいかに凄いか伝わる人には伝わると思います。
サーキットの速さだけが車の価値ではないですが、街中を普通の車よりも普通に優れた操縦性やフィーリングで正確に乗れて、サーキットもちょっとした改造車ばりにフルノーマルで存分に楽しめて、普通に道路走って涼しい顔して帰れる。
文字にしても凄い内容ですが、それをこなせちゃう。
まぁ何を書いても陳腐になりますねw
まぁ本当に凄い車です、981ボクスター。
普通にオープンカーとしてのんびり走っても癒しがあります。
そう、非常に優れたスポーツ走行性能を持っていて、速いエンジンを搭載しているのに、車側から一切急かされないのも特筆すべき特徴です。
のんびり走っていてもフラット6が奏でるエクゾーストやメカノイズが心地よいバイブレーションとなって身体を包みます。
そう、ボディフレームさえもそういうアコースティックな方面でチューニングしているんではないだろうか。
もう私程度の語彙力では陳腐にしかならないんで、この辺で終わっておきますw
あー、上手く書けないです。
すみません。
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Posted at
2024/12/20 09:06:32