ぼんやりと考える

私は時々、ぼんやりと考えるのがとても好きなんです。
とりとめのない、なんてことの無いことを考えるのが好きです。

例えば、街中で見かける民家。
外から見かけるだけなんで、細かい間取りとか広さとかがわかるはずもないんですが、見かけの形状で好きなカタチの民家があったとして、その民家の中でどう過ごすか。
そんな事を妄想したりしつつ、ぼんやりと歩くのが好きだったりします。

昨日は、それが淀川河川敷を走っているタイミングだったんですよね。
昨日は、旭区のどこが主催なのかわからないんですけど
城北公園にほど近い場所で恐らくハーフマラソンなのか、10kmほど走るショートマラソン？というのか。
どれくらいの距離を走るイベントだったのかは知らないんですけど、城北公園にほど近い、豊里大橋に近い側からスタートで毛馬閘門に向かって走るマラソンなどがあり、それを知らずに淀川河川敷に入っちゃったんですけど
運良くスタートする1分前に、そのマラソンイベントのスタート地点近くを通ることができ、ランナーのみなさんに迷惑をかけないように土手上へ移動し、スタートラインを超えたところで河川敷へ戻って一本川側のグラベル色が強い道へいき、サイクリングの続きを楽しんでました。

当日は、そういうイベントやどこかの部活だろう生徒さんの、ショートダッシュなどが河川敷のメイン通路で行われていたのと、ラグビーやサッカーや野球が盛んにプレイされていたり、BBQが許されているエリアではBBQで大層盛り上がっていた事を除いて、意外と人が少なかったんですよ。

特に、グラベル色が強くなる川側の道は釣り人もそんなに多くなく、ランニングしている人やウォーキングしている人も少なく、小鳥のさえずりを聞きながらしんとした雰囲気の中でのんびりと走ることができて、冒頭のくだりに繋がるんですけど
ぼんやりと考えながら、実にリラックスしてサイクリングを楽しめたんですよ。

ぼんやりと考えていた内容は…

そういや昨年、停電したんですよ。早朝に。
あれ、一時間ちょいくらいで復旧したので事なきを得ましたが。
復旧せずに停電が続いたらどうなるだろうか。
当日サイクリングしていた車体は、妻はJAMISで私はProcaliber。
グラベルロードとマウンテンバイクです。
どちらとも機械式のグループセットなので、停電迎えてもワイヤーが伸びたり切れたりしない限り乗れる。
ただ、メインで乗ってるロードバイク達は全て電動無線のグループセットを装着しているので、充電している電池が切れたら乗れなくなる。

そう考えると、停電しても乗れる自転車が我が家には４台ある。

停電していたら、そんな事をぼんやりと考えるほど平和ではないでしょうけれど
それでも何かしようとした時に助かる「足にはなるのが４台ある」のは良い状況だよなぁ。

そんな愚にも付かないことを考えながら、他は無心になって静かな川沿いの道を小鳥のさえずりを聞きながら走った時間はとても良い時間でした。