2025年04月10日
カーボン禁止!?
EUが再び愚かな発表をされました。
自動車に用いるカーボン素材を禁止する!
これは、東レや三菱マテリアルなどの日本製の優秀なカーボン素材が幅を利かせている現状が、既得権益勢が面白くないと考えているんでしょうね。
F1とかどうなるんだ?
既に販売済みのGT3RSなどに用いられている補修パーツはどうなるんだ?
F40やF50などの名だたる名車に関しても同様ですよね。
ひとつの文化が崩れる音が聞こえるようです。
そして、本当に相変わらずアホ丸出しだよなと呆れかえります。
そして、私はEVに関して全くの無知。
EVには、軽量化の為に内燃機関を積む車両よりもカーボンを採用している車種があるとか?
X(Twitter)の方で話題になっていました。
一体どうなることやら…。
そこで、私のような自転車が好きな人間は何を心配するか。
たぶん、実行しないだろうと思うんですけどEUが「自転車にもカーボン禁止な!」って言わないかを心配しますw
もしも、そうなったら…
まず、ピナレロやキャニオンやフォーカスやスコットやチネリ、ウィリエール、デローザやコルナゴ…挙げだすとキリがないんですけど、欧州の名だたる名門メーカーが作る自転車が軒並みOUT!
クロモリなどが強いメーカーは存在するものの、今のご時世、カーボンフレームじゃないとロードバイクに関しては勝負にもならないですよ。
機材より脚!
なんて言葉があって…という記事は先日書きましたが、それはある意味「真実」ですが、本当に脚さえあれば機材なんて何でも良いのか?
と言われれば、真面目に競技やって0.1秒を競っている人から言わせたら完全に「No!!」です。
強い人ほど、それを知ってると思います。
走るだろうけど、重くなる機材に合わせてトレーニング方法や筋肉の付け方まで一切合切変わるでしょうね。
だって、カーボンリムのホイールも使えなくなるんですよ。
アルミリムで、今の軽さと空力の両立なんてまるで無理じゃないですか。
今やリムハイト60㎜相当で、ホイール重量1300gちょっきりとかですよ。
自転車レースの世界選手権を牛耳ってるUCIという組織もヨーロッパなんで、欧州メーカー以外はカーボン禁止!が関係ない…という事はなく、逃げられません。
TREKやSpecializedやGIANTなども、世界選手権出るならカーボンフレームやカーボンホイールが作れません。
あ、ハンドルもサドルもあかんやんけw
-ここまで妄想-
ここからも妄想w
そして、そういう世の中になっちゃって、新型ではカーボンフレームが出なくなる。
さらに言えば、他部材でそれを実現するのは難しいエアロロードがしばらく現代の性能まで追いつく・追い抜くにはちょっと時間がかかるだろうと予測される。
ましてや、ホイールがもう無理。
あんな軽くて空力に優れ、耐久性も実現したスーパーホイールなんて、同等の製品が作れるようになるまで一世紀は掛かるかもしれません。
…となると。
禁止されるまでに売られた数しか、優れた空力性能や軽さと強さを兼ね備えたカーボンフレーム、カーボンハンドル、カーボンサドル、カーボンホイール…が買えなくなります。
こいつぁ、自転車界隈にも投機目的の買い占めとかが始まるかもしれませんね。
私はGen7 Madoneを買いたいなと漠然と考えつつ、いざ買おう!となった時にタイミングを逸して買えなかったんですよね。
今はGen6とGen8があって、とっても恵まれていますが…
見た目が好き過ぎて、Gen7も値段がこなれたら一台(中古で)買っちゃおうかなw
なんてほくそ笑んでいたんですが、それも夢物語に終わりそうです。
まだ自転車もカーボン禁止!とは言われてないんで、単なる妄想でしかないんですけれど…ちょっと心配です。
自転車に関しては、カーボン以外の素材でも大丈夫!
楽しいじゃないですか!
というご意見もごもっとも。
クロモリとかアルミとか、チタン系のバイクも楽しいですよね。
私はクロモリとアルミしか経験ないですけど。
でも、はっきりとわかりやすくカーボン製フレームが手に入れられなくなるのは痛手ですw
今なら、高くなったとは言え望めば手に入る状況から、望んでも入手できなくなると…それを考えると辛いですよね。
まぁ、まだ自転車は発表されてないんで、大丈夫だとは思うんですけどw
そして、カーボンホイール。
これ、いろいろ言う人がいらっしゃいましたが、今となってはカーボンホイールがどうのこうのと言う人は極少数派です。
泣く子も黙る勢いで、カーボンホイールは「優れている」という認知がなされています。
リムブレーキの頃は、ブレーキによって消耗もしくは損傷するリスクがあるカーボンリムに関して、様々な意見があったのは事実です。
ですが、いまやディスクブレーキの時代。
もうリムが消耗品ではなくなった事と、ブレーキを掛ける為にデザイン上で制限されていたブレーキゾーンがなくなった事により、より自由にリム形状の設計ができるようになって、さらなる軽量性と空力性能を実現していき…
それらが「プラシーボ」と片付けられていたのが、今や「定番」と言っても過言ではないほどに認知されていってます。
これも、優れた代替素材や革新的な新しい技術でも出てこない限りは、カーボン禁止!というアホ丸出しな一言でヘタすると半世紀~一世紀先まで出てこないようになるんですよねw
妄想でしかないんで、この辺で終わりますが…。
マジであいつらアホだな!
としか思えない発表でしたねw
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2025/04/10 10:22:30
今、あなたにおすすめ