・2018 TREK Emonda SL5
ここから私のロードバイク趣味が始まりました。
基本が詰まった良いロードバイクだったと思います。
遠乗りしても足にきにくく、素人が楽しむのにちょうどいいモデルだったと思います。
また、リムブレーキから経験出来て非常に良かったと思います。
写真はFulcrum Racing ZEROですが、他にBontrager Aeolus comp5ベースでスポークとハブをカスタムした手組ホイールをメインで愛用していました。
Racing Zeroはいわずもがな名作ホイールですが、意外にも手組してもらったAeolus comp5も非常にバランスの良い楽しいホイールでした。
・2019 Specialized Allez sprint comp disc
初めてのディスクロード、初めてのセミエアロ、初めてのアルミフレーム。
そして、画像はまだノーマルですがノーマルでも結構よく走ってくれた印象です。
ここから、ROVAL Rapide CL50discで初めてのカーボンホイール。
初めてのカーボンホイールだったんで、これが左右差か…とかいろいろ後から違ったんだと知りましたw
のむラボさんのありがたい記事をベースに左右逆異径組みでCX-SPRINTとCX-RAYでカスタム。
これがまたよく走るようになった!
さすがのむラボさん。
そして、初めてのカーボンエアロハンドルであるAerofly2もこのロードバイクで体験し、今後の経験に繋がる貴重な経験を最初のEmonda SL5と、このAllez sprintで経験する事ができました。
この時代は良かった。
安くはないけれど、現状の価格帯では考えられないくらいロードバイク自体が安かったw
それはグループセット(コンポーネント)も同じ。
そして、Aeolus comp5もそうですし、Rapide CL50discもそうですが価格がそんなに高くないけれど、若干欠点もあるモデルをちょっとカスタムするだけでハイエンドホイールまで買わなくても十分以上に良いじゃない!
という良い体験をさせてもらったのは僥倖でした。
・2020 TREK Madone SLR(Gen6 OCLV800)
S-Works Vengeなど、他のフラッグシップモデルにも目移りはしたものの
結局、大金はたいて買うならどれが良いんだろう?
と真剣に考えた時に、最後まで候補に残ったのがMadoneでした。
そもそも、最初にハイエンドモデルに憧れるきっかけだったのも、このMadoneだったのは偶然の出来事なのかw
これに乗った頃は良く走りにいけていた時期だったので、これを得た事でさらに速く遠くへ走りにいけるようになりまして、数々のPRはこのモデルで実現しております。
一般的には登りにはあまり適していない(最も速いタイムを狙うならという意味で)と言われている62㎜ハイトのRSL62を装着していますが、このRSL62で登り区間のPR更新も果たしています。
今は仕事が多忙を極め、あまり乗る時間が取れない為に身体が衰えてからわかったんですけれど、やっぱりこいつはハイエンド。
乗れてる時はハイエンドなのに脚に優しい…なんて感じていましたが、やっぱり堅いw
ある程度乗るには、相応の筋力と体力は必須なのは変わりません。
ただ、数あるハイエンドの中でTREKのフラッグシップモデルは、まだ脚に優しいほうです。
100kmほど山をふたつみっつ超えて走ったあと、自宅までまだ50kmはあるなぁ…って時にMadoneで良かった。まだ走れるぞ!
なんて元気が出てくるのもMadoneならでは。
よく乗れていた頃は、疲れていても巡航30km/hは下回らなかったのはさすがです。
エアロロードであるのは間違いないんですけど、普通にアジリティも高くある意味オールラウンダーなのでは?
というのが正直な感想です。
・2021 Cinelli Kingzydeco
初めてのグラベルロード。
様々な仕様の場面があったんですが、話しが長くなるので割愛しますw
当初は店長の発注ミスでチェーンリング42Tなのにスプロケが11-32T
結構なハイギアード構成で北摂走ってましたw
また、この頃はこれでも私は北摂の山を登れたんですよ。
もちろん疲れましたけれどw
それくらい、良く走るグラベルロードでした。
さすがに32Tはきっついですw
という事で間に合わせで11-34T組んだ時は、2T違いでここまで楽になるのかw
と感心しつつ、しつこく北摂メインで走ってました。
もちろん、Madoneのようには走れませんけれどw
それでも結構遅くはなかったですよ。
グラベル用のH/Tのタイヤも相まって、乗り心地は楽でした。
最終的にちゃんと11-42Tを組むんですけど、それを組んだ事で逆にMTBとどう違うんだ?
MTBばりに荒れた路面にはいけない。
急勾配に関しては楽になっていける範囲が極端に拡がったけれど…
と自問自答する結果になったのは皮肉ですね。
今でも乗るときっと楽しい、良いグラベルロードでした。
・2021 Procaliber9.5
グラベルロードを得た事で、逆に興味を抑えきれなくなって購入したMTB。
後ろにサスを持たないハードテイルと言われるジャンルのモデルです。
ハードテイルを選んだのは、わたしごときがフルサスが要るようなところに走りにはいけないだろうw
という想いと、どうせ乗るなら軽快に街乗りにも使えたら…
という想いと、可動部品が増えるとメンテが大変なのでハードテイルが私にとっては最適解じゃないだろうか?
という想いからこれを購入しました。
それははっきり言って正解でしたw
山も走りに行く機会に恵まれて、これが思ったよりも走行性能が高い事を知れてうれしかったです。
同時に私自身がもっと上手くならないとw
とも思いました。
そして、気楽な事にちょっとした用事で出掛ける時にコレに乗ると路面を選ばずに走れるのでとっても楽しい上に気楽なんですよね。
行先でこれを駐輪できるかどうか…というのは大切ですけれど。
今は仕事が忙しすぎてフィールドには行けてないんですけど、ちょっとした用事とか河川敷をこれで疾走するとかで大活躍。
これは本当に買って良かった。
他のMTBモデルへの興味がないと言ったら嘘になりますが、そういいたくなる程度にはこれをとても気に入ってます。
これで物欲がかなり収まったと言っても過言ではありませんw
・2024 Madone SL6(Gen8)
これを入手した時は、まだ新型のXPLRが手に入らなかったので当初はD1とE1のREDを組み合わせて2xで乗ってました。
写真は新型XPLRが手に入って1xに組み替えたタイミングの写真です。
面白い試みとして、Kingzydeco時代のH/T 35cのグラベルタイヤを装着していますが、後に若干干渉している事がわかって今は純然たるロード用の30c TLRで乗っています。
ハンドルもGen8専用1peaceハンドルとなり、Gen8を構成するエアロパーツは全て揃った事になります。
このモデルは凄いです。
まず、何が凄いって最新のエアロ技術で設計されたエアロロード。
フレーム特性がハイエンドのSLRと違うから踏み心地とか反応ってのは、さすがにそこは及ばないですけれど、ミドルグレードでもフラッグシップモデルと同等の空力性能を発揮しているという事実がまず凄いのと素晴らしいです。
Gen6のエアロエアロした造形から想像通りの空力性能…というのとは全く違って、どこをどうみてもエアロロードには見えないんですけれど高速域の伸びは正にエアロロード。
というかMadoneそのもの。
45km/hを超えても加速力が全く衰える事無く、Gen6と同様に60km/hオーバーまで速度は淀みなく伸びます。
そして、それを達成した瞬間わたしはそこまで強くないので終わりますw
それはさておき、本当に素晴らしい空力性能で横風にも強いのはTREKの強み。
そして、ただ単に速いだけで終わらないのがミドルグレードのある意味いいところ。
そう、脚に優しいんですw
Gen6も、当時はロードに乗れていたので身体も今よりは強かったので、Gen6も脚に優しいなぁという印象でしたが、はっきり言ってGen8のSLはさらに優しい。
その代わり、重いギアでグッ!!!と踏んだ時の反応や進み具合は、さすがフラッグシップであるGen6のSLRの方がSLRらしく伸びます。
それはさすが乗っていて楽しいとか唯一無二の面白さに繋がるんですけど、さまざまな勾配を登って目的地まで行き、無理なく帰宅する。
という目的で乗るなら、ここまで良く出来たモデルならミドルグレードで良いじゃないか?と思えるんです。
というか、私のような素人こそかえってこちらの方が良いのではないだろうか?
と思えるんです。
そして、新しい技術であるISO FLOWと言われる空力性能を高める為の孔。
ここが乗り心地にも効いていて、乗った瞬間「あれっ!?」と思ったほど。
そう、ここまで乗り心地も良く、よく走るモデル。
それならば、ますますKingzydecoには乗る機会が減っちゃうんじゃないだろうか?(そのうち1xにするし)
という想いもあって、Kingzydecoは断腸の想いで手放しました。
そこまで決断させるだけのモノを持つ、ミドルグレード。
それがGen8 Madone SLです。
ちなみに、このカラーリングが欲しくてSL6を選びましたが、完成車を購入してバラして売れるパーツは全て売って、手持ちのD1とE1のREDで組んでもらい、ホイールはKingzydecoで使っていたSCOPE R4.Aを流用。
今や、新型XPLRとREDのAero chainringで組み直して1x(フロントシングル)50Tとなっています。
使っているのは、もはやフレームとシートポストのみ。
普通にSL6を買うと、こういう構成ではないです。
フレーム形状がエアロエアロしてない事も相まって、これで何をしても自由な雰囲気(を勝手に感じているだけですw)があるのが大変好き。
踏めば速いけれど、別に踏まんでも良い雰囲気があるのが好きw
そして乗っていてお尻が痛くなることなんてあるんか?
というほど乗り心地も良いのが好き。
楽なのに速い。
トレーニングには不向きかもですが、Gen8になってMadoneはよりオールラウンダーになったと思います。
当初はAeolus RSL62も流用して試しました。
RSL62を使っている時は、さらに「正にMadone」という雰囲気で良かったです。
ですが、出で立ちからして「速そう」に見えるんでSCOPEを使っている今の雰囲気の方が好きですw