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radius-meganeRSのブログ一覧

2022年11月25日 イイね!

パンクしないタイヤ

FORTUNEBIKEさんというお店がありまして、そこの店長さんがロードバイクの試乗記事などを雑誌に書かれていたりするので雑誌記事を通じて知りました。

Madone SLRのオーナーでもあります、この方。

そのFORTUNEBIKEさんのブログで面白い記事があったので紹介します。

パンクはしないけど秒で心を折るタイヤ

という記事です。
驚くべきスペックは、タイヤ一本で約710g!!
ロード用のタイヤでこんなんあるんだw
クリンチャーとして使用するみたいで、あまりのタイヤ重量の為に空気圧は厳重に管理してくださいとタイヤの説明書きに書かれているほどです。
タイヤはパンク知らずだけど、あまりのタイヤ重量負担によりチューブが逝ってしまう可能性があるとw

普通に使うならパンク気にせず通勤や通学で距離をバンバン走りたい。
って向きに使うのが正当な使い方なんでしょうね。本来は。

これをトレーニング機材として使いたいという、良い意味で変態な方が多いロードバイク乗りらしい注文をする方もいらっしゃるらしいですw

なるほどな~…
って思いますが、本来ロードバイクってもっと軽い機材を使用する想定で設計されています。
エントリークラスやミドルグレードまでなら、純正アッセンブルで通称「鉄下駄」と呼ばれる重いホイールを装着して売ってるので、メーカー側もその重いホイールで結構な距離走るのも想定して強度を持たせてあると思うんですが、ハイエンドフレームやフォークはどうでしょう?
そこまで重いものを装着してスッ飛ばす耐荷重や耐衝撃を想定してカーボンレイアップ設計しているんだろうか?
トレーニングも良いけれど、機材へのダメージも心配になっちゃいますねw

そういうのも含めてバランスよく長く楽しみながら鍛えるのにも使える機材として、グラベルロードはアリじゃないの?って個人的に思います。
FORTUNEBIKEさんで紹介されているようなタイヤほど重くはないですけど、グラベル用のタイヤってソッコーで450gや510gくらい質量があるタイヤなんてザラです。

そんで舗装路走るには走行抵抗が増すタイヤパターンまで施されています。
実走行で感じる走行抵抗はナカナカなんじゃないだろうか?と思います。
それに、グラベルロード用のホイールはASTM規格で言えば大抵はオールロード走行を想定された「2」規格で設計・生産されています。
つまり、タフ。
耐久性もロード用ホイールと比較して優れています。

グラベル用のフレームも、フロントフォークで500gくらいあるモデルが多いです。
グラベル用ロードでも優れた性能や狙ってる性能が違う飛び道具的なモデルになるとそこまで重量がなく、「割り切った設計=つまり速さや楽しさ」に振ってるモデルがあるので、一概には言い切れないですが普通、大抵のモデルは確かなハンドリングを実現するための強度と剛性、そして不整路面から入ってくる衝撃や負担に耐える為に耐久性も持たせてある設計のモデルの方が多いです。

つまり、何が言いたいかというと
タイヤでそんなに負担稼がなくても…予算も絡むので難しい問題にはなりますが…
サブバイク兼ねて、走れる場所もシチュエーションも増えますし楽しみ自体も増えるので、トレーニングバイクとしてグラベルロードを買うってのはアリなんじゃないだろうか?と思います。

実際、グラベルロードは普通にロードで走るコースを走っても楽しいですよ~。
わだちなどに対しても強いですしねw


と、そう思った冬。
Posted at 2022/11/25 12:00:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2022年11月14日 イイね!

まとめます

2020年07月06日に記事を書いています
Roval特有の欠点なのかな?という記事を書いています。
この時はあまり経験もなく、あらゆるものが初体験のなかで記事を書いていたのでこの記事で足りてない情報を補足しながら「事実のみ」を淡々と書きたいと思います。

この不具合はRovalだけではありません。
同年代のDT SWISSのインナーメカを流用するハブの全て…に発生しているのかどうかまでは把握できてないのですが、私の知る限りは結構な確率で発生しています。
買った時期により「買った時から対策済み品」の場合もありますのでそこはご注意ください。

私が体験したのは、Roval Rapide CL50discで体験しました。
当時乗っていたSpecialized Allez comp disc(2019)に装着する為に購入した2020年頃の個体。
妻のDOGMA F12 DISK用に最初のバラ完用に購入した同じCL50 discをもうワンセット。
恐らく、長期在庫っぽかったので(店頭でCL50単体でも二割引きしてくださいました!感謝。四万円も値引きですからね…)買った時、新品でも安かったです。
なので、恐らく両方とも同年式だろう個体。

この両方とも(2セットとも)同じ現象がおこりました。

前輪のハブベアリングがポン当てエンドで押されて回転が渋くなる(軽くゴリってしまう)症状が出ました。
店長にお願いして、両方ともに紙一枚くらいのスペーサーを作成していただいて、ポン当てエンドがベアリングを押さないように加工してもらいました。


これ、「CL系」だけじゃなく同年代の「CLX系」にも発生します。
高価なCeramicspeed製ベアリングでそうなったらショック大すぎですよね。
ベアリングひとつで一万円超えますもの。

なので、元記事にYoutube動画貼ってますけど、CLX64でもおこってるみたいですし、そこのコメント欄によせられているようにCLX32でもおこっているみたいです。

また、同年代のDT SWISSのホイールにも同じ現象が起こっている事が確認されています。
全部が全部そうなのか…まではDT SWISSホイールのユーザーが少ないんで把握できません、すみません。
でも、確率は高いみたいです。
というより、買った年式によるみたいっぽい。
あと、個体差もある?んでしょうかね。

調べてみてください。
フォークにセットした状態で回しても、結構回ります。
ホイールを外して、シャフトを直接指で掴んで回してみてください。
その時の手応えの方がわかりやすいと思います。

そして、わたしがさらに経験したBontragerのAeolus RSL62の前輪。
これも同様にベアリングを軽く押してしまって?かどうなのかまではちょっと忙しくて把握できてないんですけど、同じようにちょっとベアリングがゴリってしまう症状が出てました。
Bontragerは保証が手厚いので対策品のシャフトと、ブーツが届きました。
新しいベアリングと共に。

全て追い切れてませんが、様々な方とも情報交換しまして
この年代のハブにはそういう症状を持つ個体が多いみたいです。

もし所有されていおられるなら、一度調べてみてください。
もう既に対策済みだよ!
って方や、調べてみた結果問題なかった!
という人は大事にしてください。
むっちゃ良かったです(^^)/

調べてみて気付いた!
って人は買ったお店に相談してみてください。

私の場合、TREK専門店で無理を聞いていただいてROVALを購入したものですから、店長がメーカー(や代理店)に言う・言えるほどのアレがなかったんで自力で解決してくださいました(大感謝
Bontrager製品の時も、自力で解決できるんですけどTREK専門店なので正規代理店に筋通して対応していただいた。
という流れです。

ROVALもスペシャ専門の店舗で買っておれば、恐らくBontragerやTREKみたいな対応してくださると思います。

それでは、よきロードバイクライフを!
Posted at 2022/11/14 09:27:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2022年10月21日 イイね!

自転車なのにエアロ!?

最近、ますますの円安影響もあって値上がりが止まらないロードバイク界隈(だけじゃないですけど)
とうとう1$=150円超えたとか!?
そのおかげで私の生活圏でも外国人の方を見かけるようになりました。
円安効果で日本で爆買いして帰る方が多いようですが、その一行の一部でしょうか。
様々なところで影響がある為替相場。
今は静観するのが一番なんでしょうか。(特に私のような素人は)

そんな話題はさておき、最近マジで私が始めた四年前よりもさらにロードバイク乗って楽しそうにポタリングやってる人を見かけるようになりました。
クロスバイクも割と多いです。
たまーにみかけるのがビーチバイクw
あれ、さすがにタイヤ重いでしょう!?w
あれでロング行ってる人たちはすげぇ。
重いけど、安定性はピカイチでしょうね。走破性も。

割とクロモリ系のバイクも見かけることが多くなった気がします。
クロモリ系のロードもグラベルロードもアドベンチャーロードも、基本がしっかりとしているのに結構安いモデルが多いからでしょうか。
お店の人も薦めやすいんでしょうかね。

新しくロードバイクに興味を持たれた方向けに、興味持った瞬間勢いで買う方はそれで良いと思います!(これは割とマジに)
興味持ったけど、調べてんねん。っていう人向けに書こうと思います。

調べてから買うような人が気になる要素だろう
①自転車でエアロってマジ意味あるん?
②軽ければ軽いほど良いのはわかるけど、軽いのは必然的に高い
 どの辺までの重量なら快適に走れるん?
③ヒルクライム興味ないけど、ヒルクライム向けが軽くてよさそう。
 (要するにロードバイクのタイプ別について)

非常にざっくりと大きく三つに分けて説明します。

①自転車でエアロってマジ意味あるん?
ネット記事や雑誌などでも書かれている通り、自転車のエアロ性能が真価を発揮するのは40km/h以上です。
各モデルごとに多少の差異はあったとしても、まさしくそんな高速域以上でないと自転車向けに設計された空力と言ってもあまり意味はありません。
こう書くと身も蓋もありません。
常にそんな速度で巡航できる人ってロード乗り人口の一体何割居るの?
というくらい実は少ないです。
私自身、四年(しか…ですけどw)経験させてもらいまして、実際に感じたことを正直に書きます。
・空力上のメリットを本当に体感できるのは確かに40km/h付近から先
・とは言っても、明らかに26km/h~程度の速度でも不思議と空力考えているモデルとそうでないモデルとの差は「脚が弱いからこそ」体感できるともいえるw
(プロとか実業団選手ならそんなに差を体感できないかも。鬼強いので)
・横風をいなす能力が2018年以降から注目され出していて、2018年前後デビューのホイールは横風に若干弱いモデルもありますがメーカーが「横風対策をおこなった」と宣伝文句として謳っている製品に関してはかなりいいセンいってます。
・空力は基本的によほどの名作を除いて「最新こそ最良」
 テクノロジーの進化速度が凄い。二年で一昔前…までは言い過ぎですけど。
 結構性能違っているモデルもあり。
・エアロはお金がかかりますw

乗り手の乗り方(ポジション=姿勢)が支配的とは言っても、自転車の空力性能は実際に乗って体験するとマジで馬鹿にできません。
なので興味があれば体験してみるのはアリだと思いますが、ここから先の話は③に繋がるので③で続きは書きます。
①の結論としては、空力は全く考えてないよりは考えた方が良いのは間違いない。です。


②ロードバイクの重量について
ロードバイク…ってカテゴリーの時点で、よっぽどなモデルを買わない限りは最近の主流として
1)クロモリ製ロードバイク…12kg前後。
価格に比例しますw
重いと思われがちなクロモリロードも、寿命(ある程度)無視でレースに勝つ為に組まれたモデルは余裕で10kg切りますw
一般使用するのはどうかと思いますけど…
だいたい12kg前後に収まっていると思います。

2)アルミ製ロードバイク…10kg前後
モデルによるのですけれど、 平均的なエントリークラスのアルミロードの場合は、10kgをちょっと超えます。
アルミなのに重い!?と思われるかもですけど、それくらい軽いと結構快適に走れます。
それよりも搭載されているコンポーネントの方を重視した方が良いです。
11速モデルが搭載されていたら、それはもう普通にどこでも走れます。
(ギア比がワイドレンジだから)
10速モデルだと、搭載している後ろのギア(スプロケット)の歯数次第ですね。
11-25Tとか組まれていたら、ヒルクライムできない事はないですけど乗り手を選ぶ仕様になってますw
アルミ製ロードで「105組み」でも、純正で10kgを切るモデルもあります。
(Allez sprint compやCAAD12やCAAD13など)
その辺は「アルミのレーシングモデル」という認識でOKです。
むちゃくちゃ速いですよ。
ただ、ごく少数ながらアルミロードの価格をグッと抑えたエントリークラスの中には将来的に「乗っていて気に入ったからアップグレードしていきたい!」と愛着を持って維持していこうとした時に、105やアルテグラやデュラエースを組む意味や意義がないモデルも存在しますのでご注意を!
(例:フロントチェーンリングやクランク、変速機などはもちろん装着できあmすが、「ブレーキ」のアップグレードができない…という例も存在します)

3)カーボン製ロードバイク…9kg前後
これこそマジでモデルによります。
カーボン製…と一言で言っても様々で、カーボンのエントリークラスだとアルミ製ロードより重量がある場合もあります。
今となってはそういうモデルは極端に減りましたが。
また、そういうモデルの場合はアルミ製ロードより走りません。
この辺で変な認識が広まったともいえます。(安いカーボン=糞というイメージ。あながち間違ってないけどw)
今は、廉価版カーボンモデルを出すメーカーが減ったので(絶滅したワケではないのでご注意)カーボンモデルの中でも安いモデルを買うとだめなの!?
という事もありません。
今なら、よっぽどなはずれモデルを買わない限りは35万円前後の予算を用意すれば間違いなく長く乗れる良いバイクが買えます。
カーボン製ロードバイクでも装備によっては10kgを超えるモデルもあります。
軽ければ軽いほど楽なのは間違いないですけど、軽さに拘り過ぎなくてもいいと思います。特に最初は。
それこそカスタムしていって8kg台になると感動しますよ。軽くて。

この先の話題は③の話題に繋がるのでここまでで。
軽けりゃ軽いほど良いけれど、多少重くても気にしないで乗るのも良いと思います。
個人的には11kgくらいまでなら許容できます。


③ヒルクライム向けモデルは軽くてよさそう…
※要するにモデル別に〇〇タイプはよさそう…というモノの実態。
これはもう、とりあえず一台目は自分の好みと興味あるモデルにいくのが吉です。
だって乗り手自身のタイプがまだわかんないんですもの。

一般的にヒルクライム向けと言われている軽量系オールラウンダーモデルを買うとソツなくこなしてくれるので、ハズレを引く可能性は低くなります。
(乗り手とバイクの相性的に、という意味で)
次に、①の話題にも通じるのですがある程度空力も考えた方が良い場合もあります。
試乗ホイールなどで試す機会があるとベストなんですけど、そこでディープリムと言われるモデルやセミディープあたりを試してみて自分にどちらが合っているか試す機会があるとよりわかりやすいです。

③の結論からいいますと、自分の乗り方に合ったモデルが一番幸せ!
という事実なんです。
軽量系オールラウンダーと一言で言っても、二つ前のモデルになるEmonda SLRは「軽すぎてダメ」という人が少なからずいました。
妻も縁あって乗っているひとつ前のモデルとなるEmonda SLR(2018)は、軽すぎるくらい軽いんですけどある程度誰が乗ってもよく走るモデルへと昇華されています。
装着するホイールもフレーム側の相性として、ほぼ選びません。
でも尖ったモデルなのは間違いありません。
フレーム単体重量で670gとちょっとしたペットボトル飲料くらいの重さしかなく、フォークも335gと非常に軽量。
それで体重と機材含めて130kgまで保証しているTREKは凄まじいですが、そんな軽いモデルが時速70kmを超えて走るんですよw(プロのDHのはなし)
相性がないわけありません。
一昔前のモデルたちと比べたらテクノロジーの進化で随分とそういう側面はなりをひそめてますけれど。

同じような話題で、私が乗るエアロロードなどは軽量系モデルでセミディープホイール(軽量ホイール)をケイデンス高めで足をクルクル回して回転数で走るような人よりも、トルク型でがっつり踏んで走る人の方が向いていたりします。
これも完全にモデルによるのですけれど、だいたいの傾向としてそういう傾向があります。

なので、簡単にまとめると
実際にロードバイクに乗って幸せになれるかどうかは、単純に軽さだけじゃない。
重いよりは軽い方が良いのは確かだけど、大事なのはそこじゃないんです。
速さ方面も同じで、速く走れる正に神の逸品か!?というモデルも存在しますが、速く走れるモデルに自分が乗って幸せになるのか?というとそうでもないんです。
むしろ、世間的には「ちょっと柔くて(剛性が不足気味で)あまり速くない」と言われるモデルに乗った方が皮肉みたいな話になるんですけど、トータルとしてみた場合に結果的にそっち(柔い方)の方が速く走れて体力も温存できるし、乗っていて神経質にマネージメントしなくていいから心底楽しい♪
という事もあり得ます。

じゃあ、一体何に乗ればいいんだよ!?
掴みどころのない話題ばっかじゃねぇか!!!!

ごもっとも。
でも、簡単に説明するとそうなるんです。

なので、文中でも触れましたけど
「とりあえず買うなら好きなモデル買うのが吉」
それで経験積んでみて、よりハマっていく人は勝手にハマります(沼
その時に、自分が乗って楽しいのはどんなモデルかな?
というのが経験をもってわかってきます。

その時にさきほどまで書いていた内容を思い出してください。
何かの助けになればと思います。

私の場合は偶然にもテンプレート的な流れで経験することができましたw

とりあえず買った→TREK Emonda SL5(軽量系ミドルグレード)
ホイールを2セット試す。
・Fulcrum Racing ZERO
アルミホイールとしては軽い方ですが、軽量ホイールではない。
パワー型かつ、オールラウンダーなホイール。ヒルクライム特化ではない。
かと言って平坦特化でもない。
悪く言えばどこ走っても中庸的な性能。
ただ、その中庸的な…という内容のレベルが高い。
カーボンホイールキラーなホイール。
私の体重的には「軽量系ホイール」に近しい体験となりますw

・Bontrager Aeolus comp5カスタムホイール
50㎜リムハイトをもつ、オールラウンダー的ホイール。
スポークとハブをより高性能な品物へ交換して、良い走りを披露します。
ここで「ある程度、空力を考えている」状態になりまして、良い意味で先に繋がる体験となりました。

ここから始まって、次に手放してしまいましたがSpecializedのAllez sprint comp disc(2019)を購入し、セミエアロな走りを体験します。
後で知ることになるんですけど、「本物のエアロロード」とは明らかに違う体験なんですけど、普通のロードバイクよりかは快適に向かい風でも走れる!
というくらいにはエアロしてました。
このセミエアロに50㎜リムハイトを持つROVALのホイールを組み合わせてさらに空力性能を体験する。
さらにS-Works Aerofly2というエアロカーボンハンドルも組み込んで空力性能を向上させて体験。
「記事読んでるときは頭でわかったような気になっていたけど、ハンドルでも空力マジで変わるんだw」を体験。

こういう体験が良い体験となって自分の中で肥やしが増えましたw

いきなりハイエンドモデルに行くのもありはありだと思います。
こういうミドルグレードでいろいろカスタムして試すのは、大いにアリだと思います。

ロードバイクはごまかしなどが一切ない、純然たる機械と人間との対話。
というか路面と人間との対話。
クルマやバイクが好きな人なら、ハマると思います。
全員がハマることはないでしょうけれど、多くの確率でハマると思います。
正にレーシングカーのような走りの世界が待っていますw
Posted at 2022/10/21 11:03:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2022年10月19日 イイね!

Kingzydecoに乗ってみて感じたこと


今年の四月頃に「今フレーム発注しても、どうせモノが来るのが早くても年末か来年くらいだろう」と勝手に思い込んで発注をかけると驚くべき事に「Radiusさんのサイズのフレームのみ2セット在庫あるみたいで、即納ですw」とお店から連絡が。

思わぬ早期入手に繋がったフレーム。
おかげで9月の値上げ前に入手出来てちょっと安くつきました。
私が買った時点でフレーム価格は264000円。
これ日本に初導入時の時は20万円なんですよ…!!
安すぎませんか。
私が買えた時点でもコロナ禍や他の要因で値上げがあった価格なんです。
それでも実際に体験した性能と楽しさを考えたらまだまだ割安感を感じられる良い価格だったと思います。
20万円時代に買えた人たちは勝ち組ですw

そんな価格の話はさておき。

運よく入手できたこのフレームが自転車のカタチになるまで実に四か月半?五か月くらいかかりました。
全ては部品供給不足が深刻だという現状を体現しております。
最後まで届かなかった部品はBontragerのシートポストでした。
これは単に例のカーボンハンドルのリコールなどによる、TREK自身の材料調達が間に合わないほど生産に追われているという理由が大きいと思われます。
次に届かなかったのは、シマノのリアディレイラーとクランクセットです。
一応、納期がはっきりしてからきちんとその日にちに届いたのはさすが日本企業!だと感心しました。

組みあがってから、淀川河川敷周辺や泉佐野漁港、北摂と3か所走ってトータル260kmくらい乗ったので感想を書きたいと思います。

①まず楽しい
不思議と楽しいのです。
速い遅い関係なく楽しいんです。
実際、グラベルロードにしては速いので「痛快に走れる」からこそ楽しいと感じている側面はありますけれど、それだけではない不思議な楽しさがありまして、通常のロードバイクと比べると結構いいセンいくな!と感じるほど速くは走れますが、舗装路を速く走る路線で評価すると「通常のロードバイクの方がやっぱり速い。そして速く走る方面においてはロードバイクの方が楽」という結論になりますが、なんかね。不思議とね、楽しいんですよ。
レースとか勝ち負けが絡むとそうも言ってられないと思いますけれど、趣味で乗るなら遅いよりは速い方が良いのは間違いないですけど、あと長距離乗ると疲れますけれど(主にタイヤの重さによる)不思議とむっちゃ疲れてんのに「また乗りたいな」と考えている自分に気づきます。
→恐らくですが、ロード用の軽いタイヤとホイールに付け替えると楽に速く走れるだろうと思います。グラベルロードとしては買った意味がなくなりますけどw

②想像以上に素直に動く
グラベル用のタイヤといっても、タイヤについたノブは非常に背が低くセミスリック…まではいかないですが舗装路を走ることも考えられたタイヤを装着しているので、スリックタイヤを装着したロードバイクほどではないにしろ、概ね「ロードバイクってこういう挙動」だと思う範囲内でコントロールできます。
これってフレームやホイールも優れている一方で、今回選んだPirelli Cinturato Gravel clasiccというタイヤが優れている証拠でもあるでしょうね。


③フロントシングルはシンプル
グラベル路面走行時に無用なトラブルを避けるために、今回はフロントの変速機構を削ってフロントギアはシングルで組んでいただきました。
所有車でフロントシングルは初体験です。
42Tという歯数のギアを組みました。
リアスプロケットは、11-34Tの予定でしたが痛恨の発注ミスで12段のスプロケを店長はとっていたw(私が組んでもらったGRXは11段)
もうひとつは、GRXらしい11-42Tというスプロケを発注していますが納期が全く未定。
そのため、お店の在庫で使えそうなスプロケを探してもらうとロード用のアルテグラグレードの11-32Tというスプロケがあったのでそれで組んでもらっています。
歯数が2つしか違わないので、まぁなんとかなるかな…と思っていたんですけど不安になって計算してみると…
・42÷34=1.235294…(当初の予定)
・42÷32=1.3125(現状)
※参考:GRX(グラベルコンポ)らしいリアスプロケが42の場合は1.0
当初の予定の34Tスプロケでも、ロード用の少し男前な52-36Tというフロントチェーンリングを組んだ場合の36÷28=1.285714…というギア比よりはかなりマシ。結構登れるんちゃうん!?
しかし、50-34Tという最近流行ってるコンパクトドライブ組んだロードの場合は、34÷28=1.2142857…となり非常に軽い。

ちなみに、エモンダが34-28です。
手放したアレスプが36-28でちょっと男前。
両方とも経験あるのでこれらのギア比をリアルに坂道で身体に刻んでますw
登りはやっぱり34-28の方が楽。でもタイムは出にくい。
36-28はタイム出しやすいけどマジで最後はきつくなりますw
というあたりで、当初キングジデコに組む予定だった42÷34の場合の1.235294…ってギア比はマジでアリ。
低すぎず高すぎない。
割とどこでもいけるギア比だと思います。

そんで先日の感想ともラップするんですけれど、キングジデコはハイエンドモデルっぽい伸び方をします。
なので低すぎるギア比はかえってアダとなりそう。
なので今回成り行きで11-32Tスプロケ組んでますけど、走る場所を選べば割とアリ。
あるかないかという選択肢ではなくてアリ。
もっと走る場所を選ばない仕様としては11-34Tがマジで隙なしなんじゃないだろうか?と思います。

でも、先日走った北摂のライドコースみたいに激坂に突っ込まずに適度なアップダウンとあっても斜度10%前後くらいまでの道のりで楽しむなら11-32Tは絶妙にギア比がクロスしていて走っていて変速した時に「ガクン!」となって脚に来る段数がなく、スムーズにギアが繋がっていくので11-32Tの評価はかなり高いです。
普段はこのままで良いんじゃないかと思います。

ただ、デメリットとしては。
高速側のギアが足りない。
圧倒的に足りないと言えるほどの走力や脚力がない私でも足りないと言えちゃうほど頭打ち。
気付くとトップギアに入っちゃってます。(主にダウンヒルや巡航時)
そこのギアレンジの広さは、やっぱりフロント2速には敵いませんね~。

④剛性が高い
フロントディスクが立ち漕ぎ時などにパッドと擦って音が鳴る。
と先日の記事で書きました。
それの理由がわかりました。

シマノのディスクローター厚みは新品時に1.8㎜
SRAMのディスクローター厚みは新品時に1.85㎜

ロードバイクにセットした時のパッドとローターとのクリアランスは片側で0.2㎜と言われています。
それをハナから0.05㎜製品で削ってます。
さらに、フロントのブレーキに関しては「イタリア車あるある」で納車前に干渉してましたw
フラットマウントを受けるフォーク側の方が「平滑度」というか「平行」が生産精度の問題で出てなかったんです(非常にわずかな誤差)
それをお店で修正してくれたんですけど、どちらか左右に少しだけ偏心してます。
普段の走行ではそれで問題ないんですけど、制動力を発揮するほどは接触してないんですけれど顕微鏡の世界くらいで本当に極僅かに接触してるんですね。
直進時で既にw
もう気にせんと乗ってますけれど、そんな状態で立ち漕ぎでフレームやフォークに変位をおこさせるような漕ぎ方をすれば剛性高いったって変位量0㎜なほど完全剛体なワケはないので僅かに変位します。
その時にディスクとパッドが擦れてシュッシュと異音がするわけですが、ここで私は気づいたんです。

直進時で既にむっちゃくちゃわずかに擦ってる(走行には問題ない程度で)
それから変位するほど左右にバイクを振って乗ってるのにも関わらず、大きく干渉した時特有の「シャンシャン!」だとか「シャリシャリシャリ…」という音が鳴るのではなくて「シュッシュッ」と僅かに鳴るのみ。
なんなら車が近くを走ってるとその音はむっちゃ注意していても聞き取れないほどの音量でしかない。

というあたりと、実際に乗った時に「剛性が足りないという乗ってて不安になる動きはなかった」という記事を書いていると思うのですけど、その体験と合わせて考えた場合、それとライントレース性の正確さも合わせて考えたら。
やっぱキングジデコは剛性高いんだろうなって思いました。

ていうか走っていて気持ちいいので良しとしますw
(説明なげーよ)


⑤グラベル用ハンドルは操作性が良い
今回、Bontrager GR Elite Handle barを使っています。
これが操作性優秀で非常にいいんですけど、贅沢にもカーボンハンドルに慣れてしまった現在の身ではこれで長距離走るとちょっと手が痺れます。
全然ひどくもないんですけど、やっぱりアルミとカーボンの差は感じます。
だからといって、カーボンハンドルでこのアルミハンドルと同じくらい快適に操作できる製品を私はまだ知らないので、しばらくはコレを使おうと思います。
本当に操作のしやすさで惚れたのは久しぶりです。
(Madone SLR純正ハンドルが今は一番好きです)


※総括
今のところ、好印象しかありません。
グラベル用タイヤのおかげで舗装路を走る点においては、通常のロードバイクより負荷が高まっているので「楽しみながら良いトレーニングになる」のです。
走れる路面の自由度も高まっていますし、私のように「ほぼ、グラベルを走らないw」という趣味でロードに週末乗って楽しむ人間でも実際に所有して乗ってみて思うのがグラベルはアリ!という結論です。
今まで走り慣れた道も「これで登れるだろうか?」というチャレンジに変わるんですよ。一回目だけですけどw
グラベル買ってもなぁ…
走るところが(日本では)ほとんどないからなぁ。
グラベルらしい走らせ方が欧米みたいにできんもんなぁ…
って悩まず、興味あって欲しかったらGO!です。
Kingzydecoみたいにバイクパッキング方面も本格的に対応しているモデルほどではないにしろ、通常のロードバイクよりはダボが多数設定されているので慣れてきて走り方とか楽しみ方に余裕ができてきた時に、そういう方面でも楽しめる楽しみが出てくるんですよ。
私はまだ普通にロードバイクみたいな乗り方をするだけでも十分に楽しめるんで、まだそういう方面にはいかないですけれど選択肢が拡がるのでグラベルロードはおススメですね。
妻が乗るJAMIS RENEGADE S5のような低価格なのにしっかり走るモデルの場合なら、街乗りも気軽にできます。
それでも盗まれたり悪戯された嫌な気分になりますけど数十万円するモデルでそれをやられるよりは精神的ダメージが小さい。
なので気兼ねなくどこでもマジで乗っていける。
それもそれでアリだと思います。
実際、妻はクロスバイクより安定して走れて気軽に駐輪場に(それなりの対策はもちろんしてますが)施錠して置いておけるのはありがたい。って言ってます。
もちろんそれでも半日置いたりとかはしてませんけど。

グラベルロード、流行ってる理由がなんかわかるな。
って思いました。

普通に一般的なロードバイク用途で乗るなら、もちろん通常のロードバイクの方が速いですし快適ですw
ただ乗り心地とかはタイヤのキャパの差でグラベルロードの方が楽です。
この辺の表現は矛盾しているみたいに見えると思いますw

なんにせよ、変な電子制御のごまかしやら帳尻合わせやらが単純に何にも介在していない純然たる機械の精度や強度や剛性バランスだけで支配されていて、それの上に跨って体重移動しながら走れるロードバイク(やマウンテンバイク)は今のクルマたちが失ったモノを持っています。

乗り物好きならぜひ、一度乗ってみてください。

追伸
大台ケ原を車で登っていく時に、ロードバイクでヒルクライムしている人たちを見かけました。
単純に逆立ちしても自分にできない事にチャレンジしている人たちにすげぇ!!
と感心する一方で、当時の私は「エンジンのついてない乗り物に数十万やら百万もお金かけるのは理解できないな…」と思ったのも事実なんです。
そんな私が今やどっぷりハマってますw
そこそこ程度の良い911カレラの中古一台買えるくらい、ロードバイクにお金突っ込んでしまいましたw
Posted at 2022/10/19 15:23:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2022年10月12日 イイね!

ENVE MELEE

ロードバイクのホイールブランドとして有名なENVE
私は縁がなくて入手した事はないですが、性能は確かな性能を誇る製品のようです。
ただ、価格が価格なのでなかなか手を出しにくい価格なんですけれどねw
それはZippも同じです。
Zippは303sや303 firecrestという製品でグッとお求めやすい価格帯まで降りてきてくれましたが、それ以外の製品はやはり高嶺の花w
ENVEもなんとなく(実売価格まで把握できてないんですけど定価見る限り)そんな高嶺の花のイメージが強いですw

ガチ勢がガチる為に買う。
そんなイメージ→ZippとENVE
特にZippのハイエンドモデルは、日本人ユーザー間ではあまり良い噂を聞きません。
たぶん、骨格から欧米人向けなんですよ。
欧米化が進んだ一部のトッププロ以外は、日本人には踏み抜けないホイールなんですよきっとw
だから評判が良くないんですよ。たぶん。知らんけど。
ENVEのハイエンドモデルもそうなのかまでは、縁がなさすぎて(というかあまり調べたり見聞きしなかったので)知らないのです。

話がちょっと逸れ過ぎましたがw
ENVEはとても実績もある有名ブランドです。
そんなENVEがこの度、日本へ12本限定でENVEオリジナル設計のエアロフレームをリリースすると!!
そんなニュースをいまさら知りましたw

ENVE MELEE
ENVE(エンヴィ)からリリースされるMELEE(メレー…殴るって意味!?よく米国製のゲームで見かけるけどw)というモデルです。
フレームもフォークも、実測重量を公式HPで画像にて公開していますが、数値を見る限り「フツー」の範囲に収まっています。
塗装込みだとしても…フツーです。
フツーじゃないんですけれどね、他の有名メーカー大御所が出すエアロモデルはゴリッゴリのエアロロードでもフレーム単体で1kg前後、フォークで400gいくかいかないか、という軽さです。
MELEEはゴリッゴリのエアロに見えません。
どちらかというとTARMAC SL7に近い、セミエアロといっても一世代か二世代前くらいのゴリッゴリのエアロモデルくらいの空力性能は持っていて、それでいて軽量化へ振った。
そんな感じに見えます。
そういう目線で見ると、軽さが足りない。
今はそういうジャンルのモデルはフレーム重量が700~800g台であることも珍しくなくなりつつあります。
フォーク重量に至っては350g~400g内です。

そう、お値段の割に目ぼしいスペックは見当たらない。
大御所が出すモデルのように試乗して決めれるならまだいいですが、こういう限定フレームだと試乗車なんて用意できない。

完全にバクチですw
バクチ過ぎてワロエナイw

専用ステムやハンドルまで付いてくるのは良いんですけど、ステム長後から選べるの?
買うときに最初から選べるの?
合わないときは汎用品になっちゃうの?
それともワイヤーや電装系やブレーキ系統を内装するために専用ステムしか受け付けない系だったり…したら、余計にバクチ。
バクチ過ぎてワロエナイ

ハンドル幅も選べるんですかね…
汎用品使えるだろうけれど。さすがにハンドルは。

そして、最大の注目点がディレイラーハンガー。
これが専用品だったら、まーじでワロエナイ
ロードバイクを組んで、床の間に飾る盆栽としてしか使えないです。
ディレイラーハンガーは汎用品使える設計ですよね?ね?ね?

と、買えないし、買わない。
そんな人間のたわごとでした
Posted at 2022/10/12 12:01:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記

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