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radius-meganeRSのブログ一覧

2022年04月19日 イイね!

グラベルロードのホイール

今回購入したグラベルロードはフレームセットのみの販売です。
なので、他の必要なパーツは全て自分で揃えないと完成車になりません。

そこで、ホイールは何にしようかと迷っています。

いきなりカーボンホイールに行くか否かががとても大きな分岐点。
未舗装路を走るなら、カーボンホイールの場合は条件揃っちゃうと一気に割れるリスクはあるかないかで言えばあります。
ただ、アルミリムだから大丈夫か?
と言えば、カーボンホイールよりもより限られた条件になりますが逝く時は逝くw

なので一緒っちゃ一緒なんですよね。
特にグラベルを走るなら。
MTBで実際に走ってみて「こんなところ走るんかw(初心者コースなのに)」と勉強になったので、アレくらいの道(もしくはそれ以上)走るんなら逝く時は本当に一緒ですわw

まぁ、MTBと違ってグラベルロードなのでMTBほど道を選ばないっていうのは機材側で到底無理なんで、グラベルロードで上級者コースにあたるのがMTBで走った初心者コース未満…だと信じたいw

それくらいの道走るなら、どっちでも一緒かな。
そう思います。

そうなると、グラベル道にいくまでの舗装路が割とな関門になります。
車載していけば一緒ですけれどね。
道中も楽しいので自走で行く機会の方が多いと思います。

となると空力備えたカーボンリムの方がメリット大きいんですよね。
体力温存という意味合い含めて。
あと見た目もカッコいいw

そこで悩んでるのがホイール

フルクラムやVisionやZipp、DT SWISSなどがグラベル用ホイールも出しています。
フルクラムはさすがというべき作りしてますが、ちょっと前に出た商品なんでしょうか。
ちょっと古い気がします。
悪くはないんですけど。
そして、さすがに少し良いお値段しているw

DT SWISSのアルミリムでできたグラベルホイールは約8万円という事で安くはないけど高くない。
というか、我々の沼ってる価値観で言うと安いwwwww
なので現実的なお値段含めて第一候補はDT SWISSのアルミリムグラベル用ホイール。
…今は少し値上がりしている可能性ありますけどw

次に魅力的なのが同じDT SWISSのカーボンリムのグラベル用ホイール。
リムハイト42㎜でエアロ性能も考慮されたリムを持ちますが、完全にかまぼこ型の形状してまして、ロード用のセミディープと比較して空力方面はどうなんだろう?という形状しています。
まずは第一に強度と耐久性なんでしょうね。
この質実剛健な作りが結構魅力的。
しかし、お値段が約26万円と割と強烈。
(今は値上がりしている可能性アリ。まだ問い合わせてない)

Zippとかもなかなか良いお値段しています。

そこで急浮上してきたのがSCOPE
リムブレーキモデル買った時に買おうとしていたカーボンホイール。

これのグラベルモデル出てるんじゃないだろうか?
という素朴な疑問から検索すると、ありました!

SCOPE R4.Aというモデルが。
しかも、真面目にちゃんとロード用リムと作り分けている。
リム内幅が、23㎜とロード用ホイールより2㎜拡げられています。
リム内幅に関しては、メーカー毎に多少の違いがあるにせよSCOPEのリム内幅は良い感じの数値に納まっています。
DT SWISSはここが24㎜
他メーカーは22㎜だったりします。
ちょうど中間くらい。

そして価格ですが、セラミックベアリングを選ばなければ約20万円となかなかなお値段していますが、非常に戦略的なお値段に抑えられていると思います。
スポークがSAPIM CX-SPRINTで強度も出してきているところが非常に好感度高いです。

予算が許せばSCOPE R4.Aにしようと思いました。
Posted at 2022/04/19 11:01:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2022年04月11日 イイね!

意外な事実…!?

実は、悩みに悩んだのですがスペシャライズドのアレースプリントを売りに出しています。
もう室内に置けない(現状7台)ので、新たにお迎えするにはどれか一台手放さないといけないからです。

アレスプは今でも好きなんですけど、消去法でいくとアレスプになっちゃうんです。

輪行などで気軽に使える→エモンダ
ディスクのロードバイク→マドン
エアロロード→マドン
オールマイティに凄いやつ→マドン

通勤他で気兼ねなく使える→エモンダ

なんかトラブってもどうにか対処できる→エモンダ

この中間に挟まれてアレスプを手放すしかないか…
という流れになり、もう既に売却手続きに入っています。
ロバール2セットは知り合いに譲りました。
大事に使っていただけるなら…という感じで譲りました。
なのでアレスプにはもうノーマルホイールはめてありますw

アレスプも売ると言いつつ、フレームサイズ56でなかなか乗り手が見つからないのが現状なので友人に上げようかなと思っています。
2年経過して減価償却的にも、スポーツタイプの自転車はそれに当てはまらないとは言え、広義で自転車と考えると価値がゼロだからです。

空いたスペースにお迎えするのは、リムブレーキモデル。
リムブレーキモデルはエモンダがあるから今さら増やさなくても…
という意見はありますが、今だからこそまだ手に入れられる可能性が残っている究極の一台を手に入れたいと考えています。

DOGMA F12のリムブレーキフレームが理想なんですけど、やっぱお高いんですよねぇ。
正規輸入元に私が使えるサイズが何本か在庫であるようです。
色は選びにくくはなっているようですけれど。

でも、値段がかなり張る。

ドグマじゃなくても別に良い選択肢はないか?
と思って調べると…

ドグマばりに有名な某メーカーのフラッグシップモデル。
世界選手権でも優勝を量産していて、なかなかに評判も性能も良いフレームがあるのですけれど、それについて調べると…
完全にレース機材として割り切っているので、いろいろ調整が難しい
という実際に乗っておられた方のお話しを聞きました。

レース用機材として性能は一級品だけど、確かに我々ホビーユーザーが趣味で持つには不適合じゃないだろうか?
と考えてしまうマイナートラブルの嵐。
そして、なかなか部品が届かない現実も聞きました。
コロナ禍じゃない時期でそんなに不便だったら、今だったら下手すると一年不動車とか有り得る話し(;゚д゚)ゴクリ…

私の中でひとつ、候補が減りました。
有名な色は手に入れるのがちょっとはばかれていたので、黒色とか紅色とか魅力的だなぁ!と期待していただけに、手に入れる前に現実を知れて良かったですけれど、ちょっと残念でした…。

そういう目線で調べると、結構そういうフレームが存在する事に気付けます。
レース用フラッグシップで、通常モデルより「軽い」とか「より鋭く走る」とか売り文句の製品は全てがそうではないだろうけれど、要注意なんだなと知る事ができました。

これで候補がかなり減りましたw

そう考えると、レース用機材で超軽量に作ってあるのに耐用年数も高いひとつ前のフレーム重量640g時代のEmonda SLRとか破格じゃんw
そして、ゴリッゴリのエアロロードなのに空力も最先端とまだタメ張れるくらい性能も悪く無くて、UCI規定ギリギリの6.8kgを狙えるどころか、組むパーツによっては余裕で下回れるというMadone SLRの最後のリムブレーキフレームとか至宝じゃん!

お世話になっているショップにまだ新品フレームがぶら下がっています。

魅力的ですが、同じMadone SLRのディスクとリムを所有してマドン2台体制って…変態すぎないかw
Emonda SLRの最後のリムフレームは、そろそろ発注できなさそうな雰囲気。
それにねじ込みBBじゃないから音鳴りとも付き合わないといけない。

…となると、スレッド式(ねじ式)BBを持つ究極のリムフレームってなると…

やっぱドグマなのか…w
ちょっと高いけれど。

妻が乗るドグマは早いものでそろそろ二年になりますが、なーんともない。
さすがピナレロ。
ドグマの軽量レースモデルであるX-Lightと言われるフレームなら、長年使っていると色々何かがおきたかも知れないけど、普通のドグマは大丈夫。
今から約6年前のF8なども現役で走ってるの見かけますし、そのひとつ前の65.1もまだ見かける。

そう考えながら歴代モデルを見ていると…
おのずと答えが見えてくる。

一時的に流行って台数見ても、その後あまり走ってないのを見るといろいろ判断できるw

車の世界も一緒ですよね。
一時期流行って良く見かけたけど、今日本で走ってない特定のモデルって実際に存在します。

いろいろあったんだろうなぁw

気持ち的には、リムブレーキモデルで同じTREKで何か一台手に入れるなら、気持ち的にはEmonda SLRでしょうか。
他メーカーでコレだ!というのをあまり時間は残っていませんが、探してみようかなと思います。

ROVALとアレスプが売れたら懐事情ももうちょい楽だったんですけどねw
Posted at 2022/04/11 16:01:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2022年04月03日 イイね!

Bonrager Aeolus RSL62 完全復活



今の現場は元々工程が短い関係で、順調に進んでいてもまるで火がついた現場並に常に追い込まれた状態で仕事しておりますw
もう残業残業また残業。
まったく心が休まる時がありませんw

まぁそんな状態で仕事しているので、本日は無理矢理お花見サイクリングに出かけました。
初期不良で調子悪かった前輪が、TREKから対策部品が届いた事で完全になおった…と思われるので、それのテストライドも兼ねて乗ってきました。

途中、小雨に降られて…というか降られたおかげで人の出も少なく
安全に走れたのがとても良かったです。



桜は、今週末が一番の見ごろだったんでしょうね。
来週になると、もう散りはじめて葉桜になってしまっていたでしょうね。
葉桜も好きなんで、来週もちょこっとで良いのでライドに行けたらなぁ…



TREKさんからのご厚意で、まずはエンデューロ製のZEROセラミックベアリングが届きました。
グレード3という、まぁ私はよくわかんないですが自転車用などに使うならほぼ最高品質の精度を持つベアリングボールを使った製品みたいです。

お値段も高価で、TREKのRSL62に関する製品ページでオプションとして選べる純正指定商品で、TREKのHPから発注すると税込みでざっくりひとつ8000円の品。
うっひょーたけぇw
グレード3って事でむっちゃ凄そうだけど、スチールベアリング<セラミックベアリングなのはわかるけど、セラミックベアリング製品の中でもグレード3じゃない品<グレード3とかあるの?
なんて漠然と考えていました。

手持ちのホイールでTNiのセラミックベアリングを組み込んであるBontrager Aeolus comp5リムを使った手組ホイールを久しぶりに乗ってみて、その滑らかさと速度が上がって空気抵抗が占める割合が増えてくるフィーリングを確かめながらペダルを踏んでいると、忘れかけていた「滑らかに進む」という感触を、Aeolus comp5改ホイールで取り戻しまして、今回の整備後の試走が楽しみでした。

どう感じたかといいますと…
あれ?脚の重みだけで巡航ができてしまうぞ?
と、まずは単純に驚きました。
次にあまりに滑らかに走るのも関係あるのかも知れませんが、コーナリングの時のフィーリングも良くなってました。
ひとつ、ゴリってたりそういう振動を増やす?要素が減ったので、すっきりとタイヤグリップの様子などを乗り手が感じ取りやすくなってるんでしょうか?
なんかよくわかんないですけど、とてもそっち方面も良くなってます。
最後に、やっぱりな!と確信すると共に最も驚いたのが加速ですね。
ここのところは、まともなライドに行けてないので身体が鈍り気味な私。

安全なところで、思い切りスプリントしてみました。
すると、25km/hくらいまでは前輪のベアリングが少しゴリってた時とあまり変わらない印象。
25km/hから35km/hの間で「ん?」と驚く。
35km/hから45km/hの間であまりにもスルスルと速度が上乗せされていくので「おぉ!!」と驚く。
50km/hを軽く超えてしまって、小雨の影響で路面も濡れているのでそこでスプリントストップ。
安全なところ…と言っても、猫が飛び出してきたりして急ブレーキから後輪ロックなどして滑って、万が一落車とかに繋がったら最悪ですからねw

まだまだ速度伸びていきそうな雰囲気もありました。

速度を出せば出すほど、速度をさらに加速させたり速度を維持したまま巡航するにせよ、空力による損失が占める割合が増えていくので回転系の抵抗の多さは割と忘れられがちですけど、今回の経験をもって再認識しました。
回転系の抵抗も決して馬鹿にできない。
特に私のような貧脚サンデーライダーならなおさら無視できないw

とある自転車店の店長が、ユーザーがホイールのベアリングをセラミックベアリングに変えたいと相談したところ「レースで3位とか上位に食い込める人なら意味があるんですけどね、そうじゃなければ費用対効果があまり良くないし、鉄製のベアリングで十分ですよ」と言って組んでくれないそうです。

まぁ、確かにそれは一字一句その通りなんですよ。
間違った事は言ってません。

でも、我々は趣味でロードバイクに乗っているんですよ。
競技目指して、成績も残せずに…それでもあきらめられずにしがみついて乗ってる…とかいうスポ魂漫画ばりの状況で上記の店長のようなアドバイス?言われるならまだわかるんですよw

イニシャルコストだけでなく、維持費も考えてベストなアドバイスなんでしょうけれど、趣味で乗る以上はこの優れたフィーリングを「楽しみたい」と願うのはダメなんでしょうかw

そういう理屈で物事を全て語るなら、私の目線で言わせてもらうと…
万が一ですけど、私より車の運転がヘタクソな場合は公共交通機関のみで移動していただきたい。
だって性能使えてないし危ないじゃん。
限界挙動のいくつ知ってる?
その時に間違いなく対処できる?
軽のターボでも最近のはそんな遅くないからダメ。危険。
軽のNAでも、その車両の限界性能引き出せないだろ?
じゃあ、軽のNAも乗ったらアカン勿体ないて。

とかいうキチガイじみた極論まで酷い例ではないですけど、まぁぶっちゃけユーザーが組んでみたい言うてんねんから組んでみても良いやんw
それの次からユーザーが「やっぱ鉄製ベアリングで良いですわ!勉強になりました」と言えばそれだけの話しですよ。

話しが逸れましたが、こういう愚痴を言いたくなるほどエンデューロ製のセラミックベアリングはむちゃくちゃ良かったです。
TNiのセラミックベアリングもコストの割に優れたフィーリングと耐久性も安い割に持っていてとても優れていると思いますけど、やっぱり価格なりの差はあるのかな…厳密に乗り比べてどっちがどうか言え!
みたいな意地悪な事試されてもわかる自信はもちろん無いですけど、それでもこんなに感動したのは久しぶりかも知れません。
Posted at 2022/04/03 17:45:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2022年04月02日 イイね!

TREKから再び部品が届いた!

Bontrager Aeolus RSL62の初期不良という事で、TREKより部品をお届けしますよ!とショップへ連絡があり、エンデューロ製のZEROというセラミックベアリングが届きました。

不具合対策は、もうショップの方でノウハウあるでしょ?
と丸投げか!?w
と冗談交じりに店長と話していたんですが、それならスペーサーを製作しますか。
という流れになって、店長は今回のRSL62ハブに合わせて工具を揃えておられたんですね。

工具揃ってそろそろ施工しますねー

という状況で、さぁ着手すっかという神懸かったタイミングでTREKからもう一つ小包が届いた。
店長はなんだろ?と疑問を持ちながら開封すると…

RSL62のフロントハブ用の新しいシャフトとダストブーツが梱包されていたそうです。
あぶねぇw
工具揃うのがもうちょっと早かったら組んでしもてたでw

新しいシャフトとダストブーツを組み込んでみると、初期不良として問題になっていた箇所も問題がクリアできたっぽい。
試す為に乗りたいが、仕事でなかなか受け取りにいけないんですよねーw

どうしたモンかなぁ…

早速、シェイクダウンしたいですね~。
なんとか仕事の都合を付けるか。
Posted at 2022/04/02 11:11:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2022年03月27日 イイね!

Specialized Allez sprint comp disc 2021

2020年に購入したので、モデル的には「2021」となります。
このあたりはクルマの年式と通じるモノがありますね。

早いモノでもうAllez sprint comp disc(アレスプと略します)に二年も乗ってんですねー。
途中からストラバ登録したという事と、Emonda SL5と二台持ちだったので交互に乗っていた事もあって、ストラバに登録して以降のアレスプの総走行距離は2819.8kmとなっています。
実走距離はもうちょい伸びるでしょうね。
何度か御池通まで通勤で乗ったのもストラバへアップする時にトラブってアップできてないのも複数回ありますし…
恐らく少なく見積もって3500kmは超えていると思われますw

愛車のところの評価でコレを書いていない理由は、以前書いた記事に上書きされるっぽいからです。
初めて乗った初々しい記事も残しておきたかったので別記事として書いています。

二年前に買って乗った時と比べて、私自身の経験値も増えていますのでそれらを踏まえて書きたいと思います。

この型式のアレスプは、「アルミ製のロードバイクはこう」というフィーリングで満ち溢れています。
ただ、剛性は確かに高いのですが軽量性も狙って生産されているようで、乗って感じる剛性感とは別にフレーム自体は非常に薄いです。
なのでアルミだから多少ぶつけても大丈夫…な側面は確かにカーボンモデルよりはあるとは思いますけれど、そういう記事などから想像できるような雑な扱いをしてしまうと、恐らくあっさりと初期性能は失われると思います。

また、水抜けが悪いので雨天走行後にクランクばらしてメンテしなかったりすると、内部から腐食が進んで一気にダメになってしまう事例もあるみたいで、アルミ製ロードバイクだからタフ!!
と思いこんで使うと驚くほど短命に終わる可能性も秘めています。

その代わりと言ってはなんですが、105ミックスコンポで構成されて価格を落としてあるので24万円と安い(絶対的には安くないですけど…w)お値段の割に、本当に良い走りはします。
ハイエンド機材と比較すると、そこはやはり覆せない性能差はもちろんありますけれど…
でも、だからと言ってはっきりと劣りまくっているという事はなく、同じ乗り手が同じコンディションでハイエンド機材と乗り比べたらその時に差がはっきりするという程度で、乗り手次第ではアレスプでハイエンド機材を喰っちゃえる…というのはアマチュアの世界では十分以上に有り得るほどのポテンシャルは持っています。

趣味で乗っているので絶対的な速さに拘ってない…というと嘘になりますけど、そんなに気にせずに乗って楽しいか否かを重視して乗っているのですが、通勤ライドでわかりやすく差が出やすい短距離(片道12km or 16kmほど)で同じように漕いで走って、驚くのがEmonda SL5だと33分くらいかかるんですね。
同じ道をアレスプで同じように走ると30分くらいで走れちゃうんです…!
しかし、走り終えた時の疲弊度の差は不思議とアレスプの方が疲れています。

疲れている差がそのままクランク回す時のパワー差じゃないの?

と思われるかも知れません。
でも、フレームの剛性差で脚に返ってくる反力の差って本当にあるんですよ。
剛性あるフレームに初心者が乗るとヤラれるよ!
的な記事は、あれは本当です
なので、ロング走るならエモンダの方が楽でしょう。間違いなく。

全部楽で速いのは不思議とアレスプより剛性を感じるMadone SLRですけどねw
Madone SLRは本当に何もかもが不思議です…
あんなにリムハイトの高いディープリムホイール履いて、前輪のベアリング逝ってて本領発揮してないにも関わらず、平坦も下りも登りもPR(private Record)更新しまくりですからね。
しかも、疲れ方が普通より低いっていう…
TREKが本気だしたら本当に凄いです…

話しが逸れましたが、アレスプはさすがアメリカ三大メーカーのひとつSpecializedが設計・生産しただけあって、初めて乗っても癖があまりなくて乗りやすかったです。
そして、エモンダのような軽量系の軽快さも併せ持つ乗り味で、かつ、アルミ製ロードなのに思ったより乗り味がビシバシ系ではなかったのも意外でしたが…
これは私の体重のせい?
体重軽い人はアレスプの乗り味は、アルミ製らしく感じられるとインプレッションしている人もいらっしゃるので、ここは体重差かも知れませんねw

今はハンドルもS-WORKS AeroflyⅡ(カーボン製エアロハンドル)を組んでいるのもあって、さらに乗り心地は改善されています。
カーボン製ハンドルが路面からの振動を微妙に減衰してくれているんでしょうね。
ロードバイクにカーボンハンドルは、メリットしかありません
と、イチ素人は感じます。
おもいっきりパワー型のスプリンターな人が全力でハンドル引きながらスプリントを繰り返すと、有名メーカーのハンドルでも軽量性を重視して若干耐久性に劣る製品の場合、折損に繋がるケースがあるみたいですが私のようなド素人が使う分にはメリットしかありません(今のところ)

Madone SLRみたいなハイエンドと比較しない限り、それまで認識できなかったのですが、Tarmacから移植されたカーボンフォークも、やっぱり価格なりに少し剛性が低いみたいです。
ただ、普通に普通の人が想像するよりも速く走っても違和感を感じられるか?
というと、ソレに気付ける人はよっぽど敏感な人か、近々のタイミングでハイエンド機材に乗った後でその感触を覚えている人が乗ったら気付けるかな?
くらいの差でしかないのは、価格差も考えると「さすが」と言えるんですけど、そこはやっぱりちょっとだけ差はあります。

アレスプがデビューした当時は、こういう「セミエアロ」なモデルはあまり存在していなくて、あっても価格帯がミドルグレードと言われる60万円付近から…
という時代背景も手伝って、24万円クラスの世界では独壇場でした。
Emonda SL5と比較して、初めてアレスプで走ったのは敢えて向かい風の強い淀川河川敷で乗ったんですけれど、セミエアロと言っても向かい風がくると足元でスカーっと風が抜けるのを感じました。

その後、本物のエアロロード体験してもっと驚く事になるんですけどねw
(本物は、横風にも強い。これだけでブログ一本書けますw)

セミエアロなのも手伝って、ホイールもROVAL Rapide CL50 discを購入し取付けた後で琵琶湖周辺を走った時は疲弊度の差に驚いたモノです。
こいつぁ…今後はエアロが常識を覆していくだろうな…!
と思ったモノです。
いつも強い妻が、琵琶湖の強風にヤラれて初めてハンガーノックを妻が体験し、身体が小刻みにプルプル震えていたのが印象強いです。
この時に決心したんですよ、妻にエアロロード買おうと。

その後、見るだけだからと嘘ついて梅田の大きなお店に行き、私は個人的にはcervelo S5とかピナレロならプリンスというモデルがあって、それのアルテグラ組みなら80万円くらい(当時。今ならもっとしちゃうw)で買えるので、そこにしらこく誘導しようと目論んでいたら、まさかまさかの白いDOGMA F12 DISKをバラ完で買う流れになるとは思いもしませんでしたけどねw

話しがまた逸れました…

そこまで、私自身の今後モデルを選ぶなら…
という思考を変えてしまうほどの体験をもたらしてくれたのが、アレスプです。
今乗っても、走ってる距離の割に疲れる度合いは高いですけれど、それを無視すれば本当に楽しい良い一台で、何度か置き場所に困って売ろうかな…
と考えた事はありますが、何度も踏みとどまっています。
それはやはりたまに乗ると楽しいんですよね。
思い出も詰まっているのもありますけれども。

それと、新型Allez sprint(現行モデルはcompなどの語尾がなくなりました)
がデビューしました。
早速、ツイッターのフォロワーさんなどが乗っておられます。
私が所有するアレスプオーナーでもあるフォロワーさんが、新型アレスプを評価する時
・新型は旧型より洗練されていて、高級感のある乗り味になっている。
・ガシガシ漕ぐより、淡々と回した方が速い気がする
・旧型はアルミらしい剛性感があってわかりやすかったが新型はしっとりしてる
・乗っていて楽なのは新型で、スペシャが宣伝文句にしている速さの差は確かに新型の方が分がある感じはする

要約するとこんな感じでしたが、旧型は旧型でアルミらしい乗り味含めてまだ魅力があるから、旧型が好きな人は焦って乗り替えない方が良いというのも含めて発言されていました。
旧型手放しちゃうと、もう新品では手に入らないですからね…

あと、冒頭で書きました通り優れた性能と乗り味を持っているアレスプですが、脆い一面も持ち合わせているので(性能とトレードオフだと思っています)間違った維持の仕方をすると、どれくらい初期性能が失われてしまっているのかを買い手側が実車に触れられたら問題ないですけど、ヤフオクやメルカリで買うならリスクがある為です。
出自のはっきりとした個体ならいざ知らず…ってヤツですね。

ロードバイク界隈も、知れば知るほど手に入れるタイミングと手放すタイミングが非常に難しい事がわかってきて、まるで四輪の世界と一緒やん!
と驚いておりますw

あれだけリジットな乗り物なのに、時代の要求にメーカーは応えてより魅力的なモデルを出す。
しかし、それが万人が望む正常進化なのか?という問題ですね。

快適性を手に入れると、間違いなく失うモノがある。
本当にコレ、四輪の世界と一緒ですw

幸か不幸か、ロードバイクの世界は電子制御も何もない。
フレームの特性で変わっちゃう。
なので乗って自分に合わない場合はどんなにカスタムしようとも、合わないモノは合わない。

…という事は…
試乗でもして確かめてからじゃないと、イメージと勢いで手持ちを売って買い替えるのは、非常にリスクがあるという事実ですねw

私はリムブレーキモデルからディスクブレーキモデルへ変換するパラダイムシフト真っただ中でロードバイクの世界へ飛び込みました。
そんな中、運良くリムブレーキ最後のエモンダを買えた。
エモンダSLはフレームが柔いとか色々言われますけれど、初心者が乗るには十分以上に乗りやすい素直な操縦性で大変良かった。

今は、リムブレーキのハイエンドモデルを一台
所有しておきたいな…コレクション的なハナシとしてw
という贅沢な気持ちがあります。
もう置き場所ないんですけどね…
そんな理想的なモデルが見つかった場合…アレスプは泣く泣く手放す事になるかも知れません。
気軽に輪行できて、気軽にどこでも乗っていけるエモンダSL5を手放す方がいろいろ後悔しそうだからです。
やっぱり油圧ディスクは輪行にはあまり向いてないんですよね…。
そういう意味では、気軽に乗れるディスクモデルとしてアレスプを手元に置いておく理由がちょっと弱いんです。

ですが、リムブレーキモデルの最高峰を手に入れる…
という、現時点で嫁さんを説得するのが非常に難しい問題をクリアしない限りは、現状の手持ちでいくと思います。

それくらい、アレスプを気に入っているんですね。
手放すならアレスプいうてる時点で矛盾はしてるんですけどw
Posted at 2022/03/27 17:41:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記

プロフィール

「マウンテンバイク同士の比較動画は面白かった」
何シテル?   04/17 15:35
radius-meganeRSです。よろしくお願いします。
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