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2021年10月12日 イイね!

BONTRAGER AEOLUS RSL62

BONTRAGER AEOLUS RSL62みなさんお元気ですか?

私は竣工図や引っ越し準備でバタバタしてましたが、毎週末走りに行っております。

この度、無事に大阪へ帰任できる事になりました。

このドタバタの時期に待ちに待ったBONTRAGER AEOLUS RSL62が納輪されました!

ファーストインプレッションは「速い!」

組んでいただく時に直接持ってみましたが、軽い。
ついでにRSL37に組まれていたスプロケもRSL62に組む時に直接持ってみましたが、スプロケもむちゃくちゃ軽いw

さすがRED
(REDのスプロケは全て削り出し)

マドンに装着してマドンを持ってみましたら、RSL37の時よりは明らかに重い。
ホイール重量200gも差がないんですが、ずっしりきます。
と言っても実測すると軽いんですが、実際に持ちあげた印象がこんなに変わるのは実測重量差をみると意外です。

乗ってみた印象は想像以上に進む!でした。
加速もRSL37程ではないにしろ、ディープリムとは思えない鋭さ。

さすがカタログ重量1510gですわ!

この時、体調を崩していて腹圧あげれない状態だったのですが35巡航楽勝ですよw
さすがマドンに合わせて空力含めた設計されたホイールです。
速度が上がるほど楽。

登りも清滝峠ですが軽く試しましたが良く進みます。

一番驚いたのは転がり抵抗の少なさ。
それとロードバイク界初となるワイドリム(リム内幅23c)が良いんでしょうね。
RSL37も大概インピーダンス損失を感じない走りを見せるんですがRSL62はそれ以上です。

また、コーナリングもディープリムとは思えない鋭さで曲がります。
安定性も桁外れ。

ここからはRSL37との比較を書きます。

RSL37は単独で感じる印象は他社のリムハイト50㎜相当の空力はあるかも知れんな!?
と思うほど巡航時に楽できますが、やはりそこはRSL62は一枚も二枚も上手。
明らかに30以上の速度でも足を休められる領域が広いのはRSL62です。
下りもRSL62の方が一枚上手な印象。

登りはRSL37の方が一枚も二枚も上手。
RSL62もホイール重量1510gの数値が示す通り以上の登り性能を発揮しますが、RSL37は同じ速度でもそれ以上の速度でも登りに関しては脚が残せます。

これは凄い。

RSL37も他に変えがたい性能を持っていると思いました。

さて、トータルバランスとしての評価はどうか。

ぶっちゃけTREKが誇る最新仕様のOCLV800を採用したフレーム。
やはり剛性高いです。
剛性高いですが嫌な堅さはなく、とても乗りやすい上に速い。そしてひと漕ぎひと漕ぎが楽しいフィーリング。
そこにRSL37を組み合わせると、さすが最新機材の組み合わせ。
お互いにバランス良く剛性高い安心感と確かさに溢れたフィーリング。

ですが、やはり剛性高い機材らしく今まで経験してきたどの組み合わせよりも「ちょっと踏み負けてるかも知れんw」という印象はありました。
正直に言うてありましたw

しかしRSL37はライトウェィトもかくや!?
と、こんな事を書くとライトウェィトオーナーの方に怒られちゃいますがw
そう考えちゃうほど軽いのです。
他では得難いほど軽いという素晴らしい性能と、リムハイト37㎜な分、構成するスポークも長い。
その為、そこで絶妙な撓りがあるんでしょうね。
自分でできる限り速く走っても余力が残せるんです。
正直、RSL37組んだ状態でも「少し踏み負けてるかも?」という印象があるにも関わらずです。

そこでRSL62を組んだ印象を交えていきます。
緩い登り勾配含めて平坦路での加速。
はっきり言って重量差を差っ引いて、そこから想像できる加速性能を超える鋭さで加速できます。
RSL37とRSL62装着車両を用意して、同時にヨーイドン!すれば加速性能はRSL37の方が優っているでしょう。
単独で乗るとそこまでの印象差を持つほどの加速性能の差ははっきり言ってありません。
これは凄い!
ただし、登りははっきりとRSL37が優位。
RSL62が登りはダメという事はありません。

ここで大事なキーワードが「剛性感」

RSL62は剛性感凄いですw

明らかに私の脚力だと踏み負けてるw
少しの差なんですけどね。
ここのところ、あまりきっちりとライドに行けて無かったので私の身体が鈍ってます。
毎週末ライドに行けてた頃の私ならまた印象は違っていたと思います。
踏み負けていてもそこそこな速さで登れているので機材側になんら問題ありませんw
私自身の問題ですw

まだ乗り慣れてない頃に52-36組んだスペシャに乗って北摂を120km以上、獲得標高1000ちょっと走ってスペシャの剛性にヤラレた頃を思い出すw

そう、慣れなんです。
私がこの組み合わせに慣れて踏み負けないようになれたら、スペシャ+ロバール改の時のように「最高!」
と感じる瞬間が訪れるでしょう。

ホイールの重量だけで言えばエモンダに装着しているAEOLUS COMP5の方がRSL62よりさらに重たいです。
それなのに皿倉山を貧脚なんで30分くらいかかりますが、展望台まで登って、遠賀川まで行き直方~芦屋浜まで走って…も、楽勝です。

なので明らかに機材の剛性差ですね、きっと。

腹圧あげれない状態だったのですが、先週より今週は清滝を56秒縮めれました。
踏み方に慣れてきたのと、じわじわですがライドに行けているので身体もマシになっていってるんでしょう。

スペシャ+ロバール改の時も、ヒルクライムのタイムが伸び悩んでいる時は正にこんな感じ。
なんか今日は楽だなぁ。
後からStrava見てみたら、自分で驚くタイム出せた時っつ、この状態から少し違うだけなんですよね。

なので、二回ほどRSL62に乗った印象を正直に書きましたが、マジに凄いです。

質実剛健に万能性が高いのはマドン+RSL37です。
エアロロードでありながら、オールラウンドモデルのように走ります。
マドン+RSL62は、スーパーカーみたい。
それも速く確実に走れるスーパーカー。

意外と思われるかもしれませんが、乗って楽しいのはRSL62の組み合わせでした。
RSL37の組み合わせも捨てがたいですが、どちらか一方を選べと迫られたら迷いなくRSL62を選びます。

今は踏み負けてる現状ですが、私の踏み方に合ってるのは、フィーリングが合うのはRSL62ですね。
RSL37は軽すぎるのです。
RSL62を装着して37の偉大さも感じましたが、私が確実に好きなのは62ですね。

今週末も62で走りにいきます。
Posted at 2021/10/12 15:27:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年09月17日 イイね!

新しいUCI規定

2021年からUCIのフレーム規定が緩和されるみたいです。

これによって、開発競争がほぼ上限に達していたエアロロード系の再開発競争が勃発する事間違いなしですね。
2020年まではUCIの定める規定に則って開発すると
・空力性能の頭打ち
・重量制限(6.8kg)の壁
の双方がバランス良く障壁となって各メーカーは「これ以上の性能向上は可能だが、新しいモデルの販売促進力に繋がるまでの性能向上は見込めず、開発コストとリソースを割いてまで開発してもウマミがない」というのが現実でした。

そこでSpecializedがとった方策は、軽量系モデルにエアロ性能を盛り込み、UCI規定ギリギリの軽量バイクを作る。
というありそうでなかった(Pinarello DOGMAはコンセプトは正にソレですが、F12までの歴代DOGMAは「重かった」しかし、エアロ(っぽい)モデルの割には軽かったとも言える重量まで攻めてましたが最軽量モデルでは無かった。)コンセプトのS-Works Tarmac SL7を発売。

TREKは新モデルを出さず、2020年モデル、2021年モデルとして基本設計はそのままにMadone SLRを新しい手法でフレームを設計・製造するOCLV800という新技術でブラッシュアップ。

キャニオンと数社は新型をリリースし、現行エアロロードでは最速と定義されるCannondale SystemSixの消費W数を「2W」超える驚きのエアロロードを発売。
同時にUCI規定ギリギリの6.8kgを狙える軽量性も実現。
(ただしハンドルに問題があり、画期的な構造ではあるものの折損するリスクはあり。=現在は改善されている可能性はアリ)

これがもう限界。
キャニオンと数社はブラッシュアップを図る新設計をおこす時期が良かった。
前モデルを大きく超えつつ、現行モデルの「最高峰」に挑む開発が行えるタイミングだった。

それと比較して、SpecializedやTREK、cannondaleやビアンキ、ピナレロなどの名だたるメーカーは2021年までのUCI規定では「ほぼ限界近い性能」を実現していた為、いま新モデルを出しても先ほど書きました通り「販売上の目玉になるような性能向上は見込めない」状態だった。

と穿った見方もできます。

今回新型発表されたPinarello DOGMA Fは2021年に改訂される新UCI規定を見据えて開発されたと言われています。
シートポストの薄さがそれを物語っています。

さて、UCI規定で定められる最低限確保しなくてはならないパイプの薄さが一気に10㎜まで緩和されます。
これにより想定されるのはロードバイクのTTバイク化。
TTバイクも素晴らしいバイクですがあらゆるコースをバランス良く走るという点においてはロードバイクの方にメリットがあります。
空力上はTTバイクの独壇場です。(現時点では)

新UCI規定で新たに出されるエアロロード達は華々しい性能をひっさげてデビューする事でしょう。
新しいシマノのデュラエースなどの新機軸メカも搭載して。
しかし、実際に乗ってみた時に本当に素晴らしいのかどうかはもう1~2モデルほど様子見した方が良いのかも知れません。

カーボンレイアップ技術がここ数年で業界全般的にあがったとは言え、素材と製法が実現する性能には形状的な限界は必ずあります。
10㎜まで薄くして果たして満足いく横剛性などのバランスが実現されるのかどうか。

エアロロードの歴史を調べて面白かったのが、改定前のUCI規定で作る最低限許される薄さのパイプまで絞った「当時考えられていた空力上メリットのあるパイプ形状」を持ったエアロロードの多くは、まるでTTバイクのように直線は速いがコーナーに差し掛かると…というモデルが非常に多かったようです。
その年代と比較して発達した解析技術・製造技術をもって、エアロロード誕生期の頃のバランスとは比較にならない良さを持って新しいモデルが生まれるとは思いますが、諸手を挙げて迎えられるほどの素晴らしい機材がいきなり生まれるとは考えにくい。
と、私は素人ながらに予想します。

なので、現行のエアロロードを持つ方は焦って手放す事はないですよ。
熟成された11速コンポもそうです。
新しくデビューする機材はもちろんメリット多数で、メーカーもそのメリットを謳います。
しかし、バイクやクルマの世界と歴史を見れば一目瞭然ですが…
必ずしも最新が最善・最良であるとは限らないのが現実です。
速さだけを価値観とするならば、間違いなく最新モデルが最善ですが。
乗って楽しいか?
維持していてバランスが取れているか?
様々な視点で物事を考えた場合、その答えはその人の価値観によって様々ですが確実に答えはひとつではありません。

特にロードバイクは自分の身体を使って進める乗り物。
その身体に馴染んだ機材の方が良かった場合は確実にあります。

新しい規定により、今までにない発想でユニークかつ斬新な機材が出てくるのは楽しみですが実際に乗ってみてどうなのかは様子見する方向が正しいのかなと個人的に思います。

ただ、絶滅する恐れが高かったゴリゴリのエアロロードに新型が精力的に出てくるだろう展開が見えたのはいちファンとして嬉しい限りです。

Specializedが、TREKが、cannondaleが…一体どんな新型エアロロードを出してくるのか。
Venge復活なるのか。
Madoneフルモデルチェンジなるのか。
(これが噂の現行モデルのISO Speedをより改善したモデルになる可能性が濃厚になりましたね。)
SystemSixが最速エアロロードの座を奪い返すのか。

個人的にはロードバイクのこういう性能にロマンを感じます。
たかがチャリですが、されどチャリです。
チャリにこんなに真剣・真摯に開発競争が繰り広げられているんですよ!
そして、実際に乗って空気抵抗の小ささを己の身体で実感できるんですよ!!
初めて体験した時は鳥肌が立ちましたよw

そして、実際にエアロロードを体験して思いました。
正確にはSpecializedのセミエアロモデルであるAllez sprint comp discや、TREK Madone SLRならびにEmonda SLRなど。
(ちょい乗り含めると他にもそこそこなモデル数含む)

エアロ性能は大事。
しかし、その空力性能で生まれる消費W数が「2とか5くらいまで」の差だと無視できる差です。
チョイスするタイヤ特性の差および空気圧の設定が適正か否か。
などの日々管理するコンディションと装着銘柄によって簡単に覆る差だからです。
もっと言えばロードバイクに乗る際に着用するサイクルジャージなどの形状などによっても簡単にそれは覆る程度の差です。
極限まで突き詰めた時に、元々もっているエアロロードのモデルの空力性能差が決定的な差に繋がる「かもしれない」程度の差です。

なので各社フラッグシップモデルで定評のあるモデル達は、ぶっちゃけていうと「何を選んでも失敗は無い」のが現実です。
それよりも大事なのが乗り手の脚質や好みとそのモデルの特徴が合致しているか否かの方が大事だと個人的に思います。

さらに、空力性能が売りのエアロロードなので空力性能に注目されがちですが、やっぱり大事なのは乗りやすさ(操作性・操作の確実性・応答性)です。
その点わたしはVengeとMadone SLRはズバ抜けていると思います。
その上でわたしはMadone SLRを選びました。
Emondaのような軽量系オールラウンダーなバランスのとれた操縦性を実現したモデルからポンとMadone SLRに乗りかえても、エアロロード特有のハンドリングに癖が…というのが本当にないのです。

違和感なく乗れるというのが凄いと感じました。

私の場合はMadone SLRでしたが、これを読んでいるロードバイクを愛する方でご自身の中で「わたしはコレ!」というモデルがあると思います。
それを大事にした方が良いと思います。

同じような理由で、最初に買った2018 Emonda SL5とAllez sprint comp discは一時期売ろうかなとも考えた事があったのですが、売るのを辞めました。
売るのは簡単ですが、買い直すのはほぼ現実的ではないからです。
家に置けるスペースがある間は、大事にメンテしながら時々乗って長く愛用していこうと思いました。
Posted at 2021/09/17 14:03:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年09月03日 イイね!

単純に興味ある機材をまとめます。

BRIDGESTONE ANCHOR RP9
6年の沈黙を経て、満を持して新型デビュー。
多くの方がこのモデルに期待をよせています。
新型デュラエース搭載車もアルテグラ搭載車も非常に戦略的な価格で魅力的。
フレームセットは49万円。

Pinarello DOGMA F
F12デビューからわずか二年で新型「F」デビュー。
穿った見方をすれば、前作までのDOGMAは「エアロ風軽量ロード」とも捉えられる形状をしていました。
(個人的にはF12が最も好きなデザイン。)
「F」に進化する事で、本物(に近い)エアロデザインと驚くべき軽量性を手に入れた。
価格はびっくりのフレームセットで935000イェン。
完成車価格は1815000イェン。
軽自動車の方が安いで…w

個人的には「F」登場で「F12」の投げ売り始まらんかなーw
と狙っています。
物欲抑えるハズが…w

GIANT PROPEL
有名メーカーの生産を受けて独自のノウハウを蓄積し、買い得感の高い価格構成で販売面でも頑張っているメーカーがジャイアント。
ここのMTBとかロードバイク(ここでは紹介してませんがTCRなど)は、新車から価格もこなれていて個人的にはこちらから入門してもおかしくなかったな…。
というのが正直なところ。
最近はエアロロードにどっぷりハマっているので、代表でエアロロードを紹介しました。
が、単身赴任先でエモンダに乗り込む事で「普通の軽量系オールラウンダーもやっぱ基本に忠実で良いな!」と感心しているので、昔ながらのバランス型も見直しているところです。

Bontrager Aeolus RSLシリーズ(ホイール)
発注したRSL62はまだ納輪されていませんがw
今作のRSLシリーズはどれを買っても後悔する事がないでしょう。
特別「すげぇ!」とわりやすいド級の性能はありません。
人によってはスゲェ!!!ですけれど。あまりにもフツーに速く走るので気付く人も少ないかも知れません。
しれっと速い。
今までのホイールは真っ直ぐ走ってなかったんだ…。
と気付いた時に衝撃がはしります。
RSLを体験してから、例えばROVALのCL50(CLX50)を体験すると気付けます。
CL50やCLX50も速いホイールですが、直進時などに微妙に修正舵を当てながら走っている事に気付きます。(これがエモンダ+レーゼロでも可)
RSLはマジ横風などに乱されない。
それがもたらすロスのなさ。
普通に気付きにくいんですが、そういう微妙なロスの無さの集大成で結果的に速く楽に安全に走れている。
ディスクロードをお持ちの方で、このホイールシリーズのリム外幅が納まるフレームを持っておられるならワンセット買っておけば間違いがないと思います。
反応性とキビキビした走りを叶えたいなら→RSL37
真のオールラウンド性能を手に入れたいなら→RSL51
空力性能に妥協したくないが重量も抑えたいなら→RSL62
TT競技に出る人くらいしか使わないだろうけれどw→RSL75

現在、戦略的価格でRSLホイールシリーズはどのリムハイトを選んでも税別価格で295000円で販売されています。
通常、リムハイト51㎜とか62㎜とかなると35万円前後するのが現在の相場なんですが、TREKから正式にバーゲンセール中ですw
私はMadoneを買ったので現行のMadoneで最も空力やバランスを突き詰めた(らしい)デザインを採用しているRSL62を発注しました。
今からこのホイールを使うのを楽しみにしています。

…勢いでRSL51まで買ってしまうかも知れません。
さすがに理解が深い妻をもってしてもキレてしまう可能性がありますがw
機材買い過ぎぃ!と最近妙に予防線を張ってくるので。
Posted at 2021/09/03 17:33:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年09月02日 イイね!

新型デュラエース情報解禁!リリース開始

コロナの影響で延びに延びていた新型デュラエースがとうとう情報解禁されました!

IT技術者 新型DURA-ACE R9200ついに発表!

IT技術者さんがいち早くまとめ記事を書いてくださっています。
この記事の他にも新型アルテグラとの比較記事なども書かれているので興味のある方はそちらもあわせてお読みください。

新型デュラエースのトピックとしては
・ついに12速化
・セミワイヤレス化
・組むフレームを選ばないようにリアディレイラーに充電ポートなどの
 機能を集約
・トータル重量は微増(12速化されたのでほぼイーブンと見ても良い)
・定評のあった変速性能がさらなるパワーアップ(58%高速化!)

デュラエース組んだロードに試乗した事がありますが、本当に精緻に剛性感を伴いながらカチッ!カチッ!とギアが切り替わります。
私が所有する無線電動コンポーネントのSRAM RED eTAP AXSよりも変速は速いのがデュラエースの特徴です。
個人的にレース出場とかしないので、極限状態での変速などを実行しないので変速の確実さなどの差異まではわたしは知らないので比べようもないのですが、ホビーユースならSRAM製コンポも悪くないんじゃないだろうか。
というのが私の見解で、購入の決め手になりました。

新型デュラエース12速化をどのように実現したのかについてですが
・従来の11速用フリーボディ(リアホイールにセットするスプロケットを固定する受け側の機材)をそのまま利用できるように12速化された。
↑素晴らしい変更です!!
現行コンポで使っていたホイールがそのまま使えるのはとても有意義です。
※SRAMの12速化は従来では不可能だった「10T」というトップギアを追加する事によって12速化されたので、フリーボディの交換は必須となります。
11速時代のフリーボディでは「10T」のトップギアを取付けできない
=「10T」というギアはそれほど小さい。
よって、シマノ製コンポの12速化はカンパニョーロと同じ考え方で、従来のフロントチェーンリングのギア比はそのまま。
リアスプロケットに「さらにロー側のギアを1速付け足す事で12速化」

新型デュラエースのリアスプロケットギア構成
11-30T:11-12-13-14-15-16-17-19-21-24-27-30T
11-34T:11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34T

この2種類だけのようです。
この後、さらに違うギア構成が追加されるかどうかは正式発表ないみたいですが、恐らく追加される流れはあるでしょう。(ジュニア用スプロケットなど)

新型フロントチェーンリングとクランク長について
クランク長:160mm, 165mm, 167.5mm, 170mm, 172.5mm, 177.5mm
歯数構成:50-34T, 52-36T, 54-40T

ついにクランク長160㎜がデュラエースにも追加。
競技勢の方にはアツい選択肢が増えたんじゃないでしょうか。

油圧ディスクブレーキのコンポーネントに関して、トピックがあります。
ロード用ブレーキキャリパーに、とうとうワンピース構造を採用!
キャリパー本体の剛性がUPしております。
ブレーキパッドを押し込むピストンは従来モデルはセラミック製だったのですが、それが樹脂製に。
シマノの事なので充分にテストして採用しているでしょうから、耐久性の問題として大丈夫なんでしょうけれど経年による劣化は避けられないでしょうね。
慣らし運転前の組んだばかりの初期状態でピストンの動きが渋くて組み手の方が苦労されるケースも多かったそうなので、そういった面では歓迎すべき変更なんでしょうね。

ブレーキディスクも従来のロード用ブレーキディスクが廃止され、MTB用ディスクローターに統一されました。
個人的に、性能は上がっているんでしょうけれどこのディスクローターの見た目が苦手ですw
そういう理由もあってSRAM製コンポを選んだ側面も、実はありますw
SRAMのディスクローターの方が単純に見た目カッコいいんです。
(個人的な見解ですw)

左手をグネってから、相当時間が経過しましたが未だに特定の方向へ手首を捻る動きをすると痛みが走ります。
その動きとは、フロントの変速をするSTIレバーを捻る動きをすると痛みますw
アウターからインナーへ落とす動きは動きが小さいので痛くないんですが、インナーからアウターへ変速する時は「うっw」と思わず声が出るくらいに痛いです。

こういう場合は電動シフトのメリットを強く感じますねー。
身体が万全な状態だったら、「機械式でええやん(はなほじ」って感じなんですけどねw

新型デュラエースの発表が遅れた加減で、ほぼ同時期に新型アルテグラの発表もなされました。

新型アルテグラ R8100が発表!前作デュラエースを超える性能
IT技術者さんが早速まとめ記事を書かれています。
この他にもまとめ記事を書かれているので、興味のある方はあわせてお読みください。

新型アルテグラのリアスプロケットギア構成
11-30T:11-12-13-14-15-16-17-19-21-24-27-30T
11-34T:11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34T

ギア比自体は新型デュラエースと全く同じ選択ができるようです。
※フロントチェーンリングは割愛します。

新型アルテグラと新型デュラエースとの総合的な重量差は約299gだそうです。
これを大きいととるか小さいととるか。

個人的にはアルテグラのコスパは相変わらず最高だな!と思います。

スラム製コンポは何故かトップグレードのREDに惹かれますが、シマノ製コンポは安心の品質もあって価格を抑えられるアルテグラがとても魅力的に思えます。
デュラエース買えば間違いないんですけれどねw

旧型になっちゃった11速時代の機械式アルテグラの投げ売り始まらないかなー。
リム式と油圧ディスクのアルテ一式をそれぞれワンセット買って持っておきたいなw

個人的には12速化されたデュラエースもアルテグラも興味ありますが、今のところはスラム製コンポにちょっとだけメリットあるかな。
なんて考えています。
10Tというトップギアを追加した事によって成し得たフロントチェーンリングを小型化しても最高速は担保されるというギア構成。
それがもたらす結果として、リアスプロケットを従来では無理だったワイドレシオ化しても従来の52-36Tでは成し得なかったクロス気味なギアレシオを実現している点で個人的に評価高いです。
変速性能は確かにシマノ製コンポが優位ですけれど。

あと、ディスク仕様のディスクローター含めて見た目がカッコいいw

というのも個人的にポイント高いです。
維持費は恐らくですけどスラム製コンポの方が高いとは思うんですけどね。
コロナの影響と無茶な現場のスケジュールの兼ね合いで維持費うんぬん言う回数を乗れてない悲しさ…w

カンパニョーロも12速化
スラムも12速化
シマノも12速化

ロード界隈もまた新風が吹き荒れています。

しかし、不思議な事に。
ロード歴短い私ですが、早々と先祖返りする方向に趣向が向き出していますw
リムブレーキモデルでどれか一本フレーム買い足したいですね~。
買うなら…ですけどね。

現時点ではなんか機材的には満たされております。
上を見たらキリがないですが、現状の手持ちでホイール交換しながら乗るだけでも楽しいですし、しばらくはこのまま楽しんでいこうと思います。

それにしても、この三年間でロードバイク機材とカスタム費用やサイクルウェアなどの必要なモノにかけたトータル金額は…
うろ覚え分で少なく見積もっても600万超えてて夫婦共々思わずワロタですw

ドグマとマドンだけで合計300超えてますから、エモンダへ加えたカスタム代とアレスプに注ぎ込んだカスタム代、ホイールなどの購入費とカスタム代…まぁそれくらいいってるわなw
と、計算して思いました。
※タイヤやチューブ、チェーンオイルなどの消耗品は計算に入れてません。
Posted at 2021/09/02 10:14:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年08月30日 イイね!

久しぶりに二時間ちょい乗れました

いやー
久しぶりにロードバイクに二時間ちょい乗れました。



天気も良く、非常に爽やかな空気の中で気持ち良く走れました。

何度か妻が単身赴任先へ来てくれた時に、Emonda SLRを輪行で持ち込みました。
帰阪する際にタイミング悪く天候が優れなかった為に、持ち込んだEmonda SLRはずっとレオパレス内に置きっぱなしですw

そこで、以前から試したかった「久しぶりにRacing ZEROを使う」を今回実行しました。



※追記

↑妻のEmonda SLRに装着しているRacing ZEROを外して私のEmonda SL5に装着しました。


↑普段は私のEmonda SL5には、Bontrager Aeolus comp5カスタムホイールを装着して走っています。
今は妻のEmonda SLRにこのホイールはめてます。

久しぶりにBontrager Aeolus comp5リムを使ったカスタム手組ホイールから、Fulcrum Racing ZEROに履き替えました。
履き替えている最中に感じるのが「かるっw」
そりゃそうです。
アルミリムの決定版という事で、リム重量はROVAL Rapide CL50のカーボンリムとリム重量が変わらない重量しかありません。
(リムハイトが26㎜<50㎜の差が決定的に違いますがw)
その為、完全品状態での重量もカーボンホイールのそこそこな品物とRacing ZEROはさほど変わりません。
リム内幅が17c(Racing ZERO)なのと、そこそことは言っても最近の流行りよろしく21c近いワイドリム(Rovalなど)との物理的な差はありますけどw

そう考えると、やっぱりカーボンリムは素材と製法によるメリットはある。
と言えますね。

話しをRacing ZEROに戻して。

私のEmonda SL5にRacing ZEROを組んだ状態で持ち上げると、やはりホイール単体で持った印象通りに軽い。
…いや、想像以上に軽いw
やはりスペックから想像するよりはAeolus comp5は持つと軽いとは言っても、トータルで300gほど変わるだけでこんなに印象変わるのか!
と改めて驚きました。

実際に乗ってみる。

こぎ出しが軽い。
最近、帰阪できてないのでMadone SLRやAllez Sprintに乗れてないというのもあって、たまにチョイ乗り出来た時もAeolus comp5を組んだEmondaで走っていたので本当に「えっ!?」というくらい軽い。
加速時に使うギアが1~2枚上のギアに上げてもcomp5と遜色ない加速力に舌を巻く。
コーナリングのキビキビさにも舌を巻く。
35km/hくらいまでなら巡航も加速も確実にRacing ZEROの方が楽だと思える。

実際、ストラバ上の平均時速も頑張ってペダル回してないんですが若干速い記録が残っています。
ほぼ二か月ぶりと言っても過言ではないほど忙しかったのと天候により乗れなかったので足は相当鈍っているのにも関わらずです。

ただ、Racing ZERO特有のデメリットを正直に書きます。
※非常に細かい指摘です。ディスるワケではないのでそこはご理解ください。
 あくまで、平等な比較として素人ながらに感じたまま書きます。

・巡航で速度を維持するのは、Aeolus comp5の方がやっぱり楽。
 Racing ZEROはペダルを回すのを辞めると速度が落ちるのもレスポンス
 良く落ちます。
・登りで路面に凸凹が多かったり、落ち葉などがあって不安定なグリップ
 状況になるとスリップ率が高い。
 タイヤは同じ銘柄で統一しております。
 空気圧も使っているチューブも同じです。
 ここは、CX-RAYとアルミスポークの堅さの差が出るのかなという印象。
・通常では感じられない縦振りがRacing ZEROの後輪にはある。
 路面の微少な凸凹の連続性とか、ある一定の路面になるとComp5では
 滑らかにグリップを保ったまま走れるところが、Racing ZEROでは
 微妙に路面の凸凹が増幅されて車体に伝わる。
 速度のロスまで繋がるほどのフィーリングではないですが、カーボンリム
 のホイールなどに慣れている身だと「おぉ~。なるほどね~。」
 と感じられます。(偶然ですw)
 走行ラインを変えたりして、その条件が揃っちゃうところを外せばその
 現象はおきません。
 フルクラムの2:1の組み方が独特なので、こういう現象がおきるんだと
 思います。(アルミスポークの堅さも影響あると思います。)

35km/h~時々40km/hくらいで巡航し続けられるシチュエーションの際、気持ち良くロードバイクと一体になって軽くペダリングするだけでスンスン進む領域もRacing ZEROは持ち合わせてまして、アルミスポークの太さや大きさ+スポークの編み方による空力上のデメリットと、ホイールの優れた剛性と軽さがもたらすメリットが塩梅よくバランスするのが30~35km/h付近にたくさん詰まっています。
その速度域までの加速も軽く、速く、楽です。
なので必然的に巡航速度の最高速度はcomp5に一歩譲りますが、それ以外のアベレージの高さは「なるほど、アルミリムの決定版なのはうなずける!」というデキなのを改めて認識しました。
リムブレーキモデルだからこそ…というバランスの良さもあると思います。

スペアでもう一式、Racing ZEROが安い間に買っておいておこうかなw
なんて考えてしまいました。

Racing ZEROの良さに感銘を受けつつ、隙が無く、面白くて楽しいホイールだと実感しつつ…
ミドルグレードとは言え定番の良いハブとSapim CX-RAYでカスタムしたAeolus comp5の乗り味を懐かしく思い出しながら、この場面だとcomp5の方が楽だなぁ。とか、comp5なら路面のアンジュレーションをいなしてスッと車体が前に進んでたよなぁ。とか、走り慣れたコースを走ったからこそ良い比較ができました。

結論
Racing ZEROが好きか嫌いかという要因が最も大きい差に繋がると思います。
個人的にはRacing ZEROは好き。
ですが、リムが重い事による「登りが少し辛いw」というデメリットを考えても、それ以外のメリットでRacing ZEROに迫る走りを披露するAeolus comp5カスタムホイールと比較した場合、「甲乙つけ難い」
一般受けし、一般に広く受け入れられるのは間違いなくRacing ZEROだと思います。
久しぶりにRacing ZERO装着して、レオパレスから出発し最初の川沿いの道を走っている時に感じたのが…
誤解を恐れずに言うと、ROVAL Rapide CL50を装着するアレスプに慣れた身体で組んだばかりのMadone SLRに乗った時の印象に似ていました。

ホイールの重量差がもたらすフィーリングが似ていたんだと思います。

ROVAL Rapide CL50(前後輪あわせて約1450g前後)<Bontrager Aeolus RSL37(同じく約1320g)

Madone SLRの場合、知らん間にトップギア近くまでギア上がっちゃってる事もしばしばですからねw
それくらい軽く走る。

今回、フレームは変わらずホイールが変わっただけですが、Emonda SL5にて似たような感触を感じました。
Racing ZEROの方がある一定速度までは底なしに速い印象。
軽さと剛性の良さがもたらすバランスが空力上のデメリットの方が超えてしまう領域までは確実にRacing ZEROの方が全方位で優れていると思います。
ただ、全方位で優れているとは言っても「速さ」という側面においてであって、乗っていてより快適で路面の影響が小さく済む、そういう走りをするのは今やミドルグレードでも廉価版に近い価格帯のAeolus comp5(※注:カスタム前提ですが)

CX-RAYがそういう良さを引き出すんでしょうね。

ホイール全体の剛性感もかなり近しい印象ですが、乗り比べた結果はっきりとRacing ZEROの方が剛性感はひとつ上です。
ただ、堅さ故に路面を選ぶ性質も出ちゃってるのかなと思います。

…と、神経質な話しはそこまでにして。

ホイールにも生産国の性格って出るんですかね?
イタリア製だけあって、久しぶりにRacing ZERO使ったら「ヒャッハーw」と明るい気持ちで楽しく走れましたよw
Posted at 2021/08/30 09:36:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記

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