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radius-meganeRSのブログ一覧

2021年03月20日 イイね!

ちょっと変わったロードバイク-3

CANYON Aeroad CFR Disc Di2

メーカーからの直販のみ。
と割り切った販売スタイルを貫く事で、スペックの割に超がつくほど割安な価格でロードバイクを提供してくれるメーカーがCANYONです。
ポジションがはっきりと決まっている方のみ、割安価格で実現するでしょう。
買ってみたものの、ステムがこうじゃない。アレがこうじゃない。
と組みなおす事になると…うまみは激減します。
しかし、野心的なスペックです。
ホイールはDT SWISS ARC1100 DICUT
素晴らしい。
捨てるところが無いんじゃないすか?
というパッケージング。
TREKのProject Oneみたいに選べるともっと最高なんですけれど。
そうすると、高くなるんでしょうね。

ちょっと変わったところというと、このバイクに付属するエアロハンドル。
工具一つでハンドルバー幅と高さを可変できる!!という。
通販オンリーのCANYONの泣き所を自ら改善してきているという画期的なパーツ。
他メーカーもそのうち、こういう構造をパクる…というと良い方悪いですが。
今どきの「バイクにライダーがある程度合わせる」といった空力重視設計が故に本来の本質とは真逆になっちゃってる性能至上主義から、本来の「バイクをライダーに合わせる」という方向に市場は変わっていくんじゃないかと勝手に予想しているんですけれど、それの一歩先をいく斬新かつ素晴らしい発想で商品化されています。

こういうロードバイクが増えると良いんですけれどね。

重量のあるARC1100 DICUTの62㎜リムハイトを持つディープリムホイールが附属して完成車重量は7.26kg(公表値)
むちゃくちゃ軽いと思います。
ROVAL Rapide CLX50などに変更するだけで7.0kg近くになりますよ!?
そこから軽量チューブやタイヤなどに変更するだけで6.8kg台に。
素晴らしい軽さですね。
空力性能も最新のAeroad CFRが最強!と、どこかのサイトで見かけました。

世界最速のディスクロード IT技術者さんの記事
そうだ!
IT技術者さんの記事で紹介されていました。
まだエアロ性能を向上させるところがあったなんて…。
TREK MADONE SLR(Aeolus xxx6装着時)で212W消費の計測結果。
それに対してCANYON AEROAD CFR(ARC1100 DICUT装着時)は202W消費の計測結果。
10Wものパワーをセーブできるという素晴らしい結果に!
二位はcannondale SYSTEM SIX(KN0T64装着時)203W

僅か1W差!!

UCIのレギュレーションを守りつつ、空力性能を更新できるのは限界があると私は何度か記事にしましたが、正にそれを証明するかのような計測結果ですね。
ぶっちゃけ、消費するパワーは少なければ少ないほど素晴らしいですが、ここまでの世界に突入すると「誤差の範囲」
10W違いのMadoneとAeroadでも現実世界では「誤差の範囲」ですよ、きっと。
それよりも現実世界で如何にロスなく速く走れるか…が大事になってくる次の要素は「インピーダンスロスを如何に抑えるか」です。
そういう観点で視るとMadoneのISO SPEEDは光ります。

また、Aeolus RSL37を装着する最新型のEmonda SLRも参考計測されていて、同じ検証結果で227Wと記されています。
これは素晴らしい結果です。
空力とはまた違った武器をこのバイクは持っているからです。
山岳ステージが増えると、空力では劣っていてもEmonda SLRの軽量性とそれを支えるAeolus RSL37というホイールの素晴らしい性能がサポートし、結果は逆転するでしょう。

なので、こういう空力検証はとても大事ですがひとつの性能指標にすぎません。
現実世界で空力で多少劣ってもS-Works VENGEが最強なのはまだ変わっていませんし。(今はAeroad CFRが最強かもですけど!これはマジで!)

わたし自身がCANYONに詳しくないですし、まわりに乗っている人がいないので本当のところはわかりませんが、恐らく素晴らしいバイクなんだとこれは本気で思います。
乗ってみないとわからないのですけれど。

話しが逸れましたがユニークな機構と、そのユニークさに留まらず本質的な性能も突き詰めてきたCANYON Aeroad CFRは注目すべきバイクですね。
Posted at 2021/03/20 13:48:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年03月19日 イイね!

ちょっと変わったロードバイク-2

LightWeight URGESTALT

urgestaltの方がしっくりくるんだろうか…
ドイツ語わかんねぇw
超高級レースホイール機材で有名なLightWeightが放つ、軽量ロードバイクフレーム。

そう、作ってんのホイールだけじゃなかったんですよ!(にわか感丸出し
知らんかったw
フレームセット価格56万円って良心的じゃないッスか?(錯乱
フォーク込みでリムブレーキモデルがフレームセット重量=1195g
同じくディスクブレーキモデルがフレームセット重量=1205g
フレーム重量はざっくり820gというフレーム。
重量だけ見ると、そこそこ良さげないい感じ。
ただ、フォーク重量が375gとちょっと軽め。
ここは少し不安が残りますな。
しかし、ちょっと良いですね。でも買わんけどw(買えないけどw)

MEILENSTEIN OBERMAYER
↑ライトウェイトの誇る、フラッグシップホイールです。
ホイールの方が高いってどういうこと?w
極限までの重量/剛性比を突き詰めた超軽量ホイールです。
空力性能は…今となってはイマイチでしょう、きっと。
ホイール重量は前後合わせてなんと!

935g…。

軽い。
軽すぎる。
スポークはカーボンに見えますが、「竹」です。
その竹スポークをハブ胴に一体型としてカーボンで接着されています。
正確には接着しつつ巻き込まれて一体になっている…という方が正しいでしょうか。
なので、万が一ホイールが振れたりすると「終了」
その代わり、二年だったかな。
最初のオーナーのみ、一回だけフル交換が無料?いや、有償オプションに入らなければ3割引で購入可能。ってだけだったっけ。
なんにせよ、雲上機材ですw

超軽量かつ、他のホイールではありえない剛性も満たしています。
それを実現する為に、空力を犠牲にしてまで太い竹スポークを用いて、一本のスポークに二本分以上の仕事をさせています。
圧縮も引張も受け持っているでしょう。きっと。(知らんけどw
リムは極薄です。
ぺらっぺらのカーボンリムに発泡ウレタンの様な硬質な発泡材が充填されていて(BNR34のCピラー補強を彷彿とさせますなw)
その構造のおかげで比類なき軽量性と剛性を発揮しております。

ホイールの説明で長くなっちゃったですがw

このフラッグシップホイールはライダー込みで90kgまでしか許容しません。
つまり、ロードバイクは全装備込みで重くても7kg台。
このホイールだけで1kg、タイヤ込みなら1.5kgになります。
相当軽くマシン製作しなあきませんな。
そしてライダーは60kg台の体重の方しか乗れません。
百歩譲って70kg台前半の方でも、軽量マシンを組めば使えない事もないですが制限重量に近いカタチで運用していたらホイールの寿命は…多少短くなるでしょうね。

そんな極端な機材を作るメーカーですが、この56万円のフレームセットはシステム重量120kgまで許容します。
なのでTREKや他メーカーと同等の信頼性ですね!
ここは良心的というか常識的ですな。

いまや、30万円ほどでこのライトウェイトが誇る最高性能のホイールに近しい性能を発揮するハイエンドモデルが買えちゃう時代。
というか、他メーカーの研鑽によりライトウェイトに追いつきつつあるという凄まじい時代。
空力と合わせて総合的に判断するなら、ライトウェイトのマイレンシュタインを超えちゃってる可能性すらあります。

ライトウェイトはこれらの製品を出してから、大きく姿と性能を変えていません。
デビュー時に「完成度が高すぎた」んでしょうね。
ライトウェイト自身がコレを超えるのすら難しいのでしょう。
構造を知れば知る程、それはそう思います。

フレームに関しては、乗り味がとても良い可能性はあります。
乗る機会がないので知らずに買うのは勇気要りマスね。
しかし、2017年以降のエアロ性能も突き詰めつつあるロードバイク界隈。
エアロロードならいざ知らず、そうじゃない軽量系オールラウンダーモデルですらエアロを纏っている時代。
TREKの最新Emonda SLRならフレームセットが398000円で買えちゃいます。
フレーム重量差はほぼ無いです。
今のところ、TREKのレーシングチームであるセガフレードが昨年より勝ってる数多いですよね。
Emondaのフレームが優れている証拠でしょう。

プロ選手ですら、BB廻りの剛性が高すぎるモデルより新型Emonda SLRのように「敢えてBB廻りの剛性値に拘らず、他とバランスを取った上で選手の脚を削らず推進力は今までのフレームより伸ばす」という設計方針のフレームが今後はどんどん出てくるでしょうね。

乗り手の好みによって、「いや、俺は剛性ガッチガチのモデルじゃないと踏んだ気になれない!」という方もいらっしゃると思います。
そういう方は今のウチに、ガッチガチに堅いフレームを探して購入しておいた方が良いカモ知れませんね。

※追記
エアロ化されて、重くなった最新のEmonda SLRでも実測重量でウゲルシュタルトより軽かったです!(驚き
というか、以前重量に関して記事を書いてましたがすっかり忘れていましたw
2021 Emonda SLR実測重量
フレームサイズ54でフレーム実測重量 794g
フォークが実測重量 373g

アメリカ勢恐るべし…。
現在、アメリカ三大メーカーの開発力の凄まじさは本当に恐ろしいですね。
Emonda SLR試乗した事がありますが、この軽さで剛性に不安を感じるかと言うとそんな事は一切なかったです。
剛性ガッチガチモデルのように「ガッシリしているか」と言われると、そこまででは…ですけれど、必要にして十分以上に「カッチリしている」のは確かです。
最新のエモンダは空力上で敢えて少し課題を残す形状していますけれど、ぶっちゃけ様々な要素が噛み合って名作かも知れないな…。
という予感がしています。
フレームセットだけでも買えるウチに買って置いておきたいという欲求がありますが、マドンが納車されて乗りだしたらそういう目移りしなくなる可能性は大ですw
はようマドン来て欲しいwww
Posted at 2021/03/19 10:15:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年03月18日 イイね!

ちょっと変わったロードバイク-1

Pinarello Grevil
グラベルロードっていうジャンルをご存知ですか?
通常ならcannondaleからリリースされているTOP STONEや、TREKならCheck Pointでしょうか。
(TREKならBoone…と一瞬連想したんですが、こちらはシクロクロスでしたねw)
または、タフなクロモリフレームにバイクパッキングを多数装備できるように、フロントフォークやそこかしこに固定用のダボ孔(いもねじがセットされています)が設けられているロードバイクを連想しますよね。
リンクを貼っているピナレロのグラベルロードは異色ですw
グラベルロードなのに全身速く走る為に捨てるモン捨ててますw
バイクパッキング?何それ。おいしいの?と言わんばかり。
ダボ孔ってボトルゲージ用くらいしかあいてません。
ブレーキキャリパーを泥から守る泥除けを兼用して、エアロパーツへ昇華しているほど速さに拘った、まさに変態ご用達なグラベルロードです。

…これでドコ走るんやろw
そして、走る場所見つかったとしても、コレと何で走りに行くんやろw

なんとなくですけれど、グラベルロードやアドベンチャーバイクというジャンルで連想できる楽しみ方は、Check Pointとかの方がより楽しみが拡がりそうなのが個人的感想ですけれど、ピナレロらしくとんがった個性という意味では他に変わるバイクはありませんね。
しかし、コスパは本当に良くないみたいですw
これならフレームセットで購入して自分の好きなパーツで構成した方が良いような気もしますが、バラ完はとにかく高くつくんですよねw

手持ちに余ってるコンポなどを所有している場合なら、バラ完の方が安く買える事はあるんですけれど…普通は完成車で買った方がハイエンドに近づくほどオトクになる金額の割合が上昇します。
Posted at 2021/03/18 09:26:48 | コメント(1) | トラックバック(1) | ロードバイク機材 | 日記
2021年03月08日 イイね!

Bontragerの既製リムを使った手組ホイール再度感想

誰に需要あるねん…
とは思いますが、すみません。
メモ代わりに残しておきます。



初めて購入したロードバイク、TREK Emonda SL5 2018
これに画像のBontrager Aeolus comp5というホイールに用いられるリムを使って、ハブとスポークを純正品ではなく別のパーツを使ってショップに組んでいただきました。

※細かいパーツ構成の説明は省きますw

まず、一年以上使ってみての感想をまとめます。
ここまでに、色々チョイ乗り含めて経験させてもらいました。

スペシャライズドのロードバイク、Allez sprint comp discには
Roval Rapide CL50 discというカーボンリムのホイールを装着し、こちらも一年ほど経験しました。

絶対的な速さで言えば…
CL50 disc > bontrager手組
これは、空力設計の設計年次の差から生まれる空力の差。
それと、リム重量の差です。
Aeolus comp5リムは当時としては、割と頑張って軽量…でもないけどw
重すぎでもない。そんな重量でしたが、2017年デビューのCLX50と同じ構造のリムを採用するCL50のリムはリムハイト50mmにリム内幅21c、外幅30cという極太なリムなのに17cのAeolus comp5リムよりもリム単体で100g以上軽いのです。(だいたい200gくらい軽いw)
空力も優っていて、回転する物体の外側に位置するリム重量にそんだけ差があれば間違いなく有利なのはCL50ですよね。
体感も、ストラバ上での記録でも、CL50の方が絶対性能は上です。

横風に対しては…
CL50 disc > bontrager手組
圧倒的にCL50の方がステアリングモーメントは小さい。
同じ理由で、Bora oneも割と横風にハンドル取られます。
しかし、設計年次の新しいBORA WTO45は横風に対して強い。
これと同じです。
比べるのがかわいそうですが、ここは正直に書かないと…なので書きました。

じゃあ、Aeolus comp5リムを利用した手組ホイールに良いとこないやん?

違うのです。
そういう絶対性能で表すのが難しいんですけど、それを頑張って文字化しようと思います。

・ワングレードかツーグレード上のハブによる気持ち良い回転性能
リム重量が重い。
というのは完全にデメリットですが、デメリットばかりでもありません。
メリットとしては慣性がきく。というメリットがあり、巡航速度に上がってしまえば気持ち良く走れます。(しかし巡航の維持とかもCL50の方が楽ですけどw)
下りはスムーズな回転と、設計年次が古いとは言えリムハイト50㎜のホイールらしく空気抵抗も少ない雰囲気で気持ち良く加速します。
ハブのあたりが付いたのか、以前よりも今の方が良く回ります。
短い下りでもブレーキ掛けないと「えっ!?」という速度が出ます。

・サピムのCX-RAYというスポーク
ショップのおススメでCX-RAYで組んでもらいました。
スポークでそこまで変わるのか…?と教えてもらいながらも、期待と不安がありましたが…マジ、凄いです。
こんなに登坂とかで不利な条件揃っているホイールなのに、乗り手との相性もあるでしょうから一概に言えませんが、わたしの場合。
そしてEmonda SL5 2018のフレームサイズ56に組んだ場合。
クランクはアルテグラです。
スプロケもアルテグラ。
チェーンもアルテグラ。
BBはTOKENのNinjaです。
進む。
割と気持ち良く進むんです。
剛性の高いフレームも経験させてもらってから、再び乗って感じるんですけど。
Emonda SL5 2018のフレームは柔いです。
むっちゃくちゃ剛性足りなくて…という事はないですけれど、比べると柔い。
なので一瞬の反応とかに「タメ」があって、そこで「ん?」となる人もいらっしゃると思います。
でも、その柔さは武器なんですね。たぶん。
脚当たり柔らかいから疲れにくいし、加速の一瞬などで「タメ」はありますが絶対的に遅いというワケでもない。
むっちゃ速いという事もないですけどw
そんなフレームと相性が良いんでしょうけれど、SapimのCX-RAYという靭性の高い、とても張力がかけられるスポークにより剛性あるけれど張りもある…と言えば伝わりやすいのか、堅いのにしなやかというべきか、そういうホイールと相性良いんでしょうね。
エモンダにFulcrum Racing ZEROを組んだ時と同等に速い。
そして、乗りやすい。
それぞれに一長一短あるので、どっちがどうとは言えませんが最近、エモンダを見直しています。
このホイールで、あの平均勾配の坂道を登れる。
それも別にむっちゃキツクて登れんwというワケではなく、きちんとわたしを運んでくれる。

エモンダ売らずに残しておいて良かったな、と思います。
そして、このホイール組んでもらって良かったな、と思います。

輪行で持っていくには少し手間がかかりますが、一度アレスプも単身赴任先へ輪行で持っていき、乗り比べをしたいなと思います。

※追記
大事なこと書くのが抜けてましたw
リムの寿命ですが、ブレーキによる摩耗が進むとそれがリムの寿命になります。
同じリムを使ってる人で年間12000kmくらい走る人で、8年ちょい。
それがBontragerのAeolus comp5リムの寿命だそうです。
実例があると嬉しい。
リムブレーキのパッド面とブレーキ面のこまめな清掃(主に鉄粉除去)がリムの寿命を大きく左右するみたいで、シマノ純正のパッドよりも…
メーカー名なんだったかな…
そっちの方がリムへのダメージを抑えて距離乗れるらしく、早いウチからそっち使っておれば、あと何年か使えたかも。
とおっしゃってました。
私のはまだ組んでから一年経過してないのと、二台併用で乗ってる関係でこちらのBontragerのホイールでの実走距離が伸びてないのでうっすらとブレーキ面に黒いゴム痕が残ってはいますが摩耗は目視ではわからない程度しか摩耗進んでません。
今度、大阪へ一時帰宅したらそのリム面をそんなに消耗させないブレーキパッドを購入し、単身赴任先で交換してみようかなと思います。
あ、それよりも先に妻のエモンダSLRへ装着して、距離が割と進んじゃってるRacing ZEROのリム面を保護するのが先かな。
Posted at 2021/03/08 15:43:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2021年03月03日 イイね!

忘備録を兼ねて…

ROVALあるあるを書きたいと思います。

・スポークテンションがヌルイ
→鋭意検証するので、先日のブログに書きましたがスポーク変更して試してみます。

・純正リムテープが重い。
→有名な話題です。
 Rapide CLX32、CLX50、CLX64世代のROVALホイールがこれに該当します。
 …が!
 全てのCLX32、CLX50、CLX64に当てはまらないみたいです。
 ミドルグレードのCL50も含まれます。
 ディスクブレーキモデルが追加された時期頃からなのか、それともデビューイヤーから
 一年近く経ってからのモデルからなのか…
 小変更が加えられた時期までは追っかけられてないのですが、少なくとも2020年くらい
 に流通していたROVALは大丈夫です。
 純正リムテープが軽量で有名なリムテープと重量が変わらないくらいしっかりと軽い
 製品に変わっています。
 なので、タイヤとチューブをバラしてテープを目視してから軽量リムテープを手配した
 方が良いですよ~。
 私は確認せずにリムテープ手配してしまい…というか、タイヤ交換の際に見た事は
 ありましたが「こんな薄いのにリムテープ重いのね~…と完全に得た情報による
 思い込みで軽量リムテープを手配しちゃいました。
 もったいないんで、純正リムテープ外して軽量リムテープに貼り替えましたw
 重量は2g(計測器の誤差範囲w)しか変わりませんでしたw
 残ったテープはメンテ用に自宅に保管しておりますw

・ホイールバランス
 これは取らなくて良いという方が多いですが、個人的に重量分布に差が出にくい
 アルミリムじゃないカーボンリムを採用するホイールはホイールバランスを取った
 方が「確実にフィーリングは良い」と思います。
 ROVALはまだマシな方だったんですが
 (実際に私のと妻のと、両方バランス取りしてもらった結果から)
 一部のメーカーのリムはバランス取る為に錘を相当貼らないとバランス取れない
 カーボンホイールが実在するのが現状ですw
 そんなリムで走っていてアンバランス感じないのかなw
 錘重量が15gくらいで済んだROVALでも飛ばしたときにちょっと不安定さを感じたのにw
 なんて個人的に心配になります。(名誉の為にメーカー名は伏せます。)
 ちなみにカンパニョーロとフルクラムのカーボンホイールは、純正状態でバランス
 取らなくても良いくらいバランスが最初からきっちりと取られているケースが多いです。
 ただし出荷状態から受け取った際に、センター出しと振れ取りは必須です。
 センター出して、振れを取って、バランスを見ると…おぉ、錘つけんでも良いやん!
 というケースが多いとか。
 ボラワン世代くらいからそういう傾向が強いみたいです。
 さすが、カンパ・フルクラム!
 カップ&コーン式のUSBやcultハブは、定期的にメンテしていれば一生使えるんじゃね?
 と思ってしまうほどタフですしね。
 WTO45はお金貯まった時に買ってみようかなと考えています。

※バランス取りしないと不安定さを感じた。
これについて考察したいなと今は考えています。
バランス取りした事で不安定さはなくなったので、ヌルイと言われているスポーク張りが原因ではないと思うのですが、スポークを張り替えてみてまずは敢えてバランス取りをせずに走ってみようと思います。
それでもバランスの悪さを感じたら、バランス取りも行おうと思います。
そうなると単純にカーボンリムの重量分布差によるリムバランスが原因と絞りやすいかなと。

・ceramicspeedのベアリング
 個人的にCL50 discを先に所有して経験しているので、あれば良いですけれど無理に
 お金掛けて変更しなくても…良いのではないだろうか。
 と考えています。
 DT SWISSのインターナルメカをROVALのホイールは使用していて、CLXシリーズ
 (現行モデルは除く)はceramicspeed社の高級セラミックベアリングを使用していますが、
 ミドルグレードのCLはそのまま純正のスチールベアリングを使用しています。
 CLX50に試乗させてもらった事がありますが、経験が浅い頃だったので今ほど違いはわかりません。
 ですが、はっきりと覚えているのが「マジで抵抗がない(ように感じる)」でした。
 速度に比例して増える空気抵抗は体感でもわかりやすい。
 速度が上がろうが低かろうが変わらないのが回転抵抗。
 なので、抵抗が高いよりは少しでも低い方が優れているのは確かなんですが、純正のスチール
 ベアリングでも良く回るので 個人的には予算に余裕があればceramicspeed
 そうでなければ、純正のスチールベアリングで良いんじゃないかなー…なんて思います。

・ROVALの前輪に発生しやすいベアリング不良
 スルーアクスルが原因です。
 これのせいで回転が渋くなります。
 乗って走っていると気付きにくい程度の差異です。
 なので、たまにロードを持ちあげて手で回してみるかして、回転を確かめてください。
 そのまま走っていると、ベアリングが逝きます。
 私は偶然気付いて、お世話になっている店長にハブに細工してもらって締めすぎても回転が渋く
 ならないように加工してもらいました。(昨年のブログにソレを書いています。)
 また、DT SWISSの240sや350sのインターナルメカを流用しているROVALですが、ベアリング外径が
 DT SWISSの純正サイズより一回り小さいサイズを使用しているのも原因のひとつで、
 ハブベアリングが逝きやすいようです。
 そういった関連もあって、長く楽しむなら高価なベアリングに拘らなくてもいいっかな~…なんて
 考えちゃいますw
 そして繰り返しになりますが、スチールベアリングでもDTのハブは良く回ります。
 ちなみに私のCL50は、走行距離が3000km程度ですけどまだどこも不具合がありません。
 元の構造が起因の回転が渋くなるという不具合以外は。
 もっと走り込まないと結論は下せませんが、恐らくCLXなどで前輪の回転が渋くなった→バラして
 みたらベアリング逝ってた。
 これはベアリングを交換してもなおりません。またスルーアクスルを同じだけ締めたら
 同じ理由で逝きます。
 全部の製品がそうなのか?まではわかりませんが、所有されている方は気を付けた方が
 良いと思います。

※上記の問題は後輪には今のところ、いろいろ確認などしてみましたが発生しておりません。
前輪だけの問題のようです。
同じハブを使っている、CLX32、50、64にも同様の問題が発生する可能性があるみたいです。
某Youtubeで、店員さんのCLX64が私と似た回転の渋さが発生していて動画内で「ありゃ!これ、壊れてる!?」と驚かれているエピソードを含む動画があり、それを見ました。
なので同年代のCLXシリーズにも発生する可能性があると思われます。全部が全部じゃないにしても、です。

私が所有するCL50 discは20万円ほどの製品です。
20万円という価格帯でひとくくりに考えると…専門家の人たちは一言も二言も言いたい何らかの問題を持ったホイールかも知れませんが、イチ素人がロングライドなどを楽しむ用途で考えると…
コスパ最強!
意識しなくても速い!!
ロングでも脚が楽!!!
と、三拍子揃ったホイールだと思います。

試乗程度ですけど、これよりさらに驚いたホイールは、Aeolus RSL37です。
はよう納車してもらいたいですw
はよう走りにいきたいw
Posted at 2021/03/03 14:08:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記

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