2016年08月02日
昨晩の続きをいきたいと思いますw
(ちょっとは寝ろよwというツッコミは甘んじて受けます)
「空吹かし」について、昨夜は書きました。
この時に注意して欲しいのが「試している時に勘違いして損しないように」書いてるシリーズなので、あくまで所有してからの話しではなく「試乗」メインの話題なので、まるで所有車のような振る舞いで試すワケにも行かないのが前提で書いてます。
なので、昨夜の話題でも書いてたヒールアンドトゥを用いたシフトチェンジの際に発揮される「ブリッピング」で実際のレスポンスを知る事ができる。
と書いてます。
それが試せたら一番良いんですけど、試乗でそこまで踏んだらキチガ○ですのでその片鱗を知る為に目の前の信号が赤になりそうで停止する際に、軽くブレーキ踏みながら減速して行く時に、ギアをいったんニュートラルに抜いて一瞬だけアクセルを煽ると本来のレスポンス(の一部)を体験する事ができます。
あくまでも、ジェントルに。かつ安全に確かめてくださいw
次にシフトストロークについて。
これ、MT車に限っての話題なんですけど、シフトレバーを動かす時に「どれだけレバーの移動量があるのか」を示す言葉です。
シフトストロークが短ければ短いほどエライ!みたいな勘違いしそうな記述の評論記事もいまだに見かけますが、シフトストロークは短ければ短いほど良いワケではありません!
(かと言って、シフト操作自体がダルくなるほどロングストロークを推奨するワケでもありませんw)
何事も「適度」というのが良いのです。
ただでさえ、純正状態でもシフトストロークがショート(かそれ気味)な車なのに「ショートストロークギアシフトレバー」なる危険なシロモノを販売しているお粗末なショーバイが行われてるのも現実です。
あまりにショートストロークすぎるシフトストロークの場合、乗りやすさよりも乗りにくさが目立つケースもあるほどです。
なので、ここはシフトストローク単体で評価するのは止めましょう、という趣旨です。
それよりも、エンジン自体の「吹け下がり」はどうですか?
興味持って試乗している車の加速していって上がった回転数から、次のギアへ変速する為に(主にシフトアップ方向の話題)エンジン回転数が狙ってる次のギアに最適な回転数まで落ちる時間はいかがですか?
シフトが超ショートストロークになってない方が適度な落ち具合じゃないですか?
要するに、シフトだけビンビンでも仕方がないw
という話題です。
クラッチ、シフトレバー、アクセル
全ての調律がしっかりとなされていて初めて「乗りやすい」「乗っていて気持ちいい」という感触になりますので、雑誌の評価記事とかで勘違いしがちな「シフトストロークがちょっと長めに感じられて…」みたいなシフトストローク単体での評価はやめましょうw
せっかく乗る機会を得たのに、全部が全部マツダのロードスターばりにショートストロークなシフト操作感じゃないと俺は満足できないんだよね(w)なんて言ってると、非常に損します。
損ばかりします。
ある程度シフトレバーのストローク量が大きくても、前車のメガーヌRSの様に実際に操作すると叩き込むような素早い変速操作も含むスポーツ走行時、何にも印象に残らない程の操作のしやすさ。
かえって自然過ぎて印象に残らない感じなほどまで作り込まれている車というケースもあるのです。
本当に。
単純にディーラー展示車に座って、クラッチ踏みつけて、シフトレバーだけカチャカチャやって「ギア自体には停止状態でもどこでもスコスコ入って気持ちいいけど、シフトストロークが長めで残念だなぁ」なんて間違った印象を持つとその時点で損ですw
(ぶっちゃけ箕面のディーラーでメガーヌRSの展示車に座ってコキコキやってこれ言ってた某マニアックな車種に乗ってる御仁がいましたw独り言(の割に大きめだったがw)を聞いて飲んでたコーヒー吹きそうになりましたw)
今乗ってるボクスターも、どちらかと言えばシフトストロークはスポーツカーの割に長めと言っても間違いないでしょう。
ですが、飛ばしている時に蹴とばすようにクラッチ踏みつけて一瞬でギアチェンジするような乗り方をする場合に「非常に自然にチェンジできる」車です。
特にFF車や、ボクスターの様なMR車などのシフトリンケージで直接ギアを選択している場合じゃない車の場合は、ある程度ストロークないとギアが入り辛くなったりなどの弊害も併発してしまい、ヘタすると大事なミッションそのものを破損する恐れも高めます。
なので、実際に乗ってチェンジしてみて、トータルでシフトストロークの評価はした方がいいです。
世の中の乗りやすくて速いクルマの多くは、鬼のようなショートストロークじゃない場合の方が多いですw
Posted at 2016/08/02 06:22:01 | |
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