2018年08月26日
みなさん、こんばんは!
(と言えるほどPV無いっちゅーのw)
今日も今日とて休日出勤。
竣工前の追い込みで頑張っております。
普通の状態なら竣工前は逆に楽チンなんですよ。マジで。
手配モノが終わって、竣工図の作成に入ってまして、逆に残業代がまったく無くなって(=毎日No残業)残業代無いとちょっと不便っていうか、贅沢しなきゃいいだけなんスけどw
って状態になるんですが、今回は時々ボヤいていた通り異常な現場なんで竣工前でも大忙しです。
まぁそんな話はさておき、先日も記事にしたシャシーのモジュール設計の件ですよ。
シャシーのモジュール設計…というか、基本となるシャシー流用をして車種を大量生産というのはここ最近始まった事じゃありません。
昔から存在します。
例えば、わかりやすい例としてマーク2三兄弟というのがあります。
マーク2、チェイサー、クレスタ。
同じシャシーで4ドアHT、センターピラーレスの4ドアHT、しっかりピラーの立った4ドアセダン
という上屋違いを被せて3車種を生み出していたり、今ではこういう似た車種のシャシー流用に留まらず、ヴィッツのシャシーからBbというボクシーなスタイルのコンパクト…
あれはコンパクト何っていうジャンルなんだろうw
ミニバンでもないし…ヴィッツより少し大きめなコンパクトハッチバックでいいのか?
まぁあそこまで雰囲気の違う車を生み出したりしてます。
もっと凄いのがヴィッツのシャシーからシエンタという7人乗りコンパクトミニバンも生み出されたり。
ここまで積載荷重(人員含むです)や重心高や車重も違うのを許容する・出来るだけの設計案件を盛り込んで開発できるというあたりは凄いな、と感心します。
アルファードに至ってはベースはカムリというミドルクラスセダン用のシャシーですからね。
あれだけフルサイズ(日本という風土で見れば最大に近い、という意味で)のミニバンをカムリベースで作れるんですから凄い。
それはさておき、欧州車もそういう流れ、があります。
そして最近では企業の枠を超えてグループ内での流用もさかんです。
古くではVWとアウディのお互いに流用する姿勢は有名です。
上位車種になると独自性がありますが、GOLFとA3あたりは昔からお互いに流用して開発費を押えてます。
そんな中でとうとうスーパースポーツという独自性や歴史や付加価値こそが大事な世界にも、そういった流用という価値観を持ち込んできました。
モジュラー設計化されたシャシーを使って、今度の911は開発されてます。
アウディのR8もランボルギーニも開発されてます。
ここで重要なのがどう感じるのか。です。
ポルシェと同じシャシーを使った車が安価に買える(=アウディR8のエントリーグレード)
こういう価値と価格設定ならR8のネームバリューがさらに上がる?んでしょうかw
私自身はR8に乗った事がありませんが、知人が乗ってます。
そこで実際に見聞きしますとR8は優れた乗りやすさと操縦性を兼ね備えており、独自の魅力があるとオーナーは語っておられました。
一般的にはR8の知名度と実際に経験された人数よりも、圧倒的に911の方がそれらの人数の方が多いでしょう。
なので、上記の様な価値観?に繋がるのかなと思うんですけど、R8を知ってる人からすればまた違った視点や捉え方になるんじゃないかと思います。
次にランボルギーニとして見た場合。
911とも共用しているシャシーで信頼性や耐久性は上がる?
でも、乗り味はちゃんとランボルギーニしているんだろうか…
という感じになるんでしょうか。
ランボのオーナーになられる方なら、あまりこういった事は気にせず欲しくなったら買われそうな気もしますw
ランボルギーニというブランドに期待する非日常感を持った見た目や雰囲気と動力性能があればオッケーな気もしますから、この辺はあまりマイナス要素ないでしょうか。
次に911視点で見ると…
せっかく991で時代に要求される環境性能や安全性能ほかで増え続ける車重に歯止めを掛けて、ちょい軽く仕上がったのにモジュラー設計かつ、911よりも車幅などが広い車種をも見据えたベースとなるシャシーで開発…
ポルシェの事だから運動性能とかそういう方面はなんとかするだろう。
数字の上ではそういう風に速さなど犠牲にしないだろうけど、ボテッと無駄に太く大きくならないだろうか。
いくら運動性能が実際優れていても、増えた車重はどんなに優れたテクノロジーでカバーしようにも、ドライブフィールとしてやっぱり出ます。
911らしさ…というか、ポルシェらしさを感じれるかどうか…ですね。
まぁイチ素人が心配していてもしょうがないし、もう決まった事なので何を言ってもしょうがないんですけど…
なんか気持ち的には残念な気持ちでいっぱいです。
とりあえず出てからですけど、いつかは新車で911!
なんて気持ちがちょっとありましたが、これからは程度の良い自分にあった911!
って感じに夢が変わりそうですねぇ。
今の私にとって欲しい911は何だろうか…
一台はもう心の中で決まっているんですがw
街乗り以外でも911に乗りたくなった際の、私にとってのベストバイは何だろう。
際限なく予算あるなら911GT3RSとか贅沢な選択肢になるんでしょうけれど、そうじゃない場合にどれか一台選ぶなら、どれを選べば素敵な一台になるんだろう。
と考えております。
案外、996や997の素である「カレラ」のあまりオプションの付いてない個体が一番いいんじゃないか?なんて思っちゃったりしてます。
維持費も度外視で選ぶなら、そりゃもう993や964や930やナローって感じで…
過去のモデルにいくほど、より「ナマ」な感触に満ち溢れていて良い経験できると思います。
ただ、日常性も少しずつ失われていくでしょうけどw
ものごっつ大金持ちでガンガン維持にお金掛けられるなら、距離とか維持費気にせずそういった車をガシガシ乗り倒して、より満喫できるんでしょうけど…
いろんなバランス考えると996や997あたりの素のMTか?なんて考えます。
996も実際に触れると悪くないんですよ。
デザイン上の好みはあるにせよ、996も911らしさに溢れてます。
ボクスターも同じく987には987にしか無い良いところがあって、価格のこなれもあって987は987でアリだなぁ…なんて感じます。
そして986は986で981や987と比較して、より非力だったり色々不足している面も数字上ではありますが、実際に乗るとより「ナマ」っぽいって言いますか…
空冷モデルほどのガッチガチの「ナマ」っぽいのとは違うんですけど、986は986でまたいい味出しているんですよね。後は経年による劣化具合といいますか。
程度良いのだと986も今乗っても「あっ、すげぇ!」なんですよ。
操縦性とか重量バランスはさすが元祖ですしね。
話しが逸れましたが、買える・買えないは別にして
どんどん新型車で何か欲しい!と思える、興味を持てる車種が減って行ってるのがちょっと残念です。
そういう風に考えると、地味に今乗ってるな~んにもオプション付いてない、けれど981系では皮肉だけど最軽量に近い私が乗る981が「アガリの車」なんじゃないかな。
なんて、街中をゆっくり転がしていて思う時があります。
ミッドシップなのに癖がなく(なくはないですけど、非常に薄い)乗りやすく、雨が降っていようが安楽で、街中の交差点曲がるだけでも感じられる重心の低さや前後重量バランスの良さなど…
その車の癖=毒だったり魅力とも言えますが、この素直な乗り味といつまで乗っていても飽きない優れたバランス、そして2700ccと現代の基準で言えば非力なエンジンですが、それでも265馬力あり必要にして十分な力があって、回すと魅力的な回り方をするフィーリング…
非常に手前ミソになっちゃいますけど、こういう何でもない「フツーさ」というのも、長く乗るには大事なんじゃないだろうか…なんて思います。
それにしても贅沢な悩みで、他の車でも実際に手に入れて長く触れれば同じような感想抱くでしょうし、そう考えると自分自身がまだ気付けてないだけで、世の中には良いクルマが溢れていて「いい時代に生まれたなぁ」なんて、そんな風にも考えます。
ちょっと無理すりゃ、自分が望めばある程度は夢が叶う。
そんな日本という国に生まれて良かったな、と思います。
なんだか最後は何が言いたかったんだかw
って流れになりましたが、仕事頑張って仮眠とって、明日からも頑張りますw
Posted at 2018/08/27 00:16:17 | |
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