2018年11月19日
なうで書いた文章が、受け取りようによっては「それって前よりピーキーなんじゃ…」とも受け取れるかも?なんて思ったので、文字数の制限を受けないこちらで感じた事をちょっと書きたいなと思いました。
あくまで一般道での感触なんで、サーキットに行けば印象が変わる可能性はなくはないですが、一般道で感じた乗り味というのが「コントローラブル」なんです。
そして、車体が軽くなったと感じちゃう事です。
コントローラブルと感じる要因は、素人なりに受けた印象から考えてみましたら、アクセルのオン・オフや路面のアンジュレーションに対して車が以前よりも思った通り反応してくれるのです。
以前の981も、そういう側面はなかったかと言えばちゃんとありました。
普通の車よりは素直にきちんと反応します。(以前の事です)
なので、名古屋行ったりいろんなところに行きましたが、様々な路面を長距離乗っても疲れなかったのです。
そこで、補強を入れた状態で改めて乗ると、あの部分の補強が入る以前は、その部分でそんなに何かが逃げていたのか?と考えちゃうほど、棒一本のおかげでその逃げをほぼ解消する事で、こんなに素直に動くようになるのか…と感じた次第です。
次に、車体が軽くなったと感じた件につきましては、ボディの揺すられ現象について改善された事と、先日のブログでも書きましたけど、普段通りアクセル開けて発進などする際に、以前にも増して車体がロスなく前に前に進もうとする印象を受けるほど、車の動きが変わった事による印象です。
ボディの揺すられに関しては、当初この車を購入させてもらった時についてた標準サスの時にも若干ありました。ただ、スポーツシャシー用の足組んだ今の状態よりは、さすが標準足。
という感じでもっと普通な乗り心地で幅広い用途に耐えうる、という印象でした。
それでも、標準足の方はMY13という事で(初期モデルに近い)ちょっと突き上げがあったのは事実です。
そこからスポーツシャシーに入れ替えた事で、そういう初期Verに近い標準足よりも突き上げ自体が激減し、乗り心地が良くなった!と感じました。
これは981ボクスターGTSが登場する際に、ブラッシュアップされた981系シャシーの車に乗った評論家の方たちの記事にもそう書いてあって、私は勝手に「ショックとかも良くなってんだろうけど、ブラッシュアップでシャシーの方もスポットの打点とか場所自体の改善とか進んで全体で良くなってんだろうな=足だけ変えてもそんなに劇的には変わらないかも?」と想像していたので、スポーツシャシー組んですぐに感じた印象は、足は堅くなってるけど確かに良くなってる!
と感じました。
ただし、エンジン搭載していて支える為に重要なリアサス廻りがショックとバネだけじゃなくスタビも込みで26%くらい?標準サスよりも堅められている影響は、やっぱり無くはなく…
左右後輪に訪れる時間差があるギャップ路面とかを通過すると「ユサユサ」とボディが、主にリア側が揺すられる現象がありました。
それが「ユサユサ」と揺すられるのではなく、ポン、ポポンという感じでいなすようになりました。
この揺すられ感の少なさと、アクセルを今まで通りに踏んで今までよりも車体が前に進もうとする効率の両面から、車体が軽くなった!と感じた印象です。
これらの印象の大元になってるのが、非常に単純なハナシ…
単純ゆえにごまかしの効かない、そして普通ならそれを実現するのは難しいハナシなんですけど、ストラット形式サスペンションの弱点でもあるのですが、サスペンションがストロークする際にショックケース自体に応力が発生する構造なので、スムーズに動かしにくい足回り形式でもあるのです。
それをあの補強バーでショックが突っ張る動きになりやすい条件の時に、ショックを支えるブラケットなりを全体的にBOX形状へ改善する事でブラケット本体がショックの反力で動いてショックの動きを妨げる作用を打ち消す事で、ショックの初期ストローク部分をスムーズにする改善になったんじゃないか?と思います。
そうなった事で、まるで車体が軽くなった様な印象と共に、動かしていて以前よりもコントローラブルになった!と感じたのです(あくまで素人感丸出しですので、鵜呑みにしないでくださいw)
こういう補強一本で、なぜこうも変わるのか。
それはベースがしっかりしているからだと思います。
普通、どんなにすげぇスポーツグレードの車やスポーツカーでも、自分でジャッキかましてタイヤ交換してみたらわかりますけど、大抵の車って左前輪交換したい場合、左前輪側のジャッキポイントでジャッキアップしたら、左前輪しか上がらないですよね。普通、そうですよね。
これって常識…
と思われてる方も少なくないと思いますけど、実はこれ…
相当車体が捻じれてる、って事なんですよ。
ポルシェは、特に911をジャッキアップするとわかりますけど、同じように左前輪側をジャッキアップしようとジャッキ使うと、左前輪だけじゃなく、対向方向になる右後輪が接地しているだけで、右前輪も、左後輪も地面から浮きます。
それだけ、車体剛性(主にフロアでしょうか)がしっかりしていて、変形しない。という事なんです。
これを知ってしまったら、色んな車が車体剛性は何々の剛性と同等くらいで…なんて話を耳にしても、「本当かなw」って思っちゃう事もあります…。
話しが逸れましたけれど、そういうもっと手の出しにくい基本部分をしっかりと作ってあるからこそ、あの718versionのリアサス用補強バーを追加する事で、それだけの話しなんですけど、ここまで効果が出たのかな?とも思いました。
※あくまで素人の感想ですw
Posted at 2018/11/19 13:46:45 | |
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981ボクスター | 日記