2020年05月08日
ポルシェ商法?と言うとイメージ良くないですが、何のことかと言うと10の需要に対して7~8供給…みたいな感じだったと記憶しますw
一体何のことかと言うと、Specializedのバイクが市場にほぼ無いんですよ。
超普及モデルであるアルミフレームとかは、まだ在庫あるみたいなんですけど…
ちょっとグレードが上がって評判良いモデルとなると途端に売り切れ。
私が乗ってるアルミフレームのAllez sprint comp discなどもほぼ売り切れ。
完成車で買うとお買い得だが、こういう安いモデルをフレームセットで買うとなると途端に高価に感じる様な価格帯になっちゃうにも関わらず、Allez sprint compはフレームセットもほぼ売り切れ。
(これはマジ凄いと思う。例え輸入数自体が少ないにしても…普通売れないッスよ、こんな価格帯のフレームセットは。)
例>105完成車が24万円に対し、フレームセットが約18万円
ホイール、サドル、コンポ、ハンドルetc…6万円で買えないッスw
という図式になるので、普及フレームなど価格帯が安いモデルほど普通ならフレームセットは売れない。事故や落車などで他パーツは使えるけどフレーム逝っちゃったwという場合などのニーズに応える為に設定があるようなモノです。
とにかく何でも入荷してもスグに売り切れなんですよ。
リアルタイムで見ていてわかるんですけど、そこそこの数入荷しているんですよね。
なのにちょっと目を離すと売り切れ。
確かに最近、Specializedのロードを見かける率が一時期のGIANTやMERIDAやSCOTTなど…まぁメーカー数は星の数ほどあるから例挙げるとキリないんですけど、それらのメーカーの方を2018年あたりは見かけていたのに、最近は確かにスペシャが多い気がする。
それも「S-Works」見かける率も高いぞオイw的な。
S-WorksのVengeが一強過ぎて買えない層の為に、Specialized冠の「Venge Pro」なるモデルも存在する。
これは何と、ブランドロゴがSpecializedっていうだけで、構成しているカーボンファイバーのグレードも積層の仕方もジオメトリーも全てS-Worksと同じという商品。
構成する部品を、ホイールはCLX60→CL50へダウングレード。
コンポをデュラエースDI2をアルテグラDI2へダウングレード。
など、目立った性能ダウンをさせずに上手く価格を抑えて約80万円。
安くないです、価格ダウンしていてもw
それでもほぼ即日完売な勢いで完売。
このVenge Proも実際に何度か見かけた事があります。
なうでも書きましたが、TarmacというTREKで言うところのemondaと似た軽量系オールラウンドバイクのミドルグレード。
これも2018年当初はグレード毎に現行のSL6形状じゃなく、SL4という先々代(!)モデル形状だったり、SL5という先代形状だったりしていたのが2019年くらいからかな?全て現行のSL6形状に改められました。
コレが何を意味するか、と言いますと…
最新の空力を得たという事です。
SL5くらいまでは、構成するカーボンファイバーのグレードにより、似た剛性や強度を持たそうとするとどうしてもレイアップの厚みが増えたりして、フレームは上位グレードと比較して「重くなる」
似た強度と剛性を出す設計で狙うにしても、厚くなるという事はどんなに気を付けて細心の注意を払って生産していても「空隙率など避けられない問題が立ち塞がる=狙い通りの剛性バランスなどにならないケースもある」という現実。
なので、S-Worksフレームは非常にキビキビと反応良く鋭く加速するも、下位グレードは何故かちょっともっさり気味…
それが絶対的にダメかと言うと、ホビーライダーにとってはデメリットばかりでもないのがまた奥が深いところなんですけどね。
でも、ヒエラルキー的にどう頑張っても逆立ちしても敵わないという図式が成り立っていたのですが、現行のSL6からはフレームの剛性や強度や軽さだけで語れない「空力」を身に纏ってデビュー。
軽量系バイクなのに、なんとエアロロードである「初代Venge」と同等の空力性能を持って誕生=空気抵抗が少ないという特徴も持ちます。
(現行Vengeは三代目)
なので、現行Tarmacはフレームの強度と剛性で恩恵に与れなくても…イチホビーライダー的に、脚力などの関係でちょっと柔めのフレームの方が良いわ♡
というケースなら、なおさら価格も抑えられて最新の空力で乗れる下位グレードが魅力。
という図式が成り立っていたんでしょうね。
気付かんかったけどw
ほぼ品切れ。
S-Worksに最も近しいTarmac expert disc何かは全て売り切れ。
フレームセットも売り切れ。
買いたくても買えないやんw
…調べながら驚きつつ、さらに驚愕したのが
「Specializedの中間グレードって何でこんな色彩なん…」
と驚愕した。
迷彩っぽい柄まで存在しますよダンナ!
これまでも容赦なく売り切れって凄いなマジでw
売ってたら魅力的だったけど、検索しつつカラーリング見て実際在庫あっても買うのは微妙だよな…と思いながら画面見てた(正直w
きっと、全塗してんだな。きっと。(んなワケない
で、なんだか冒頭の言葉を思い出したワケです。
少ない数でもないけど、絶妙な数仕入れて微妙に市場的に足りない様にしてんのかな…って。
それが成り立つのも、実際に優れた商品とレースでの実績があるから成立するんだろうなぁと感心しました。
実際、私が乗る安いモデルであるAllez sprint comp discですら…
アルミフレームらしいキビキビとした反応の良い推進力と加速、コーナリング。
Tarmac(それもS-Worksっていうね)譲りのフロントフォークが生み出す頼もしい上に正確なハンドリング(地味にTarmacのフォークは空力も洗練されてます。今回の調査まで知らなかったけどw)そしてフルカーボン製という事実。
シートポストはVenge譲りのS-Works印付きシートポスト(カーボン)
フレームはアルミだが、フォークとシートポストがカーボン製の為、案外乗り心地も悪く無いっていうオマケ付き。
今回ホイールもCL50というカーボンリムへ変わった事で、リムも振動などを相殺する能力を持ち、私が所有するロードの中で最も快適かつ速い一台になったという…(向かい風も楽です、マジで)
廉価版で…これ?と実感したからこそ、妻がそのうちディスクのロードが欲しいと言ったのでSpecializedで調べてみた…という流れです。
買えそうにないけど。在庫ないから。
在庫あってもカラーリングがちょっと…(これが正直一番問題w
S-Worksになると良い色合いとかあるんですよね~w
商売ウマ杉だろと。
他のミドルグレードとなると途端に難しくなります。
極端過ぎるんですよね、ハイエンドとミドルの落ち加減が。
そんなミドルグレードなら入門用に近いバランス良いモデルの方が価格も抑えられてカラーバリエーションも多くて良かったりするから難しい。
で、突然光ってくるのがPinarelloです。
Pinarelloのミドルグレードっていうか、他社のミドルと同価格帯のモデルとして「Prince」というモデルがあります。
一世代前と言ってもつい最近まで一線で活躍していた伝説の「DOGMA F10」譲りのテクノロジーで納まり切れずに、ただ流用するのではなくブラッシュアップして形状に盛り込まれたというのが現行Princeの凄さ。
これのPrince FXというグレードになると、カーボンファイバーのグレードも他社ならトップグレードに採用するくらい高品質の強度と剛性を持つカーボンファイバーを使用しています。
それでいて628000円というお値段。
安くないッス。高いッス。
高いけど、内容考えたら安い…と思える構成の良さ。
デザインはさすがイタリアンデザイン。
妖艶です。
色もさすがイタリア。
残念なカラーリングしてませんw
センス抜群。
ハイエンド逝ってみるのも手ですが…(知ってみたい。所有する事で)
ハイエンド逝くのにちょっと精神的な抵抗があったら…
ミドルグレードもアリだよなぁって思った午後でした。
仕事します。
※ちなみに、TREKならMadone SLR6とかSLR7とかが光ります。
フレームは問題なくハイエンドであるSLRでありながら、構成する部品がアルテグラなどで価格が抑えてある。それもPrince FXと同じくらい。安い!
しかもTREKの場合、SLRモデルならプロジェクトワンという自分だけのフレームとしてカラーやパターンも発注できる(アップチャージは必要)という隙の無さ。
マドンの場合だとハイエンドイケちゃうっていう凄さ。
まぁまずは貯金しますw
頭金勢い良く作ってやんよ。
あ、サラリーマン20数年ぶりだから忘れてたけど「ボーナス」あるんだった…
ボーナス頭金で買うか?w
いや、その前にまずは練習だな…。そっちが先だな。間違いなく。
…仕事します…。
Posted at 2020/05/08 15:00:51 | |
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2020年05月08日
いや~、Youtubeを最近はあまり見れていませんでした。
それで今さらなんですけど、気付いたんですよ。
GT-R NISMOの2020年モデル(という事はこの話題は2019年の話しw)がドエライ事になっているという事実を。
GT-Rが吊るしの状態(と言ってもGT3と同じく2400万円台の車両価格ですけど)で筑波1分切りを達成。
それも現役プロドライバーじゃなく、元プロドライバーですが五味さんのドライブで達成というのがさらに素晴らしい。
乗り手を選ぶ(GT-Rの四駆特性や制御の癖を知る、という意味で)クルマではないという証明にも繋がっていると思います。
その後、日産の現役ワークスドライバーの手によって、路面状況は芳しくない状態だったみたいですが(ドリフト走行会の後で、タイヤカスが散乱していてグリップがイマイチだったそうです)59秒361という驚異的な記録を達成。
速さだけが車の魅力では無いのは周知の事実ですが、それでもこれはとても素晴らしい事だと思います。
同じ2020モデルを試乗する土屋さんも、楽しそうにGT-Rに乗ります。
四駆嫌いで有名な土屋さんが…
そして褒めてる内容が素晴らしい。
こういう領域までGT-Rは育ったんですね。
動画見ていて一番感心したのが、開発の日産の方たちが皆さん素晴らしい人たちだなという事です。
子供みたいに無邪気に喜んでいたり、終始ご自身たちも楽しみながらGT-Rを育てている。
こういう環境が今のGT-Rを作っているのかなと動画を通じて知り、日本人としてとても嬉しかったです。
こういうの、失くしてほしくないです。
もっとGT-Rを作り続けて欲しいです。
血の通ったクルマを作り続けて欲しいです。
ゴーンさん問題など、ややこしい問題を抱えた日産ですが、この先も頑張って我々に夢を見れる車を届け続けて欲しいです。
できれば、高くても500万円まででこういう血の通った操るのが楽しいと思える車をまずは作っていただきたいですw
それはフェアレディZがあるでしょwと言われるかも知れませんが、できればもっと軽くて排気量の小さい…そう、シルビアみたいな車をw(ないものねだり)
Posted at 2020/05/08 07:55:02 | |
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