2020年05月11日
距離乗ってる人にお知らせです。
もうご存知の方にはアレな記事なんですけど、やっぱりロードバイクのチェーンってコマメに清掃していてもパワー上がってきたら距離走ると持ちません。
約3~4カ月に一回はチェーン交換した方がいいです。
走行距離は汚れ方にもよりますが500km前後を境に目視で点検して汚れが酷い様なら距離に拘らず清掃。という感じで使った方がいいです。
先日私のロードが乗るチェーンがもう既定値を超える伸び方してまして、三カ月を待たずに交換となりました。
105のチェーンとアルテグラで悩むところですが、価格的にそんな高価じゃないのでデュラエース使うのをおススメします。
なんかね、違いますわ。
上手く説明できませんが。
変速は良くなった気がします。
emondaにはアルテチェーン。
Allez sprint comp discにデュラエース組みましたが、明らかにデュラの方が上です。
駆動力もなんか気のせいかも知れませんが良いと思う。
ま、全く同じフレーム
同じホイール
同じタイヤで試さないとしっかりとした検証はできませんが普通に乗ってたらわかりますやんw
長々と乗ってきたからこそ直感でわかる事ってありますやん?
そういう意味ではデュラエースの方が回転軽いし、変速良いしで良いところしか感じません。
一度、お試しあれ。
お金ないわ…って追い込まれたら105チェーンとかに戻るかも…ですけど、デュラを一度経験したらもう戻れません(キッパリ
実際にチェーンの作りとかも実物で見てください。
すんごいですw
シマノユーザーが多いのがわかる気がします。
デュラエースのチェーンより価格が倍くらいして、チョークの粉っぽい摩擦抵抗を極限まで減らす!と言われているすんごいチェーンもありますけど、デュラエースの性能で十分戦闘力高いと思います。
価格もこれだけ凝った作りなのに高くないですし(アルテと実質400円くらいしか変わらないwこれだったら最初からデュラ入れておけば良かったと、思った)
チェーンは消耗品。
クルマで言えばタイヤみたいなモノ。(ロードはタイヤも消耗品ですがw)
気にせずどんどこ変えられるコスパってのも大事だと思います。
実際、駆動抵抗って時速が上がれば上がる程、走行に関わる全体で占める抵抗の率で言えば微々たるモノ。
そりゃ抵抗である以上は極限まで小さい方が良いですが、デュラのチェーンと粉吹いてるチェーンで実際に自分の足で感じる抵抗の差って使った事がある元実業団選手の方も「?」だったそうです。
私も機会あれば一度試してみようかなとは思いますが、デュラのチェーンは想像以上にヨカッタです。
猛烈に練習されている方におススメです!
※デュラのチェーン組む時に注意。
チェーン組んだ瞬間が最強です。
シマノ肝いりの無駄のないオイル塗布状態です。
なのでチェーン組む前に念入りにフロントチェーンリングとリアのスプロケやディレイラーのプーリーなどを清掃しておきましょう。
チェーン組んだら最初の200~300kmは汚れ方にもよりますが何もしないのが正解です。
その状態が最高の駆動効率です(`・ω・´)b
割とスグにねずみ色状に汚れますが、黒くなるまで大丈夫です。
チェーン洗浄はチェーンを外してディグリーザーはおススメしません。
落としたらアカンところまで潤滑油を落としてしまう恐れがあるからです。
ご注意ください。
Posted at 2020/05/11 16:27:59 | |
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2020年05月11日
ロードバイク市場的には、このGW期間中にいろいろあった様です。
まだ詳しい情報が出てこないのでツイッターなどで見たウワサ程度ですけれど、どうもホイールで有名なフランスのメーカー「MAVIC」に管財人が入っているとの噂。
MAVICほどのメーカーを倒産させるような事はないとファンも含めてみなさんの意見みたいです。
私も思いますw
他力本願でしかないですが、新しい資本家の方が現れると信じて企業再生に頑張って欲しいと切に願います。
MAVICの黄色いサポートカーとか見れないなんて寂しいの一言。
次に、同じくフランスの超高級フレームメーカー「TIME」
TIMEも、フレーム開発・生産事業から撤退する…!?というニュースが。
ビンディング事業の方は継続する方針だそうです。
TIMEはこんな例えが適正かどうかはさておき、個人的な印象を述べさせていただくと昔の日産みたいだなwと感じていました。
ここからの例えは他意は無いので気を悪くしたらお許しください。
例えば、トヨタは昔から宣伝ウマい。と、思う。
やれ衝突安全ボディだ、ボディ剛性高い設計してますよ…とか。
(内装めくったら「?」と思うところが無い事は無いですけど…)
でも確かに体感上は割としっかりとカッチリとした印象の車もありました。
1JZとか名機ですし、知る人は知りますけれどオヤジセダンなのにリアサスのグリップ力がハンパなく良く、FR車なのにセッティングをきっちり決めたらそんなに高価な足とか組まなくても四駆のブーストアップくらいなら喰えるくらいゼロヨン速いとかね。本当に後輪駆動のスタートなのかよ?w
というのとかね。
サーキット走ったら、そりゃ最速じゃないかもですけど走ったらそれなりのタイム出すし乗りやすかったりね、意外とね。
後は整備性が良いです。など。
やっぱ売れるワケってあるんですよ。錆にも強いし。
R33→R34発売している頃の日産って徐々に尻すぼみムード。
出す車は日産ファンにとって裏切らない良い車も出していたけど、なんだか印象は「変わり映えがない」という印象。
今から思えばS15シルビアも売ってるし、Z33なんて超バーゲンプライスだし…
悪い事ってさほど無かったんですけどね。
K12マーチで当初は限定車だったけど後にカタログモデルになった12SRとかも出すしで、むしろ今よりそういう面白い車は多かった。
にも関わらず全体的にパッとしない。
クルマが売れない。
GT-Rの純正ホイールなんて、そんなテストまでせんでいいのに40km/hくらいで縁石突っ込んで既定値以上の変形量に至らない「高強度かつ高剛性」を実現した上で、下手な市販ホイールより軽いか同等くらいの「メーカーとして保証も付けた」非常に高品質な純正ホイールを開発して履かせているとかねw
宣伝すりゃ良いのにマニアックな雑誌などを読まない限りは知り得ないような作りこみまでしていた。それもBNR32(平成元年発売)の頃から。
なので車に欠点はあるにしろ、未だに一線級の速さや気持ち良さなどを備えた走りを実現している。燃費は今の基準だと超厳しいけれどもw
話しがずいぶん逸れましたが、TIMEは正にそんなメーカー。
SpecializedがTARMAC SL5世代でやっと取り組み始めたフレームの各サイズ毎に剛性バランスなどを考慮した設計・生産「ライダーファーストエンジニアリング」(TREKもその頃より少し前くらいからemonda他でそういう設計要素を取り入れています)を、TIMEは遥か以前から同じ機種でもフレームサイズ毎にカーボンレイアップ層数から樹脂の厚みまですべてをコントロールしてフレームサイズ小さいから「剛性過多」なんて事はなく、フレームサイズが大きいから「剛性柔い」という事もなく、全ての身長の方に優れた乗り味を提供していたメーカーです。
全くこの辺はメーカーご自身宣伝されていませんw
知る人ぞ知る。という内容(GT-Rの純正ホイール他と同様に)
また、スバルがGRBの頃の限定車にカーボンルーフを設定し、その製法が話題になった「RTM工法」(レジントランスファーモールディング)
それより以前からTIMEはフレーム生産にその手法を取り入れています。
具体的には、カーボン繊維をメーカー独自で編み込むところから。
編んだカーボン繊維の中に筒状に成形した繊維強化プラスチック製品を挿入し、そこから型に入れて成形・焼付。
レーシングスペックなフレームなのに落車しても容易に割れたり破損したりしない強度で有名です。
それじゃフレーム重量は割と重量級なんでしょうな…と思われるかも知れませんが、ざっくり900g台後半です。
最近のモデルで900g台前半です。
これはSpecializedの最新作である軽量系ロードの「S-Works Tarmac SL6」のフレーム公表重量である860gと近しい数値です。
非常に素晴らしい。
しかし、内容がマニアック過ぎるのと最近のSpecializedを始めとしたアメリカメーカー御三家(TREK、Cannondale、Specialized)の活躍がめざましいのと、宣伝がウマいのと実際に乗っても優れている商品と…で圧されてイメージがパッとしなかった。
また上手く生産拠点を置いて生産しているこれら三大メーカーは、GIANT程ではないにしてもコスパにも優れている。
世界一級品のフレームが48万円(フレームセット)で買えたりするんですよ。
TIMEのフレームセット値段の約半分です。
また、TIMEはここ最近まで完成車販売をしていませんでした。
フレームセット売りのみという商売スタイル。=必然的に高価に。
ユーザーの手元に届くには、TIMEのフレームを約80万円超支払ってフレームセットを購入。
そこから、そんなお値段に相応しいショートパーツで組み付ける。
普通、組みつけますよねw
変な機材マウント取ってくる、クルマ好きでも一部見受けられる残念な方がいらっしゃるから、オーナーは見栄はるワケじゃないですけど、コンポならカンパのスーパーレコードとかシマノならデュラエースとか。
ホイールもそれなりのハイエンドホイール組みますわな…。
で組んでいくと、全部定価買いだったら約200万円近くに至ります…。
現在だと、Tarmacでパワーメーター付きカーボンクランクまで付いてきて、約120万円も出せば走り出せる完成車が売ってます。
それもどこかで妥協した組合せかと言えば、「NO!」
全て一級品で組まれています。
そこから更なるマニアックな超絶品に組み替えるのはユーザーの自由ですが、普通に考えて「これで最高」と思えるパーツ構成の商品がコレ。
黙っていても予約で完売状態のVengeも、約140万円で買える。
最新の超ド級空力性能をひっさげた、自分の足で漕ぐチャリなのに「あれ?これ自転車勝手に進んでない?」と錯覚を覚えるほどの超絶性能が高い方の部類でも60万円ほど安く買える。
附属するホイールもそれぞれTarmacなら「CLX50」というどこでも走れる超オールラウンダーハイエンドホイール。
Vengeなら「CLX60」平坦と下りならこれより上のホイールを探す方が難しいという一級品。
タイヤもS-Worksの世界選手権で成績をあげまくっている飴色タイヤ。
(これがステータスになって、今やSpecialized以外のメーカーもこぞって飴色タイヤ出しているっていうw
個人的には飴色タイヤ辞めて欲しいwwww)
と、説明が長くなりましたが…
そんな状況も手伝ってTIMEのフレームは昨年度、なんと販売実績が半分まで落ち込んだそうです…。
なんとかフレーム生産続けて欲しいです。
いつかは上品なTIMEフレームで一台組みたいな…なんて妄想していたんですけど…
そして、ロードバイク界に様々な革新をもたらした「COLNAGO」
ここも倒産臭いとの噂が…
スローピングバイクを作ったのはGIANTが有名ですが、それ以外の現代のロードの形状などに繋がる革新的な構造を90年代とかにバカスカ出していたのがCOLNAGOです。
残念ながら、遠慮なく感想を言わせていただくと
相変わらず優れたバイクは作っているけれど、三大メーカーやそれに肩を並べる他メーカーの最先端フレームと比較すると…ちょっと周回遅れ気味?
と思わなくない乗り味がアシを引っ張っているとは思います。
なので経営厳しかったんでしょうか。
とは、2018年頃からロード始めた若輩者の初心者丸出しの意見ですけれども。
COLNAGOに思い入れのあるユーザーの方はたくさんいらっしゃると思います。
COLNAGOも潰すワケにいかん!と思われる方がたくさんいらっしゃると思います。
これも他力本願でしかありませんが、新たな資本家の方が名乗り出て事業再生に頑張って欲しいところです。
今やロードバイクって目まぐるしく変わっていると実感します。
実際に乗りだした2018年以前は詳しく知らないので、近々の情報しか入ってきてませんが2010年以降でしょうか。
2~3年毎に業界スタンダードが変わりつつあるみたいです。
2015年以降は正に群雄割拠の戦国時代さながらの変わり様。
私が初めてemonda SL5を購入した2018年の頃ですら、タイヤは23c派と25c派が仲良く「こっちが良い」「いやこっちだ」と言い合いしていましたが、ワイドリム化待ったなし。
15cリム幅のホイールがその頃から絶滅危惧種でした。
17cリム幅がデカい顔してのさばると思いきや…
2018年で既に21cとか22cとか24cのリム幅が台頭しだす。
2019年ではレースシーンではワイドリムじゃないと話しにならんくらいに。
(ホビーライダーの話しです。完全プロ選手の話しじゃないですw)
今や、17cがナローリム扱いで絶滅危惧種です。
15cリムはまだ細々と生産続けていますが完組ホイールは随分ラインナップから消えたんじゃないでしょうか。
17cリムもラインナップから減りかけています。
そもそも、リムブレーキモデルのフレームが随分減りました。
リムブレーキモデル用のホイールラインナップも「在庫セール」真っただ中。
私ね、両方持っているから思うんですけどね。
リムブレーキモデルの素直さも捨て難いと思うんですよ。
メンテも楽だし、輪行も楽。
とっても捨て難い魅力満載。
近いうちにリムブレーキモデルのリバイバルブームが来るんじゃないかと妄想しております。
高価なカーボンリムホイールを、リムブレーキモデルはかなりの勢いで消耗品化するので、そういう意味ではディスクブレーキモデルはかなり素晴らしいと言わざるを得ない側面もあります。
スポンサー付いてるプロレーサーならいざ知らず、身銭切って趣味で乗る我々にとって消耗品化するのはディスクローターで、リムは乗り方にもよるけど今までのリムブレーキモデルと比較して倍以上の寿命に伸びるというのはお金掛ける価値が高まるし、思いきれた人以外経験できないカーボンリムの優れた乗り味とかをまだ身近に体験しようと思いきれやすい世界を作ったのはやっぱり凄いと思います。
道の駅などの自転車ラックで見かけるのでも、Pinarello DOGMA F10というTIMEに近しいコスト掛けないと買えないハイエンドモデルを見かけて「おぉ~!」と思っても、履いてるホイール見ると「Fulcrum Racing ZERO」だったりします。
暑い時期にダウンヒルで高価なカーボンリムをどんどこ消耗させるワケにいかんですわな…。(私が万が一買えたとしても、そうするでしょう)
片や、ディスクロードだとみんな気にせずバンバンBora oneとかWTOとかカーボンホイール履いてます。
中にはリムブレーキモデルでも気にせずガンガン、カーボンホイール履いてがんがん山登ってどんどこダウンヒル楽しんでおられる強烈な御仁もいらっしゃいますがねw
あれ、何の話しだったっけ。
ロードレースの世界をも引っ張ってきた、牽引してきたこれら欧州メーカー。
頑張って復活して欲しいです。
個人的に、内緒にしてましたがGDB復活かBRZ中古で買って遊ぼうとか画策していたんですけど…
絶版になって手が出ない中古価格になる前にTIMEのフレームをローン組んででも買って置いておこうかな…ってちょっと悩んでいますw
Posted at 2020/05/11 09:14:29 | |
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