2020年11月04日
ロードバイクの性能について
クルマにも通じるモノがありますが、試乗を通じて思った事を書きます。
まず大前提としてフレーム性能に問題がなく、そこそこの性能を発揮していると仮定して書きます。
①タイヤ
そもそも、タイヤの性能がしっかりしてないと何の評価にも繋がりませんw
タイヤはBontragerならR3などのミドルグレード以上を履いている事が望ましいです。
慣れてないうちは、エントリーグレード専用の後から買えないR1などの廉価モデルでもとりあえずなら問題ないですけれど、すぐにミドルグレード以上のタイヤへ換装する事をおススメします。
そのまま安全性へ直結しますw
②ホイール
装着ホイールで随分と走りの特性とか速さに通じる性能だとかが変わります。
リムブレーキモデルならリムのブレーキ面での性能も直結します。
このあたりは話を手広く拡げすぎると収拾がつかなくなるので、リムブレーキモデルならアルミリム(非常に性能が標準的)前提で、最低限の性能が担保されているとします。
それ以外で注目すべきは回転性能とリム重量です。
空力性能は高ければこした事がないですが、モロにコストが絡むのでそれは慣れてから予算と価値観で余裕を持って購入された方が良いです。
③ブレーキ
リムブレーキモデルなら、R7000シリーズ以降の105は最低限必須です。
5800でも可ですが、できればアルテグラくらいは奢りたいところ。
ディスクブレーキモデルなら、105以上ならOKです。
上を見るとキリがないですが、やはり上のグレードはそこの性能が全て上です。
④フレーム
フレーム性能は①~③を最低限満たした上で語るなら、実は最も最優先すべき性能差を生む源です。
いろいろ試乗させてもらって感じるのがフレーム性能で全ての性能が左右されます。
クルマも優れたエンジン性能や気持ち良く確実なミッション変速性能などにより、ラップタイムから変わる事例がありますがそれこそ全ての面でそれら性能が安定して発揮されるのがボディ性能ですよね。
ロードバイクも同じです。
やっぱり高いモデルは高いだけあります…。
高いモデルはなかなか買えませんけれど。
原動機もついてない「チャリンコやんなw」
チャリンコにフレームだけで55万円とか70数万円とか払えんわw
という価値観の壁が最も高く立ちはだかりますw
⑤ハンドルやサドル
ここも無視できない性能差を生みます。
2020年に販売されているハイエンドモデルに設定されているモデルは、大抵はハズレがありません。
物凄く考えられてセットアップされています。
しかし、好みは千差万別。
正解は乗り手の好みです。
とにかく、フレーム性能が突出していればホイールが多少くっさいホイールでもむっちゃくちゃ走ります。
今回の試乗でそれを痛感しました。
RSL37がくっさいホイールってワケではないです。
RSL37は一級品でした。
試しに汎用ホイールで走ってみてもやっぱSLRは凄かったんです。
かと言って、せっかく一級品のアッセンブルで買えるのであれば、敢えてフレーム一級品でホイールを汎用品で試す必要性はないと思いますw
天邪鬼な方は試してみてください。
目からウロコです。
Posted at 2020/11/04 11:34:17 | |
トラックバック(0) |
ロードバイク機材 | 日記