一年点検の代車としてきてくれたNV150ADのFF仕様。
1.5LエンジンにCVTの組合せです。
なんと、驚きの燃費。
通勤路以外は運転しておりません。
燃料満タン振り切れから、燃料計1/4減ったところまでで183.6km
代車として受け取った時に約54km?くらい走ってたので、それを差っ引いて約129kmほど下道オンリーで走り切った結果。
整備センターから高速メインで走ってきたとは言え、54km走っても燃料計満タンから燃料計の針は微妙にしか動いてなかった。
微妙にフェアじゃない燃費比較ですが、明らかにCVTモデルのFFの方が燃費は良い。
とてつもなく良い。
少なく見積もっても、リッターあたり14~15km付近出ている可能性があります。
これ、マジで日産車だよな?w
日産離れした燃費に驚き。
CVTの効率の良さ…恐るべしでしょうか。
CVTの割に貨物仕様の為か締結力が強いのか、思ったより駆動ロスが無いような印象を最初に受けましたが、様々なシチュエーションで乗って感じるのがやっぱCVTはCVTですわw
市場に出立ての頃と比較すると雲泥の差ですけれど、やっぱ根本はCVTですわ。
乗り味は普通のトルコンATの1.6L AWDモデルの方が私は好きですね~。
AWDとFFとで違った足回りのセッティング違いなど含めて、当初は少し戸惑いましたが乗り慣れるとFFもステキ。
クルマに詳しい方はこれに対していろいろ言いたい事があるでしょうけれど、貨物仕様故か終始素直。
飾りっ気もなく素直。
良い運転もアカン運転もそのまま挙動にあらわれます。
こんなんで良いんちゃうの。って思う。
変になんかカバーしようとか、元からそんな質感とか性能持ってないのに電子制御で実際より良く見せようとするから変なアラが逆に鼻につくだけで、ここまであっけらかんと普通に乗れる方が逆に好印象だと私は思う。
変に300万円かそれを超えるプライスを掲げた大層な御託を並べて、感じる不自然さ(そりゃいろんな運転の仕方をする人が居るんだから。それは当然わかってるでしょう。作る側も)を、いろいろ言い訳して「ウチの狙いはこうだから…」とか擁護する必要が無いと思う。
個人的に。
だいたい、本当に良い品物として認められている911などは、RRの悪癖があるにせよ(特にシビアな空冷時代)それはそれとして乗り手の熟練度が上がれば上がるほど、その操作に忠実に応える良い機械感があり、それは熟練した人以外でも実際の乗り味としてそれを感じられる。
そして、930カレラ2という80年代のクルマでも、完全フルノーマル(しかし完調)で中谷選手のドライブで筑波を1分7秒台でラップする実力もしっかりと持っている。
誰が911アカン。って言います?
誰が911はね~。狙っている操作とか志向がこうだから…って言い訳や補填をする必要性があります?
そういう説得力を非難されずに機械側で醸し出したら良いだけじゃないすか?
たかが新車価格(というか実売価格)が150万円前後くらいの貨物仕様車の方が、仕事で使うという目的もあるからこそ、だから割り切れたという事実もあるにせよブレーキもかっくんとならずに自然と乗れるし、きき過ぎる事もないしきかな過ぎる事もありません。
欲しいだけ制動力を発揮できる。(性能の上限は勿論ありますけどw)
ステアリングがダルだという事もありますが、過敏な性能や機敏さよりもクルマの目的に合ってる。
乗用車ってイマドキのは、いろいろ頑張ろうとしてかえって不自然なのになっちゃってるのはありますが、こういう貨物車っていろいろ安普請さも目立つところはありますが…かえって個人的には好ましい。
こういうなんで良いんじゃないの?って思う。
そして350万円オーバーで出すなら、GRヤリスRZの良い例が既に業界にあるんだからGRヤリスほど速さに拘らなくて良い分、他にコスト割いて優れた乗り味と快適性に振った価格に見合ったクルマを出して欲しい。
150万円前後ならノーマルヤリスが良い例になってるんスかね。
最新のモデルできっちりと各社を乗り比べた事がないから、他はどうなのかわからないけれど。
そうじゃなければ、所有欲満たしたり満足度(豪華さ)は皆無だけど
逆に飾りっ気のないNV150ADは、今のところ他社の貨物仕様車を体験してないせいもあるので言い切れないですが、割と悪くないんちゃうんwと思っちゃってます。
トヨタが現社長に変わってから、徐々に組織改革(精神的な意味の方でも)が進みだし、いよいよ市場にもその結果が出だしているようです。
日産も含めてですけれど、ちょっと本気出さないとヤバい会社増えるんじゃないでしょうか。
特に凝った電子制御とか無いNV150AD
それは開発資金が潤沢じゃない。などのマイナス要素もあるんでは…とも思いますが、逆にそんなのが無いからこそ生まれた素朴さがあると思います。
ちゃんと荷重意識して運転したら割と遅くないですよw
わりとやりよるw
それで制限時速守ってだら~んと走っていても、ちゃんと真っすぐ走ってる。
路面の凸凹に合わせて変な制御が入ってないから、巡航直進時に変な失速感とかない。
そして、最も人間が不自然だと感じる動車高のフッと下がる方の動きも無い。
積載荷重見越した堅いアシと高い空気圧設定の為に、突き上げる方向の挙動はありますが、人間って突き上げる方向よりもフッと落ちるっつーか、下がる方が気持ち悪い。
なので、良い車と比較すりゃ…そりゃ安物ナリなんですけれど、終始フツー。
終始クソ気持ち悪い事がない。
その代わり、ドラマもないw
乗用車より貨物車の方が「こっちで良いんちゃいまんの?w」って思っちゃう日が来るとは…。
あと、私が個人的に気になるのは最新のプジョー208
ただ、偶然にも大阪の自宅近所の駐車場に早々と納車された方がいらっしゃって実車を太陽光の下で見る機会があるんですけれど、写真で見るよりエクステリアデザインは個人的にはちょっとイマイチでした…。不思議。
中間グレードが一番良さげ。
後は話題の乗り心地を確かめたく、試乗できる機会があるなら新型208に乗って自分の中でBセグの乗り心地に関するモノサシを作っておきたいなと考えていますが…大阪へいつ帰れるやら…w