2021年01月18日
ロードバイクの乗り味って本当に難しいですね~。
私は、身長178cmで体重が痩せたとは言え発展途上で84kgです(まだ重量級)
パワーは調子にもよるんで一概に言えないんですが、今のところMAX太ってた時かそれ以上にパワー出せてる時があり、その際は遅いなりに速く走れています。
(極度の運動不足状態からロードバイクに乗り出して二年が過ぎた割に)
その私がMadone SLR6というハイエンドフレームだがアッセンブルがミドルグレードなモデルに試乗し、その乗り味というかMadone SLRというフレームの性能とフィーリングに惚れました。
試乗した時はフラットペダルなので、そのフレームの一端を覗いただけにすぎません。
それでこの速さと快適さと楽しさ(フィーリングからくる高揚感)は凄いな。
と非常に感心しました。(何度かブログで書いています)
このわたしの記事を読んで影響を受けてMadone SLR6を買われた方がいらっしゃいます。
その方が代車で借りた現行のEmonda SL5に乗って衝撃を受けておられました。
Emonda SL5の方が軽快で速い!との事。
私は、現行EmondaのフラッグシップモデルたるSLR9eTAPに試乗した事があります。
身体がヒルクライム後でヘロヘロだったとは言え、その時の試乗はSPD-SLペダルを装着してビンディングで乗っています。
なので軽く40km/h以上の世界も垣間見ています。しんどかったけどw
その時に感じたのが、現行Emonda SLRは確かに楽で速い。
恐らく、我々の脚力程度だったら間違いなくどこを走っても速いのはMadoneじゃなくてEmondaだろうな。
と、思ったのは確かです。
ですが、実際に乗って驚いたのが高揚感がない乗り味だったんです。
良い意味で素直で悪い癖がないんですが、Madoneほど感動するフィーリングがなかったんですね。
普通じゃない普遍性に溢れている…んだろうと思います。
そこでわたしは、趣味で乗るんだから乗って高揚感を得られるMadone SLRの方が魅力的だなぁと思うところがあり、Madone SLRを実際に発注しました。
(早く納車してほしいw)
わたしの知人の方は、Madone SLRに実際に乗ってわたしと同様の驚きと喜びを得て購入されたんですが、ちょっとしたメンテの際に代車で借りたEmonda SL5に衝撃を受けた。
ワタシより体重は確実に10kg以上軽い方です。
ちなみにMadone SLR6はアッセンブル内容でペダルレスで総重量8.4kgです。
Emonda SL5は同様の内容で9.15kgです!!
実は、重量は0.75kgもMadone SLRの方が軽いんです。
ホイールも重いと揶揄されるAeolus Comp5がMadone SLR6にセットされていますが、余裕でEmonda SL5に装着されているリムハイトが小さい見た目軽く見える純正ホイールの方が「鉄下駄」で前後輪合わせて2.2kgくらいあります。
(Aeolus Comp5 Discは前後輪あわせて1.72kg)
ここでもホイール単体重量差で480gくらい差があります。
通常ならEmonda SL5に軽快感を感じないレベルでMadone SLR6の方が優れています。
フロントチェーンリングのギア比差かな?
マドンは恐らくセミコンパクト(52-36T)がセットされてんだろうか…
それで軽快感の差に繋がったのかな?
なんて考えながら調べると…両車共にアッセンブルは50-34Tのコンパクトドライブ。(お茶噴きました)
リアスプロケは共に28-11Tです。(Project Oneなら選べます)
完全にスペックだけ見ればMadone SLRの圧勝です。
しかし、実際に乗って差を感じてEmonda SL5が欲しくなった…と。
ちなみに私が試乗したのはMadone SLR6で同じく8.4kg(さらにフラぺ)
Emonda SLR9eTAPは6.8kg(SPD-SLペダル)
通常なら、軽快感は確実にEmonda SLR9です。
速さもEmonda SLR9です。
じゃあ乗ったら気持ち良いのはEmondaのはずですが、私の場合はMadoneの方が気持ち良かった。
私は一応、始めて二年経過しているとは言え初心者。
まだまだ初心者。
ですが、Allez sprint comp discというアルミロードに乗っている事もあって、剛性が高いフレームに若干慣れているのと、セミコンパクト(52-36T)でシゴかれている…のと、Allez sprint comp discがアルミの割に軽いと言ってもRoval製のカーボンリムホイールを導入しても余裕で9kgに近いだろう重量を誇る。
(私が所有しているリムブレーキ版のEmonda SL5は、ホイール交換まで終えて一部カスタムして重量が軽くなっているとは言え、8.1kgくらいです。たぶん)
このセミエアロロードで激坂含むライドを先輩ローディに引っ張られてひぃひぃ言いながらでも走り続けた結果、体重も手伝ってパワーの活かしやすい堅いフレームに堅いホイールが、わたしにとって好みなんでしょう。
まだ手探り中ですけれど。
なので乗って非常に軽いEmonda SLRは、確かに速いけれどそんなに楽しくは感じなかった…んじゃないかと思います。
その私の知人は、ワタシほど距離を乗られない方です。
通勤などで自転車は使われていますので日々の距離を累計すれば、知人の方が総走行距離は長いと思われますが、一度あたりに乗る負荷がそんなに高くないだろうと思われます。
また、わたしなんかより体重が軽い。
なので、ひょっとするとですけれど…Madone SLRに乗ると踏み負けている可能性があるのでは…と思いました。
スペック上では車重が軽くないEmonda SL5の方が軽快に感じた。
実際のフレーム剛性の面でも高くないEmonda SL5の方が加速が良かった。
(メーカーはカーボングレードを落とした分、レイアップを増やして重量は増しているが、剛性などのバランスは上位グレードのSLRと同等の…とか謳っていますが(TREKだけじゃなく、どこのメーカーも大抵そう言ってますが)そんなのは嘘ですw嘘じゃないかもですけれど、実際に乗って感じるのはそうじゃないです。)
空力はEmondaもエアロ性能を手に入れたと言っても、セミエアロ。
ごりごりのエアロロードで最先端の空力を他メーカーとしのぎを削っていたMadoneと比べるべくもありません。
Emondaの空力も悪くないですけれどね。
なので考えられるのがフレーム剛性差とホイールの剛性差だけなんです。
少し柔い方が彼の脚には合ってたのかな?と。
このあたり、本当に難しいですね。
私も早く自分のMadone SLRを納車していただいて、売らずに手元に残しているミドルグレードのロードバイクと乗り比べていろいろ発見していきたいなと思います。
Posted at 2021/01/18 14:04:58 | |
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ロードバイク機材 | 日記
2021年01月18日
単身赴任先の職場は、当初配属されたプロジェクトは様々な問題が発生し、着工が1年半後になりましたw
その為、近くの火の付いた現場へ応援に行かされて…
昨年秋頃からは月に一回休めるかどうか。
=月に一回ライドに行けるかどうか。
という所まで追い込まれつつ仕事しておりました。
サブロク協定とか働き方改革っていったい…(# ゚Д゚)!?
それでも地道にできる範囲で鍛えておりましたよ。
体力はむっちゃ落ちちゃいましたけれど。
んでご近所買い物レーシングw
と言っても大層な事はしておりません。
安全運転第一で、ウォーキングされている夫婦とかもいっぱいいらっしゃるので平均速度は全然上げれません。
国道3号線に出た時はそれなりに走らせてもらってますが、それ以外では巡航は14~18km/hくらいの抑えた速度で走っています。
なのでなるべく勾配あるところを選んで走っているんですが(できるだけ近所でw)
エモンダSL5の50-34Tに28-11Tの軽めのギア比でも、私の場合はインナーローまで落とさないと登れない激坂があったんですが、昨日同じところを久しぶりに登ったところ!
ギアを3枚上げて登る事ができました。
それも車速もそんなに悪くない感じで。
重量級のわたしが!!
これは自分自身で驚き。
先輩ローディに「ブルぺ走るぞ!ゴルァ!!」
つって引張回される事も増えたんですが、あのきっつい走りが無駄ではなかったw
ちょっと嬉しくなった一瞬でした。
Posted at 2021/01/18 07:49:45 | |
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