誰に需要あるねん…
とは思いますが、すみません。
メモ代わりに残しておきます。
初めて購入したロードバイク、TREK Emonda SL5 2018
これに画像のBontrager Aeolus comp5というホイールに用いられるリムを使って、ハブとスポークを純正品ではなく別のパーツを使ってショップに組んでいただきました。
※細かいパーツ構成の説明は省きますw
まず、一年以上使ってみての感想をまとめます。
ここまでに、色々チョイ乗り含めて経験させてもらいました。
スペシャライズドのロードバイク、Allez sprint comp discには
Roval Rapide CL50 discというカーボンリムのホイールを装着し、こちらも一年ほど経験しました。
絶対的な速さで言えば…
CL50 disc > bontrager手組
これは、空力設計の設計年次の差から生まれる空力の差。
それと、リム重量の差です。
Aeolus comp5リムは当時としては、割と頑張って軽量…でもないけどw
重すぎでもない。そんな重量でしたが、2017年デビューのCLX50と同じ構造のリムを採用するCL50のリムはリムハイト50mmにリム内幅21c、外幅30cという極太なリムなのに17cのAeolus comp5リムよりもリム単体で100g以上軽いのです。(だいたい200gくらい軽いw)
空力も優っていて、回転する物体の外側に位置するリム重量にそんだけ差があれば間違いなく有利なのはCL50ですよね。
体感も、ストラバ上での記録でも、CL50の方が絶対性能は上です。
横風に対しては…
CL50 disc > bontrager手組
圧倒的にCL50の方がステアリングモーメントは小さい。
同じ理由で、Bora oneも割と横風にハンドル取られます。
しかし、設計年次の新しいBORA WTO45は横風に対して強い。
これと同じです。
比べるのがかわいそうですが、ここは正直に書かないと…なので書きました。
じゃあ、Aeolus comp5リムを利用した手組ホイールに良いとこないやん?
違うのです。
そういう絶対性能で表すのが難しいんですけど、それを頑張って文字化しようと思います。
・ワングレードかツーグレード上のハブによる気持ち良い回転性能
リム重量が重い。
というのは完全にデメリットですが、デメリットばかりでもありません。
メリットとしては慣性がきく。というメリットがあり、巡航速度に上がってしまえば気持ち良く走れます。(しかし巡航の維持とかもCL50の方が楽ですけどw)
下りはスムーズな回転と、設計年次が古いとは言えリムハイト50㎜のホイールらしく空気抵抗も少ない雰囲気で気持ち良く加速します。
ハブのあたりが付いたのか、以前よりも今の方が良く回ります。
短い下りでもブレーキ掛けないと「えっ!?」という速度が出ます。
・サピムのCX-RAYというスポーク
ショップのおススメでCX-RAYで組んでもらいました。
スポークでそこまで変わるのか…?と教えてもらいながらも、期待と不安がありましたが…マジ、凄いです。
こんなに登坂とかで不利な条件揃っているホイールなのに、乗り手との相性もあるでしょうから一概に言えませんが、わたしの場合。
そしてEmonda SL5 2018のフレームサイズ56に組んだ場合。
クランクはアルテグラです。
スプロケもアルテグラ。
チェーンもアルテグラ。
BBはTOKENのNinjaです。
進む。
割と気持ち良く進むんです。
剛性の高いフレームも経験させてもらってから、再び乗って感じるんですけど。
Emonda SL5 2018のフレームは柔いです。
むっちゃくちゃ剛性足りなくて…という事はないですけれど、比べると柔い。
なので一瞬の反応とかに「タメ」があって、そこで「ん?」となる人もいらっしゃると思います。
でも、その柔さは武器なんですね。たぶん。
脚当たり柔らかいから疲れにくいし、加速の一瞬などで「タメ」はありますが絶対的に遅いというワケでもない。
むっちゃ速いという事もないですけどw
そんなフレームと相性が良いんでしょうけれど、SapimのCX-RAYという靭性の高い、とても張力がかけられるスポークにより剛性あるけれど張りもある…と言えば伝わりやすいのか、堅いのにしなやかというべきか、そういうホイールと相性良いんでしょうね。
エモンダにFulcrum Racing ZEROを組んだ時と同等に速い。
そして、乗りやすい。
それぞれに一長一短あるので、どっちがどうとは言えませんが最近、エモンダを見直しています。
このホイールで、あの平均勾配の坂道を登れる。
それも別にむっちゃキツクて登れんwというワケではなく、きちんとわたしを運んでくれる。
エモンダ売らずに残しておいて良かったな、と思います。
そして、このホイール組んでもらって良かったな、と思います。
輪行で持っていくには少し手間がかかりますが、一度アレスプも単身赴任先へ輪行で持っていき、乗り比べをしたいなと思います。
※追記
大事なこと書くのが抜けてましたw
リムの寿命ですが、ブレーキによる摩耗が進むとそれがリムの寿命になります。
同じリムを使ってる人で年間12000kmくらい走る人で、8年ちょい。
それがBontragerのAeolus comp5リムの寿命だそうです。
実例があると嬉しい。
リムブレーキのパッド面とブレーキ面のこまめな清掃(主に鉄粉除去)がリムの寿命を大きく左右するみたいで、シマノ純正のパッドよりも…
メーカー名なんだったかな…
そっちの方がリムへのダメージを抑えて距離乗れるらしく、早いウチからそっち使っておれば、あと何年か使えたかも。
とおっしゃってました。
私のはまだ組んでから一年経過してないのと、二台併用で乗ってる関係でこちらのBontragerのホイールでの実走距離が伸びてないのでうっすらとブレーキ面に黒いゴム痕が残ってはいますが摩耗は目視ではわからない程度しか摩耗進んでません。
今度、大阪へ一時帰宅したらそのリム面をそんなに消耗させないブレーキパッドを購入し、単身赴任先で交換してみようかなと思います。
あ、それよりも先に妻のエモンダSLRへ装着して、距離が割と進んじゃってるRacing ZEROのリム面を保護するのが先かな。