Bontrager Aeolus RSL51と62について
初期不良としてフロントハブの不良が見受けられる
という事で、私が所有するRSL62もその個体に該当すると判断され
BONTRAGER(TREK)から、新しいシャフトとベアリングに交換いたします。
と連絡がありました。
ただ!
コロナ禍で部品供給不足による部品がいつTREK自身に入荷できるかも不明な為、とりあえずはそのホイール使えるので手元に置いていただき、使用にあたってどうしてもダメなら少しの間我慢してください。
使えるなら使って待ってくださいませんか?
と連絡があったみたいで、お世話になっているショップから連絡があり
「調整が終わりましたので受け取りに来てください」
と私のところへ連絡がありました。
上記の説明は受け取りの時に直接店長から聞いたお話しです。
店長が独自のノウハウで回転性能がマシになるように再度調整してくださって、ゴリッていたのがおろ?と思わず思った程度にはスムースに回る様になっていました。
それでも健康的なハブの回転に対しては少し重い状態ではありました。
比べているのがセラミックベアリング組んでるホイールの回転性能と比べているので、そこで酷評出すのはちょっと酷なんですけどねw
比べたのは、以前店長に組んでいただいたAeolus comp5というホイールのリムを使った手組のホイールです。

この画像のホイールです。
土曜日にちょっとロードに乗る機会があったので、その時に久しぶりにエモンダに乗ったんですけど35km/hとか出すのが楽勝過ぎて驚きました。
そうか、じわっと劣化していってたので私は乗れたり乗れなかったりするサンデーライダーなので「私自身が衰えているのかも」と思うところもあったり、しかしそれでも最初に乗った時の印象と違うので一度バラして点検してもらわないといけないかも知れないな…とぼんやり考えていた事もあったんですが、こうやってしっかりと比較すれば健康なホイールとそうでないホイールは乗っていてもフィーリングで割とな差がありますね~。
そして、日曜日は久しぶりにエモンダでライドに行こうと思っていたのですけれど、調整したフロントホイールでテスト走行して欲しいとお話しがあって、日曜日はマドンでライドに行きました。
ショップ前に集まって十三大橋を渡り、猪名川河川敷走っているあたりは以前と比べて軽くはなっているものの、土曜日に試したエモンダでの走りと比べて少し重い感触は残っていました。
走りこんでいるウチに、徐々に気にならなくなりましたw
単に私が慣れただけなのかもしれないなぁ…と自虐的に考えながら、マドンでの走りを楽しみました。
阿古谷を走って猪名川道の駅へ戻ってくる北摂ルートを走りました。
獲得標高は知れているんですけど、和束方面の大正池へ行くルートほどではないにしても、延々と緩斜面が続き激坂だと割り切って足着かない程度にペースを落として淡々と登ってある意味逆に「楽できる」と言える場面もあるんですけど、阿古谷付近はキツクても10%程度の勾配しかないので、脚が緩められないんですねw
誤解を恐れずに言えば、清滝峠くらいの斜面が続く上に時々5~6%の緩斜面になってソレが続くので脚が緩められないんですよw
私のように体重がある人間にとってはむっちゃ脚削られるルートでもあるのです。
そこをまわりのみなさんとそう大して変わらないペースで走れたのは嬉しかったです。
そして下り。
下りでの恐ろしいまでの加速力が…やっぱりちょっとナリを潜めている。
新品の時は慣れてないのもありましたが、ビビッてちょいちょいブレーキ掛けていた事を思い出して「やっぱ前輪のハブの回転性能って疎かにできないなぁ」と実感。
新品のベアリングがTREKから届きますが、やっぱセラミックベアリングに打ち替えようかなw
と好奇心がムクムク。
そこ、セラミックに変えて何が変わるの?
あんた気付ける?
と、そんな話題で時々ツイッターとかで盛り上がっている時がありますが、ポンと渡されて乗って「さぁ違いを言え!!」みたいな事をやられると、その違いについてスラスラと答えられる人はプロ選手でもなかなか居ないでしょう。確かに。
しかし、意図せずフロントベアリングが初期不良で逝っちゃってアカン状態を味わった私。
そんな私も、ちょっとおかしい気がするけど相変わらずマドン速えぇし思い過ごしカモ知れないなぁ…でも、今度バラしてもらって点検してもらおうか…
程度にしかわかってなかったのは事実です。
ですが、調子の良いTNiのセラミックベアリングを組んであるホイールに乗ってその回転性能を経験した後、今回の再調整して少しマシになったとは言えやっぱりまだ調子が良くないホイールを経験した今なら言えます。
予算に余裕があったらセラミックベアリング組むのは多いにアリ。
そうじゃなければ、消耗品ですし最近の良くデキた鉄球ベアリングでランニングコストを抑える考え方も大いにアリ。
個人的には日曜日にしか乗れないサンデーライダーなので、その時に良いフィーリングで楽しみたいからセラミックベアリングに変更するのはアリかも知れん。
と強くそう感じました。
北摂方面を走り、池田にある中継地点のローソンに戻ってくる際と、そのローソンから大阪市内へ戻ってくるまでのルートでフト気が付きました。
勘違いかも知れないけど、朝よりフロントホイールの回転が軽くなっている感触があるなぁと感じました。
私が個人的に「無風状態」と名付けているんですけど、ある程度巡航速度が高まっても脚の重さと回転させる慣性だけで抵抗をほぼ感じる事なくスぅ~っと走れる領域がディープリムやセミディープにはあるんですよ。
そのスイートスポットがリムハイトが高くなるほど、空力性能が上がるほど拡がるんですが、それを今回の調子が本調子でないRSL62でも久しぶりに感じる事ができた。
あぁ、そうだ。
この感触すらも忘れていたw
随分マシになってるんじゃないの?
感心しつつショップに到着。
店長に報告しつつ点検してもらう。
不思議な事に、再調整してもらった時より極わずかにゴリってる。
なのにシャフトを直接指で回してもわかるんですけど、今朝より確実にシャフトは軽く回っている。
店長もこんなケースは初めてですw
普通はゴリったら回転重くなる一方なんですけど…とおっしゃってました。
なので、とりあえず新しいシャフトとベアリングが届くまではこのまま乗ってくださいとの事でした。
個人的には、いつ部品が届くか次第ですけどしばらくはエモンダとアレスプをメインに乗ろうかなと考えています。
マドンは優れているんですけれど、優れているからこそ脚が鈍ってる可能性があるw
速く走れるんですけどねーマドンに乗っていると。
それも登りも不思議と速い。
機材におんぶにだっこになっている可能性が大きいので、マドンと同じように速く走ろうとすると正直キツイんだろうと思うのですが、しばらくはエモンダやアレスプで楽しみながら鍛え直そうかなと思いました。
そんで、セラミックベアリングをRSL62に組んでみようかなぁ…
と思いました。
とりあえずは早く補修部品が届いて欲しいです。
動くとしても、それで完全に直ったのを確認してからになるので
今から待ち遠しいです。