2022年03月14日
マツダが欧州でトランスアクスルの特許申請…というのは、本当みたいですね。
ネット上で記事見ました。
それが本当でもモデルとして出るのかどうなのかは微妙かも知れませんけれど。
それでトランスアクスルに興味を持って調べてみました。
すると出てくる出てくる。
トランスアクスルに関するトラブル事例がw
部品供給があるウチはまだ良いんですよ。
問題は部品が出なくなった時に、トラブルの根源的な問題を解決する部品が入手できるか否かに掛かってくるんですね。
私が密かに憧れている944や968ですが、これのトランスアクスルアッセンブリーの部品供給がいよいよ停止されたみたいで部品がもう純正では出ないみたいです。
そこで、944Sから何故かスリットが設けられて孔があいてしまっている箇所のトルクチューブを固定しているベアリングを固定しているウレタンブッシュ部が、ご丁寧にマフラーなどが近くを通っている為に熱害を受けるというレイアウトらしいです。
924時代はそこ、スリットあいてなかったそうです。
ミツワはそれを知っているので、アルミテープを貼って納車していたようです。
そのウレタンブッシュが逝くとベアリング保持能力が落ち、そこからガタが出だすのは想像に難くないですよね。
自転車のハブ内ベアリングも同じような理由で少しベアリングに想定外の圧が掛かったりするとスグにゴリったりします(ごく最近自分自身で経験済みw私のせいじゃないけどw)
そこが逝くとベアリングだけ買えたら良いんですけど、アッセンブリー交換になっちゃうそうです。
その時にアッセンキット来た時に、アカンようになったそこ一式もスペアパーツとしてとっておけたらさらに部品寿命は延びていきますが、それでも少し以前まではベアリングそのものも扱っている製品があったそうなのですが、玉の大きさや平滑度などで問題なくても、ストッパーがついてないとか色々茨の道のようです。
話しが逸れましたが、それら修復するのにパーツあれば解決ですが組み付け精度が非常に問われるのもトルクチューブ型トランスアクスルのデメリットでもあります。
その代わり調整が上手く行けば従来のマウント方式より優れた運動性と重心の低さを得る事ができるなどのメリットを享受できるのですが、今話題に出したFR世代のポルシェが現役の頃にいろいろ見聞きしましたからねーw
そもそもきちんと整備できるところが少ない。
マツダも日産みたいにハイパフォーマンスセンターのような設定をして
「ここに行けばみんな平等な整備を受けられる」
という安心と保証をすれば様々なトラブルを回避できるんじゃないでしょうか。
そして、トランスアクスルについてちょっと調べた結果で…
最近街中で以前はちょくちょく見かけた944や968、アルファ75やアルファ75系のザカートSZやRZをとんと見かけなくなった理由がわかったような気がします。
部品の入手性やきちんとメンテできる主治医(入手できなくなった部品をきっちりメンテできるように大元のベアリングなどを手配できる先を知っているようなお店という意味で)を見つけてから買わないと、えらい目にあいそうですね。
944も一時期真剣に考えていただけに、事実を知ってショックですね~。
それでも維持する道はあるんでしょうけれどね。
それを私自身が調べて知ってからじゃないと知らずに買ったらヘタするとトラブった時に直しようがなくて廃車手続きするしかなくなる…というのは辛い。
コルベットのトランスアクスルに関しては、愛国精神が強いアメリカ人さん達が一生懸命維持する為のキットなどを作ってくれているだろうから
あっちは多少古くなってもノウハウありそうで安心ですけどw
Posted at 2022/03/14 09:21:20 | |
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