先週末は二連休でした。
本当に久しぶりに二連休。
やっぱ休みは二日ないと、いろいろ用事済ませたりリフレッシュ難しいっす。
常に日曜日も出勤か、よくて日曜日休みのみだったら
さすがに疲れまっせw
まずは土曜日。
土曜日はやってみたかったキングジデコで走り慣れた北摂を含む約100kmの道のりをライドして来ました。
いつも通り、大阪市内の道を走り阪急沿線を走って猪名川河川敷へ出て通称中橋ローソンまでいき、そこから猪名川道の駅そばを走って里山街道を走り、木器亭へと行くルートです。
妻はにもせっかくJAMISあるんだから、一緒にグラベルロードで走ろうや。
って言うと「近場(往復50km程度)なら良いけど、100km超えるルートでアップダウンもあったら私はグラベルロードで走るのは無理やw」
という事でドグマです。
妻だけプロのやつw
走行性能には相当差があります(舗装路比較時)
そんなこんなで、私がずっと先頭を引っ張ります。
風受けになってしんどいんですけど、ドグマでぴゅっと加速されたとして…
追いつく為に加速する時に脚を削れるので(特にそれが繰り返されると)私が先頭走った方が楽なんですw
向かい風がないことはないですけど、普段よりははるかに穏やかw
なので良いペースで走ることができまして無事に里山街道の有名なバス停のところで自販機休憩。
我が家のロードバイクの中で、最もギアが低くならないwという組み合わせになっちゃったグラベルロード(キングジデコ)ですが、想像以上にちゃんと登ります。
むしろ、割といい伸びを示します。
これできちんと発注していたスプロケ来てたら…w
とは思いましたが、心配していたまぁまぁな登り勾配でも登れます。
木器亭ではカキフライとホタテのフライをいただきました。
ここの定食は本当においしい…!!

木器亭を後にし、大坂峠をこえて下ると見事なコスモスを見ることができました。
北摂のいろいろが旬を迎えているみたいで、ここ最近稀にみるくらい
割とマイナーな場所まで車の通行が多かったんですが、このコスモス畑を見て納得しました。
これだけ見事に咲いていたら、そりゃ~見に行きたくなりますよ☆
食後の登りという事で、大坂峠が登れるのか一番心配だったんです。
最悪、足ついて休憩。もしくは、キツ過ぎたら手で押して上がったらいっか。
と腹をくくって登ったんですが、あっさりと登り切って拍子抜け。
(タイムが速かったとは言ってないw)
結構、登ります。
登り方の特徴っていうか、踏み込んだ時の伸び方というか。
誤解を恐れずにいうと「なんかマドンの雰囲気ある」登り方してました。
なのでギア比を低くして楽して登るのはもちろん楽勝ですけれど(そうなるとフレーム特性とかホイールの性能は関係ないことはないけど、性能差が小さくなるwギア比で軽くして回転上げて走るだけになるのでw)マドンと似た伸び方を示す良いフレームなので、キングジデコで速く走るならわざとギアを一段か二段上げてトルク掛けながら回していくと、良いタイムが出ると思われます…。
そんだけ脚削られますけどww
※総評だすにはまだライド三回目?四回目?なので気が早いですけど、ざっくりまとめると。
・キングジデコは噂以上に走ると思う。
・これが一番大きいのですが、楽しい。
・でもやっぱりタイヤがグラベル用なので重い=距離乗ると身体にくるw
・信号待ち含むストップ&ゴーが続くと上記の理由できつい。
・北摂みたいに信号があまりない場所に行くと、回転慣性で車速を保ちやすいのである意味楽ちんといえる。実際に楽。
=走る場所で相当疲れ方に差が出るという特徴があると言える
→グラベルバイクにロード用ホイールとタイヤはかせたら見た目細くて貧弱になっちまってルックスはどうなんだwとなりますが、そういう組み合わせをするとやっぱりロードバイクな走りを披露すると思います。
・長所と短所が表裏一体となりますが、そのグラベルタイヤのおかげで走行性能の安定性は抜群。
ロードバイクよりかは、どこでも走れる自由度の高さは楽しさにつながります。
そんでこれ↓

最後に部品が届いたBontragerのRSLシートポストですけど、これでも走りは変わりました。
カッチリしているのにしなやか?
このシートポスト、真円形状ではないんですよ。
クランプで固定するあたりまでは真円形状なんですけど、そこから上の部分は前後方向平になるように成型されているのです。
ここで断面性能を落として若干、撓るようになってるんでしょうか。
ペダリング効率の邪魔にならない程度のリジット感をきっちり残してありながら、微妙になんか快適でしたw(語彙力
続いて、日曜日。
ようやくマドンがなおって動作などを確認しながらのライドへ行きました。
土曜日に北摂を100km超えて走っている(しかもグラベルロードでw)ので、アクティブレストを兼ねたライドと割り切って近場を走って帰る予定でいきました。(清滝峠登ったら帰ろ程度の気持ち)
日曜日はショップ練があるので、本当なら土曜日の夕方にマドンを受け取りに行けばよかったんですけど自宅で養生(ストレッチなど)してしまってましたw
なので朝イチの集合時間のタイミングで、自宅から徒歩でお店まで行ってマドンを受け取って走行にいきました。
他のみんなは北摂へ行くという事で、私ともう一人マドンに乗る先輩の方と清滝峠へ。
うむ。
無事にリアブレーキが「勝手にずれていってディスクローターとパッドが干渉してしまう」症状は克服されている。
どうも二本のボルトでフレームへ固定されているうちの一本のネジが不良だったみたいです。(今までは奇跡的にそれで固定されていたw)
とりあえず応急処置でなおっています。
スラム純正のボルトを取り寄せて修理するか。
今後もこういう事があった時にパーツの入手性を重視してスラムのコンポだけどシマノの純正ボルトで修理するか。
どちらか選んで処置します。そしたら修理完了。
話をライドに戻して、疲れている身体で久しぶりに乗るマドンは良く走りますw
そして、やっぱり軽い。(絶対的な重量ではなく、走行感覚)
スルっと車速を伸ばします。
ショップから清滝ふもとのファミマまで40分くらいで到着したんじゃないでしょうか(しっかり時計確認しておきゃよかった)
多めにみて45分としておきます。
疲れた体でずっと先頭引っ張って風受けしながら走って45分でファミマ到着は、やっぱマドンはえぇなwと感心しました。
※この時、ずっと先頭走ってる理由はグラベルロードで妻の前をずっと走るのと同じ理由です。
先輩の方が速いから加減してもらいながら走るのは難しいのと、ぴゅっと加速された時に私が辛いwので。
清滝峠登っている時にやらかしました。
なんかね、割と良いペースで登れるんですよ。
体重もあって登りが苦手な私が。
前半の途中まで先輩の背中見えたまま走れたんですよ。
でも、途中からキツクなる。
なんかね、重くなる。
あ、ひょっとしてブレーキ…と思って後輪側を覗くと…
ギア下げるの忘れて登っていたw
(フロントは軽くなるインナーに入ってます)
インナーローでも良いのに、四枚くらい上のギア使ってた。
そりゃしんどいわw
私はギア段数をガーミンに表示する選択肢を選んでないんですw
時々やりがちなミスだけど、ギア1~2枚はあるけど4枚は初体験。
ひょっとして、ビッグプーリーだから?
だから失速せずにクランク回せていたのかもしれない。
なんせ、今回が初めてのビッグプーリー体験みたいなものですからねw
前回はブレーキトラブルで酷かったので。
気を取り直して、ローまで一気に落とす。
あ…極楽w
昨日の疲れもあって、その後ギアを上げる事もできずw
という事で、危なげなく登り切りましたけどタイム的には振るわずw
でも、きついながらも不思議と身体は少し楽。
この辺がTREKのバイクの良さ。
まぁそれでもマドンはやっぱりフレーム剛性が高いので、エモンダよりも後から疲れは来ますけれどねw
そこで気をよくして先輩にお願いしてTOJ京田辺のコースも走ることにしました。
ここも遅いなりにきっちりと走れます。
ビッグプーリーの恩恵を感じながら。
しかし、これ。
ビッグプーリーの良さ。
これをどう言語化すれば伝わるんだろう…。
一言で楽というのも違う気がします。
そして、この日にスイスストップのディスクローターとブレーキパッドのシェイクダウンでもあります。
ブレーキの慣らしをしないといけません。
いきなりTOJ京田辺走ったのは良くなかったかもしれませんw
強烈な下りセクションがあるんですけど、そこを走っている時にブレーキング時に今まで聞いたことがないくらい盛大に音が鳴ります。
そして、シマノのブレーキディスクローターみたいに熱で歪んだのかブレーキレバーをリリースしても、シャリシャリガンガン(このあたりでとても大きな音だと認識していただきたい)音が鳴ります。
これには私も参りしました。
ただ、制動力などに問題がないので熱で歪むんだったらシマノのローターみたいに使ってりゃそのうり音鳴りしなくなるだろうw
と楽観視しまして、制動力やコントロール性に問題がないかだけ意識して乗っていると…
あれ?
今までの異音祭りはなんだったんだ?
というくらいに急に静かになる。
後でわかるんですけど、慣らしの初期だけ「初期歪み」みたいなのがスイスストップのローターにはあるんでしょうかw
それはさておき、そうやって走り続けていよいよ最後の登り。
民家の間を抜けて行って精華町に戻るところですね。
そんなにきつい勾配はないんですけど、さんざん登ってきて疲れているので登りが苦手な人間にとっていやーなところですw
そんで最後、貯水池の横の道を走ってまるで壁みたいな距離は短いんですけど斜度が20%を超えている坂を駆け上がるセクション。
ちゃんと登れるんですけど、微妙に脚に来る。
妙に重く感じる。
ああ、ブレーキか。
とうとうブレーキキャリパーずれる癖が出てしまったのか(応急処置だし)
そう考えて最後の斜度20%超えてる坂のちょい手前のところでロードを停めて確かめる(前輪と後輪を空転させて確認)
あれ?
接触音もなく、綺麗に回っている。
じゃあ、単純にわたしが疲れているだけかw
機材が疑わしくないとわかるだけで力は振り絞れますw
それでもやっぱり重い。
斜度20%超えてる短い坂は立ち漕ぎで無理やり勢いでクリアするんですけど、連日の疲れもあって今までにない難易度に感じますw
それでも途中で倒れたらヤバイ以外の言葉がないので根性で登り切って休憩w
その時にフロントチェーンリングを確かめると…アウター(重い方)にギア入ってるやん…w
しかも電動コンポなのでアウターローにギア入れられないんです。
つまり、後ろのスプロケット側も一枚重い側へチェーンがかかっている状態。
そりゃキッツイはずだわw
いつからか知らんけど、機材トラブル疑うほどだったんで民家の間を抜けるルート入ったところあたりからずっとアウターで登ってたんだろうな…
という事もありましたw
それにしても、疲れ切った身体で登れてしまうという事はビッグプーリーの効果でもあるんですかね?w
ビッグプーリー効果も、次回以降に感想持越しですね。
最後に大阪市内へ戻る帰路でのこと。
先輩に迷惑かけちゃいかんと思い、私は脚が終わったんで休憩しながら帰ります。というとサポートにまわられるので、敢えて
「レーパンのパッドがずれてサドルとパッドに尻肉挟まれてちょっと痛いんで、ケツ休ませながら帰りますw」
と伝えて先に帰っていただき、私はマイペースに走ることに徹しました。
もうね、第二京阪下の道にある登り勾配でもきついんですよw
インナーローまで落として9~10km/hくらいで登るのがやっとなくらい脚終わってます。
なのに、平坦。
平坦に入るとマドンは26km/hは余裕。
いくらゆっくり帰ると言っても、それくらいは出さないとかえって帰宅時間が長くなってしんどいんですよ。
その最低限出したい速度出すのが余裕。
そんで疲れていて風もたまに吹くのに30km/hを超えて走れるんですよ。
その辺の体験も含めて、改めてMadone SLRは凄いな!と感心しました。
いくらエモンダやキングジデコがお値段の割によく走って、速い。
と言っても、なんかキャパが違いますね。
なんといえばいいんでしょう。
不思議な感覚でした。
そんな出来事にも助けられて、いたずらに時間がかかって帰宅が遅れた。
ってこともなく普通の時間くらいで帰れました。
本当にこれ、体験した人にしか伝わりにくいかもですけれど凄い。
改めて、Madone凄い。

清滝峠とTOJ京田辺を走り終えた(走行距離にして約65km)スイスストップのディスクローターの写真です。
黄色いブレーキパッドがなんかちょっと気持ちあがります。
写真でみると、なんか普通に見えますが実物を見るとローターが削れているところがグレーメタリックみたいな色に見えるんですよ。
車用のサーキット走行用パッドでローターに被膜作った後みたいな雰囲気というと伝わるでしょうか。
これが形成されたら、ローターの摩耗を抑えることができる=メーカーの謳い文句通り優れた耐久性!!というヤツにつながるんでしょうか。
ブレーキのフィーリングですが、タッチ、利き、コントロール性全てにおいて一番好きかもしれません。
シマノの油圧システムも、SRAMの油圧システムも体験しましたが
正直シマノとスラムの「フィーリングなどの感覚面においては」そんなに差を感じません。
若干、スラムの方が好き…かな。いや、シマノのフィーリングも良いよなぁ。
というくらいの感覚。
ディスクローターの熱による歪む率などの方面に評価を絞るとSRAMの圧勝。
そういう意味ではシマノのディスクローターは個人的には使いたくないなと思うほどw(なのでキングジデコにはSRAM REDのディスクローター組んでます=異音ないですよ~!下りでブレーキかけまくっても!)
そんな感じで我が家のロードバイクは使っているんですけど、スイスストップのディスクローターとパッドのフィーリングはとても好きな部類です。
まだ性能を評価するには、経験しているシチュエーションが足りないのと
あとは耐久性など含めた信頼性も評価してこそなので、最終的な評価は保留ですけれど、ファーストインプレッションは初期の謎の異音祭りがあった以外は印象がとてもよかったですw