無事に前輪を組めたようです。
後輪は何故か謎の発注忘れでまだリムも届いていないっていうw
…店長さすがだぜ。
急いでる発注じゃないから別にいいけどw
完全にロード用のホイールとして製作していただいて、予想以上に良い走りをするキングジデコにロード用のホイールとタイヤを装着したらどれくらい純然たるロードバイクに肉薄した走りを披露してくれるのか?
という興味を抑えきれずに手組ホイールをお願いしました。
…なんで手組か?って?
今回の手組ホイールも特別安いワケじゃないですけど、この手組ホイールくらいの予算で買える完組みホイールで「これだ!」という性能を発揮したホイールは買えないからです。
セール期間とか利用して費用を安く抑えて買える選択肢の中で、悪くない選択肢ももちろんありますけど…それで最も良いと思われる選択肢はFulcrumのRacingZERO dbしかなかったんですよ。
RacingZEROはリムブレーキ版を既に持っている。
そして、恐らく完成度が高いのはリムブレーキ版のRacingZEROだろう。
と思っています。
試さずにそう思うのは良くないですけどw
でも、当たらずも遠からずでセール期間中でも12万円はするRacingZERO dbに特攻する気持ちがわいてこなかったんですよね。
良くてリムブレーキ版と同じくらい気持ちよく走れるだろうホイール。
悪い場合は、RacingZEROだからそこら辺のホイールよりかは確実に良いけれど、既にフィーリングを知っている種類のホイールで既に知っているフィーリングよりちょっと良くない場合は「高い買い物しちまったかも…」と考えちゃう恐れがあったので、思い切れなかったんですよね。
で、手組ホイールはなんで発注まで踏み切れたのか?
って話しなんですが、Bontrager Aeolus comp5のリムを使ってハブとスポークを好みの製品に入れ替えて組んでもらった経験がありまして、それがとても気持ちよく楽しく走れるホイールなんですよ。
ハイエンドモデルを経験した後でも、楽しく乗れる本当に良いホイールなんですよ。
それと同等かもしれない結果を出せそうな…と考えたので手組ホイールを発注したんですよね。
左右非対称形状を持つリムを使って、ディスクブレーキにより生まれた左右差を是正するスポーク角度を構成できるホイールとなりました。
使用しているスポークはSapim CX-RAY(24本)
ハブは初めて使うハブです。
店長のおススメだったんで使ってみました。
結構ごついハブで、今回のホイールにはぴったりだったんじゃないかと思います。
リムはRR411でお願いする予定だったんですが品物がなくて、RR421になりました。
これが全く意識の外だったんですけど、ASTMカテゴリー2の規格なんですよね。
※ASTMカテゴリーとは
・そのホイールが「どのような路面(負荷)を走るのかを想定しているのを示す規格」です。
通常のロード用ホイールは「1」
マウンテンバイクが走るような路面までは無理だが、未舗装路の走行まで想定されたいわゆるオールロード系カテゴリー(ここがグラベルロード想定)にあたる「2」
ガレガレの未舗装路をダウンヒルするような、完全にマウンテンバイクじゃないと走れないような道を想定しているのが「3」
それよりも過酷な道(負荷)を想定しているのが「4」となります。
ハブは見た目のゴツさから…期待はできますが素性をまだ知らないんで全幅の信頼を置くわけにはいきませんが、リムはASTM2規格で多少の未舗装路走行も心配ない。
スポークもCX-RAYだけど配置本数が少ないワケではない…ので、恐らく大丈夫。
ハブのフランジ強度と耐久性がどうかですけどね。
ハブも今 流行の「ベアリング径を小さくして軽量化」してないっぽいハブ胴の太さなので、一昔前のハブくらいベアリングは耐久性発揮してくれそうで期待しています。
後輪は同じリムと同じハブ(もちろん後輪用)とCX-RAYで構成しますが、スポーク本数を28本まで増やしてより強度が増すように組んでもらいます。
これで、キングジデコ用(妻のJAMISに組んでももちろんOK)として面白そうな手組ホイールが完成しそうです。(前輪は完成)
とりあえずは、ライド仲間の人が落車して前輪がポテチになっちゃったので、いきなりですけど友人に貸すんですけどねw
私はそれの後使用します。
友人の感想も楽しみです。
…場合によっちゃ、そのままその友人がお買い上げになるかもですけどねw
最近知った、フレームビルダーのモデルです。
SAFFRON FrameWorks
最近、キングジデコのおかげでチネリ熱がわりと高いんですけど、そのチネリが「なんか一生乗れるようなモデル作れないか?」
「それならステンレスじゃね?」
「普通のステンレスだとちょっとおもんないよな」
「じゃあ、軍艦にも使用されているXCRというSUSパイプをお得意先のコロンブスが作ってっから、それ使ってフレーム組んだら面白くね?」
「いいね、それいってみようか」
って会話があったかどうかまで知らんけど、チネリがそういう面白いモデル出しているんですよ。
名前もそのものズバリ、Cinelli XCRっていうんですけどねw
それの繋がり…じゃないですけど、同じくXCR鋼管を使ってフレームを組んでるイギリスのフレームビルダーが居るという噂をツイッターだったかな。
それとも普通にGoogleのおススメで出てきたのかうろ覚えですけど、ネットで知りましてそこのHPに到達しました。
なかなか魅力的なモデルが多く存在していて、私の性癖にブッ刺さります。
ブッ刺さるんですけど、日本から発注するならどこにいけば発注できるんですかねw
それにしても、こういうフレームビルダー系のクロモリモデルにしろ、XCRモデルにしろ…
恐らくお値段はおっそろしいお値段してんでしょうね。
フレームだけで80万円とか。
普通にUCIが定めるレースで世界選手権カテゴリーでトップを走るハイエンドモデル買えるお値段ですよ。
それにしてもSAFFRON FrameWorksさんのモデルは魅力的。
お値段調べてからですけど、あまりにも高額な場合はcinelli XCRが魅力的に見えてきますね。
cinelli XCRも安いモデルではないですけど。
それにしてもロードバイクってキリがないなーw