2023年01月07日
個人的に趣味でロードバイクに乗るならチューブレスタイヤじゃなくても良いじゃないか…だって趣味だもの。
って考えてました。
パンク修理しやすい、維持・管理しやすいクリンチャータイヤ(チューブドタイヤ)の方が良いじゃん!
と考えていたんですよ。
それで四年もの間、ずっとクリンチャータイヤ運用で過ごしてきました。
実際、パンクしにくくなってますしホイールのリム内幅が拡幅される最近のトレンドにのっかって実質的なエアボリュームが増える事でちょっと前までのクリンチャーと比較しても乗り心地やグリップ力、転がり抵抗云々の革新が進んでいるのも体感しながらクリンチャー使い続けていたんですよね。
マウンテンバイクを買ってから、少しずつ気持ちが変わります。
やっぱチューブレスタイヤって良い。
舗装路走行にこんなに適してないノブ付きタイヤでも、こんなに走りやすいって凄いことでは…
なんて思うように私の中で変わっていきます。
そして、待ちに待った部品が揃ってグラベルロードであるKingzydecoに乗る事で、さらにチューブレスタイヤに対して感動を覚えます。
むちゃくちゃ良いやん!
そこで、手持ちでこんなにチューブレス装着車両を増やすと維持の面でちょっと面倒になるんですけどw(後述します)
思い切ってMadone SLRにチューブレスタイヤを導入しました。
先日、タイヤが裂けそうになるリスクをはらんだ切れ方をしたのがきっかけですけれど。(あれでよくパンクしなかったものだと感動。運が絡みますけど、最近のロード用タイヤではPirelliむちゃくちゃ良くなってると思います)
なんでチューブレスタイヤに傾向したかの理由を簡潔に書くと…
・ロードバイク業界の消耗品値上げ半端ない
→クリンチャータイヤはそれでも安い部類なんですが、とうとう一本12000円台へと突入。
それプラス、チューブを買うと…安いチューブでもほぼチューブレスタイヤと変わらないお値段に変貌。
拘りの軽量チューブ(一本30g台の製品など)になると、チューブだけで私の知ってる価格として昨年9月くらいでも5800円とかするんですよ。
完全にクリンチャーの方が高いです。ありがとうございますw
・パンク修理が容易だとしても、パンクしにくくなったとは言えパンクする確率が高いクリンチャータイヤで…(以下ループ
→タイヤの耐パンク性能が上がったから軽量チューブ…パンクしやすくなるw
→軽量チューブ高い…(無限ループ。パンクそのものが減ったとは言え、パンクすりゃ結局このループ
→標準のチューブ(値上げ前900円くらいの、一本115gくらいあるヤツ)って割と良いやん!って再認識するほど、なんかそういうループに入ります
※簡単にまとめようとして、うまく伝わってなかったらすみません。
要するに、パンクに備えてパンクしやすい構成になってるのが草
パンクしにくくなっているとは言えですよ。
パンク経験しちゃうと、軽量チューブと標準チューブの無限ループにはいりますw
これらの要素から、パンクするときゃパンクするんですけど
そもそもパンクしにくいチューブレスでいっちょ運用してみようよ!
って思うようになったんです。
チューブレスのデメリット
・時々、空気圧を充填してやる必要がある
→頻度はクリンチャーの比ではありません。
リムとの相性が良くても、安全性高めるなら一週間に一度は必ず空気圧を3.0BARくらいまで最充填してやると性能が安定します
・時々、タイヤを回転(空転で可)させてやらないといけない
→気密性を高める為に注入しているシーラントをまんべんなく馴染ませるため
これ、やらないとマジで空気抜けやすくなります
本日、私経験しましたw
エアポンプで空気入れてるシリから、しゅー…って空気抜けてるんですよ
みるみる空気圧落ちるんですけど、ある程度空気入れた時点で該当する車輪を床から浮かせて空転させてやる…ってのを繰り返すとシーラントが再び馴染んで(シーラントが空気抜けるところ含めて膜を再形成して)空気が徐々に抜けにくくなっていくので、ある程度空気入れたら指定空気圧保てなくても家の周りをちょっと転がしたりすると、私の場合は完全に回復しました。
こうならないためにも、一週間に一度くらいの割合でロードに乗れない場合は手当してやらないといけません
さて、ここまで読んだあなた!
チューブレス面倒くさいやんけwwww
って思ったでしょ。
確かに面倒くさい。
これは事実。
でも、本日チューブレス(純然たるロードバイクで、所有するバイクでは初めて)に乗って驚きましたね。
勝手知ったるマイバイクだからこそ、違いが明確に認識できました。
街中で安全な速度で走行していてもわかるくらい、交差点一発曲がった時に興奮して鼻血出るかと思うくらい感銘を受けました。
とってもいいです。
そこで、私はこうすることにしました
①とりあえず、しばらくチューブレス三兄弟を乗って使い勝手を検証
②運も絡むのでなんとも言えませんが、パンク絡みの経験を積む
→しなかったらしなかったで、それもまた経験
③マウンテンバイク、グラベルロード、マドンの三兄弟でチューブレス
好きだけど、乗る機会がちょっと減ったエモンダには安定した性能を維持しやすいクリンチャーで運用しようと思います
また、そうする事でチューブレス⇔クリンチャーを交互に経験する事で違う発見もあるかもしれない。と考えています。
フレームからホイールから違うから、どこまでわかるかは不明ですけどw
とりあえず日曜日が晴れたら、マドンのチューブレスタイヤシェイクダウンです。
今から楽しみです。
今回、マドンに導入したチューブレスタイヤは、Pirelli P ZERO RACE TLRです。
とってもしなやか。
しなやかなのに横剛性は確か。(文字にすると意味不明ですねw
乗り心地はやはり良い。
乗り心地が良いんですけど、それは結果論であって乗り心地が良いとか悪いとかは大事な要素ではありますがそれ以上になんかチューブレス良かったです。
まだほんの触りなので明言できません。
とりあえず数走っていろいろ経験したいと思います
Posted at 2023/01/07 02:37:01 | |
トラックバック(0) | 日記