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radius-meganeRSのブログ一覧

2023年11月09日 イイね!

再び機材への興味が出てきた季節…

機材は基本的に消耗品です。
ロードバイクは特にそうです。
シティサイクル(ママチャリ)の耐久性が異常なだけであって…とは言っても、走行距離にしたら、ママチャリは実はそんなに距離は走っていません。
ただ、メンテをろくすっぽされずに乗りっぱなしで乗り続けられるという条件で考えると「異様な耐久性」なんですよね。

シティサイクルでも「本来の性能を発揮させる」事を前提に考えたら、定期的にメンテが必要なんですけれど「走ればいい」と割り切れば…問題ないという。
確かに街中を走ってるシティサイクルやクロスバイクの多くは、チェーンもスプロケも真っ茶っ茶でサビサビで、キィキィと悲しい異音を出しながら走っていますよねw
あれで壊れずに走ってるという事実が凄いです。
シティサイクルの各部品を設計されているメーカーさんに感謝w

あ、今回のブログはそういう主旨ではなくて…

現在、マドンとドグマで愛用しているBontrager Aeolus RSL37および62というホイール。
これは現在慣らしも終わって、定期メンテも経てますます調子が良い状態です。
ですが、いつまで使えるんだろう…という不安に駆られます。
だからと言って、急いでスペアを買って置いておく必要性はないんですが、時々次に使うホイールを…と物色してしまいます。

しばらく新しい機材に興味はなかったんですけれど、久しぶり(数か月ぶり)に仕事がひと段落ついた時に息抜きにネットを散策すると、興味を持つ新しい機材が誕生していました。

Fulcrum Speed42、57
フルクラムから、長い期間の沈黙を破って完全にディスクロード用に新しいホイールが誕生しました。
スペックでいうと、42㎜ハイトのホイールが前後輪で1410g
57㎜で1495gというスペック。
42㎜ハイトで1410gという重量は、最近の競争激しいホイール界隈で言えばそんなに驚くほど軽くはない重量です。
恐らく、USBハブボディなどがそんなに軽くはないんでしょう…。
そういう時代がやってくるとは。
57㎜ハイトの方は、60㎜近いリムハイトを持つホイールなのに1500gを切ってきた!というのは朗報です。
ただし、私が使っているRSL62はリムハイト62㎜で1510gなんですよね。
リムハイト5㎜も差があって、重量差はたったの15g…。
よっぽど空力性能で差があるか、ホイールとしての完成度でSpeed57に優位性がない限りは、トータルで判断するならRSL62に軍配が上がる。
そういう微妙な線です。
微妙なセンをつく、スペックだけ見るとそういうホイールなんですけれど、それはFulcrumの伝統w(Fulcrumファンのみなさま、気を悪くしないでください)
重量だけ見ていると、本当に優れた機材というのを見逃してしまいます。

きっと、実際に装着して走るとSpeed42および57は、素晴らしいホイールなんだろうな、って思います。

スポーク構成は前後輪ともに24本構成。
2:1組みを崩してきてなかったのはちょっと残念。
左右同数組みで左右異径組みにした方が良かったんじゃ…と思わなくはないです。
ないんですけど、CampagnoloもそうですしFulcrumもそうなんですけれど、かのメーカーは他メーカーと違って大いなる知見を持っておられます。
リムハイトが小さいSpeed25では2:1組みをやめてきたFulcrumが、敢えてそれよりも新作であるSpeed 42と57では2:1組を復活させてきた。
いわゆる「ブランドの顔」ですからね、Fulcrumにとっての「2:1」組みは。
BMWのキドニーグリルみたいなものですw
かのメーカーの2:1組は、スポークをクロスさせる角度が挟角な設定ではない(写真を見る限りなので正確には「なさそう」というのが正確なところですけれど)のがサスガの一言。
恐らく、良いホイールなんじゃないでしょうか。

このあと、Speed42および57の後からさらに上位ホイールが出てくるんでしょうけれど、それの上位グレードのホイールは正に乗る人を選ぶハイエンド中のハイエンドでしょう(恐らく堅くて手強いと思います)
今回出たホイールが堅くなくて手強くないと言ってるんではなくて、十分に堅くて手強いホイールでしょうけれどw
「まだ」アマチュアが乗って楽しめる領域が残っているホイールなんじゃないかなー?なんて勝手に想像しております。

ホイールは前後で約42万円

安くはないんですけど、満を持してリリースされた新作としては意欲的な価格設定なんじゃないかな、と思います。
記事では詳細なスペックは紹介されていませんが、きっとひっそりと2:1組みなだけでなく左右逆異径組みとかしているんじゃないだろうか?
なんて予想もしています。
実物を拝んでみたいホイールが出ました!
ちなみにリム内幅23㎜です。
いよいよ、老舗メーカーが本気出してきましたよ!


Princeton Carbon works WAKE6560
相変わらず、この異形なホイールに惹かれます。
左右同数、左右同径組みなので本当にこのホイールの真価を発揮させたい場合は、左右異径組みするのが望ましいらしいですが、恐らくですけどアマチュアな人が乗るなら吊るしのままで乗るのが良いんだろうなぁ…と想像しております。
堅くなればなるほど、良い面ももちろん出てきますがメリットばかりでもないんですよね。本当に。
自分の脚で漕いで進ませる乗り物なので。

リム内幅が19㎜と、ちょっと古いスタンダードだったこのホイールもリム内幅が21㎜と19㎜が選べる選択肢が以前はあって「地味に進化してるなぁ」と感心していたんですが、それを選ぶ項目がなくなっています!?
調べてみますが、恐らくリム内幅21㎜がスタンダードになったんでしょうね、きっと。

相変わらず素晴らしい造形です。
個人的に好きですw
ただ、円安の影響がエグくてですね…。
これが出て日本に話題になった当初(2020年頃)だと、32万円程度で買えたタイミングもあったんですよ。(輸送料と税金は別です)
それがいまや…約62万円(輸送料と税金は別です)
62万円になる理由は、DT SWISSの180EXPという高価なハブを選んでいるのが理由なんですけれど、メンテ性や部品調達の利便性を日本で運用する前提で考えると、180EXPが最も良いと個人的に思うんですよね。
できればもうワングレード下の240EXPを選べるようにして、価格をグッと抑えてくださると…魅力的なプライスに化けるんですけどねーw
(180EXPの価格の約半分なのが240EXPなんです。それでもハブ一本で小売り価格かつ日本正規価格で約6.5万円と高価なハブですけれど。180EXPは約13万円…)
ハブ本体の重量は、そりゃさすがに180EXPが軽いんですけど。
価格差を考えた場合、240EXPでええやん…(真顔
ってなるんですよねー。
回転性能は厳密に比較した事がないのでアレですが、きっと180EXPと240EXPで回転性能に実質的な差はありません。
日々の使い方と、グリースの管理、装着するベアリングで回転性能は決まります。
240EXPも選択肢に入れてください、Princetonさん!


DT SWISS ARC1100 DICUT
やはり、DT SWISSのホイールは外せません。
価格もざっくりですけれど約42万円。
ただ、リム内幅が20㎜なんですよね…。
このホイール専用に採用された新たなスポークAeroLite 2とAerocomp 2の乗り味に大変興味がありますが、リム内幅が20㎜なんですよね…。

リム内幅ってそんなに差があるの?

と疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
21㎜でも随分変わります。
そこへきて、Bontrager Aeolus RSL62でリム内幅23㎜がロード用ホイールとしては業界では初?
きっと初だと思います。
グラベル用などを除いて、初。
23㎜でも変わるんですよ、マジで。
そして、タイヤメーカー業界が新しくASTM規格を見直してワイドリムに合わせこんだ新たなタイヤプロフィールで新型のタイヤを出していこう!
という事が決定されたとかいう記事もちらっと散見されました。
つまり、今後より快適に乗って楽しみたい!と考えた場合、リム内幅の規格は大事なんですよね。
どれだけ長い期間、楽しめるかという現実にも直結しますので…。

3点、製品を紹介しました。
この中でどれを買うのか?
自問自答した場合、どれも魅力的なんですけれど
個人的にはFulcrum Speed 57でしょうか。

Bontrager Aeolus RSL62が非常に魅力的。
そして、一時期はべらぼうなお値段に上がっていたRSL62も現在は約36万円。

そうです、ここまで調べておいてなんですが…w
再びRSL62(か、51)を買うという選択肢も十分以上にあり得るんですよ。
あれだけ走れるホイールが、他社製品と比較して6万円も安い。
そして安心の生涯保証。
素晴らしいの一言でしかないんですよねー。
でも、違う乗り味も体験してみたい。
そういう本音もあります。
そして、RSL系のホイールもデビューから結構な年月が経過しております。
そろそろ新型が出てもおかしくない時期なんですよね。
Bontragerの新型ホイールがどういうスペックで出るのか。
価格はどうなるのか次第ですけれど、その動きによってはSpeed 57を買うのか。
新型ホイールを買うのか。
はたまた、在庫あるうちに在庫処分セールが始まるだろうRSL62か51をタイミング良く購入するのか!

最も現実的なのは、在庫処分セールで叩き売りが本当におきた場合。
最もお買い得なのは、Aeolus RSL51および62でしょうね。
何割引きで売られるか次第ですが、二割引きでも約29万円ですよ!?
激安すぎです。
本当に二割引きで売られたら…ですけれどw
Posted at 2023/11/09 15:44:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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何シテル?   04/17 15:35
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