2024年01月09日
マウンテンバイクでの走行にちょっと難色を示していた妻ですが、いよいよ今年はMTBでも走ってみようか…という流れになりまして。
その為に、部屋に新たなMTBを格納する為に置き場所を確保する為、私が乗るEmonda SL5(2018、リムブレーキ)を手放す事になりました。
そして、大変気に入ってはいたもののダホンK3購入後に乗る機会がめっきりと減ってしまった妻が乗るサイズのJAMIS RENEGADEも手放す方向に。
いざ手放すとなると、妻はJAMISが物惜しくなったみたいでちょっと躊躇していましたがw
まぁ良いバイクですからね、JAMISは。
価格が安いだけで、それ以外にそんな悪いところがなく。
ジオメトリー構成も素晴らしく、非常に乗りやすいバイクなんですよね。
ただ、クロモリのエントリークラスなので重量は少し重いってだけで、走り自体は価格を超えて素晴らしいモデルなので物惜しくなる気持ちはわかりますw
まぁ、それを言ったら私が手放すEmonda SL5(2018)も同じなんですけれどねw
ただ、お互いにちょくちょくは乗ってはいるものの、めっきりと乗る機会は減った。
ちゃんと動くうちに(メンテはもちろんしていますが)乗ってくださる方に売った方が良いだろうという決断です。
ロードを二台手放す事で、MTB一台分のスペースが生まれるんですよ。
MTBは地味にロードよりも場所を取るので、そうなりました。
二台手放して一台増えるので、結局9台→8台になるので相変わらずバイク置きと化している部屋はパンパンなのは変わらないんですけれどw
さて、じゃあどのMTBをお迎えするのか。
という問題に直面します。
個人的には、ハードテイルが良いのではと思います。
私も乗るTREK Procaliber 9.5が良いんじゃないかと思うんですけれど、モデル末期なのかカラーが一色限定で、サイズも妻が乗れるサイズのみ欠品している様子。
妻が乗るサイズが日本に入荷されるのか聞いてみると春ごろに入る可能性はあるけれど、Procaliberはモデル寿命が長くなってるんで「新型が出る可能性があります」
…となると、新型見てから購入するかを決めたらOKですが…
心配なのが価格UPの可能性。
シマノコンポ部品がこの1月からえらく値上がりしているようなので、そこがネックですねぇ~。
カーボンフレームですっきりとした軽さで、エントリーグレードながら割と本格的な走りもできる、まさに初心者向けのモデル。
さらに、それだけ良い走りをするのに30万円を切るモデルだったんですが…知らぬまに32万円ちょいに値段上がってますねw
Procaliber 9.5を買うなら、別でドロッパーシートポストも買わないといけません。
つまり、+3万円ほど余裕をみておかないといけない。
あと、ペダルの代金か。
それで+1万円ちょいでしょうか。
それでも、実際に体験している走りを考えると十分に安いと思えます。
ただ、タイヤ幅のキャパシティは2.2インチまで。
ハードテイルながらシートポスト取付部(フレーム側)にISO SPEEDが装備される点も効果は地味ながら、あるとないとでは「ある方が良いかも」と感じています。
MTB師匠から勧められたモデルは、コメンサルというマニアックなメーカーのハードテイルモデル。
フロントフォークのストロークが160㎜あり、はっきりとダウンヒル方向寄りのジオメトリーで前輪は29erですが後輪側は27.5というハイブリッド構成。
そしてタイヤ幅のキャパシティは2.6インチ!とハードテイルながらダウンヒル時の走破性というか、タイヤ幅がもたらす走破性のキャパシティまで考えると実にマニアックながら素晴らしい構成。
ネックなのが→価格
約55万円もしますw
ちょっと高い。
そして、取扱店はありますが何かあった時にすぐにパーツが入荷するのか否かで少し心配な点が気になります。
タイヤ幅2.6インチは魅力的だよなぁ…という視点でもう一度ハードテイルモデルを見直すと、そこで浮上してくるのがやはりTREK
TREK ROSCOE 8というモデルが非常に魅力的。
コメンサルと似たような構成プラス、前輪も後輪も29er
タイヤ幅キャパシティは2.6インチ。
それでいて、構成グループセットはSRAM Eagle GXメインで部分的にNX。
必要にして十分かつ、とりあえずしばらく全く弄らなくて良い程の構成。
なおかつドロッパーシートポストまで付属してきて、296000円。
魅力的。
魅力しかないw
さすがロスコー。
店長に相談すると、体重の軽い女性が扱うのはちょっと重いかもです。
というアドバイスを受けます。
そうか、そういう視点もあるのか…と納得。
ロスコーやコメンサルは初心者かつ体重の軽い女性が「好きで乗るならおススメですが…」というお話しから考えると、やはり再浮上してくるのはProcaliber
まぁ私含めてそんな難しい路面のところへは、まず行きません。
それならProcaliberは、やっぱり良いのかも。って思います。
コメンサルの価格まで張り込むのなら、別視点で浮上してくるモデルは私自身も乗ってみたいSupercaliber。
Procaliberの親分というべきモデルでして、Procaliberと同じくXC(クロスカントリー)モデル。
フロントフォークの許容ストロークも控えめですが、リアサスのストロークも控えめ。
つまりダウンヒルに重きは置いていないモデル。
しかし、走りは軽い。
そして素早い。
Supercaliberは一度試乗した事がありますが、えっこれがMTB!?と驚くほど軽やかに軽快に走ります。
それでいて路面の凸凹は試乗した範囲でしかありませんが、有機的にショックが吸収して艶めかしくしかし確実に路面の凸凹を減衰して駆動ロスを抑えながら走る、そんなスーパーバイクです。
かなりヘビーな路面を走るなら、オールマウンテン系やエンデューロ系の方がより優れているのは明白ですが、趣味で乗るならこれ以上ないくらい贅沢なXCモデル。
コメンサルよりは高いですけど、機械式グループセットを備えるモデルだったら約66万円で買えます。
安い!(安くないw)
性能とフィーリングを考えると安いです。
しかし、予算はあっという間に倍。
そうなんですよね~。
MTBってこんな感じなのですよねぇ。
30万円前後のモデルを買った方が、あとあと後悔はない(もしくは少ない)
思い切って上位モデルの「フレームを入手する」気持ちで買うなら、一気に70万円近い出費になるんですよね~。
でも、70万円前後のモデルを買うと後々グレードアップも全く躊躇することなくガンガンしていけます。
元々はハイエンドモデルですからねw
元々装着するのを想定しているだろうパーツを組み込んでいけば、さらに性能は解き放たれていきます。
まぁ、それを乗りこなせるんか?って方が問題になってきますけどw
GIANTや他メーカーまで視野を拡げると…
正に無限に選択肢が出てきてしまいますw
悩ましいけれど、私の中の気持ちとしては決まりました。
初めての女性で体重が軽い人が乗るにはアレだけど、アッセンブル内容やダウンヒル寄りのジオメトリーから実際に乗って安心感が高いだろうモデルで価格を抑えるなら→やっぱりROSCOE 8
トータルで軽さも実現しつつ乗りやすさも狙いながら価格を抑えるなら
→やっぱりProcaliber 9.5
モデルチェンジが近いなら、モデルチェンジ後の情報を見てから考えても遅くはない。
やっぱちょっといっとくか!
と思い切るなら→憧れのSupercaliberのミドルグレード構成。
あとはGIANTなどのお買い得セールなどで出会いがあればソレで…
という感じで、アンテナ貼って行こうかなと思います。
どちらにしても、まずはスペース空けないと買っても部屋に置けないんで
断腸の想いですけれど、ロードを二台手放してからですね~。
Posted at 2024/01/09 16:31:51 | |
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2024年01月09日
昨日、桂離宮そばの中村軒まで恒例の年始ライドに参加してきました。
中村軒に向かう午前中は、いつもの淀川河川敷らしく向かい風でしたが穏やかな風で、向かい風は嫌ではありつつも「まぁ、いつも通り」な強度で順調にライド。
問題は帰りでしたw
中村軒でお雑煮をいただいた後、帰路につくも風が強くなっているw
桂離宮そばから桂川CRまでの道程は風が強いものの、でもまぁ走れる強さ。
問題は桂川CRに入ってからでした。
まぁ風が強い強い。
正確な風の強さが何m/sの風が吹いていたのかは調べてないのですが体感で5m/s以上の風が吹いている様子。
その中、巡航30km/hを保つ脚と体力が私にはなかったw
桂川CR途中にあるモーニンググローリーという喫茶店で休憩を兼ねてコーヒーをいただきます。
ここまで来たら、さくらであい館まで残り6kmくらいなので、頑張ってさくらであい館まで行けば良いとも考えられるんですけど、その残り6kmを向かい風の中走り続けるのが精神的に厳しかったんですw
一緒に走っている方にその旨を伝えて、離脱。
中村軒以降は、いつも自由解散なのでちゃんと伝えておけば皆さん心配されないんで、このような形で先に休憩に入りました。
まぁさくらであい館は思ったよりゆっくりできない事もあるので(特にこの日のようにあまりにも風が強いと)この判断は後程正解だったと個人的に納得しておりますw
一緒に走っていた若い人と、我々夫婦と3人で喫茶店へ。
30分ほど休憩した後、再出発。
さくらであい館近くの桂川CR終点にきついヘアピンがあります。
そのヘアピンカーブでワロタw
ヘアピンに向かう時、余りにも強烈な向かい風の為
ペダルを回す脚を止めるとブレーキ要らずで強い減速。
そのままヘアピンを曲がる。
すると今度は背中から強烈に押される追い風になる為、軽くペダリングするだけであっという間に26km/h程度まで加速するほどの風の強さに思わず恐怖を感じつつ笑ってしまいましたw
そして、そのままさくらであい館前の御幸橋にさしかかります。
右に90度曲がるので、その強烈な風は今度は横からの強風に。
私はマドンで参加していたので、モロに横風を受けるリムハイトが62㎜もあるディープリムホイール。
やっべぇなぁ、ここまで強い横風を喰らい続けるのは初めてかもしんない。
こんな橋の上で横風に押されて車体ごと真横にズレたら…(ズレる方向が車道側)
なんて恐ろしさが頭をよぎり、最悪の場合は自転車を降りて押して歩かないといけないな、なんて判断しつつその御幸橋に差しかかかったところで…
私は、感動しました。
もちろん、感動はしつつも油断は禁物です。
強烈な横風が吹き続ける上に、時々さらに風が強くなるからです。
何に感動したのかというと、Aeolus RSL62の横風耐性です。
ハンドルを強く持たないと心配になる程度には横風の影響は受けています。
でも、「それだけ」なんですよ。
普通に真っすぐ走ります。
凄い。
自転車に乗っている私ごと、それこそ真横に車体ごと動いてもおかしくないほどの風ですよ。
一昔前のエアロホイールとエアロフレームだったら、まさしくそうなってしまっていたのではないでしょうか。
ドグマに乗る妻も不安になったのか、一瞬ビンディングを外すもその後は普通に、しかし注意深く走行して無事にあの長い橋を渡り切りました。
妻のドグマに装着しているホイールは、Aeolus RSL37です。
私が使っているRSL62より、さらに横風に強いホイールです。
勘違いや思い込みではなく、やはりAeolus RSL系ホイールはBontragerの美点らしく「横風に強い」というのを再認識でき、良い経験となりました。
御幸橋を渡った後、淀川CRに入りますがそのまんま強烈な向かい風となります。
結構脚を使ってしまった我々は、同伴してくださっている若い人を除いて巡航21~23km/h、出せても26km/hまでしか速度が出せません。
それでも時々疲れてしまって、18km/h程度に落ちる程度には疲れてましたw
仕事が忙しくて、あまり走れておらず私が鈍っていたのも原因です。
それでも、風が弱まったタイミングもあったりして、巡航28km/h程度に復活したりしつつ枚方医科大を目指します。
桂川CR途中の喫茶店で休憩を取ったので、さくらであい館で再び休憩を取らずに走っても、帰宅するまでの距離がほぼ均等に20km毎に一回休める具合になるので、喫茶店を出たあとはそのまま医科大を目指して走ります。
医科大でトイレ休憩を取った後、寒い中あまり長い時間休憩を取っても再び身体が暖まるまで脚が回らなくなるのでトイレ休憩を済ませた後はいそいそと再出発。
医科大の後は、寝屋川付近や守口付近、城北公園そばなどいつも通り向かい風が強烈になる地点で洗礼を受けつつ「きっつ~wwww」とか言いながらも無事に毛馬閘門まで帰着。
そこでちょっとだけ脚を休めたあと、自宅までの帰路へつきましたが…
淀川河川敷を外れた途端、風は時々強いものの河川敷の強烈な爆風が嘘のように「常識的な風の強さ」なんですよねw
中村軒から延々と遠く感じた毛馬閘門までの強烈な道程からは想像できないほど、向かい風の無い平坦路の楽さ加減に驚きつつw
また、そんな錯覚を覚える程度には当日の淀川河川敷の爆風向かい風が強烈過ぎました。
だって清滝峠とか、山登ってる方が楽なんじゃないか?
なんて考えちゃうくらい、前に進まなかったですものw
私がなかなか乗れてなくて、身体が鈍ってたのもあって
平坦メインの年明け恒例ご気楽ライドコースだったんですけど、向かい風の影響もあって平均21km/hしか結果を残せなかった、そんな厳しいライドになりましたw
淀川河川敷を外れて市内を走っている時は、35km/h巡航も楽勝だったのには驚きましたがw
ゲロ吐きそうなほど向かい風がキツかったですね~。
そして、マドンじゃなかったらどこかでリタイアしていたかもですね。
Posted at 2024/01/09 01:11:53 | |
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