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6/28に解禁されたGen8 Madone。
どうやら元はEmondaとして開発されていたけれど、次期エモンダとして求められる性能（空力と軽量性）を突き詰めていくと…

あら？
ありとあらゆる条件では無理だけど、最もライドシチュエーション上多い傾向において空力性能はGen7 Madoneに匹敵する空力性能を出せちゃったぞ！

軽量性も、新たに採用した無駄な樹脂を取り除く形成技術と、それらの組み合わせで今までジョイントが発生した箇所でそれを無くせるメリットを活かすと…
空力と構造的な能力を満たした上で、軽量性もそれまでで軽量だと言われていたモデルに匹敵する軽さができたぞ！？

エアロロード＝Madoneと定義付けられたのはGen5の頃だったでしょうか。
それまでは、Madone一台でTREKのレースバイクとしていました。
Gen5以降で、軽量系オールラウンダー（Emonda）とMadoneに分かれたんですよね。

ここまで空力が改善されたら、Madoneと名乗ってもおかしくないんじゃないか！？

というやり取りがあったかなかったかは、わかりませんw
でも、X（Twitter）上ではこういう憶測が飛び交ってますね～。
意外と本当だったりして！？

Gen8 Madoneには、まだ試乗できてないんですが
試乗した人のお話しを聞くと、だいたい想像通りのお話しが。

どうもEmonda味を強く感じる。
ただ、平坦踏んでるとEmondaではないんだよなぁ。
そこはMadoneを感じる。
下りでの安定性も、Emondaの乗り味ではないんだよなぁ。
意外とMadoneしてる。
登りは、Gen6やGen7のMadoneと比べると少し楽。
明らかにそこはEmonda寄り。
でも、Emondaじゃないんだよなぁ…。

全体的にEmondaのフィーリングを感じる。
ただ、抽象的な部分ではMadoneのフィーリングを感じる。
故にやっぱりこれはMadoneではないか。
見た目と全体を通じて感じるフィーリングは、矛盾しているようだけどEmondaなんだけど。

というお話しでした。
わかったような、わからないようなw
でも、Gen6世代ではありますがMadoneに乗っている私はなんとなく想像がつきます。

Madoneはガンガン乗ってると、Madoneってのを強く感じるんですよね。
Emondaでガンガン乗ってると、感じるのはやっぱりEmondaなんですよ。
そこは、似ていて異なるフィーリングなんです。
Madoneの方がマッチョ。
でも想像していたよりはオールラウンド寄り。
でもやっぱりエアロロードなんですよ。
骨太。

Emondaは繊細というと語弊があるんですけど、Madoneほどマッチョではない。
でも骨細でもない。
なんていったらいいんだろう……
うーん…
独特のシビアさと独特の優しさが混在すると言えば伝わるでしょうか。
最終型のEmondaは、そのひとつ前のモデルと比較してちょっと優しくなっていましたが、最後のリムブレーキモデルを擁するEmondaは少しスパルタンでした。
全体的に優しさは感じるんですけど、やっぱりレースバイクなんですよね。

なんかまとめようとしてよーわからん例えばなしになっていますが。
これほどフィーリングが違うバイク同士なのに、根っこの奥深いところで通じるフィーリングとして「TREKのバイクだ」と感じれるんですよ。
EmondaにはEmondaなりの「TREKです」があり、MadoneにはMadoneなりの「TREKですよ～！」があるんですよ。

EmondaもMadoneも乗り味が違うのに、やっぱり「TREK」なんですよね。

Specializedに乗ると「あぁ、スペシャのバイクだよなぁ」って感じるのと一緒です。

話しがちょっと逸れちゃいましたが、Gen8 Madoneに対してなんとなくイメージをもってしまいましたw
先入観なく乗りたかったのに、何故聞いちゃったんだ俺のバカw

試乗する機会が来たら、ちょっと楽しみたいと思います。