2024年09月02日
さきほどのマイバッハに関する記事を書いていて
( ゚д゚)ハッ!
となりました。
それは私も若い頃実際に乗って楽しんだ第二世代GT-Rの事なんですよ。
当時の車としては、簡単なチューニングで劇的に速くなる。
そういう方面でも素晴らしい車だったのは間違いがないんですけれど、ブーストアップでもきっちりとやった個体じゃない限りは簡単には0-100km/h加速で5秒を切るのは難しいのは、実は現実です。
当時の車両としては、ちょっとした手入れで劇的に速くなる…という刺激的な方面では確かに法外な車ではありましたが、今どきの車達のスペックと比較すると…
430馬力も出して、0-100km/hを5秒切るのは難しいの?
って思われる方もいらっしゃると思います。
実際にはちゃんと実力のあるショップがきちんとセッティングを出して、運転技術がプロ並みに凄くはなくても、ちゃんと基本を押さえて操作できる人が運転すればAWD車両という事もあって0-100km/h加速は問題なくこなせるとは言え。
当時のタイヤ技術だとか、様々な要因できっちりやらん限りは難しいというのも事実です。
前置きがかなり長くなりましたが、こういう事を書いていて思ったのは
「そうだ、第二世代GT-Rも早いものでもう昔の車なんだ」
と感じたんですね。
今でも一線級の速さを誇る名車で間違いはありません。
むしろ、30年前の車なのに速い!とも言えます。
このあたりも含めて、90年代から車って確実に変わっていってたよな…
と、感慨深くなりますw
私たちが現役で楽しんでいた当時、旧車と言われる車は有名どころでハコスカなどですが、その時の旧車達と比べると…
確実にテクノロジーは進んでいた。
と、実感できるんですよね。
恐らく、ばっちりコンディションの車に乗ると
今乗っても全然怖くないと思うんですよ。
むしろ、快適かつ速く走れると思うんですよね。
これが意外なことに、90年代にばっちりコンディションのハコスカに乗ると
同じ事を感じたそうです。
日産における「スカイライン」という車は、やっぱり凄かったんだなって思ったのを今でも覚えています。
話しが逸れましたがw
そういう思いを巡らせた時。
現代を走る車達は、30年後に同じような感銘を与える事ができるでしょうか。
恐らく、感銘を与えるどころか環境対策や他の要因でガンガン様変わりしていく、車を取り巻く環境の変化。
今までのテクノロジーの積み重ねが昇華した結果、恐らく現時点で販売されている内燃機関を積む凄まじいスペックを持つ車が、最後のスポーツカーになるんではないだろうか?
私はそんな風に危惧しています。
どんな時代でも速さは人間を惹きつける動機になり得るので、ど素人である私が個人的に勝手に危惧しているだけで、今後も実現する機械は変わっても同じように感動を与える機械(クルマ)はカタチを変えて現れてくれるんではないだろうか?
そんな風にも考えます。
30年後、私自身が生きているかどうかもわかりませんがw
今後、どのように目まぐるしく時代は変わっていくのか。
楽しみですね。
怖くもありますけれどw
Posted at 2024/09/02 13:57:23 | |
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2024年09月02日
BH5っていうんでしょうか。
サスペンションが定評のあるリア側のパラレルアーム式のストラットサスペンションからマルチリンクに刷新されたモデルのレガシィ。
いろいろ乗り心地とかは良くなったんでしょうけれど…と物議を醸しだしていたモデル?だったでしょうか。
私も、もうかなりうろ覚えなんですけれど。
カタチは好きなレガシィです。
あの頃のレガシィは詳しい人に言わせると…ってあるのかも知れませんが、なんでか知りませんけど、私は好きですw
それはともかく、それに乗る若い子がX(Twitter)のフォロワーさんに居ます。
その人が現行のマイバッハに乗る機会があったらしく、マイバッハの加速はイマイチだったと断じてました。
それを読んで、知らないってすげぇ事だよなぁ。
って思っちゃったんですよね。
鍵アカウントなので、世間一般には発信されませんが
余計なお世話だとは思うんですけど、他で恥をかかないように老婆心でコメントしました。
私「運転手が主役の車ではないので、2速発進だとか
何らかの快適性を優先する制御が通常のはずです」
「クルマの実力的には0-100km/h加速タイムが4.2秒との事なので、
決して遅い車ではないですよ。」
0-100km/h加速、4.2秒なんですね。
今のマイバッハw
コメントする為に軽くググってソッコーでその数値が出てきたんですけど。
性能見て驚きましたね。
逆にマイバッハにそんな加速力要るのか?w
なんてね。
驚きました。
まぁ、後部座席に乗る重要人物に危機が迫るような場合は、その有無を言わさない加速力で敵から離れて…なんてカーチェイスまで想定しているのかわかりませんが、性能は「無いよりはあった方がいい」って事なんでしょうね。
古い話題になりますが、80年代のロールスロイスディーラーである人が聞いたらしんですが(有名な逸話)
客「カタログにスペックがはっきりと書かれていないが、何馬力出ているんだ?」
店の人「あなたにとって、必要にして十分以上なパワーを出させていただいております」
そんな逸話を思い出しました。
そういう事なんでしょうね。
体験した事がないと数値からだけで連想しちゃってしまい、その数値がいかに凄いかっていうのがわからないんでしょうね。
例えば、この鍵アカウントの若い人が乗ってるBH5レガシィ シーケンシャルツインターボ車は、フルノーマルだと0-100km/h加速で6秒切れません。
カタログ上では260馬力だったか出ているようですが、実際には出てない為。
など、その当時の国産車事情もありますし当時のタイヤ性能事情もありますし…
まぁ、いろいろあって私は現役世代だからそのあたりの事情は良く知ってますけれどw
6秒フラットくらいで走れる個体だったら「当たりじゃない!速いやん!」というのが現実です。
そこからマフラーとかやって、そのマフラーが上の馬力だけ上げて体感上は速い。
というクソみたいなマフラーじゃなければ(要するにセッティング取っていくと逆にダメな場合もありますが。ノーマルと相性が良いって事なので)多少、速くなる事もありますけれど。それはカッコ書き内の理由で、その先に進もうとする時に足枷になったりもしますが…話が長くなるので割愛。
レガシィで0-100km/h加速を5秒台前半にブチこもうとすると、割と大変だってお話しです。
パーツ類が全盛期でもりもり流通していて、今より遥かに安く買えた時代ならいざ知らず…です。
改造前提で話しをしても、それよりも更に0-100km/h加速で1秒以上も速いのが現行マイバッハですよ。
メルセデスが発表する好評数値が、ポルシェのように控えめの数値で最も悪い公差で組まれた個体でも「必ずこの数値と同じか、超える記録を出せる」という数値かどうかまでは知りませんが、メーカーが0-100km/h加速4.2秒!って発表している車なんですよ。
加速がイマイチなワケないですやんかw
それを知った時点で、本来なら「なるほど、運転手が主役の車じゃないんだ」と気付けるはずなんですけれどね。
レガシィの価格(当時新車販売価格)の10倍でこれ…
みたいなポスト見て「おっw」と思ったワケです。
老婆心出さない方が良かったのかもですけれど。
意外とこういう人、多いです。
今の若い人。
0-100km/h加速を6秒台の車と
0-100km/h加速を5秒台の車。
数字だけ比較すると「1.2倍速いんか」ってなりますが、車内に居て体感すると
実際には倍ほど違う…まではいかないかもですけれど、相当勢いが違うように感じます。
また、0-100km/h加速が4秒台に入る車に乗ると…
明らかに倍以上違うように感じます。
また、実際に出ているだろう馬力の差も倍近くか、倍以上違う事になります。
それを実際に自分でやってみた事もなくて断じれてしまう。
そうしてしまう。
それは若さの特権かも知れませんね。
そこで見誤ったまま進むと危険です。
最後に補足しておくと。
第二世代GT-R(32~34)
これで例えると、補器類までばっちりブーストアップに照準を絞った補器類でかっちりと組み上げ、燃調は現車合わせできっちりとセッティングを出していただく。
名ばかりの有名ショップではなく、実名出すと荒れるので控えますが
きっちりと車の性能を引き出せるショップでブースト1.0で430馬力を発揮している個体で、タイヤもちゃんと喰うモデルを組んで駆動系にも全く問題がない状態でシフト他操作系でミスなく走って、0-100km/hで4.5秒~って感じです。
記憶はうろ覚えだけど、たしかそうでした。
そんなGT-Rよりも、車重2tを超える後席の人が主役の車が速いという事実。
後席の快適性重視だろうから、普段からそんなスペック通りの走りはせずに快適性へ全振りだろうけれど、その気になればそれだけのスペックがある。
ロールスロイスとかもそうだけど、この手の車ってやっぱ特別だよなぁ…
なんて感心しました。
0-100km/hがどれくらいなのか。
それだけがクルマの性能ではないんですけど、わかりやすい話題だったのでついつい書いちゃいましたw
Posted at 2024/09/02 09:19:21 | |
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