2025年02月19日
参考になるのかならないのかw
使用条件とかメンテの仕方などで大きく左右されるので、本当に「参考程度に」読んでください。
※ロードバイクを始めるなら、駆動系パーツはどのあたりのグレードが狙い目?
2018年前後なら、迷う事無く「105」と言い切れたんですが。
今はどうなんでしょう。
機械式コンポーネントで最高峰が「105」
アルテグラやデュラエースはコストダウンの為に機械式グレードはリリースされなくなりました。(非常に残念)
それらには単純にコストカットの意味合いだけではなく、最近のハイエンド系モデル達は「機械式コンポーネントに対応すらしてない」という現実があります。
突き詰めた性能の先に、以前のように大らかな「機械式にも対応しているよ」という余裕すら持たせられないほどの「僅差での切磋琢磨」されている世界がある。
と捉えてもらっても間違いではないと思います。
まぁ大層な事をいってますが、大まかにはメーカー側の都合ばかりでしょうけれどw
そんなに多様な対応するだけのリソース(人的なもの)が割けない。
という理由が大半でしょうね。
そういう業界の流れが原因で、現在の12速モデルに変わってから機械式のトップグレードは「105」
電動変速でやっとアルテグラとデュラエースが出てくる=コスト的な敷居が高い
という図式になっています。
そういう流れから、価格面でも考慮していくと…
ハマるかハマらないかがわからない状態で買うなら、ティアグラ相当のグレードで構成されたモデルを買うのも十分にアリです。
というか本命かもしれません。
105搭載しているモデルは、もはや有名ブランドのモデルで安くて40万円。
平均して45万円もします。
私がロードバイク始めた頃の45万円は、ミドルグレードのミドルグレード(ややこしいw)を買えるお値段でしたよ。
つまり、ミドルグレード(ハイエンドと同様の系譜)のフレームに、機械式アルテグラ一式を組み込まれ、サドルもシートポストもハンドルも市販品で買えるそこそこ良いグレードの品物で構成され、ホイールは自分好みのモデルに買い替えるのは大いにアリですが、そのまま乗ってもまるで問題なく走れるくらいのグレードのモデルが最初から組まれている。
つまり、満足度が非常に高いモデルが以前はその価格で買えたんですよね。
今買える45万円くらいのモデルは、機械式の105が組まれ(これはそのままでもOK)、通称鉄下駄と言われる後から市販品で買えない安くて重いホイールが搭載されて…という、いわゆる20万円前後だった乗り出すのに適したモデルが今は45万円前後もしてしまうというのが現実です。
なので、105に拘らずに買うのは今となっては大いにアリです。
また、価格がこなれた中古品を買うのもアリですが。
中古品を買うなら信頼できる大手のお店で買わない限りは、買う側に目利きが要求されるので難しさもあります。
前提が長くなりましたが、本編に参りますw
※機械式の105ってどうなん。
・割といい
・寿命は長くはないが短くもない
・安い(高くはなったけれど)
総評
私が乗っていた、2018年に買ったEmonda SL5に搭載されていたR5800の105。
手放す時に必要な人に必要な部位を差し上げました。
その際に105がどうだったか。
リアディレイラーのプーリーは逝ってました。(デュラプーリーを組んでいた)
これは、某ルブをチェーンに塗って走ってたんですが。
その某ルブが悪さしたみたいです。
Gen6 Madone SLRのXDRフリーボディ内のベアリングも、このルブが原因で逝ってたので、恐らくそれが原因かと思います。
リアディレイラーのパンタグラフっていうんですかね?
あの部位も痛んでました。
つまり、台数所有していて走行が分散する上に、サンデーしか乗れないライダーである私程度の乗り方でも4年で105はそこそこガタが出ていた。
というのが現実です。
コスパに優れ、使いやすいメリットはあるものの「そこはアルテグラやデュラエースと差別化されている」とも言えると思います。
そこで以前は光っていたのが、105を使っていたら部分的にアルテグラやデュラエースへ「どうせお金掛けて交換するなら」アップグレードできていたんですよね。
それが今やその道筋が完全に断たれています。
105が逝ったら、また結構いいお値段を出して105を買わないといけない地獄。
一時期のマツダ地獄のような状況になっていますw
レバー比などの問題がありますが、リアディレイラーをGRXの800(アルテグラ相当)に変えていくとか、今はそんな裏技が…あるんですかね?
私ならそういう道を模索しますが、私自身はもうシマノ製パーツに魅力を感じてないので申し訳ありませんw
※アルテグラはどうなのか。
アルテグラはさすがに105よりは寿命が少し長いです。
同じくらいの年数と距離を走った妻のEmonda SLRに組まれているR8000 機械式アルテグラはまだピンピンしていました。
そういう現実を見ると、本当の意味でコスパ高いのはアルテグラかもしれません。
クランクセットだけはデュラエースが良いと思います。
特にEmonda SLRのようなハイエンドフレームに乗るならばです。
何故かというと、妻のEmonda SLRには当初R8000アルテグラのクランクが組まれていましたが、妻のドグマをDi2からeTAP AXSへ組み替える時に出てきたデュラクランク(R9100)をEmonda SLRに組んだ時に、べらぼうにフィーリング良くなったんですよ。
あれっ!?
むっちゃ楽しい。
剛性バランスよすぎんか!?
これむっちゃ欲しいやんけ!
あっ!
これ、ウチのロードバイクだったわwwwwwww
というネタみたいなオチを脳内で乗りながら展開したのを今でも鮮明に覚えています。
ちょっと話が脇に逸れましたが、最後の機械式アルテグラは絶対性能に拘るなら間違いなくデュラエースだけど、耐久性とフィーリング含めた性能を考えた上でお値段まで考えたら「ウルトラスーパーエクセレント」
頭悪そうな表現ですみませんが、むちゃくちゃ良かったと思います。
問題出る前に手放したからわかりませんが、我々のような頻度の乗り方で4年乗っても問題がまるで発生しなかった。
それが機械式アルテグラです。
※R8000アルテグラDi2はどうだったか。
これに関しては、アルテグラを擁護しないといけません。
某有名大手ショップでドグマを買いました。
いわゆるバラ完です。
フレームセットを買って、コンポはこれでホイールはこれで…。
という買い方で割高になる買い方です。
その際に選んだのがコスパ重視でR8000アルテグラDi2でした。
このショップで組んでもらって、Di2とはこういうものか。
と思っていたんです。
そして、様々な問題が大なり小なりありました。
最も大きな問題はリアディレイラーの組み付け精度が悪く、それが原因でディレイラーハンガーに目視でわかり辛い変形が発生してしまって、気付くのが遅かったらディレイラーハンガーが折損してもげたディレイラーをホイールに巻き込んで、最悪フレームまで逝ってた可能性があるトラブルが最も大きい問題でした。
お世話になっている店長に組み直してもらってからのR8000アルテグラDi2は、随分良くなりましたが…
後で組み直したeTAP AXSの方が、我々夫婦にとっては忖度なく意見を言わせてもらうと素晴らしかった。
Di2は確かに変速速度は速いけれど、フィーリングが「しっかりセッティング出ていても」イマイチだった。
速いんですけど、速さ重視過ぎて大事な他の要素見落としてないか?
というと言い過ぎかも知れませんが、何かを拾って何かが犠牲になっている。
イチ素人の、なんでもない感想や意見でしかないですが、それが我々夫婦のDi2に関する感想です。
コスパは最強だと思います。
ただ、これまでのブログで書いてきた通り。
eTAP AXSとDi2での考え方の違い。
それがもたらす乗り手が気を付けないといけない種類の違い。
それらを総合的に判断して、現在の我が家ではシマノ製コンポーネントを組んでる自転車はもう1台しか残っていません。
他は全てSRAM製グループセットで組んだり、組み直したモデルしかありません。
それが我が家の回答です。
ただ、我が家は多くの日本で楽しんでおられるサイクリストの中では異端だと思います。
ですが、正直な気持ちです。
なんだか上手くまとめられなくなってきましたw
今日はこの辺で。
Posted at 2025/02/19 10:24:05 | |
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