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最近のロードバイクのタイヤキャパシティは割と大きくなってきています。
私が乗るGen6 Madone SLRは、もはや６年前近いモデルとなってしまいましたが、それでも当時としては異様に太いタイヤを許容します。
メーカーのフラッグシップモデルで、レースタイプのエアロロードなのに。

メーカーで保証されているタイヤの太さは30cまでですが、試験的に店員さんの個人所有車で試してみたところ、32cまで問題なく使えそうでした。

そこで、興味が湧くのが最新世代のGen8です。
これは実際にどこまでタイヤキャパがあるのか。
それをいい機会なので試してみようと思いました。

単に、Kingzydecoから外したSCOPE R4.Aを妻のF12や、私が乗るGen6とGen8の三台で使いまわしできるようにしようと、フリーボディをXDRに変更してスプロケをSRAMの10-33Tへ付け替えたんですよね。
タイヤは、グラベルロードに使っていたのでH/T規格のPirelli Cinturato Gravel Hという銘柄の35cを装着してあります。
こちらのタイヤ、経年はしてますが保管状態も良く走行距離も4000km使ったかな…という程度の走行距離なので、まだ全然使える状態なんです。
なので、Gen8でこのグラベルタイヤを使うとどんな感じかも含めて一度使ってみてからタイヤ交換でも良いかもしれませんね、とは店長のおススメで今回の試験的な装着となりました。

本当につくのか？
チェーンステーの集合部とか、意外と狭かったりするんですよね。
公式ではGen8は32cまでOKとなっています。
数値上はそれに3c増えたタイヤも許容しそう。
実際問題どうなのか？
それでは御覧ください！









なんと、問題なくつきましたw
タイヤの幅方向のクリアランスは正確に測ってませんけれど、見た目に9㎜近くクリアランスがあるので問題なさそう（異物が挟まる可能性も低そうという意味です。つまり簡易なグラベル走行も許容できるクリアランスという意味です）

問題は外径方向のクリアランス。
こちらがシートポストまで結構近づきまして、きっちりと計測してないんで目測で申し訳ありませんが、クリアランスは約5㎜。

この結果から、次の事が言えます。
・舗装路での使用は、全く問題なく使えそう。
・グラベルロードを走る際は、自己責任となります。
　ただし、ASTM規格1で設計されているだろう純然たるロードの
　フレームで、グラベルを走る時点で自己責任ですけれどw

個人的には、よほどぬかるんだ地形を除いて淀川河川敷程度の未舗装路なら、何にも気にせずにガッシガシ走ると明らかにフレーム側の寿命を縮めそうですが、常識的な範囲で楽しむ分には問題なく楽しめそう。

そんな個人的な感想ですw

FORCEのスプロケ、思っていたより見た目かっこいいですねw

これで、ホイールをはめていない方のマドンが吊るされっぱなしになる事は解消されました。
術後の回復が順調に済んだ時に、この35cのH/Tタイヤを装着したGen8で疾走してみようと思います。

それにしても、TREKのフレームはちゃんとクリアランス考えられていて
私は個人的に好きですね～。
Gen6では、さすがに今回のケースで装着して見たら、干渉するでしょうけれど
（今度、時間ある時に試してみます）
それでも、ロード用のタイヤならば公式アナウンスされているサイズよりワンサイズ大きな32cまでは、自己責任とは言え常識的な市販品の組み合わせならば、装着を許容する、そういう先々を見越した設計が成されているのは個人的に好きです。

それにしても、グラベル用の35cをGen8が許容するとは思いもしなかったなぁw