2025年07月25日
UCIが新たに発表すると噂になったSRAM潰しとも言えるギア比問題。
クランク一回転でタイヤが転がる距離を最大で4.6mまでに制限する。
という問題で、スプロケットのトップギアに「10T」という高いギアを備えるSRAMのグループセットにおいてのみ、致命的となるこの制限。
これが本当に決定されたらSRAMのグループセットは致命的なダメージを受けます。
従来のトップ「11T」までしか備えてないグループセットは変わらず使えます。
そんな暗い話題はさておき、世界選手権で使えなくなると
販売形態がどう変わるか予測もつかない為に、売ってる間に買ってしまおう。
3台のモデルで3本のホイールを使いまわしできるようにせっかくセットしたけれど
ロードバイクの製品は売ってる時に買っておかないと後悔する事になるのはままあるので、今回はちょっともったいない気もするんですけど
思い切って買っちゃいました。
モデルチェンジして軽くなったFORCEで揃える事にしました。
シフトレバーまで手を出すと、割と高価になるのでシフトレバーは現在使っているRED D1のままで移行します。
チェーンリングはREDの1x AERO 50Tを購入。
これ、ずっと憧れていたんですよねw
リアディレイラーはFORCE E1 XPLR 噂のダイレクトマウントです。
スプロケットはFORCE XG-1371 噂の13速です。
REDで揃えたいところですが、REDで揃えると倍の金額じゃ済まないので
FORCEで揃えました。
ダイレクトマウントの関係で、装着できるフレームはGen8 Madoneになります。
スプロケットのギア構成は、従来の12速と新型の13速で数字を並べると
10-33Tスプロケ(12速)eTAP AXS
10-11-12-13-14-15-17-19-21-24-28-33
10-46Tスプロケ(13速)新型XPLR
10-11-12-13-15-17-19-21-24-28-32-38-46
このようになります。
14Tがなくなる代わりに、28以降のローギア側が3枚追加されて13速の構成になります。
疲れてきた時に14Tがないと、ちょっとギア飛んでるなぁ…って感じるかもしれませんが、使ってみんことにはなんとも言えません。
まぁ大丈夫じゃないかな?wって楽観的に考えています。
10~15Tまでのギア構成で、1T刻みのクロスレシオから14Tのみ消えて13Tから15Tへ二丁ギアが飛びます。
そこに関して目を瞑れば、10~28Tまでのギア構成は普段乗っているのと変わらぬギア比で乗れる感覚となります。
アウターで踏んでいく感覚がほぼ変わらないという事実です。
そこから、下側三段が加わる。
そちらのギア比は、チェーンリングが50Tなので
32T→1.5625
38T→1.31578…
46T→1.08695…
というギア比になります。
これは、現在組んでいる48/35Tのチェーンリングで、インナーの35Tを使っている時に12速のスプロケでは…
24T→1.45833…
28T→1.25
33T→1.060606…
と、少し低いギア比になるのですが、ここは誤差の範囲ですw
ちなみに、2xのチェーンリングで50/37Tというものがあるのですが、そちらのインナー側37Tで計算すると
24T→1.541666…
28T→1.321428…
33T→1.121212…
と、全く同じになるワケではないですが
1xのチェーンリングの丁数が同じ数字になると、2xで構成できるギア比と非常に近しい数字になるような巧みな設定となっています。
現在はGen6もGen8も48/35Tの2xチェーンリングを使っていて、アウターの48Tで踏んで行った時に不満はないものの、もうちょいギア高くても良いかも…
と思っていたのは常にありました。
そこで、今回の新作XPLRだと最も低いギアとなる「46T」がスプロケに用意されている為、チェーンリングを50Tに上げても普段使っている最も低いギア比である1.060606…に近しい1.08695…というギア比になるので、思い切って50Tにチェーンリングサイズを上げました。
10~28Tまでのギア構成では、アウターで踏んでいく時の感覚に近しくなり(ちょっとギア比アップ)
32T~46Tのローギア側では、まるでインナーに落としてきつい登りを登る時に使うギア比に近しい構成となります。
フロントシングルで乗るデメリットがまるでないんですよね。
見た目にスプロケが巨大になるので、そこで異様な見た目にはなりますが…w
乗ってる本人がご機嫌なら別に良いんじゃないかなw
って思っています。
シマノのグループセットでは、GRXというグラベル系でフロントシングルの経験はありますが、SRAMでは初めて。
ロード用とは違いますが、先にMTB用のEagleでSRAMのフロントシングルは経験はしていますが、ロード用では初めて。
そして、通常なら後ろの変速機はディレイラーハンガーに吊られる構造なのに
フレームにダイレクトマウントされる変速機は初めて。
MTB用のEagleは、従来のハンガーマウントタイプなんですw
乗ってるProcaliber Gen2はUDH対応していたんですが、通常のタイプを使っています(使用できるスプロケの都合でw)
ダイレクトマウントされた変速機のフィーリングは…!?
e-BIKEの桁外れなトルクを想定されたT-TYPEのEagle transmissionと違って、XPLRはそこまでの制御はしてないそうですが、確実に何らか違いはあるのでは…!?と期待しています。
製品はお店に届きました。
いよいよ、XPLRを装着するだけです。
私自身の体調により、まだちょっと先になるんですけれど。
今から楽しみでしょうがないです。
※思ったよりも早く製品が届いて嬉しいです。
Posted at 2025/07/25 14:38:19 | |
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