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radius-meganeRSのブログ一覧

2020年11月15日 イイね!

心拍数

自転車などの持久系スポーツで大事になってくるのが心拍数の管理です。
スマートウォッチやガーミンなどのサイコンの機能として、現在は簡易な方法で割と正確な心拍数を把握する事が容易となっております。

心拍数を知る事で何を管理できるかというと「運動の領域」です。

持久系のスポーツは、延々と呼吸をし続けながら運動するので「有酸素運動」だと思われがちですが、実はそうじゃない領域も存在します。
それはこのサイトの記事内で紹介されている計算式で求められる一般的に「年齢」によって導き出される「最大心拍数」をまずは割り出してください。
個人・個人で最適な数値は変わってくるのですが、手っ取り早くそう大きく外れていないだろう数値を知るのには最適です。

この「最大心拍数」か、それに近しい数値で運動し続けると…
筋肉が消費する酸素量≧血液が循環する事で供給できる酸素量
という関係性に陥ってしまって、ハァハァと呼吸しながら運動し続けても、実は「無酸素運動」そのものな運動になってしまっているか、非常に近しい状態で運動し続ける事になってしまいます。

ダイエット目的ならば、身体を酷使するけれど「痩せない運動」になっちまうんですね。
身体への負担も非常に大きなものとなってしまいます。

なので、健康を目的に気軽に運動される場合など。
「ガチ勢じゃないんだから、心拍センサーまで用意して運動しねぇよw」
という向きの方ならば、運動していて呼吸が苦しくならない程度の運動に留めるように気を付けるだけで十分に効果的な運動となります。

私の場合だと、二年近く続けた甲斐があって心拍数を抑えながらの巡航速度も平坦部なら32~36km/hくらいで巡航できるようになってきました。
最大心拍に近い状態まで追い込んでも完走できる程度の距離ならば、巡航速度を40km/h以上キープして走る事も可能になってきました。
お世話になっているショップの日曜日練習会に参加すると、中級者向け練習なのですが清滝峠ふもとのファミマまでの約15kmの道程を信号待ちや安全の為に減速する時以外は延々と40km/h以上で走られますw
15km走った後に休憩がある。
ってしっかりとわかっている時は、そこまでの間はスピード出しても体力管理ができるんでさほど疲れずに走り切れるようにはなってきました。
乳酸があまり貯まらないウチに、清滝峠や京田辺TOJのコースを含むヒルクライムに行くので休憩と言っても軽く給水と補給とトイレ休憩くらいでまた走ります。

まるっきり運動不足な状態から、ちょっと運動していた人ならもっと早い時期にこういう領域に達せるんですけれど、年齢も絡むので一概に言えません。
わたし程度の人間が二年でそういう走り出来るようになってんだから、○○ならスグにイケるだろう。
というのが年齢が大きな壁となって立ちはだかります。

それは40代に突入しちゃうと、運動した事によってきっちりと筋量が増えるようになるまでの期間が「約一年は要る」という事実です。
最初の一年は、筋量が増えてるんじゃなく眠っている筋肉が目を覚ます期間でもありまして、主には使わなくなっちゃっていた毛細血管や筋肉を動かす神経が発達する期間です。
それらの再発達が一通り体内で進行してから、初めて筋量などが増加できる期間へと移行します。
これが30代だと約半年
これが20代だと個人差もあるんですけれど、一か月~三カ月。
これが10代だと三日~一週間ほどで済みます。

若い時分に運動系の部活動で真面目にやってた方だと、サボっていた期間分だけ筋肉は衰えていますが劣化しきった状態ではなくある程度の筋量が眠っています。
私の場合は小学生時代はソフトボール、中学生時代は軟式野球。
高校生時代は同好会レベルでしたがアメフトなどをやってたので、社会人になってからデスクワーク中心だったために極度の運動不足状態でしたが、若い頃の下地があったので毛細血管や神経の再発達期間中であると言われている40代の最初の一年間でも、みるみるうちに体重の割にそこそこ走れるようにはなったのが幸いでした。(楽しみながら走れたのでw)

若い頃に運動してなかった…。
という方でも悲観する事はありません。
継続は力なりなので、楽しいと感じる方法で運動を続ける事で失いつつある身体の機能や健康を取り戻せるので何歳になっても遅くはないので、運動に興味のある方は運動しましょう!

わたしのブログでこんな記事を書く日がやってくるとは…w

わたし自身、この二年間で大きく生活習慣含めて変わりました。
運動する事で今まで興味の無かった分野の知識を、経験も通じながら得る事がありました。
健康診断もオールグリーンです!
これにはお世話になっているお医者さんも驚いておられます。

有酸素運動をされる際は、無酸素運動にならないように。
追い込み過ぎないように気を付けて運動なさってください。
最初は大丈夫なんですよ。
何回かやっているウチに、慣れてくるのと身体が元気になっていくので、そういう時に「やっちゃいます」
身体を故障したりしてしまったら、せっかく楽しいと感じている運動ができなくなっちゃう恐れもあるので、「わたし程度の運動量でアスリートみたいな故障の仕方はしないだろう」と思いこまないで、意識の外になっちまってるそういう危険に注意して、楽しく・気持ち良く運動できるように…
コロナ渦で自転車ブームやジョギングなどの、そういった流行りが生まれていますが、そういう運動に興味を持って身体を鍛えだされた方はせっかくなので気を付けてお過ごしください。

私は幸いな事に、こういった方面に関してとんと無知だったのですが教えてくださる先輩方(ショップの常連さんなど)がいらっしゃったのがとても幸運でした。

そこまで本格的にやらないから。
と言わず、どんなに軽度の運動でも運動される方は面倒かも知れませんがちょっとだけ調べてみてください。
Posted at 2020/11/15 22:40:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年11月13日 イイね!

Fulcrum Racing ZEROの謎

以前、石鎚山のあたりのライドに出掛けた際に、一緒に走っていたお世話になっている店長から「Racing ZEROのアルミスポークの公式寿命は3000kmと聞いてます」という貴重なお話しを聞きました。

店長も意外に短い寿命に驚いた!
というエピソードなんですが、聞いたきっかけは単身赴任へ行く事になるだろうと会社から聞いた事がきっかけで愛用しているRacing ZEROの走行距離が伸びつつある中で「耐久性ってどんくらいなんだろう?」と私が疑問を持ったからです。
単身赴任先でメンテなどが発生した場合(スポークの曲がりや折損など)かなりめんどくせぇなwというのが発想の元です。

すると、実際にあった事例を元に店長は話してくれたんです。
何やら、私と同程度の体重のある方でなおかつパワーもある人が同じ17cのリム幅を持つRacing ZEROを使って数々の山々を走っておられた。
走る頻度も私と同程度の、走っても土・日か日曜日を週に一回走る程度。
その方のRacing ZEROが一年足らずでスポークが折損。
これ、メーカー保証案件じゃないですか?とオーナーから相談を受け、今まで販売してきたRacing ZEROがこんな短期間でスポークがどうこうした事例がなかったので、店長もさすがに驚いてメーカーというか日本の正規輸入代理店に問い合わせた。
すると、正式回答というカタチで「Fulcrum(Campagnolo)のRacing ZERO(およびShamal ultraなど)に使われているアルミエアロスポークの設計寿命は3000kmです」

マジで…!!?

たしか、アルミスポークって一本2000円くらいします。
救いなのは構成本数が少ないくらいでしょうか。
それでも高いッスw
いまや、定価売りするような大型店舗でもCultベアリングを採用するモデル以外ならたいてい13~15万円で買えるお値段のホイールです。
スポーク張り替えで数万円要るなんて…
(ちなみに前16本、後ろ21本だったと記憶してます。
…(16+21)×2000=74000イェン。あれ、ホイールのお値段の約半額やんけw)
もうひとつちなみに、USBハブを上位モデルのCultベアリングハブに交換するのが定番です。Cultの方が高いですけど、USBも安いとは言え相対的には他メーカーのハブと比較して安くないので、どうせお金払うならCultで交換して体験したい!という向きが多いので、定番アップグレードとなります。
ウチの場合は、そのメンテ時期が発生するのはまだまだ数年以上先でしょうw

そこで、耐久性重視のカスタムホイールが作れないかな?
という発想に至り、Bontragerのリムを流用したカスタムホイールを作っていただいた…という流れに繋がるのですが、私がここで記事タイトルにもなるRacing ZEROの謎についてです。

公式が言う設計寿命を迎えるだろう走行距離は、とっくに突破しています。
いまだにスポークテンションを計測しても「問題ない既定値に近い数値」を発揮していまして、11速化されたホイールの定番として走ってるうちに発生する左右のズレが紙一枚分あるかないか?くらいの振れが出ていたので、ほんのり極わずかに増し締めしてもらいながらセンター出し直しと振れ取りをしてもらってる程度で今も快調に走っております。
先日の五月山を含むライドの時に妻が久しぶりにemonda SLRを走らせたい。
という事で、SLRにRacing ZEROをセット…というか、わたしが単身赴任先にBontragerのリムを流用したカスタムホイールを持ち込んでいるんで消去法としてRacing ZEROしか自宅にないからなんですけどねw

久しぶりに走らせても全く問題ない。
こまめに調整やメンテしている関係もあるでしょうけれど、新品の頃と変わってないだろうくらい調子が良い。
※改めて新品購入して比較したワケじゃないので、あくまでも素人の希望的観測含む感想ですw
むしろ、ハブの当たりが出だしている感じのものごっつ良い回転感で、そういう意味では新品より良いんじゃないですか?(回転性能に関しては)という感想を実際に回してみた元実業団選手だった店員さんや、店長からいただいております。

ここでいう「謎」とはスポーク寿命です。
アルミなんで金属疲労が溜まっていき、突然前触れなく変形したり最悪は破断したりするんでしょうか。
予備整備として、破断前にフル交換とかしたいところですが一本2000円という高価なお値段が我々の前に立ちはだかりますw

高速になるダウンヒル時にスポークが破損したら恐ろしい話しです。

今のところ、妻はDOGMAをメインに乗り、emonda SLRはサブで乗っているのであと一年くらいは様子見しても金属疲労が一気に溜まるほどの距離を走らないだろうと予測できるので、あと一年使ってから各スポークテンションなどを計測して交換に踏み切るか否かを決めようと思います。

Racing ZEROは剛性感が凄まじく、剛性「感」だけでなく現実として非常に堅いホイールです。
この転がり方を含めたフィーリングが好きで、確かに凄いホイールです。
ですが、スチールスポークを使った(敢えてスチールと表現してますが、SUSの仲間だそうです)カーボンホイールの総合性能の高さを体験すると、ホイールって剛性や堅さだけが大事じゃないんだな…。
というのも、素人なりに体感をもって経験しております。

難しい話しですよね。
これをきっちりと説明できる人って、本当にごく僅かです。

Racing ZEROは実際に買ってみて、乗ってみて名作ホイールだと思いますので、スポーク一本2000イェンと非常に高価ですが、予備整備含めて大事に使っていこうと思います。
補修部品が出る限り。
そのうち、リムのブレーキ面も摩耗が進んでリムのお引越し時期も来るでしょうね。
そんな感じで大事に使っていけたらなと思います。

Bontragerのリムを流用したカスタムホイールの方も、同じく大事に使っていこうと思います。
こちらは相当大丈夫っぽいです。
CX-RAYというスポークは、万能ではもちろんありませんがホビーユーザーにとっても随分とフレンドリーなスポークだなと思います。
主な理由は乗った時の独特の張り感と優れた乗り心地、圧倒的な耐久性です。
一本当たりコレも600円と安くないスポークですが、使える期間を考えたら逆に安いんじゃないか?とまで思えます。
使っている時に感じる優れたフィーリング込みで考えたらなおさらです。
Posted at 2020/11/13 10:47:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2020年11月10日 イイね!

既に四カ月くらいになるんですね。

様々なネット記事などでハイエンドモデルは初心者の方や脚力の無い人は乗らない方が良いという記事を見かけますが、実際に乗ってみる事をおススメします。
ショップの店員ならびに店長さん達は、恐らくですけれど10年近く前の知識で語っておられる可能性が非常に高いです。
個人的には現行のマドンとエモンダのSLRに試乗しましたが、いたずらに脚を削られるといった事はないです。
最近のハイエンドモデルは凄いと思います。
Posted at 2020/11/10 14:01:36 | コメント(0) | クルマレビュー
2020年11月09日 イイね!

TREK emonda SLR9はやっぱり凄かった

私が大変お世話になっている方がいらっしゃいます。
よくライドに一緒に出掛けていただいております。

その方は割と脚が強い方なのですが、domane 4.3が好きな方でモデルチェンジ前のemonda 2018含めて何度か買い替えを検討されていたのですが、その方の背中を強く押すところまでには至らなかったようで、domane 4.3を10年ちょい愛用されています。
また、そのdomane 4.3には17cのワイドリムになる以前のナローリム時代のAura5を装着されていて、この間バイクを手で持たせていただいて驚いたのですが、私が乗るアルミロードのAllez sprint comp discよりも重いんです!
カーボンフレームなのに…驚きました。
Aura5はcomp5より軽いと言っても、軽さの要因はハブとスポークの違い。
スポークの重量自体の差は微々たる差ですが、主に採用しているハブ重量の差によってAura5は軽いので、リムなどの回転外周部に関してはcomp5と比較して重量は変わりません。
なのでヒルクライム向きとは言えないモデルなのですが、この方はこのバイクで清滝峠を12分台で登られます。(最盛期の頃)
一度、体調を崩されて入院されて以降は13分台で登られていますが、それでも凄い!の一言です。

私の所有するemonda SL5にcomp5ベースのカスタムホイール装着時に恐らくですけれどバイク重量はペダル、ボトルゲージやサイコンやライト込みで約8.4kgくらい。
9kgにはいってないとは思います。
Allez sprint comp discよりちょい軽いくらいです。
Allez sprint comp discは計測してないのですが、ペダル他込みで恐らく9kgにぎりぎり届いちゃってるか、9kg以下の8kg台後半だと思われます。
その方の乗られるdomane 4.3は恐らく10kg台です。
ISO Speedなどの機構があるからとは言え、domaneとしては2世代前、最新機種比較としては3世代前?くらいになっちゃうので、いくらカーボンフレームとは言え重たいのはしょうがないのかも知れませんが、この重いバイクでアウター縛りでヒルクライムされるのですんごいですw
六甲山の逆瀬川ルートになると、激坂区間ではどうしてもインナーに落としちゃう…とか言っちゃうくらい凄い方ですw
普通にインナーで走っちゃってもいいでしょう。普通w

その方が、現在ショップにきている新型emonda SLR9の試乗車を借りて、清滝峠およびTOJ京田辺のコースを走られました。
清滝峠のみアタックするような走り方じゃなく、その後のライドコースもきちんと走れるように脚を使い切らずに心拍数も抑えながら普段と変わらぬライドで挑んだ結果、清滝峠のヒルクライムタイムをベストの12分台には突入しませんでしたが、退院後の清滝峠で記録した最も速いタイムから40秒もの更新!

私のように、元々重度な運動不足から20分台でヒルクライムしていて、そこから10kg体重が落ちた上で、所有するのは初めてとなるカーボンホイールを投入し(Roval Rapide CL50 disc)そのカーボンホイールの性能の良さと減量が効いて一気に3分以上のタイム短縮に繋がって16分11秒が清滝峠のPRです。
今登るともう少し更新している可能性はあります(ここ最近北摂ばかり走ってます)
そんな私が○分更新した!
というのとは全く違う効率での40秒もの更新ですよ。
新型emonda SLR9の性能の凄まじさと、総合力をきっちりと高めているAeolus RSL37というホイールの凄まじさですね~。

踏んだ時の感触含めてフィーリングが大変好きなので、私はそれでもmadone SLRを買いますけれどねw
Master X-lightを購入して、長い間乗れる自転車を作ろうと考えていましたが、先にemonda SLRを増車しているかも知れませんね~。
それくらいemonda SLRを五月山登ったあとの疲れている時に乗ったからこそ、余計にわかる凄さを体験しているだけに、emonda SLRにはシビれました。

それにしても、私はわかりやすいくらいミーハーです。
Posted at 2020/11/09 08:45:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年11月07日 イイね!

TREK emonda SLR2021とmadone SLR2021どちらがどうなの?

2020年の大きな動きとして、軽量系エアロロードが誕生しました。
従来だとヒルクライムで確実に分がある=軽量系オールラウンドモデル
平坦や下りと緩斜面では確実に速い=エアロロード
という力関係でした。
UCI規定で競技に出れる機材は6.8kgより下回ってはならない。
というルールがある以上は、今のテクノロジーで軽くできても軽くする意味が無い。
(こういう例外はありますS-Works AETHOS
TREK emonda SLR10(現在は販売終了してます)

じゃあ、次はどこへ向かうのか。
さらなるエアロ化なのか。
これもUCIの規定で決められているフレーム断面形状の比率が大幅な空力性能向上を足踏みさせる。
新しいエアロロードを現行の最強エアロロードよりも進化させてリリースする事は可能だが「性能の上げ幅が限りなく小さい」新型しか出せないので、新型を華々しくデビューさせても販売面で実際に売れるかどうか微妙。
という大人の事情もあったんでしょう。

そこで次に目が付けられたのがUCI規定を守るとこれ以上軽いモデルを作る意義が小さいので、重量増を極力抑えたまま空力性能の向上を目指した。
という流れです。

購入を前提にTREK madone SLRとemonda SLRに試乗させてもらいました。
そこを通じて感じた各モデルの特徴を書きます。

試乗車スペック
TREK madone SLR6(2019)
構成コンポ:shimano 機械式アルテグラコンポ一式
ホイール:Bontrager Aeolus comp5 disc(10万円の汎用セミディープホイール)
タイヤ:Bontrager R3

TREK emonda SLR9
構成コンポ:SRAM RED eTAP AXS(電動無線)
ホイール:Bontrager Aeolus RSL37(ハイエンド)
タイヤ:Bontrager R4(ハイエンド)

ホイールとタイヤの性能差がありますが、そこを勘案した上でもこうかな?
という感じで評価しています。
評価はあくまで参考ですw
乗り手の好みや脚質などによって印象は変わる事があります。

※速さ
・加速性:madone <emonda
・巡航性:madone >emonda
・安定性:madone <emonda
(ここは判断難しいですが…ホイールの差でしょうか。)
・登坂性:madone <emonda
・コーナリング:madone <emonda

※高揚感を感じるのは:madone SLR
※総合力の高さを感じるのは:emonda SLR
※乗り心地の良さ:madone ≧emonda

個人的に魅力を感じるのは:madone SLR

emonda SLRの試乗車は最高スペックのSLR9だった事が大きな印象差に繋がっていると思います。
それを差し引かなくても、フレームとして魅力を感じたのはmadone SLRでした。
まったくそんなの関係なしに、速さに拘って買うならemonda SLRの方が恐らく全般的に速いんじゃないだろうか?とは思います。

素人でもはっきりと言える事は、平坦での巡航速度をあげていく時にアベレージを稼ぎながら楽できるのはmadoneの方だと思います。
横風含めて抵抗の少なさ(ステアリングモーメント)が小さいのはemondaですね。
全ての平均値で速さを引き出しやすいのはemondaです。
登りがはっきりと速いのはemondaです。
踏んだ瞬間に反応する反応性のよさだとか、なんて言ったら良いんでしょう。
踏んで気持ち良かったのはmadone SLRでした。
試乗したモデルがOCLV700時代のマイナーチェンジ前のモデルなので、この踏んで気持ち良かった感触がマイナーチェンジ後のOCLV800を採用するMadoneにも受け継がれていたら最高なんですけれどね。
その辺は総合的にマイナー後の方が性能は上でしょうけれど、乗った時の気持ち良さまで引き継がれている…だろうとは期待していますが、ちょっと不安です。

激坂(勾配20%前後から、それ以上のきつい勾配)を多分に含むライドコースを良く走られる方ならば間違いなくemonda SLRを選ばれた方が楽だし速いし、楽しいと思います。

私のように、100km走行時に獲得標高1000mUP前後の、いわゆる趣味でロードバイクに乗る多くの方が楽しまれるコースの組立て方で走るのであれば、madone SLRを買った方が100km走行中、最も多いシチュエーションとなる平坦および緩斜面(平均勾配6~8%でキツイところでも15~20%前後が含まれる程度のコース)と、下りでむっちゃくちゃ楽できるし速いと思います。

なにより不思議なのが実際に乗ってみて楽しかったのは、Madone SLRだったんです。
試乗車が履いていたホイールはAeolus comp5 discで、価格の割には良いホイールなんですけれど、価格を無視して評価するならこれよりも良いホイールはたくさんあるし、新型エモンダに装着されていたRSL37でも履いておればもっと良いフィーリングだっただろうと思います。
ホイールが本来なら足枷になるだろう試乗車スペックだったのにも関わらず、そんな重たいホイールを履いていてなお「今まで乗っていたロードは一体何だったんだろう?」と一瞬疑問を感じるほど、力が逃げずに路面に伝わって気持ち良くスルスルと加速していき、力を入れずに踏んでいても巡航30km/hを超えてました。
新型エモンダは、同じように軽く踏んで実際に出ているその速度域が40km/hでしたがw
これは正にホイールとタイヤの性能差でしょうw

なので、実際に出ている速度よりも「気持ち良さ」
気持ち良さで評価するならマドンの方が私は気持ち良かったんです。
軽くなったとは言え、まだ84kgもある体重も関係しているでしょうし私の踏み方なども関係していると思います。

それにしても、今回思ったのが。
2020年はTREKの当たり年ですね。
新型エモンダも、現行のマドンもどちらも素晴らしい。
究極はどちらを買っても後悔しないでしょう。
そして、世間ではSpecializedの新型Tarmac SL7とRoval Rapide CLXやRoval Rapide Alpinistなどの評価が非常に高いのですが、TREKのロードモデルももっと評価されても良いんじゃないだろうかw
と、個人的に思いました。

なんとなくですけれどSpecializedは宣伝が上手い。
TREKは宣伝がヘタですわw
Posted at 2020/11/07 21:39:01 | コメント(2) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記

プロフィール

「評価は相対的という言葉は確かにそうだなぁと思った」
何シテル?   09/23 10:27
radius-meganeRSです。よろしくお願いします。
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