もう一昨年になるんですね~。
一昨年の11月末くらいに、Madone SLRを発注しました。
その頃は使用しているSRAM製コンポーネントで選べるギア比が限られてました。
スプロケ(リア変速)の方は10-33Tや10-28Tなど実用性があるギア比が選べましたが、フロントチェーンリングはギア比のクロス化が狙える方面のリリースが多かったのです。
46/33Tや、私が使用している48/35T、50/37Tの三種類しかありませんでした。
ただ、SRAM製コンポは12速化に伴ってトップギアに従来ではなかった「10T」を採用した事でフロントチェーンリングを小さくしても最高速を落とさずにローギアード化できるという触れ込みで売っていたのもあって、フロントチェーンリングは最大でも50Tまでしかリリースされていませんでした。
私がチョイスしたのはトップギアが11T時代に換算して「52/36T」のセミコンパクトを選んだのと同じ最高速をキープできる「48/35T」のフロントチェーンリングを選びました。
11速のコンポーネントを積むロードで使用していたのは、「52/36T」と「11-28T」を使用してました。
登りが苦手な私はローギアードの方が実際は楽なんですけど、むっちゃくちゃ厳しい激坂を好んでアタックしたりしない為、一般的な勾配を走る事の方が多いのです。
平均勾配にして5%前後
最大斜度は15%を超える区間もありますが暗峠のようにそんな激坂が延々と続くところは敢えて走りませんw
挑戦することにロマンは感じますけれど、楽しむ為に乗る時はソコ、走らなくてもいっかなーw
という感じです。
アウター(52T)で走ってる時の踏んでる感と進んでる距離とのシンクロ状態が非常に好きなんですね。
んで48/35Tを組んでみたMadone SLRで1700kmを超える距離を乗りこんでみて色々感じるところもあってギア比で悩んでいますw
はっきり言って、52/36T+11-28Tの組合せと同じ最高速が担保された48/35T+10-33Tはオールマイティさで言えば万能。
どこでも走れる。
わたし程度の脚力でも、暗峠などの特異なコースを除けば大抵は困らず走れる。
北摂のドーナツ坂と言われる激坂も登れる。
(わっぱ状に滑り止めが施されているいわゆる真空コンクリート舗装路面の事をドーナツ坂とロード乗りは言われます)
しかし、平坦を調子良くカッ飛ばしている時に48Tだとどうも踏んでる感が希薄。
私が所有しているEmondaやAllez sprintと比較してもMadone SLRは贔屓目なしに速くて楽なんですけど、踏んでる感が希薄。
ちょっと回している感まである。
私が慣れてきて、システム剛性に踏み負けなくなりつつあるという状況も、そういうのを感覚的に感じるところがあると思います。
そこで!!
思い切ってフロントチェーンリング見直そうかなと思いました。
チェーンリングだけだったらそんなに高くないんですよ。
一般的な価値観からしたら「えっ!そんなにすんのwwwww」という馬鹿げたお値段はしていますけれど。
SRAM RED eTAP AXS
価格表を見ると、33300円+TAX
消費税込みで36630円
スプロケより安いw
安ないけど…w
チェーン交換も必要になるけれど(長さが足りなくなるため)
いっちょう変更に踏み切ってみようかな。
今から頼んでも部品届くのが一体いつになるかわからんけど。
で、選択肢として出てくるのが
・50/37T
・52/39T(プロのみ支給品で最近やっと一般販売に出てきました)
・54/41T…これはやりすぎ…
・56/43T…踏める人がおるんか?完全にプロかプロ級の人用
ギア比で計算してみます。
私にとってネックになるのはローギア側。
(アウタートップで踏めるとは言ってない)
11速時代のギア比をまず計算
36÷28=1.2857
現状のギア比を計算
35÷33=1.0606
35÷28=1.25(下から二番目も一応計算)
次に狙うフロントチェーンリングで計算
①37÷33=1.1212、37÷28=1.3214
②39÷33=1.1818、39÷28=1.39285(漢前w
③41÷33=1.2424、41÷28=1.46428(漢前w
④43÷33=1.3030(漢前w、43÷28=1.5357(漢前すぎるw
意外にも、52/36・11-28T時代のローギアって割と漢なギア比だったんですね。
私みたいな登り苦手人間にとって…ですけれど。
知らんと勢いで良く乗ってたなぁw
アレで乗れてたんだから、あの感覚を元に選ぼうと思います。
さて…(改めて①~④を見る)
①に変更すると、今使ってるギアより少しマシになるけど費用対効果は低そう。
しかし、48/35T時代と似た感覚でもってオールマイティさは発揮しそう。
そして、少し「回している感」は希薄になると思われます。
エモンダで50/34T使用していて50Tの踏み加減も知ってるからです。
どこに行っても困ら無さそうなのは①を選択した場合。
②がベストっぽい。
33Tを使う機会が増えそう。
死にギアではなかったですけれど、エマージェンシー的な使用感だったのが改善されて、積極的に33Tを使っていけそう。
③もかなり男前なギア比になります。
それは最も低いギアの事ではなくて、それ以降のギアが全て男前すぎるw
平坦は良いだろうけれど、向かい風と登りが壊滅的にダメになりそう(貧脚感
④無理ゲー
②でいこうと思いました。
最近までリリースされてなかったプロ支給サイズです。
チェーンリングだけで36000円は高いですけど、それでフィーリングが良くなるなら投資のしがいもあるもの。
…そこでフト気になりました。
あれ?
プロ支給サイズで今まで売られてなかったという事は、従来の50/37Tまでのチェーンリングと何かが違う可能性あるな…
ググってみました。
プロ支給サイズのクランクセットがリリース
新しいサイズの記事を見つけて読みました。
…なんと!
フロントディレイラーが従来の機種だと変速に対応しきれないだと!
ディレイラーも買い替えないといけないのか…
んで、セット販売品ないのかな。
セット販売による価格抑えめの商品があると助かる。
(´・ω`・)エッ?
SRAM DUBクランク(カーボン製)とチェーンリングと、パワーメーターと、フロントディレイラーとセットでしか売ってないだと…。
カーボンクランクはそのうち使ってみたいけど、今はまだまだ使えるREDのクランク持ってるから要らんよw
パワーメーターも要らんw
それはさておき、そのセット価格が188000円+TAX
税込み206800円だと…!!
来年買うか。
貯金して来年買お。
しかし、パワーメーターは要らんなぁ…