本日は木器亭へのライドを楽しみにしていたのですが、あいにくの雨予報。
どの天気予報サイトを見ても午前中から雨で昼から本降りという予報。
こりゃ、せっかくの休日なのに走りに行けないのか…
しかし、天気.JPという気象庁の一時間予報は結構予報が当たるんですよね。
コレで確認すると、一昨日頃は11時頃から降水量1㎜が始まっていたんですが、日に日に降りだす予報時間が遅れていき、昨日に至っては降りだすのは12時頃という予報。
これなら短距離ライドなら行ける。
木器亭ライドに元々行く予定だった人たちに声を掛け、淀川河川敷アタックを誘ってみました。
※淀川河川敷アタックとは。
毛馬閘門前をスタート地点とし、そこからさくらであい館(八幡の三河川合流地点にある道の駅みたいな施設。そこが淀川の始点です)までの、片道約28kmのセグメントを我々の走力の場合、一時間切れるかどうかがひとつの壁となります。
その一時間切りを目指して走る行為です。
・あくまでも記録は狙いますが、その数秒差をケチって怪我や事故をおこしては本当にくだらないので、安全第一で走ります。
(逆バージョンが、さくらであい館から毛馬閘門までの同じ約28kmのセグメントもあります)
淀川河川敷は、大坂方面から京都へ向けて走ると終始向かい風という状況に定評がありますw
しかも、大きな河川で風通りが良い為に市内が風弱くて穏やかな日でも風速3m/s~5m/s吹いている事はザラですw
これが、タイムアタックせずに自分のペースで走る分には「風が相変わらず強いなぁw」で済むのですが、この距離を一時間切る目的で走る際には大きな負担になります。
また、多くの自転車を屠ってきた車止め。
通称「メタルクワガタ」によるタイムロスも、案外馬鹿にできません。
今回は、結局二人参加してくださるという事で三人でトレイン組んで走るんですけど、最後尾の人が車止めを通過し、ビンディングペダルにシューズを固定しなおして進みだすまで先頭と二番目の人がきちんと待たないと…
インターバル練習しているみたいに最後尾の人が脚を使って加速して追いつかないといけないw
という罰ゲーム状態になるので、三人通過しきって隊列整うまで待つのに割と平均速度が落ちてしまうというデメリットがあります。
しかし、3人でトレイン組んで走れるので30秒毎にローテーションして走れば、脚を温存しつつ巡航速度を維持して走れるので結局平均速度が上がりやすい。
という最大のメリットがあります。
向かい風があるなら、なおさらこのメリットは捨て難い。
前置きが長くなりましたが、八時にコンビニの前で待ち合わせ。
そこで簡単に打合せというか確認をしあって、ウォーミングアップ兼ねてゆっくりと桜ノ宮公園に向かう。
公園内はジョギングなどを楽しむ方も多いので、ゆっくりと毛馬閘門に向かう。
毛馬閘門前でも、最終の確認を行っていざスタート!
私がエアロロードに乗るので、なるべく私が先頭を引いて走る作戦。
ここで誤算がありました。
ちゃんと自宅出る前に準備運動もして、待ち合わせ場所行く前に少しだけ回り道してウォーミングアップしましたが「ウォーミングアップが足りてなかったw」
身体があたたまれば、私は結構耐久性もあるんでロングになるほど粘り強い走りができるんですけど、ウォーミングアップが足りてない場合は息切れが割と早い段階でおきてしまって、心拍数もあがっちゃって「踏めるのに踏めないw」状態に陥るのですが、今朝はまさにソレでしたw
しかも、出発地点の毛馬閘門から城北公園そばまでの区間、豊里大橋付近の向かい風が割と強かったので、そこで随分と息切れが強くなってしまい巡航速度が28km/hくらいしか上げれない状態に。
先頭変わってくださって、他の方が走ってくださったんですが
最初にきちんと「車止め越えた後は、三人揃うまで巡航速度まで上げるのは待ちます。揃ったら声を掛けてください」と伝えていたにも関わらず、慣れない若い方(速いけど、まだロード始めて四カ月の人)が私がまだ車止め越えてる最中なのに踏んじゃって先をいくw
二番目の人もソレに気付いてない。
頑張って踏みましたが、ただでさえ息切れしているのに向かい風の中踏む事でさらに呼吸が整わない。
これで完全に私がタレちゃって、もうひとつ先の車止めに到達するまで追いつかなかった。
お二人は脚を止めて待ってくださってましたが、朝も早いしウォーミングアップ兼ねてさくらであい館まで記録狙わずにゆっくり走りましょうと提案してくださって、巡航速度を抑え気味で走る事に。
医科大からさくらであい館までの間は車止めの設置間隔が長くなって走りやすくなるので、そこでローテーション走行の練習も行いつつさくらであい館に到着。
私がタレちゃって一時間切りはできませんでしたが、時計で確認すると1時間9分でした。
年末の爆風の中、延々と私が先頭で風受けしながら走った時より5分も遅いw
私の特性として、ウォーミングアップしっかりしないといけないのが浮き彫りにw
行きの医科大以降くらいから、息も整って巡航速度を上げても平気で走れるようになったので、帰りは一時間切れるように頑張ります(`・ω・´)ゞ
とお二人に伝えつつ、今一度不慣れな人にも大事な事を伝えつつ、トイレと補給を摂っていざ、出発。
御幸橋走っている時にトラブルw
初めて四カ月の人が「グローブ嵌めるの忘れてましたw停まってもいいですかw」
という初歩的なミス。
こんな寒かったら素手で走ったら途中から感覚なくなるでw
という事で完全に脚を停めてグローブを装着してもらう。
まぁこうなるともう焦ってもしょうがないんで、焦らずに確実に装着してください。
と伝えてしっかりとみんなで装着状態も確認して、再スタート。
二分くらい損しただろうか。
まぁ大丈夫。たぶんw
今まではさくらであい館から医科大までの10.1kmのセグメントを20分18秒で通過。(私の実績)
太間から毛馬閘門までの11.47kmのセグメントを23分40秒で通過。(私の実績)
どちらも5km10分ペースから少し遅れてますが(向かい風が鬼ほど強かったのでw)それでも一時間切りできる実績ではあります。
この両セグメントを足して、残りの距離を計算すると約6.57km
残り時間16分
5km10分ペースで走り切れれば、約13~14分
2分切れるw
という単純計算ですが、まぁ今のグローブ忘れの分を巡航速度でカバーすればイケるんじゃね?
と頭の中で考えながら走る。
しっかりとウォーミングアップできた上で、休憩と補給した事でさくらであい館から医科大までのセグメントでの巡航速度が異様に速い。
ローテーション走行も調子良く決まって、なんとこの日で初めて20分切れました。
車止めなどのロスタイム含めて、アベレージ30超え。
後からストラバで確認しましたが、この10.1kmのセグメントを18分35秒で走れてました。
そして、最大の懸念材料である医科大前の土手上の道。
ここは歩行者も多く飛ばせない区間。
ここが奇跡的に人が居なくて、ここでも巡航速度を高める事ができました。
ここで巡航30ちょいで走れたのは大きい。
そのまま調子良く走れば、あまり頑張って踏まんでも一時間切れるんじゃね?
という雰囲気が我々三人に出た時に代車で参加している先輩にトラブル。
メカトラですわ…。
変速が決まらないギアが何速かある。
そこで踏むので想像以上に脚を削られたもよう。
守口市手前くらいから、初めて四カ月の人と私の二人でローテーション走行する事に。
あと、この変速が決まらないメカトラは想像以上にメタルクワガタ通過後の再加速時のロスが大きい。
そりゃ合ってるギアなら軽い力で効率良く加速していけますが、合ってないギアで踏み込むのは相当しんどいw
それでも歯を食いしばってみんなで走り切りました。

無事に毛馬閘門まで到着。
腕時計で時間を見ると…
おおw
一時間切れてるんじゃね?
という好タイム。
メカトラとか合って「もう無理かw」と思いましたが達成できました。

ストラバのセグメントでも確認。
59分3秒でした。
グローブのロスと先輩の代車のメカトラがなければ、58分台はカタイ。
58分切れていたかもですね~。
このさくらであい館から毛馬閘門までの約28kmのセグメントのトップタイムの方は…なんと45分台。
人間じゃねぇw
あれだけロスタイムするメタルクワガタが設置してあって、そこでのロスを考えると…巡航速度は50km/h近くにもなるんだろうか。
バケモンすw
あと追い風チート状態の時間にアタックしないと、正に人間の限界に挑んでる感じw
女性の方のトップタイムの方は55分台でした。
こちらはもうちょっと頑張れば超えれそうw
とりあえず、一時間切り達成できて良かったです。
今度はソロ走行で一時間切りできないかチャレンジしようと思います。
今回と同じ三人で再び挑む時は55分切りを目指そうと思います。