2022年03月16日
マカンで通勤楽しいんですけどね。
私が所属する建築業界(ゼネコン)は、やっぱりまだ輸入車に対するアレが強いんですよ。
ルノーとかVWとかミニとかなら全然国産車乗ってんのと変わりません。
BMWやベンツ、アウディあたりから「良いの乗ってんね~!」となります。
ポルシェになると、なんか身構えられますw
完全に人によるんですけどね。
偏見なく接してくれる方ももちろん居ますが、全体的には少数派でしょうか。
圧倒的大多数は、クルマなんてどうでもいい。
という人がクルマ好きが多い建築業界ですら増えてきて、乗ってる車がマカンという事もあってポルシェって気付いてくれない人も居ますw
ハリアーか日産の似たカタチのSUVあるやん(恐らくムラーノのこと)アレかとオモタw
と言われた事があります。
あ、この話題で思い出しましたがメガーヌRS乗ってる時に当時の現場の統括所長が「カッコええクルマやんけ。これなんてヴィッツ?」
って聞いてきたのを思い出しました。
ああいうハッチバック=ヴィッツというジャンルだと思っていたんでしょうかねw
話しは変わって、その身構えられるというのが気にしなければそれまでなんですけど、なんか嫌な思いをする事もあります。
それは確かにあるんですよねー。
そんなんも含めて、まぁ燃費も近場ばかり走ってると以前に満タン法で計算したら5.4km/Lだったかそれくらいしか燃費伸びなかったんで、気軽に乗れる小さいクルマあると嬉しいよねー。
と考えるようになりました。
まぁクルマ安くても駐車場借りたら月に3万くらい掛かるから、駐車場代でローン組めるやん案件になっちゃうので、経済的にはどうなんだ…と思わなくもないですがクルマ好きとしては妄想が働きます。
それで目ぼしい車種を検索
・相変わらずマーチ12SR
…あれ!?
高騰しているんじゃなかろうかと思ってググると、走行距離は10数万km超えているけど、価格がこなれているじゃないですか!?
なんでだろう。
ひょっとして、日産車特有のアレの時期か…
もうジャッキアップポイントにジャッキ掛けられないのかも知れませんな。
それで安いんだろうか。
候補には入りますね。
・ロードスター(NA・NB・NC・ND)
たけぇ!
地味に高くなってる。
ちゃんと激安車両があるのも好ましいけど、昨今の大した事がない車種でもMTというだけで高騰。
スポーティというイメージだけで高騰。
この世の中で「ロードスターなのに」19万円とか逆に怪しすぎて魅力を感じますが、部品取りとして買う以外は手を出さない方がよさそうですね。
まっとうな神経していたらですけど。
最も売れ筋というか、魅力を感じる経年数や走行距離の車を探すと…
コロナ禍以前~コロナ禍直後くらいの最も価格がこなれた時期の値段知ってるとアホらしくて手がでない110~150万円台安定でそれだったらもうちょい出して新しいNDの低走行買うわ!w
という相場に絶望。
ロドスタで通勤は楽しいでしょうなぁ。
燃費も悪くないしなぁ。
・BMW ミニ(第一世代・第二世代)
もう本当にね。
価格的には中古車ならではの魅力しかない状態になっています。
これなら買って多少なんかあっても許せる安さです。
軽のMTとかね、昔は拾うような感じで買えたのに今や立派なお値段してますからね~。
新車で買った方が安いんじゃねぇの?って思うくらい高騰してます。
軽耐久とか走ったら面白いんですが、そんなの気軽に楽しもうかと思えないほどのお値段に釣り上がっちゃってる現状を考えて、ミニのお値段見ると…
なんで6MTとかしっかりした走りのモデルの中古(それも走行10万km程度)がこのお値段やねん…
マーチ12SRが高騰せずに価格が沈んでいたのに驚いたけど、その「やっす!」と感じたマーチ12SRより低走行で写真見る限りは程度マシそうな個体でも、そのマーチ12SRより安いってどういうこと?
そう思って調べると…
大抵はマイナートラブルっていうか、愛車愛があれば屁とも思わない壊れないイメージがある国産車だろうが、どこのクルマであろうが「そりゃ出るよね、そういうの」という不具合は勿論同じくあるし、大抵はソレみたいなんですけど。
メンドクサイ壊れ方すると、マジでメンドクサイんですねミニ。
ミニというか、この年代くらいからのBMW。
イモビかなんかのECUが壊れる事が多いそうです。
それを修理する為に新品部品(基盤)取り寄せる。
キーのイモビなどマッチングさせる。
CANシステムでしたっけ。
クルマ全体を相互に関連させて統合制御するっていうあのシステム。
スバルもGRBだったでしょうか。
それくらいから採用しているんですよね、確か。
改造する人らにとっては鬼門でしかない地雷。
そのCANシステムに新しく取り寄せたイモビ系のECUを登録しようとする時に、今まで問題なかったエアコンモジュールだったり、他のモジュール(オーディオとか様々)が「ぶっ壊れる」事があるそうです。
確率的には稀…とは言い難いけど、しょっちゅうあるモンでもないみたいですが、無視はできない確率ではあるみたいです。
そうなると、イモビECUだけでも数万円するのにエアコンモジュールでいくらって言ってたっけな…費用が嵩んでしまって修理代が20数万円になってしまうとか。
お店は自分の責任じゃないですよね。
問題なく接続されていて触れてもないユニットが、認識作業させていたらバグなのか何なのか。
原因はよくわからないけど、使えていた他のモジュールユニットが壊れた。
自腹切って修理しようと思えないお値段していると。
お客様に言いにくいけど、伝えないといけないですよね。
聞いたお客さんは寝耳に水ですよね。
イモビ系修理で7万円だかそこら費用かかります。
安くないけどしゃーないなでクルマ預けていたら、車屋から「マッチング作業中に他のモジュールユニットも故障しました!修理代は20数万円になります!」と言われたら正に( ゚Д゚)ハァ?
そんな金あるかい!
セッティング中に壊れたんやったら作業しているアンタのせいだろ!
お前がその費用もてや!!
ってなりますよねー(達観
私の友人がそんな事情知らんと第一世代のクーパーSの6MTを街中の中古車屋で偶然見かけて「やっすwwwwwwwwwwwwwwwマジかwwwwwww」
と驚き、即決購入。
車検3か月残しでコミコミ39万円だったそうです。
それでユーロ系のレースイベントとか走って楽しんでるんですけど、彼は本当に幸運だった。
それに触発されてクーパー(NAの方)買った別の友人が正に上記のトラブルと全く一緒だったのかまでは直接会えて話せてないのでまだ掴んでませんが、いろいろあって手放そうとした時に、クーパーSにクーパーの部品使えるかまでは知らんけど内装とかは欲しいから部品取りとして("゚д゚)クレ!
と言ってクーパーS君が今は持ってるようです。
その時に事情通(訳アリ)に聞くと「BMWミニは悪くないクルマやけど、バクチやで。モノになるのは1/3や言われてる」と言うのです。
マジかよ。
その割には街中でまだ見かけるけどな~…(どの世代か見分けつかないヤツ)
いろいろあったクーパー君の方がレアケースで、クーパーS君の方が普通なんだとしても身近にこういう極端とは言え1例が出るという事実も踏まえて、話し半分だと想像しても…
それでもそのダメな方の確率を引いてしまったら…と考えたら、本気でミニが好きな人じゃないと買えないッスね。確かに。
ダメでも部品取りで使うわ!
と、一時期のホンダ乗りの人みたいに畑の横にワンダーとかグランドを山積みにしているような人じゃない限り、今のミニは普通の人が買うにはウマミがないように思えるイメージ。
そんなイメージと、実際にいろいろあった人もいらっしゃって、業界全体にもそういう噂は拡がって…
んで、クーパーとかクーパーSの6MTでも走行10万km以下でも車体価格19万円という個体も存在するんでしょうか。
写真で見る限りはピカピカボディで程度良さそうにしか見えないんですけどねー。
オリジナルミニは魅力しかないですが、程度良くてもマイナートラブルの頻度はBMWミニの比ではないと思うんですけどどうでしょう。
それでもオリジナルミニに魅力を感じるのは不思議。
あの原始的な乗り味がやっぱり良いんでしょうね。
私はちょこっとしか乗った事がないですが、オリジナルミニは乗るだけでニッコニコな陽気な気分になれるイギリス車なのにラテン車っぽさもあってとても楽しかったですね~。
あ、無駄に長くなってしまいました。
あと数年で住宅ローンが終わるんですよ。
その時にちょっと考えようかなと思います。
少し離れたところに、土地買おうかなと。
そこに部品取り用のクルマとか置けたら最高やなと。
Posted at 2022/03/16 09:05:16 | |
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2022年03月14日
マツダが欧州でトランスアクスルの特許申請…というのは、本当みたいですね。
ネット上で記事見ました。
それが本当でもモデルとして出るのかどうなのかは微妙かも知れませんけれど。
それでトランスアクスルに興味を持って調べてみました。
すると出てくる出てくる。
トランスアクスルに関するトラブル事例がw
部品供給があるウチはまだ良いんですよ。
問題は部品が出なくなった時に、トラブルの根源的な問題を解決する部品が入手できるか否かに掛かってくるんですね。
私が密かに憧れている944や968ですが、これのトランスアクスルアッセンブリーの部品供給がいよいよ停止されたみたいで部品がもう純正では出ないみたいです。
そこで、944Sから何故かスリットが設けられて孔があいてしまっている箇所のトルクチューブを固定しているベアリングを固定しているウレタンブッシュ部が、ご丁寧にマフラーなどが近くを通っている為に熱害を受けるというレイアウトらしいです。
924時代はそこ、スリットあいてなかったそうです。
ミツワはそれを知っているので、アルミテープを貼って納車していたようです。
そのウレタンブッシュが逝くとベアリング保持能力が落ち、そこからガタが出だすのは想像に難くないですよね。
自転車のハブ内ベアリングも同じような理由で少しベアリングに想定外の圧が掛かったりするとスグにゴリったりします(ごく最近自分自身で経験済みw私のせいじゃないけどw)
そこが逝くとベアリングだけ買えたら良いんですけど、アッセンブリー交換になっちゃうそうです。
その時にアッセンキット来た時に、アカンようになったそこ一式もスペアパーツとしてとっておけたらさらに部品寿命は延びていきますが、それでも少し以前まではベアリングそのものも扱っている製品があったそうなのですが、玉の大きさや平滑度などで問題なくても、ストッパーがついてないとか色々茨の道のようです。
話しが逸れましたが、それら修復するのにパーツあれば解決ですが組み付け精度が非常に問われるのもトルクチューブ型トランスアクスルのデメリットでもあります。
その代わり調整が上手く行けば従来のマウント方式より優れた運動性と重心の低さを得る事ができるなどのメリットを享受できるのですが、今話題に出したFR世代のポルシェが現役の頃にいろいろ見聞きしましたからねーw
そもそもきちんと整備できるところが少ない。
マツダも日産みたいにハイパフォーマンスセンターのような設定をして
「ここに行けばみんな平等な整備を受けられる」
という安心と保証をすれば様々なトラブルを回避できるんじゃないでしょうか。
そして、トランスアクスルについてちょっと調べた結果で…
最近街中で以前はちょくちょく見かけた944や968、アルファ75やアルファ75系のザカートSZやRZをとんと見かけなくなった理由がわかったような気がします。
部品の入手性やきちんとメンテできる主治医(入手できなくなった部品をきっちりメンテできるように大元のベアリングなどを手配できる先を知っているようなお店という意味で)を見つけてから買わないと、えらい目にあいそうですね。
944も一時期真剣に考えていただけに、事実を知ってショックですね~。
それでも維持する道はあるんでしょうけれどね。
それを私自身が調べて知ってからじゃないと知らずに買ったらヘタするとトラブった時に直しようがなくて廃車手続きするしかなくなる…というのは辛い。
コルベットのトランスアクスルに関しては、愛国精神が強いアメリカ人さん達が一生懸命維持する為のキットなどを作ってくれているだろうから
あっちは多少古くなってもノウハウありそうで安心ですけどw
Posted at 2022/03/14 09:21:20 | |
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2022年03月13日
他の社員さんに一部の誰でもできる仕事を手伝ってもらっているんですけど、「手伝っている」という身分から重くなりたくないのか、チェックはしてくださっているんですけどそのまま手配できるほど踏み込んでないチェック図なんスよね~wwwww
なので、結局わたしが貴重な日曜日のライド予定を崩してでも出勤してチェック業務しているっていうねw
それはさておき、いろいろ面白い話しも聞けたのでストレス発散も兼ねてちょいと息抜きにブログでも書こうと思いましたw
先日一緒にさくらであい館~毛馬閘門まで一時間切りを達成する時に一緒に走ってくださった最近ロードを始めた若い人がいます。
この方、非常に熱心で機材に対する興味も持っておられてまして、現在いろいろ試行錯誤中です。
私の手持ちのROVALも試してみて、その次にとあるショップの試乗ホイールをお借りして最新型のシマノ製アルテグラグレードのホイールを装着して走られたそうです。
結果、アルテグラのホイールは思いのほかとても良かった!と言われてましたが、以下の内容も言われてました。
・アルテグラホイールの方が乗り心地が良い
・40km/h付近までとそこからの伸びはROVALの方が良かった
・良い意味でホイールがちょうどいい塩梅で柔らかいので脚当たりはアルテグラの方が良かった(=疲れにくい)
・そういう意味も含めて、ROVALはちょっと堅かった。
これを聞いてなるほどな~!と非常に興味を持ちました。
私は新型アルテグラホイールが未体験なのですが、自身の経験を踏まえて書きます。
それはROVALのRapide CL50discについてです。
・私にとってROVALは初体験となるカーボンホイールだったので、当初はとても素晴らしく感じた。実際に速くて、それだけで清滝峠のプライベートレコードを3分ちょいも短縮できた
・しかし、乗り続ける事でROVALに柔さを感じた
・特に下りでの柔さを感じた
・全般的に悪くないけど改善したいと思った
次に、上記の感想を持ってしまったので店長に相談してのむラボさんがブログで公開されているありがたい情報を元にスポークカスタムを依頼し、改善したCL50改で感じた事を書きます。
・柔さはあまり感じなくなった
・以前よりも貧脚な私はROVAL改で走る事で速くなったけど疲れ方が初めて剛性高いモデルに乗った時のような疲れ方を経験するようになった。
(それでも軽度な方の疲れ方とは記しておきます)
・下りでとても速い速度で安心して下れるようになった
・スポークがエアロスポークに変わっただけだけど、巡航時に感じる「無風状態」と私が勝手に呼んでいる脚を休めても速度維持できる領域が確かに拡がった
ROVAL CL50disc改しか知らない時は、これでも十分以上に満足いく結果だったのですが、その後にMadone SLRが納車されてBontrager Aeolus RSL37やRSL62を経験してまた見方が変わります。
まずは最初に経験したRSL37との比較について
・RSL37はリムハイトで13㎜差があるのに、リムハイト50㎜あるROVALと比較すると高速域では確かに多少CL50の方が楽な一面はある一方で、RSL37の方が横風に強く全般的に評価すると、RSL37の方が結果的に全域において省エネで走れている(=楽で速い)と感じた
・ホイール全体のシステム剛性の差か(チューブとタイヤは同じ銘柄)RSL37の方がホイール全体の剛性というかバランスが良くて、下りで特に安心感を持って下れる速度域が底上げされ、攻めた走りじゃなくてもRSL37の方が速い
・ホイールの軽さの差も手伝って、立上り加速の速度の乗り含めて全般的にRSL37の方が速い
・巡航時に足を緩めた時も、ハブの機構の差もあってかRSL37の方が若干速度の落ちがCL50改と比較して緩やかな感じもした…けれど、これはフレームの差もあるのかも知れない(Allez sprint comp disc(セミエアロ)と、Madone SLR(エアロロード)のフレーム空力性能差があるのは否めない)
・登りは完全にRSL37の方が楽で速い
しかし、RSL37はオールマイティに優れているとは実際の記録と照らし合わせても明確なのですが、軽すぎるが故に巡航時に踏んでいる感よりも回している感が強すぎて乗っていてちょっと「コレじゃない感」を感じていたのも確かです。
非常に贅沢な悩みですけど…。
そこでRSL51を発注する方が合理的なんですけど、せっかく手に入れたエアロロードなのでエアロロードらしさも体験したく、RSL62を発注しました。
RSL62との比較を書きます。
これはCL50改との比較も兼ねていますが、主にRSL37との比較です。
CL50改との比較
・リム重量は一本あたり40gちょいの重量差があるにも関わらず、発進加速時も踏んだ時に感じる「重さ」という体感値を別にして割と悪くないどころかRSL62の方が速いんじゃね?と思っちゃう程RSL62の発進加速は悪くない
・巡航速度を出すまでの加速と維持も非常に楽。
ぶっちゃけ、前輪のハブベアリングが逝ってる状態で後から「ああ、これはしんどかったんだw」と気付くんですけど、それでもRSL62は速かった。
正確にはMadone SLRが速いのかも知れませんけどw
・下りでの安定感は今まで体験してきたどのホイールよりもピカイチで速い。
それも怖いと感じる速度域がケタ外れな為、怖いと思わない完全に安全だと思われる落ち葉とかで若干スリップしたとしても「どうとでも対処できる」という余裕を残した状態で走れる速度域が驚くほど高い。
(=ワイドリムの恩恵か)
・登りは完全にRSL62の方が速い
現実に前輪のハブベアリング逝ってる状態で北摂方面などの登り区間のプライベートレコードは最近の前輪が酷いコンディションだった時も含めて更新していますw
前輪のハブはやく直って欲しい~wwwwww
もうちょい良い走りができるかも。
RSL37との比較
・登りは確実にRSL62<RSL37
これはまごうことなき真実
・発進加速もRSL62<RSL37
これも疑うことなき真実
・巡航は間違いなくRSL37<RSL62
・ホイールの剛性はRSL37<RSL62
ただ、これはRSL37が柔いんじゃなくてスポーク長さの差+味付けの差じゃないかなと思います。
RSL37はヒルクライムに性能を絞っていると思われますので、良い意味でスポークが絶妙に僅かに撓る事で脚当たりを良くして脚が残るように設計されているんじゃないだろうか?と素人ながらに思える程度の差です。
RSL62もリムハイトから想像する以上にちゃんと登れるホイールです。
Madone SLRのフレーム性能も相まってペダルを踏み込むと、踏み込む度にグン!グン!と実際に車体が前へ前へと伸びます。
なので登りのプライベートレコードもRSL62で更新していってますけど、これはMadone SLRとホイール剛性高い組合せで乗り込んだおかげで、私が踏み方含めて慣れてきたという側面もあると思います。
今、RSL37を装着して登りばかり攻めたらそっちの方がタイムが良い可能性はあります。
試すだけの時間的な余裕がないのが悲しいですけどw
・下りはRSL37でも感動するくらい良かったですが、RSL62の方が一枚上手
(=ワイドリムの恩恵だと思われます。タイヤの接地面積や力が加わった時の変形した時の形状がより優れているんだろうと思われます)
以上の感想を抱くにあたって思いついたのはやはり「体重」
最近始めた若い人と私の体重差は約35kgほどあります。
ロードバイクって車体含めて、ドリングボトルやツールケースを除いてペダルやライト類やサイコン含めて7.3~8.0kgくらいの個体が多いです。
そんな軽量なロードバイクに乗る人間の重量差が35kgも違うと別の乗り物に変わるくらいの特性違いを生み出していると思いますw
その為、若い人が感じた「ROVALは堅かった」(貸したホイールはスポークカスタムする前のノーマルスポークの方のスペアCL50discなので、私が最も柔いと感じた状態のCL50discです)
私の場合は、ソレしか知らなかった時はホイール自体が持っている総合的な性能から、レーシングゼロやAeolus comp5改しか主に長く使ってなかった時期にROVAL CL50discを経験したので十分に速い!すげぇ!
とは感じたものの、乗り込むウチに「ちょっと物足りないのかもしれない」と感じたのは事実です。
そしてスポークカスタムして満足いく結果を得たものの、その後に経験したBontrager Aeolus RSL37やRSL62を通じて感じたのは「それでもROVALはちょっと柔かったのか…!」という事実です。
何度か記事にしていると思いますけど、RSL37で感心したのは「本当に真っ直ぐ走るという事は、こういう事を言うのか!」というのがちょっと乗って一番真っ先に驚いた事実がコレです。
レーシングゼロやCL50discでも「真っ直ぐ安定して走っている」と思っていましたが、慣れとは怖いもので無意識にちょいちょい修正のステア操作を加えながら乗っていた事に気付いた(意識できた)んですね。
それはスポークの左右バランス含めていろいろ総合的に絡むのでしょう。
Allez sprint comp discのフロントフォークがターマックと同じカーボンフォークを採用していると言っても、モデル価格的にもコスト的にもきっとS-Worksターマックのフォークを採用しているとは思えません。
フォークの剛性差も、皮肉にも私の体重差によって体感として出てしまっている可能性があります。
立ち漕ぎしたり、長い下りを下った後でアレスプだとディスクローターがパッドに擦れてシャンシャンいったりしていたんですが、同じホイール(スポークカスタム前のCL50discも、スポークカスタム後のCL50disc改も)を妻のドグマF12にセットして乗ってもらうと、同じような負荷で走ってもディスクローターがパッドに触れてシャンシャンいったりしないんですよね。
まぁ妻の体重が私の体重の半分以下…という現実はあるにしても、怖がりな妻はダウンヒル時に緩くブレーキをあてききさせて下るというブレーキにとって酷な操作を加える事がわりとあります。
特にきつく長い下りになるとそれが顕著です。
最近は随分そういう操作しなくなりましたけど、慣れない時はそうでした。
そんな時でも、ドグマだとシャンシャンいわないんですよね。
これはフォークの剛性差が生み出すホイール保持剛性の差として現れてんじゃないだろうか?と素人ながらに思います。
Madone SLRもエアロ重視で薄い形状したフロントフォークしてますが、さすがレーシングバイクと思わず思っちゃうくらい、剛性は確かです。
SRAMのディスクローターが鉄製で軽さはシマノローターに一歩譲るものの、SRAMのディスクローターは非常に堅牢ですw
何かでぐ~っと力加えても(例えば工具などで)全然ビクともしませんw
あ、ちょっと話しが逸れましたが…
Madone SLRにCL50改をセットしてちょっと走りましたけど、敢えてアレスプなどでソレやったらディスクローターが熱で少し歪んでシャンシャンいうだろう操作を加えてダンシングなどで横力なども加えても、シュシュ…とちょっと擦る音はしますがアレスプみたいにシャンシャン言わないんですよね。
なのでフレームから統一して評価しないと平等性に欠けるのも事実ですけれど、ドグマF12にCL50discをセットして走っている時に妻が「ちょっとだけ下りがエモンダより怖い」と言っていた。
慣れの問題だろうと私は考えていました。
ドグマF12はエアロロードとピナレロは言ってなかったかも知れませんけど、エアロっぽいイメージでみんな買いますけど、空力性能的にはセミエアロと言っても的外れではないとは言え、エモンダSLR(2018)よりは空力的に優れているので思ったより速度が下りで出るので妻は怖がっているんだろうと思ってました。
↓
数回走ってみて妻がやっぱりちょっと不安というので回転バランス取りなどを実施する
↓
随分改善された!と喜ぶ妻ですが、やっぱりちょっとだけ路面状況とか条件合わさると不安な一面があると感想を述べる
↓
CL50disc改にホイールを入れ替える。
CL50disc改はスポークカスタム+回転バランスもタイヤ含めてセット時に調整済み
↓
安心して下れる!と妻は大喜び
この時点で、ROVALはちょっとだけ横剛性が足りてなかった可能性がやっぱりあるなーと、私自身の経験含めてそう理解しました。
その後に私のMadone SLRにRSL62が納輪されたので、余ったRSL37を試験的に妻のドグマF12にセットする
↓
あれだけダウンヒルは怖がって速度を控えめにしか走れてなかった妻が、無理せず怖くない範囲で我々のダウンヒル速度についてくるようになった!!
妻「今までで一番怖くない、なにこれ凄いやん!」
これで確信しました。
RSL37の方が左右バランス含めて良い意味で剛性が高い。
それでいて、乗っていて脚が残るようになったとも妻は言っておるので、非常に絶妙な、しかし不安感や恐怖心を覚えな微妙かつ非常に小さな撓みも活かして設計されていると感心しました。
スポーク減らして設計するよりも、多少カタログ重量スペックなどで不利になっても真面目にスポーク本数残した設計しているホイールの方が全般的に判断した時に良い結果残すんだなぁと実感。
それでも手組ホイールとして考えた場合はホイール一本あたり24本配置というのは、完組ホイールならではの攻めた設計ではあると思いますけれど。
非常に前置きと中間の説明が長くなりましたが、こういう経験と経験を通じて覚えた内容を元に考察すると…
私の体重で新型アルテグラのホイールで走ると「柔いw」と感じるだろうなぁという感想を持ちましたw
話しなげーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
仕事に戻りますw
それにしても、ロードバイクの機材と乗り手との相性って奥が深い。
それに繋がるいろいろなお話しを聞いて面白みも感じました。
Posted at 2022/03/13 20:20:59 | |
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2022年03月09日
なうでつぶやきましたが、アストンマーチン シグネットというトヨタIQベースのクルマも、新車価格を大きく超えて今や800万円超えてるんですねw
いくら素晴らしい仕立てに生まれ変わっていても、IQに800万円↑出すなら911(997や996)を買いますわw
…こういう感性が俗物なんでしょうかw
シグネットは順調に値下がりを続けていたと記憶しております。
最高(最低価格)で250万円そこらをうろうろしていた時期があったと、おぼろげながらも覚えています。
記憶違いだったらすみませんですけれど。
それこそこのまま順調に下落していって、ド中古になったらシャレで買うのはアリだなw
と密かに狙っていたのですが、まさかこんな車種まで高騰の波にのまれるとは…
なんか中古車って夢があったじゃないですか。
新車で買うにはちょっとアレだけど、価格がこなれてきたら「コレだ!」みたいな。
そんで思い切って買ったら、まわりから「良いやんこれ~!」とか言ってみんなでワイワイ楽しむのも乙な世界があったんですけど。
なんかちょっと気の利いたモデルは全部買う気が薄れるようなお値段になりつつあって、ちょっと夢が見れなくなってしまっていますね。
そんななか、最後のFFモデルだったトゥインゴのGTという1200ccターボ積んだモデルが一時期売ってましたよね。
私がメガーヌ3RSに乗っている時に、メガーヌにもトゥインゴにもGTというグレードが追加されて「ルノースポールチューン」という売り文句で売っていた記憶があります。
当時はせっかくルノー買うのに日産製エンジン積んだモデル買ってもなー
という印象だったんですが、ルノーはエンジンのフィーリングだけで買う・買わないというクルマじゃないという悟りを開いた時に逆に日産製エンジンを積んだ各モデルに魅力を感じるのです。
そうです。
よほどハズレ個体を引かない限りは日産製パワートレイン積んだモデルって、まぁまず壊れません。
トヨタほどの耐久性はないにしろですね。
トゥインゴGTの前期?中期顔モデルが10万km走行で約50万円で売っているのをカーセンサーネットで見かけた時に、今やもう国産車含めて名だたるMT車両は全て高騰しているので、逆にトゥインゴGTの5MTってアリやんけ!
と思わず欲しくなりました。
買えないけどw
当時のトゥインゴはユニークだったんですよね。
乗り味は古き佳きコンパクトFFカーそのもの。
私はメガーヌRS納車前とか、整備で預けている時に時々代車で前期(中期?)顔のトゥインゴRSを貸していただいて乗った事があるんです。
高回転型エンジンではないので弾けるような刺激はないものの、ルノーらしく低中速が排気量の割に強くて、小気味よく走り回れる良いクルマでした。
そして後部座席が割とな量でスライドするんですよねw
なので四人乗りなんですけど、三人乗って割とな荷物積んだりだとか、荷物積んでない時は後部座席の人も小さい車なりですけど最後端までスライドさせてちょっと楽な姿勢で乗れたりとか…割と便利だったんですねw
なんか良いやん、この頃のトゥインゴ…
とカーセンサーで偶然見かけてちょっと見直しました。
後期顔になると「なんでこの顔にしたんw」と思わず疑問を持つ癖の強い顔になるんですけどね。
まぁ今となっては後期顔でもそんなにアクが強くもないかな。
選んで買えるなら前期顔の方が私は好みですけど。
こういう選択肢が狭き門になっても、いつまでも残って欲しいなと思う今日この頃です。
Posted at 2022/03/09 20:48:23 | |
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2022年03月08日
ポルシェが発表する公表値って派手な数字が並んでいます。
イマドキのモデルになったら、一番下のグレードでも2000ccターボとかになって実馬力と実トルクがNA時代よりもパワーバンドが拡がっているのでパフォーマンスも上がっています。
マジでそんなタイム出るのかよ!?
というモデルも実在しますが…
Carmowでしたっけ。
そんなYoutubeチャンネルとかが実車で実測(それもオーナーカー)でしたりしていますが、どのポルシェも一台たりとも公表値より遅いタイムを記録した事がないのが凄いです…。
0-100km/h加速が5.6秒というモデルがあったとします。
それを実測すると、まずは大抵は5.4秒くらいをマークします。
タイヤが温まってなかったので~…とテストしているCarmowさんの有名な司会者の方が再度スタートしますと…5.2秒とか記録するんですよね。
0-400mのタイムも公表値より速いです。
そんな小さな事から始まって、いろいろ動画とか企画でサーキット走る様子とかを見ると2012年以降のモデルは特にですけれど、内燃機関の最期を華々しく飾ろうとしているのか、持てる技術を進化したタイヤ性能も相まってブツけようとしているのか、どのポルシェのモデルも素晴らしいポテンシャルを発揮しています。
それ以前のモデルでも、実はしっかりとした計測とか走行動画が少ないので知られていませんが、当時としてはノーマルでそこまできっちりと走るの!?
という記録を2012年以降ほどではないですが(ネット環境やSNS普及率も関連していると思います)散見できる記録映像などを見ると「おぉ~!すげぇ…」と感心します。
マカンの動画は、他社のそういう同じジャンルのクルマがどんどんすげぇエンジン積んじゃってるので直線対決は負けている動画もありますけど、公表値を裏切らない速さをきっちりと発揮しています。
排気量やスペックを考えたら十分以上に立派ですが…
これは少し贔屓目があると思いますw
さーせんw
まぁでもトランスファーのオイル問題は解決したいですねぇ。
そこのオイルクーラー設置できて、オイル寿命が延びたらもっと一般的にも維持しやすくなりますし(高価なトランスファーオイルが倍ちょっと要るようになってアレですけれどw)
オーナーも安心して踏めるようになりますし…
いや、今のままで良いのか。そういう意味では。
マカンSの前期モデルでも、2秒以上踏んだらもう速度違反の領域に足を踏み入れちゃうので、それは今のままで良いのかもしれないな…
個人的にはオイル交換の度に高くつくけど、トランスファーオイルクーラーは設置できるなら設置したいけど。
どっかでこういうのキット化してくれてるお店ないかな~
最後はわたしの希望になちゃったw
Posted at 2022/03/08 16:53:29 | |
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