Chineli king zydecoのフレームが着弾しました。
フレームを受け取りに行く前に、アレスプを渡しにいきその帰りのアシでお世話になっているショップに訪れて支払いと受け取りを済ませてきました。
私はイチからロードを自分で組むというのができないので、フレーム単体で持つという機会は滅法少ないです。
今回受け取ったフレームはお店側で届いた製品に欠品などないか開封して点検した後に私が受け取ったので、King zydecoのフレームを箱から取り出して記念にフレーム単体での写真を撮ってみましたw
何気にフレーム単体で写真撮るのって初体験だったりしますね~w
普通なら、クランクを軸受するBB(ボトムブラケット)部が一番下にきて、ネット記事などで良く見るフレームを立てた絵になるんですが、King zydecoはBBを超えてもまだ少しだけダウンチューブが斜め下に下がっていってから、チェーンステーが斜めに跳ね上がってホイールを受けにいく…
という独特のデザインの為に画像のようになりますね。
それにしても、フレームを箱から出して持った時の軽さよw
フレームサイズL(530)なのに手で持つとまるでそこに何もないかの如く錯覚するかのような軽さです。
実際にはフレーム単体で1070g…?くらいありました。(細かい数値失念w)
カタログ数値は未塗装で1000gらしいので、製作の際に発生するだろう誤差含めてまず問題ない範囲の重量に納まっていると思います(塗装案外重たいので塗装含めてコレならむしろ優秀な個体かな?実測誤差もあり得るけれどw)
という重量なので、絶対的には1kgちょいの物体なんで手で持ってももちろん1kgちょいの物体なのは間違いがないんですが、まるでそこに無いみたいな錯覚を覚えるんですよ。
恐らくですけれど、絶対的重量がこれだけ大きな表面積に分散している為に重量が一か所に集中していないので「手で持つと実測重量より非常に軽いと錯覚する」んじゃないのかな?と体験をもってそう思います。
今まで、持って後ろにひっくり返りそうになるほど「かるっ!?」と驚いた経験は…
・妻のEmonda SLR(2018)のフレーム
・ROVAL Rapide CL50 discやBontrager Aeolus RSL37など、カーボンホイール
(特に前輪)
・Bontrager Aeolus RSL VR-C ハンドルなどのカーボンハンドル
・BCNR33用カーボンボンネットなどの、「ホンモノ」のカーボンパーツ
・CRUX サスペンションキットのショックアブソーバー本体
…後は割愛しますw
久しぶりにこういう感覚を味わいました。
そして、写真ではわかり辛いんですけどダウンチューブがDシェイプ…とはちょっと違うんですけど、DOGMA F12ちっくな造形で「ちょっとエアロっぽい」カタチしてますね~!
実物見んとツイッターのフォロワーさんのご紹介と、それを見てからネット記事をサーフィンして一目惚れして買ったので私もコレは知らなかったですw
結構凝った造形しているんですよね~。
それで、このコロナ禍による諸事情がない時にこのフレームは税込み20万円ですよ!激安。
今はちょっと値上がりしてしまって税込み264000円ですよ
それでも安い。
ちょっとしたミドルグレードのフレーム価格と同等かそれでもちょっと安いくらい。
そして、私自身も知らなかったんですがチネリはこのフレームが同社内で「ハイエンド」なんです。
他社のミドルグレードくらいの価格で、ハイエンド。
しかも取り扱い上ハイエンド…ってワケじゃなく、きっちり剛性も高くてチネリ特有の乗り味もあるそうですが、総じて結構速いそうです。
…試乗せんと買ったので、そのあたりは後からのお楽しみですけれどw
今回買ったKing zydecoが非常に良い走りをした場合、普通のロードモデルも見直す可能性ありますね~!
…いや、EmondaとMadone気に入ってるからわざわざ買い替えしたりしないですけれどねw(それにそんなん繰り返していたら、もうお金なんぼあっても足りないw)
特にMadone SLRは手放すのは考えられないッスね~…
そういう意味では初めて買ったモデルだからか、Emonda SL5も手放すのは考えられないッスね。
話しが逸れましたが、想定外の軽さでちょっと浮かれた私でした。
ただ、約3000kmを共にしたAllez sprint comp discを手放すのはちょっと寂しかったです。
次のオーナーの元でも元気に走っておくれよ。
King zydecoが非常にざっくりですけれど、完成車重量がどれくらいになんのか検証してみました。
・コンポーネント シマノGRX(RX810)
フロントシングルギア(42T)リアスプロケ(11-42T)
STIレバー 373g
クランクセット 656g
フロントディレイラー なし
リアディレイラー 318g
スプロケット 434g
チェーン 257g
ブレーキキャリパー 286g(ペア重量)
ディスクローター×2 256g(160φ×2)
合計:2580g
フロントシングルなので機械式(紐)でも結構良い軽さいくんちゃうん!?
と期待していたんですが、グラベル用はやはり重いですね~。
重さの原因が、大きなギア比(ギア自体が大きい)のとクランクセットが普通のロード用アルテモデルと比較してもチェーンリングが小さいかつ一枚しかないのにちょっと重いので、相当耐久性か強度重視でクランク自体もゴツイ作りしているんでしょうね、きっと。(割れる…というか裂けるトラブルで有名なアルテとデュラクランクですがレース用機材と割り切って剛性と軽さに振り過ぎたきらいはあるんで、この手のコンポーネントではシマノさんらしく頑丈にしたんだろうか?と思います。使ってみなわからんけどw)
King zydecoフレームセットが、ざっくり1620g(メーカー公表値は未塗装で1500gなので、実際こんなモンかなと思える数値です)
装着予定ホイールがSCOPE R4.Aです
前後重量公表値が1583g
ここまでの重量が5783g
これ以外にタイヤ(TLR使用とするかチューブドとするかは悩み中)や、各操作系を結ぶワイヤーなどの重量が嵩んできます。
細かい事を言えばバーテープなどもw
タイヤがざっくり320g前後するだろうと思われます。
チューブが何を使うかによりますが、一本110g
(320×2)+(110×2)=860g
ハンドルとステムですが、まだどのモデルを使うか決まってませんがざっくり両方合わせて550gと仮定します(ちょっと重めに設定しておきますw)
あ、あとシートポストとサドル重量もありますねw
シートポストもクソみたいな製品使わなければ、だいたい210g前後(おもくそ高価なパーツは避けてますw)
サドルは千差万別ですが、Bontrager Aeolus Pro 145が非常に好きなんでソレにしようかなと考えています(170g)
すると…7523g
うそやん。
何か足すの忘れてんな、きっと。
ディスクブレーキのグラベルロードでDi2やeTAP使ってないのに軽すぎやろw
出来上がった時に実測してみますが、予想から大きく外れなければ少なく見積もってもペダル込みでざっくり7.6kg前後になるという破格の軽さw
予想通りなら、ペダル込みでも8.0kgを若干下回るという驚きの軽さ。
グラベルロードですよ?
油圧ディスクブレーキモデルですよ?
すんごいわ…
あ、でも…
そう考えたらAeolus RSL37組んでいた時の我が家のMadone SLRもそういう意味では凄いですね。
ペダル+サイコンマウント+ライトマウント+ボトルゲージ×2+リアライト+フロントライト(Bontrager Ion pro 1300)付いた状態で8.0kgでしたからねw
え、マドンやんな…
って測った時に居合わせたみんなが驚いたのが懐かしいです。
よく雑誌でイップレッション記事書かれている状態での実測だとすると、ペダルまでレスして実測したと仮定すると(全て公表値で引き算してみると)フレームサイズ56で軽量化に全く貢献しない高品質な膜厚もリッチなOPカラー塗ったMadone SLRがなんと7.3kg!という事実ですよ。
ISO Speedという機構まで搭載し、スレッド式BBへと回帰して重くなる要素もあるってのにそれらを払拭させる材料置換をもって逆に軽量化を実現したという開発陣の凄まじさ。
エアロロードで油圧ディスクなのに凄いですよね。
話しが逸れちゃいましたがw
King zydeco予想重量にBB重量足すの忘れてましたね。
多分100gいくかいかないかです。
うん、やっぱり8.0kgくらいいきそうだなw
あれ?
Madone SLRの重量があってんのか心配になるレベルでMadone SLR(OCLV800)は軽すぎんか?
もう一度、ショップで実測してもらおうかな。