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radius-meganeRSのブログ一覧

2022年08月18日 イイね!

いろいろ考えるお年頃

この六年くらいの間、たくさんの経験をしました。
理不尽な方向でw

なぁんで立ち場でしかモノを言えない人間に、正しい事を言ってる人間は負けるんだろうか…
それがここ最近特に酷くなっていた。

そんなのに嫌気がさして、個人事業主を辞めて会社員になった。
それで「立場で負ける」事は少なくなるかな?と思ったが、結果的には変わらなかったw

まぁ、そんな事は些細な事で今大事なのは「どういう時間を過ごすか」
という事かなと個人的に思います。

現在、普通の人だったら考えられないほどの時間を職場に束縛されています。
お金の面では確かに条件は良い。
良いけど、就業時間がブラックすぎる。
喰えるか喰えないかで悩むよりは幸せだとは思うけれど、あと仕事があるだけ幸せだとは思うけれど、歳を取ったとは言えまだ48歳。
これからまだまだ大切に過ごしたい時間が残っている。

住宅ローンもあと2年?1年ちょいくらいで終わる。
住宅ローン終わったら、今の仕事を辞めても良いのかもなぁ…
と、ぼんやり考える事が増えました。

お金よりも、今後は時間の方が大事になるんじゃないかな。なんて。

せっかく良い趣味も見つけたんだし、大切に過ごしたい。
ちょっと早いのかも知れないけれど、セカンドライフを模索しようかなと考えだす自分がいます。
Posted at 2022/08/18 10:13:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月17日 イイね!

チャリンコ日記

すっかりチャリンコ日記と化した当ブログ。
チャリンコに興味ある方もそうでない方も、時々読んでくださってありがとうございますw

過去記事などを読むと誤りなどもありますが、それは私個人が成長していく様を綴っている、それを読んでいるような暖かい気持ちでゆる~くお付き合いくださいw

※所有しているホイールについて
過去も含めて所有していた・所有しているホイールについて簡単に紹介したいと思います。
これからホイール買い替えるという人の「参考程度に」なったら嬉しいなと思います。

まずはこちら↓


むちゃくちゃ懐かしいです!
妻用に最初に買ったTREK EMONDA ALR5(2017?)です。
完全外装レイアウトで、今となっては珍しいですが当時はこれが普通でしてメンテもしやすいので趣味で乗る分にはデメリットばかりではないんですよね。
これに装着させているホイールが紹介したいホイールです。
お世話になっているショップ手組のオリジナルホイールです。
TNiのAL22だったでしょうか。
手組用リムに、Sapimのleaderだったか。丸スポークで組んでもらっています。
物凄く軽く、ホイール前後セットで(スプロケなどはもちろん無しの状態で)1260gくらいしかありません。
このリムを使って強くも組めるんですけど、これはお値段も安くお求めやすくする為に組んでもらったホイールなので女性などの体重が軽い人用に割り切って組んでもらっています。
2:1で(後輪)組んでもらっているのが当時の流行りを象徴しているでしょうかw
前後で4万円?3万8千円?くらいでした。
今乗ると…緩い可能性は否めませんね。
今手組頼むならCX-SPRINTかCX-RAYで24本~32本レイアウトでばっちばちに組んでもらっていると思いますw(妻には堅いか)
鉄下駄卒業で乗るなら最適なホイールだったと思います。
妻も楽しそうに乗ってました。

次にこちら↓


Fulcrum Racing ZEROです。
装着しているのは、この時は妻のEmonda SLRに組んでますね。
私のEmonda SL5にも組みます。
先日久しぶりに使いましたが、やっぱりこれは名作ホイール。
今だと新品でも投げ売りしているので、売っているところを見かけたら買った方が良いと思います。(リムブレーキモデルはさすがに欠品続いています)
まぁでも、今どき売ってるロードバイクってほとんどディスクブレーキモデルですよね。
これのディスクブレーキモデルも若干投げ売り状態入っています。
12万円前後あれば新品買えます。
性能を考えたらウルトラバーゲンですね。
20万円前後の中途半端なカーボンホイール買うなら、アルミホイールの決定版であるレーシングゼロを買う方が恐らく速く走れます。
Emonda SL5と相性が良すぎるのか?
Emonda SL5に組み合わせて乗ると乗り心地もそんなに悪くありません。
※つまり体重が重い人に向いているホイール




Bontrager Aeolus Comp5のリムを使った手組ホイールです。
重量があるので(1700g前後)上記のレーシングゼロのような軽快感ある加速力は物理的に望めないですが、そこそこ良いホイールに化けています。
ダウンヒルなどの走行性能はピカイチです。(安心感がある)
組んでるスポークがCX-RAYなので、絶妙な撓りが接地感を生んでいるんでしょうか。
剛性があって堅いのに、絶妙に撓りがある…これって矛盾した表現なんですけど、語彙力の無い私が感じたままに説明しようとするとそうなりますw
残念ながら絶対的な性能では先ほど紹介したRacingZEROの方が上です。
ですが、乗って楽しいというかなんか私によりしっくりくるのはこちらのホイールの方です。
なぁんか妙にしっくりくるんですよね~。
私の脚力(しょぼいけど)とバランスがちょうどいい塩梅なんだと思います。
※つまり体重が重い人に向いているホイール



ROVAL Rapide CL50 disc

これは、ノーマルスポーク(DT competition race)と、のむラボさんのありがたいブログ記事を参考にスポークをCX-RAYとCX-SPRINTへ組み替えた(逆異径組、結線はなし)カスタムホイールの2種類を持っていました。
ひとつは、Allez Sprint comp discで使う為に買ったもの。
もうひとつは、妻のDOGMAを購入する際に(バラ完)価格抑えめで良いホイールは…という事でこの時大のお気に入りだった同じホイールを長期展示品だったから…という理由で2割引き(!)してくださったのもあって、買いました。

①ノーマルスポークの時の印象
・柔めは柔めなホイール。人によっては剛性ありますね、とも言われるw
 どっちが正しいのかはわかりませんが、恐らく柔めではあるんでしょう
・柔めでも結構速く走れる。
・柔めが功を奏してか、ロングライド行っても割と楽。
・ダウンヒルはちょっと不安感がある→初めてホイールバランス取ってもらった
・DT SWISSのハブが割と良いので、スチールベアリングでも割と良い回転
ぶっちゃけ、このホイールを初めて装着して走りに行った清滝峠で、清滝峠を久しぶりに走ったという事実はあるものの、この時にPrivate Rcord更新しました。
16分5秒です。
その後、体調が芳しくないとかしばらくロードで走れてなかったなどの諸事情があるにせよ、ROVAL Rapide CL50 discとAllez Sprint comp discの組合せで出したこのPRを超えてない事から、「実はそんないう程悪くも無い可能性」が私の中で疑問点としてあります。ただ、ダウンヒル時に感じる不安感は実際にあって、次の項目で説明しますが、このあたり難しいところです。

②スポークカスタムした後の印象
・見違えるように確かにパリッとした。
・以前よりも真っ直ぐ走ると感じる。確かに感じる。
・確かに進む。よく進むと感じるものの各所でのPR更新あるにしても、清滝峠でのPR更新は叶わなかった。(不思議)
 以前の「少し柔い」と言われていたノーマルの方が微妙なバネ感があって(認識はできてませんでしたが)自然と身体がリズムをとってバランス良くクランクを回せてタイムアップに繋がったんでしょうか。
それくらいしか思いつかないですw
・ダウンヒル時の安心感がかなりUP。安全だと思える速度で下るにしても、その安全だと感じる速度域がかなり底上げされた
(ノーマルでも速く下るのはできますよ)
・ただ、剛性が上がった為か脚が疲れやすくなった気はする。

ROVAL Rapide CL50 discの総括
良い時代の良いホイールだったと思います。
だって、欠点はあるにせよですよ。
カーボンリムが20万円のミドルグレードなのにハイエンドモデルの「CLX50」と同じリム使ってんですよ。
違うのは、使用しているスポークとニップル(CLは真鍮)とハブとメーカーロゴだけですよ…って書いていて思いましたがリム以外全部違いますなw
でも、ハブがこの価格帯でリムがハイエンドと同じなのにDT SWISSの350と同じインターナルメカを搭載しています。
ハブ胴に至っては、CLXと同じストレートスポーク使えるハブ胴とフランジです。
回転性能に関しては、CLXのceramicspeed製ベアリングを積んでいるのは魅力的ですが、何度か記事で書いてますがDT350純正アッセンブルのスチールベアリングくらい回転したら、他とはっきりと比較しない限りは不満を覚えるような回転性能ではありません。
なので、スポークカスタムする・できるお店とお知り合いなら間違いなくお買い得に値するホイールなのではないでしょうか。
横風にちょっと弱い以外は、空力も良いですし。
実際、速いホイールだと思います。
ただ、RacingZEROを久しぶりに経験して思うのは…アルミリムで、リムハイトが大人しい(カーボンホイールみたいなカッコよさは希薄)というデメリットはあるものの、あれだけの走行性能が現在の相場で新品12万円で手に入るというのは…悩ましいところですねw
そういう特殊な事情を除いて(レーゼロが投げ売りじゃなくてちゃんと定価で販売されていると前提すれば)考えると、今でもCL50 discはそう悪くない選択肢じゃないかなとは思います。
ただ、のむラボさんなどの専門家の方に言わせると「ヌルいホイール」だそうですけれど…
両方共、手放したので今さら比較できないんですけど、久しぶりにレーゼロ経験すると「やっぱりROVALはちょっと緩かったんかな…」と思うところはあります。
でも、乗ってる時はそんなに不満なかったです。
レース走れるほどの走力が私にはなかったからかも知れませんけど。




Bontrager Aeolus RSL37
現在は妻のDOGMA F12 DISKに装着しています。
私のMadone SLRをProject ONEで発注するタイミングでは、このホイールかxxxシリーズしか選べなかったので後々、妻のロードバイクへの転用にも使えるなと考えてRSL37とセットで発注して入手しました。

・今まで経験してきたどのホイールよりも真っ直ぐ走る
・横風に対して異常に強い
・空力的にはリムハイト50㎜あるROVALには絶対的には敵わないと思う
 けれど、横風など他で受ける抵抗の差までトータルで考えると…
 RSL37の方が全般的にわたって楽な可能性を感じるほど楽。
・登りは速い。
 しかも登りが苦手な体重のある私が脚を残しながら登れる凄さ
・軽い。とても軽い。なので加速などの応答性抜群。
・ダウンヒル時の安定感と安心感の高さ

完全無欠かよ。
と言えるほど総合性能が高いモデルです。
リムハイト抑え気味なセミディープモデルなのに登りに特化…してなくても、登りは強いワケですが(これより登りに強いモデルは確かにあります)平坦巡航などで劣るワケでも無いあたりに凄さを感じます。
ただ、体重がある私にとっては凄く素晴らしいホイールだというのは解るんですけれど、軽すぎたんですよ。ホイールが。
速いんですけど、なんか回している感じしかしなかったんですよ。
踏んで加速していくっていう乗り味が欲しかったんです。
そこがもうちょっと感じられたら、ちょっと他に変わるホイールはなかなか無いだろうと思える傑作ホイールになったと思います。
今は妻が使っていますが、妻のように体重が軽い人にとっては「凄く良い」と太鼓判いただいております。
ダウンヒルが死ぬほど苦手だった妻が、このホイールに変わった事で(スポークカスタムしたCL50でも速くなってましたが)我々とそんないう程変わらない速度で下れるようになっているのに、私が一番驚いております。



Bonrager Aeolus RSL62
Madone SLRが納車されてから数か月後に、待望のエアロホイールRSL51、RSL62、RSL75が発表・販売開始されました。
ソッコーで発注しましたが、納輪されたのは9月だったか10月だったか…
三カ月ちょい待ったような記憶があります。

私の中で、今のところコレを超えるホイールはありません。
体験史上最高のホイールです。
重すぎず、軽すぎず。
踏んで加速するイメージそのままに走れるホイールです。
ゴリゴリのエアロロードであるMadone SLRに、こんなごついリムハイトを持つホイールを装着すると乗り味に癖しかないような乗り味を想像してしまいがちですが(特に初期の頃のディープリムの癖をご存知の方だと「うっわぁ…乗りにくそう…」と思われると思います)ジャイロ効果含めて変な乗り味の癖はなく、キビキビと思った通りに走れますし、曲がれます。
むしろその俊敏性の高さに驚きます。
オールラウンダー的な乗り味をも実現しています。
加速力も絶対的な性能で評価するならRSL37などの軽いホイールには敵いませんが、決して遅くはありません。むしろ速い部類です。
ロード用ホイールとして初となるリム内幅23㎜がもたらすヒステリシスロスを抑え、インピーダンスロスも抑えた低抵抗の走りは思っていた以上に体感もできる凄さでした。
なので何気に流すように乗っていても後でストラバでの記録を見て驚く事もしばしば。
スポーク本数を減らして空力性能とかを向上させる…という流行りがありますが、完組ホイールとして+ディスクブレーキモデル用ホイールとしては「これ以上減らすと良くない方向の性質が出ちゃうでしょ」と言わんばかりの前後24本配置構成。
体重のある私が乗るのに適したホイールですが、とても攻めたホイールでもあるのでスポークテンションをより引き出そうとしてニップルを締め込み過ぎたり…などの「やりすぎ」に注意してください。
実際に指でリムの中腹をグッ!と押しても簡単には凹まないほど堅いので、すっげぇ頑丈に作ってあるやん!!と驚かれると思うのですが、そこはご注意を。

だって、クリンチャーホイール(チューブレスレディ)でRSL51で1420g
RSL62で1510g「しか」ないんですよ。
リム重量にして、RSL51でだいたい420g
RSL62で510gです。
リムハイトの割に本当に軽い。
なので重量/剛性 比的にも極限まで攻めた設計されています。
なので純正設定のスポークテンションより「もっと高めたい」という発想から、スポークの種類まで変えて、より強固なホイールにしようとする時は気を付けてください。
リムが変形してしまって「終了」する恐れが割とあります。
これはRSL37なども一緒だと思います。

最近の完組ホイールが如何に限界を攻めた設計をしているかを如実に表していますね。
Posted at 2022/08/17 15:24:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月15日 イイね!

久しぶりにレーゼロを使いました

暑さにヤラれて良い写真が残って無かったので今回は割愛しますがw

ショップのライドに参加して(今年は諸事情で帰省しなかったんです)きました。
その際に、今年の暑さは昨年にも増して異常なので「短距離で負荷の小さいライドをしましょう」という流れがあったので、今回は長い巡航を考えずに走れそうだなと予測して前々から興味のあったFulcrum Racing ZEROを久しぶりに試してみよう、そうしよう!
と思い立ち、妻のEmonda SLRから私のEmonda SL5に付け替えて参加してきました。

色んな経験をした+今の私の脚力で受ける印象は変わるんだろうか?

北九州へ単身赴任中も、一度レーゼロを装着して赴任先で乗った経験がありますがあの頃よりはMadone SLRなどにも乗りこんで距離走っていますし、また受ける印象が変わるんじゃないかと興味がありました。
北九州で乗った時の印象は簡潔にまとめると
・軽い
・加速がとても良い
・応答性良いけれど、脚を止めた時の減速も速いw
・やはり名作である事には違いはなく、売ってるうちにスペアのレーゼロが欲しくなった。

結果的に買っても使わなかったら勿体ないので、スペアは買ってないんですけどね。
レーゼロは割と耐久性もあるみたいで(いろいろなお話しを聞きまして、一時期は不安になりましたが結局問題なく使い続けれています)問題がおこらなければ、スペアはそのまま出番なしになっちゃう可能性もあるんで…。

久しぶりに装着したレーゼロを履いて、ショップの待ち合わせ場所に向かう道中で既に「あれっ?こんなに速かったっけ?」と驚きながら向かいます。

待ち合わせ場所で結局私を入れて四名の方がライドに行かれるという事で、カフェマンナへ行く軽めのライドで意見は一致しまして、出発。
中橋ローソンまで半分くらいの距離を私が先頭で引っ張ります。
想像していた以上に割と向かい風もキツクない。
向かい風あるけど、キツク感じないという意味です。
まぁ身体あったまってないですし巡航速度を30~35km/hで抑え気味で走っているので、空力的にはあまり影響ないっちゃないとも言えるんですけどね。
脚もサラピンですしw
順調に中橋ローソンへ到着。
とりあえず暑さにヤラれます。
身体から熱気を逃がす為に水被ったりしながらクールダウン。
カフェマンナまで向かいます。
暑さにヤラれながら、カフェマンナに到着し冷を取りながらかき氷を注文。
すると店内に居る間にゲリラ豪雨に見舞われるw
最悪やんけw
水の侵入他、帰宅後に確認とメンテだな。
それと、今日はタイヤがBontragerのR3なんですよ。
コスパ最強の良いタイヤなんですがスリック形状過ぎて、路面が濡れたりすると弱いんですw
憂鬱になりながら、かき氷食べてアイスティ飲んでいると雨も上がり、会計などしている間に路面も濡れてはいるけれどハーフウェットくらいには回復。
暑さに助けられるとは…w

まっすぐ帰ると物足りない(下り基調)なので、クリーンセンター前登って中橋ローソンへ戻ります。
そこでクールダウンして、帰路へ。

一日通して(約70km走行)乗って感じた久しぶりのレーゼロの感想をまとめますと…

①思ったより速かった。
②誤解を恐れずに言うと、アルミホイールですけど良いカーボンホイールみたいな感触だった。
③疲れるのは早い気がするw
④思っていたより平坦巡航もいけた

①から説明すると、文字の通りで乗ってびっくり「こんなに速かったっけ」でした。クリーンセンター前の登る区間のタイム、なんとMadone SLRとAeolus RSL62で叩き出したPrivateRecordと同タイムでした。

②に関しては説明要ると思いますw
私が乗るEmonda SLR5(2018)は、ミドルグレードながらフレームが柔いと噂のモデルです。
柔いと言っても、ダメダメな柔さではないんですよ。
速くも走れますんで(速いとは言ってない。日本語難しいw)
初心者~中級者の方のロングライドに向いているというと伝わりやすいでしょうか。
そんなフレーム特性と、剛性がとても高いレーゼロの組合せ。
フレームが撓って(嫌な撓りではないです)ホイールがガッチガチのパターン。
この微妙なフレームの撓りをCX-RAYやAeroliteなどのSUSスポークの様な絶妙な撓りやリズム感と感じていたんでしょうか。
そして踏み込んだ奥で感じるホイールの堅さを、例えばRSL62のようなリムハイトが高い剛性高いエアロホイールを踏んで加速させていっているような感触と、印象をダブらせたんでしょうか。
イチ素人なので、大きな心で読んでくださいw
誤解を恐れずに自分が感じたままに少ない語彙力で表現するとこうなりますw
なんせ、悪い印象では無いです。とても良い印象でした。

③思ったより速いし、楽しいし…で、結局無意識のうちに結構踏んじゃってたんでしょうねw

④向かい風の猪名川河川敷走っている時でも、巡航36~39km/hで割と引っ張れたりしました。
時速45kmとかにならないと、エアロホイールの恩恵はわからない…
という事実はあるんでしょうけれど、脚力の無い素人だからこそわかる体感として感想を言うと「速度出せるし、巡航もこなせるけどやっぱエアロホイール(ディープリム)の方が速度を高く保ったままの巡航は楽。特に向かい風あるとその差は感じる」です。
ただ、想像以上にレーゼロでの巡航も悪く無かった。
ただ、距離があと30~50km伸びるコースの場合だとバテ具合の差はより大きくなったと思われます。往復70kmくらいの距離だからしんどかったけど、大きく差を感じるほどまでは疲弊しなかった。というのが正解なんでしょうか。
脚力あったらまた違った感想になるかと思います。

意外だったのか乗っていた自分が困惑したんですけど、Madone SLRで走っている「雰囲気」が出ていた事です。
それほどまでにレーゼロがもたらす剛性感が凄まじかった。
という事でしょうか。
ストラバ上の記録も悪く無くて、Private Record更新はならずでしたけれどクリーンセンター前の登り区間は同タイムで2位。
あと、どこだったか忘れましたがもう一か所2位(同タイム)
それ以外は3位とか自分の中での記録を出しつつも、全般的にはMadone SLRで走っている時のアベレージや記録には達していなかった。
にも関わらず、一緒に走ってくれている人も「RadiusさんがMadone SLRに乗っている時と同じくらい速い印象を持ちました」と言ってくださいました。
お気に入りで乗っているBontrager Aeolus Comp5をカスタムした手組ホイールで走っている時よりは速かったイメージだそうです…悔しいw
お気に入りのホイールは、Comp5改の方なのですけど。
二年以上乗って、ちょっと調整などが要るかもですねComp5改の方は。

それにしても、前に乗っていた時よりも断然好印象に変わりました、レーゼロ。

ちょっと脚力が付いてきた…とも言えるんでしょうか。
それでレーゼロの印象が変わった。んでしょうか。

なんにせよ、走りの魅力的な選択肢が増えて楽しかったです
Posted at 2022/08/15 20:15:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月11日 イイね!

鬼ベアリング!

ジェイテクトが定評のある高級・高性能な既存のセラミックベアリングを超える、セラミックベアリングを開発して自転車業界に殴り込み!?というと言い方悪いですが、野心的な製品を開発して自転車用のベアリングを販売始めたそうです!

その名は「鬼ベアリング」ジェイテクト製ロード用セラミックベアリング

※他にもたくさん紹介記事があるので、興味のある方は読んでください。

その価格はなんと「12万円」
ベアリングだけで12万円ですよw
たぶん、前輪と後輪分一式でのお値段だと(信じたい)思いますけど。

んで、様々な規格が乱立しているハブにおいて、「どのサイズのベアリングなんだろう?」と思って記事を読んでいると、どうもMavicのホイール用ベアリングのようです。

※Mavicとは
ツールドフランスなどの世界選手権で、レースを走る選手のスペアバイクを積んで並走している黄色いサービスカーをみたことはありませんか?
そういう方面でも有名なホイール(だけじゃないのですが、今はホイール製品が有名)メーカーがMavicです。
フランスを代表するメーカーです。

Mavicの作るホイールは、総じて良い製品が多いのですけれど
・初期の玉当たり調整がクソなので、買ったら必ず玉当たり調整は必須
(このせいでMAVICのハブは回転がクソという不名誉なイメージが付いてる…のですよ、信じがたいですが)
・補修パーツ(特にスポークなど)が一本単位で買えないので、マイナーになっちまったり、古くなったホイールを愛用している人は補修で困ったりすることが多い。=調子悪くなったら新品買ってね!と言ってるワケではないのですが、そう言ってるように錯覚するほどパーツ入手性がほぼ絶望的な製品もあります。

汎用スポーク(例えばCX-RAYとかAeroliteなど)を使ったりしていないので、MAVIC製品を買うとそうなります。
のむラボさんのように、補修用パーツを購入してストックしておいてバラ売り+修復してくださるようなショップさんはほぼ皆無です。
なのでMAVICのホイールは人気はあるものの、なんとなく浸透していないのもそういう理由です。
特に最近は、他社の完組ホイールの完成度が高くなってきているのと戦略的価格によって(中には高性能なのに20万円くらいで売っちゃってる製品もあったりする)MAVICのホイールは以前ほど売れてないんだろうと思います。

実際、悪くないらしいんですけどねー。
老舗メーカーだけに、そりゃ製品自体は良いんだろうと思います。
ただ、私も2018年からロードバイク始めたんですけど、諸先輩方からなんとなく…それとなく。
Mavicはやめときー…的なお話しを複数いただいて、現在は購入する選択肢に入ってないのはそういう理由ですw

そんな個人的なアレはさておき、そういうMAVIC用にこんな高性能かつ高級なお値段のベアリングキットをジェイテクトさんが出す!という事実にまずは驚きました。
DT SWISSのハブ用に出せば恐らく飛ぶように売れるだろうに。
それこそ発表と同時に売り切れだろうに。
MAVIC用でも即座に売り切れな可能性はもちろんありますけど。

話しがずいぶん逸れてしまいましたが、こういう「高性能なセラミックベアリング」について、四年間で私が実際に使ってみて感じた事を書きます。

①高性能なセラミックベアリングは確かに違う
ceramicspeed製のベアリングは、お店での試乗でちらっと乗ったROVAL Rapide CLX50と、先輩の同じROVALのCLX64をちょい乗りさせてもらった経験しかありません。
私が最も距離乗っているのは、Madone SLRのRSL62前輪にリコール発生して、TREKから恐らく純正スチールベアリングの供給が絶望的なので、在庫あったエンデューロ製セラミックベアリングを送ってきてくれました。
そのエンデューロ製セラミックベアリングは、純正価格でひとつ9000円(2021年秋ごろの価格)です。
そのエンデューロ製セラミックベアリングで感じた事は…
・滑らか過ぎて路面の微少な凸凹もスムーズにフィードバックされる事により、回転性能だけでなくこういう方面での性能UPも実はあったんだ!?
という驚きがまずひとつ
・確かに以前よりある程度速度を出してから脚を止めた時の失速感がやわらいだ
→最も大きな空気抵抗を発揮する乗り手の前面投影面積は変わらないのに。
 その空気抵抗で発生する損失以外の損失が体感でわかるほど変わった
 という事実に驚き。(そんなに回るんだという驚き)


②じゃあ、高性能なセラミックベアリング以外はどうなのか
TNiのひとつ1200円くらいで買える、我々素人ローディの味方みたいなリーズナブルなセラミックベアリング。
確かにお値段の割に良い回転性能を誇ります。
ただ、ド派手に①で示す高級セラミックベアリングのような「うぉ!すげぇ!!」という程の効果までは至らない。
でも、地味に凄い。そんな感じです。

③じゃあスチールベアリングはゴミなの!?
例えば、DT SWISSの350というミドルグレードに組まれている純正アッセンブルのスチールベアリングくらい回転すれば、まず何ら不満を覚えません。
むしろ①と②を知った上で発言しますが、個人的にはよっぽど「こういう体験をしてみたい!」という目的でもあるなら話しは別ですが、そうでないならひとつ400~600円で買えるこういうスチールベアリングで「十分かそれ以上に高性能だと思います」
気軽に距離乗りまくってバンバン交換して常に健康状態をコスト気にせず維持して乗りたい!となると、ワケわからんやっすいベアリングはやっぱりお値段なりに酷いと思うんですけど、ある程度以上のクオリティを保つ確かなメーカーの確かな製品であれば一周回って「結構アリじゃん!」となります。
現に私がそうなっていますw

※総括
セラミックベアリングを否定するような記事になっていますが、やっぱりそこは「素晴らしいフィーリング」が待っています。
趣味で乗るからこそ、「そのフィーリングを楽しみたい」
なので、一度は絶対に①番みたいなセラミックベアリングを経験するべきだと思います。
ジェイテクトさんの12万円wまでする高級すぎる製品は、買える財力のある方はどうぞ!ですが、そこまでは要らんのとちゃうかなw
とは思います。
ホイールもとりあえずMAVICに限られてしまいますし。

次に常用でずっと乗り続けていくなら②か③の選択肢になるんだろうと思います。
某Youtubeもやられている、こういうのに深い見識を持つ自転車屋さんとか、某有名な…方とか。
そのホイール(含む、ショートパーツも)を使いこなせないなら、使いこなせるスペックを乗りこなしている方がカッコイイ。
という価値観。
わからんでもないですけど、プロじゃないんだから実力に合わせて乗る必要も、そもそも趣味なんだからないんですよ。
ぶっちゃけ、そういう世界でそういう価値観押し付けると世の中の公道を走っている自動車の9割くらいは乗り手の技術にあってない乗り物ですよ。
乗りこなせてないのはカッコ悪いですか?
買える・乗れるんなら、それは乗り手の自由じゃないですか?

そもそも、生活する方面で生活するスキル低いからお前の住んでる自宅はお前のスペックからすれば「勿体ないし、自宅の機能を使いこなせてない」とか言われて、掘っ立て小屋に引っ越せやとか、そんなエアコン要らんだろって言われたら腹立ちませんか?

自転車も一緒だと個人的に思います。

なので、こういうお店には個人的にどんなにその店主の人が凄くて、私自身もその方の技術や理論をリスペクトしていても人として自分の楽しみ方を好ましくないと思われたりするのは心外なので、恐らく一生出入りしません。

話しが逸れましたが、面白い製品がリリースされました。
Zippの完組ホイールが1セット80万円オーバーの値付けされたりと、この業界の話題は絶えませんが、そういうタイミングだからこそ出せた製品なんじゃないかなと思いますw

ちなみに、その80万円のホイール。
アメリカ本国だとざっくり55万円
欧州圏だとユーロが今は強いのかな?為替相場も関係あると思いますが52万円
だったりするそうですわ。
私は個人的にこの80万円のホイールの真価は知りませんが、それよりリムハイトが少し小さい60万円くらいのホイールセットは何人かの人が実際に試して「あれ?」と言っていて、私のツイッターのフォロワーさんで結構裕福な方がいらっしゃって、最近衝動買いしたMadone SLR(Gen6)にその60万円のホイールを買うとおっしゃるんで、見聞きして知ってる内容を簡単に伝えて「買わない方が良いんじゃないでしょうか」と伝えたんですが、見た目にもカッコいいのでその方は買っちゃった。

で、実際に使ってみて「え!?」
となって所有してわずか1週間で売っておられた。

恐らくですけど、日本人の体格や筋力・骨格とそのホイール合ってないんですよ。
なので、ミドルグレードなどの安い製品方面以外はZipp製のホイールで良い噂を聞かないです。
日本人ライダーの多くが、メジャーリーガーの大谷翔平選手みたいに日本人離れした体格や筋力を持つようになれば、評価は変わる可能性が高いですw


話しが逸れすぎたので、この辺でw
Posted at 2022/08/11 18:39:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年08月10日 イイね!

DOGMA と MADONE の違い

Pinarelloのフラッグシップモデル「DOGMA」
TREKのフラッグシップモデル「MADONE」

どちらもエアロ性能を掲げており、DOGMAはどちらかというと「エアロ性能も備えたオールラウンダー」というイメージ。
ヒルクライム比率が多いコースだとか、そんなの関係なしにPinarelloでレースするチームは(例えば旧イネオス)DOGMAを使う。
なので、そういうイメージが強い。

TREKは、実質MADONEがメーカーのフラッグシップモデルだが、ヒルクライム比率が多いコースになるとライダーの好みや乗り方にもよりますが、多くの選手は同メーカーの「EMONDA」を選んでレースに臨む。
実質、そういう運用をされているのを我々は番組などを通じて視ている為、MADONEはゴリゴリのエアロロード。
というイメージが強い。

イチ素人がそんな両車を乗り比べてどう感じたのかを書いてみたいと思います。


Pinarello DOGMA F12 DISK(2020)

妻がひと目惚れして買う事になったDOGMA
我が家にとって初めてのPinarelloです。
買った当初はROVAL Rapide CL50 discを装着していました。
現在は、Bonrager Aeolus RSL37を装着しています。
RSL37を履いているので、以前よりもオールラウンダー寄りな印象に変わっているだろうと思います。(元々MADONEに装着していて、RSL37を装備したMADONEのイメージと重ねています。その前提で読んでいただくと、よりリアルに両車の違いがわかりやすいと思います)

DOGMAに乗った印象

まず、DOGMA 65.1だとかF8の頃の様な「剛性エグくて乗り手を選ぶ」だとかそんな印象が業界全体に強く根付く原因にもなった当時の業界自体の「重量剛性比」を追いかけまくっていた時代の「とにかくカタいw」という印象からすれば、随分とフレンドリーになっているんだろうと思います。
実際に乗った印象もカタさが印象つくのではなくて、想像以上に乗りやすいというのが第一印象です。

・それでも「エライもんに乗ってるなw」という印象を抱く
それでも、全般的にゴツイです。
同じロードバイクなのに、そういう印象を抱くのはフレーム特性のなせる業だと思います。だって、ホイールもタイヤもチューブも先にMADONEで経験済みなんですもの。
こんな軽くて応答性の良いホイール(とタイヤ)をセットしているのに、このような印象を抱くというのはフレーム剛性がやっぱり飛び抜けているからでしょうか。
でも、嫌な堅さではないんですよ。
なので冒頭で述べた「フレンドリーになってるんだろうな」とも感じるのです。

・コーナリングは正確無比。
ガッシリ感を伴いながら、しっかりと限界高くコーナリングします。
ただ、内側に切れ込むような軽量系ロードバイクのソレを想像しますが実は結構大回りしようとします。
RSL37みたいなリムハイトが抑えられたセミディープでリム重量が380gと軽く、構成するスポーク長も長いモデルで、このような印象を抱くのは意外でした。
というかむしろ、ROVAL Rapide CL50 disc履いていた時の方がもうちょっと普通っぽい印象を持ちました。=ホイールの横剛性の差?
そういう意味ではRSL37の方が踏ん張る。という印象は間違いではなかったのかも知れませんが、思ったより大回りすると言っても「鈍重」なのとは違うので、その点は誤解なきようお願いいたします。
ようは慣れの問題だと思います。
大回りする=安定している、そんな挙動に慣れると小さく曲がるのもできます。
ただ、その点はMADONEの自由度というか軽快感と比較すると、ちょっと窮屈かも知れません。

・エライもんに乗ってるイメージそのまま
エライもんに乗ってるなぁ…w
という印象そのままに、速度があまり出てないような印象を持ちます。
特ににわかで乗った私のような人間はw
でも、サイコンに表示される速度を見て驚きます。
ちゃんと速度出てる。
それだけ、安定しているという証拠でしょうか。
そして、DOGMAで「飛ばしているぅ!」と実感を持てる速度域でサイコンの表示を見ると、そういう意味で驚きますw

・手にはそれなりにクル
カーボンハンドル(一体式のDOGMA専用ハンドルTALON ULTRA)使っているのに、思ったより路面の微少な凸凹含めて手に伝わります。
このあたり、相当ソリッド。
普通、ステムとハンドルが分かれたカーボン製品の方が一体式よりも、そういう振動を伝えてくるのですけれど、TALON ULRAは…
というか見た目にもゴツイこのフロントフォークが伝えてくるんでしょうかw

※総括
四輪の方のイタリア車のすっごいのと同様…と乱暴に言っていいのかどうかw
ですが、ワケわからんけど凄いです。
そんで乗りやすい。
乗りやすく無かったらレースで勝てませんものね、その辺はこれくらいのモデルになれば当たり前でしょうけれど、それでも乗りやすい。
そんで大回りするんですけど、コーナリングひとつとってもプレジャーがあります。
日本でPinarelloが人気あるのも頷けます。
こういうの、日本人とっても弱いですw
総じて速いです。
速くて以前までのモデルよりフレンドリーになっているだろうけれど、これでロングとか走るとエライ目に合いそう…なと想像できるくらいに剛性高いです。
やっぱ、PinarelloはPinarelloなんだろうなと、私は主に知ってるのはこのF12 DISKだけですけれど(他はチョイ乗りだけ)そう想像できてしまえるほど、DOGMAはDOGMAでした。



TREK MADONE SLR9 eTAP(2021 Gen6)

第6世代目にあたる、OCLV800へマイナーチェンジしたMadone SLRです。
私が乗るモデルです。

・エアロロードなのにオールラウンダー的な乗り味を持つ。
Project ONEで発注時、まだリリース前で選べなかったのもあって購入時のホイールはBontrager Aeolus RSL37でした。(妻が乗るDOGMAに装着しているホイールです)
その関係もあって、ゴリゴリのエアロロードなのにスパスパと加速も決まるしコーナリングも小気味よく曲がります。
え、これエモンダ要らんのとちゃうのかな?重量以外はエアロ性能含めてMadoneに軍配がある。こんなに小気味よく走れるなら、マジでエモンダの存在意義ってなんだろう?と思わず考えちゃうほど、Madoneは見た目に反して走りが軽やかでした。

・Bontrager Aeolus RSL62装着後
リムハイト62㎜のディープリムを装着(写真のホイールがソレです)
した後も、RSL37と比べるとリム重量差とホイールの剛性の差もあって、確実に軽快感ではRSL37装着時の方が上ですけれど、RSL62に履き替えても大まかな印象は変わらず。
むしろ、ジャイロ効果など含めてリムハイト高いホイールが持っているだろう癖もなく、終始素直に応答性よく走ります。
このあたりが正に意外。
所有するまでは、DOGMAになんとなくそんな印象を持っていて、DOGMAで感じた内容をゴリゴリのエアロロードであるMadoneにそんな印象を持っていました。
なので実際に乗ってみて、所有してみてその印象が真逆だった事に一番驚きました。

・剛性は高いんですけど…
100km以上走るルートで走ったあと、それなりに身体にキます。
ミドルグレードのモデルで走った後よりは、キます。
なのでフレーム剛性やホイール剛性含めて、剛性高いモデルなりの身体へクル反力はそれなりにあるんだと体感しています。
が、正に絵に描いたように「嫌な堅さを持たない」を体現した乗り味で、そういう意味ではとてもフレンドリー。
レースに重きを置いたレーシングモデルだとは思えないほど、フレンドリー。
でも、レーシングモデルらしくクランクに力を込めて踏んだ瞬間にビュウゥッ!と伸びる(効果音に伸びが単純にひと伸びでは無い雰囲気を表してみましたw)のはさすがの一言です。
ヒルクライムが得意なモデルと比べると、そこは一歩劣るんでしょうけれどMadoneは登りも遅くはないと思います。
むしろ、速いんじゃないかと思います。
登りが苦手な私が、RSL62みたいなリムハイト高いディープリム履いて、Madoneで走っているのに登り区間でのPR(Private Record)更新がいまだに続いています。
平坦や下りでのPR更新はさらに凄い勢いで続いています。
非常に乗りやすい。と端的に表現できる乗り味です。

・エアロ性能はさすがの一言
向かい風だけじゃないのが現実世界で、あらゆる方向から風を受けても苦になりません。
エアロ性能だけ評価するなら、間違いなくDOGMA F12<<Madone SLRです。
DOGMAにRSL62を履かせても、この印象は変わらないと思います。
試してみないと言い切れないですけどね。
でも乗った感じでそれは強く感じます。

※総括
Madone SLRは、やはりTREKが作るロードバイクなんです。
Madone SLRは、試乗させてもらったEmonda SLRと比べても独特の高揚感があり、そこはPinarelloとはまた少し違うんですけど、アメリカメーカーが作ったロードバイクの他車とまた違って、少しラテン系の感じも受ける(これが正に意外でしたよ、私も)のが乗っていて楽しいと感じる要因になっています。
でも、やっぱりTREKが作るロードバイクなんですよ。
絶対的には肝心なところでは、バイクは黒子に徹します。
自らを主張せずにライダーの意志を忠実に反映します。
それはライダーが加えた操作「以上も以下もない」動きに反映されます。
なので速度域が高まる長めのダウンヒルなので、集中してコーナリングする時にライダーが感じるのは「路面とわたし」とポエムを描きたくなるような世界。
とても研ぎ澄まされた世界。
そして、私みたいなビビりでヘタレでそもそも二輪に慣れてない人間でも感じる「安全だと感じる速度域」ですら、まわりのライド仲間の人が「飛ばし過ぎると危ないよ~。気を付けてね~」と思わず忠告しちゃうほど高い速度域へかなりの安全マージンを持った状態で連れて行ってくれます。

自分の脚で漕ぎ、身体を使って乗るのが自転車なので、乗ってるモデルがハイエンドでも乗り手がダサかったら結局負ける。
という事実は揺るがないですけど、そんなヘタレでも高度な速度域へ機材の性能で連れて行ってくれる世界ってのは、あるんだなぁ…
という経験をさせてくれたのがMadone SLRです。


◎どちらが好きなの?
DOGMA F12 DISKは妻の為に購入したので、かなり身長差もあるのでサイズが小さいです。
なので自分のサイズにあった個体に乗ればまた印象は変わると思うんですけど、DOGMAの凄さ、みんなが憧れる理由ってのはそんなサイズが合わない個体に乗っても十分かそれ以上に乗り味に伝わってきます。

Madone SLRは、正に私が憧れたハイエンドモデルの世界です。
というか試乗でその一端は感じていたものの、実際に所有して様々なシチュエーションで経験した事で、それが想像を超える世界だったというのが正直な印象です。

今回書いた文章だけをサラッと読むと明らかにMadone SLRに軍配があるように印象を受けると思います。
実際、今一度180万円くらい予算があって、DOGMAかMadoneか選べる状況にあった場合どちらを選ぶ?というシチュエーションがあった場合、迷わずMadone SLRを私は選びます。

ですが、「どちらが好き?」と問われると正直難しいです。

どちらも好き

という気持ちが正直なところです。
ただ、実際に乗って自分の乗り方や望むモノに合致しているのはMadone SLRの方なので「どちらか選べ」つまり、一台目のハイエンドモデルとして自分で所有するならどっち?という選択肢ならMadone SLR一択なのですけれど、Madone SLRを持っている状況でもう一台何かフラッグシップを(他メーカー含めて制限なしで)選べ!という幸運に恵まれた状況になると…
たぶん、真っ先に頭の中に浮かぶのは「DOGMAが欲しい」でしょうね。
甲乙つけがたいほどにMadone SLRとDOGMAは好きです。
それくらい、凄い乗り物です。

たぶん、CanonndaleのSuperSix EVO(例のヘッドチューブ周りの対策は必須ですけど)とか他にも魅力的なモデルはあります。
同じTREKのEMONDA SLRもそうです。
ぶっちゃけ、Checkpointも気になるところですけどw
そうやって話題を拡げると際限ない話しになるのですけれど、際限ない話しになるほど魅力的なモデルで溢れている現在において、Madone SLRとDOGMAは私にとって特別なモデルになってしまっていますね。

自転車を保管している部屋にいくと、両車を眺められる環境ってのがたまらんですw

DOGMAは好きなんですけど、興味のあるDOGMAは、先々代モデルになってしまいましたがF10のリムブレーキモデル。
それと、妻も乗るF12 DISKですね。
現行モデルのDOGMA Fは、遠くから見た時のシルエットがSpecializedのVENGEっぽくなっちゃって…近くで見るとDOGMAそのものなんですけど、シートステーの分岐する高さが低くなっちゃって他のエアロロードと被って見えるのに気付いちゃってから、ちょっと熱が冷めてしまいましたw
性能だけで比較するなら、間違いなく新型が一番速いんでしょうけれど、所有した時の満足感というかロマン含めて考えると…ってやつです。

どうやったって趣味ですからねw
好きなのに乗ったら良いと思います。

ただ、以前の記事でも書きましたけどハイエンドモデルにはハイエンドモデルにしかない魅力や乗り味があるんですが、気楽に乗れるミドルグレードもとっても捨て難い。
なんにせよ、どう言っても沼です。
ハマると沼なのは事実ですねw
Posted at 2022/08/10 15:04:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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