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2022年10月19日 イイね!

Kingzydecoに乗ってみて感じたこと


今年の四月頃に「今フレーム発注しても、どうせモノが来るのが早くても年末か来年くらいだろう」と勝手に思い込んで発注をかけると驚くべき事に「Radiusさんのサイズのフレームのみ2セット在庫あるみたいで、即納ですw」とお店から連絡が。

思わぬ早期入手に繋がったフレーム。
おかげで9月の値上げ前に入手出来てちょっと安くつきました。
私が買った時点でフレーム価格は264000円。
これ日本に初導入時の時は20万円なんですよ…!!
安すぎませんか。
私が買えた時点でもコロナ禍や他の要因で値上げがあった価格なんです。
それでも実際に体験した性能と楽しさを考えたらまだまだ割安感を感じられる良い価格だったと思います。
20万円時代に買えた人たちは勝ち組ですw

そんな価格の話はさておき。

運よく入手できたこのフレームが自転車のカタチになるまで実に四か月半?五か月くらいかかりました。
全ては部品供給不足が深刻だという現状を体現しております。
最後まで届かなかった部品はBontragerのシートポストでした。
これは単に例のカーボンハンドルのリコールなどによる、TREK自身の材料調達が間に合わないほど生産に追われているという理由が大きいと思われます。
次に届かなかったのは、シマノのリアディレイラーとクランクセットです。
一応、納期がはっきりしてからきちんとその日にちに届いたのはさすが日本企業!だと感心しました。

組みあがってから、淀川河川敷周辺や泉佐野漁港、北摂と3か所走ってトータル260kmくらい乗ったので感想を書きたいと思います。

①まず楽しい
不思議と楽しいのです。
速い遅い関係なく楽しいんです。
実際、グラベルロードにしては速いので「痛快に走れる」からこそ楽しいと感じている側面はありますけれど、それだけではない不思議な楽しさがありまして、通常のロードバイクと比べると結構いいセンいくな!と感じるほど速くは走れますが、舗装路を速く走る路線で評価すると「通常のロードバイクの方がやっぱり速い。そして速く走る方面においてはロードバイクの方が楽」という結論になりますが、なんかね。不思議とね、楽しいんですよ。
レースとか勝ち負けが絡むとそうも言ってられないと思いますけれど、趣味で乗るなら遅いよりは速い方が良いのは間違いないですけど、あと長距離乗ると疲れますけれど(主にタイヤの重さによる)不思議とむっちゃ疲れてんのに「また乗りたいな」と考えている自分に気づきます。
→恐らくですが、ロード用の軽いタイヤとホイールに付け替えると楽に速く走れるだろうと思います。グラベルロードとしては買った意味がなくなりますけどw

②想像以上に素直に動く
グラベル用のタイヤといっても、タイヤについたノブは非常に背が低くセミスリック…まではいかないですが舗装路を走ることも考えられたタイヤを装着しているので、スリックタイヤを装着したロードバイクほどではないにしろ、概ね「ロードバイクってこういう挙動」だと思う範囲内でコントロールできます。
これってフレームやホイールも優れている一方で、今回選んだPirelli Cinturato Gravel clasiccというタイヤが優れている証拠でもあるでしょうね。


③フロントシングルはシンプル
グラベル路面走行時に無用なトラブルを避けるために、今回はフロントの変速機構を削ってフロントギアはシングルで組んでいただきました。
所有車でフロントシングルは初体験です。
42Tという歯数のギアを組みました。
リアスプロケットは、11-34Tの予定でしたが痛恨の発注ミスで12段のスプロケを店長はとっていたw(私が組んでもらったGRXは11段)
もうひとつは、GRXらしい11-42Tというスプロケを発注していますが納期が全く未定。
そのため、お店の在庫で使えそうなスプロケを探してもらうとロード用のアルテグラグレードの11-32Tというスプロケがあったのでそれで組んでもらっています。
歯数が2つしか違わないので、まぁなんとかなるかな…と思っていたんですけど不安になって計算してみると…
・42÷34=1.235294…(当初の予定)
・42÷32=1.3125(現状)
※参考:GRX(グラベルコンポ)らしいリアスプロケが42の場合は1.0
当初の予定の34Tスプロケでも、ロード用の少し男前な52-36Tというフロントチェーンリングを組んだ場合の36÷28=1.285714…というギア比よりはかなりマシ。結構登れるんちゃうん!?
しかし、50-34Tという最近流行ってるコンパクトドライブ組んだロードの場合は、34÷28=1.2142857…となり非常に軽い。

ちなみに、エモンダが34-28です。
手放したアレスプが36-28でちょっと男前。
両方とも経験あるのでこれらのギア比をリアルに坂道で身体に刻んでますw
登りはやっぱり34-28の方が楽。でもタイムは出にくい。
36-28はタイム出しやすいけどマジで最後はきつくなりますw
というあたりで、当初キングジデコに組む予定だった42÷34の場合の1.235294…ってギア比はマジでアリ。
低すぎず高すぎない。
割とどこでもいけるギア比だと思います。

そんで先日の感想ともラップするんですけれど、キングジデコはハイエンドモデルっぽい伸び方をします。
なので低すぎるギア比はかえってアダとなりそう。
なので今回成り行きで11-32Tスプロケ組んでますけど、走る場所を選べば割とアリ。
あるかないかという選択肢ではなくてアリ。
もっと走る場所を選ばない仕様としては11-34Tがマジで隙なしなんじゃないだろうか?と思います。

でも、先日走った北摂のライドコースみたいに激坂に突っ込まずに適度なアップダウンとあっても斜度10%前後くらいまでの道のりで楽しむなら11-32Tは絶妙にギア比がクロスしていて走っていて変速した時に「ガクン!」となって脚に来る段数がなく、スムーズにギアが繋がっていくので11-32Tの評価はかなり高いです。
普段はこのままで良いんじゃないかと思います。

ただ、デメリットとしては。
高速側のギアが足りない。
圧倒的に足りないと言えるほどの走力や脚力がない私でも足りないと言えちゃうほど頭打ち。
気付くとトップギアに入っちゃってます。(主にダウンヒルや巡航時)
そこのギアレンジの広さは、やっぱりフロント2速には敵いませんね~。

④剛性が高い
フロントディスクが立ち漕ぎ時などにパッドと擦って音が鳴る。
と先日の記事で書きました。
それの理由がわかりました。

シマノのディスクローター厚みは新品時に1.8㎜
SRAMのディスクローター厚みは新品時に1.85㎜

ロードバイクにセットした時のパッドとローターとのクリアランスは片側で0.2㎜と言われています。
それをハナから0.05㎜製品で削ってます。
さらに、フロントのブレーキに関しては「イタリア車あるある」で納車前に干渉してましたw
フラットマウントを受けるフォーク側の方が「平滑度」というか「平行」が生産精度の問題で出てなかったんです(非常にわずかな誤差)
それをお店で修正してくれたんですけど、どちらか左右に少しだけ偏心してます。
普段の走行ではそれで問題ないんですけど、制動力を発揮するほどは接触してないんですけれど顕微鏡の世界くらいで本当に極僅かに接触してるんですね。
直進時で既にw
もう気にせんと乗ってますけれど、そんな状態で立ち漕ぎでフレームやフォークに変位をおこさせるような漕ぎ方をすれば剛性高いったって変位量0㎜なほど完全剛体なワケはないので僅かに変位します。
その時にディスクとパッドが擦れてシュッシュと異音がするわけですが、ここで私は気づいたんです。

直進時で既にむっちゃくちゃわずかに擦ってる(走行には問題ない程度で)
それから変位するほど左右にバイクを振って乗ってるのにも関わらず、大きく干渉した時特有の「シャンシャン!」だとか「シャリシャリシャリ…」という音が鳴るのではなくて「シュッシュッ」と僅かに鳴るのみ。
なんなら車が近くを走ってるとその音はむっちゃ注意していても聞き取れないほどの音量でしかない。

というあたりと、実際に乗った時に「剛性が足りないという乗ってて不安になる動きはなかった」という記事を書いていると思うのですけど、その体験と合わせて考えた場合、それとライントレース性の正確さも合わせて考えたら。
やっぱキングジデコは剛性高いんだろうなって思いました。

ていうか走っていて気持ちいいので良しとしますw
(説明なげーよ)


⑤グラベル用ハンドルは操作性が良い
今回、Bontrager GR Elite Handle barを使っています。
これが操作性優秀で非常にいいんですけど、贅沢にもカーボンハンドルに慣れてしまった現在の身ではこれで長距離走るとちょっと手が痺れます。
全然ひどくもないんですけど、やっぱりアルミとカーボンの差は感じます。
だからといって、カーボンハンドルでこのアルミハンドルと同じくらい快適に操作できる製品を私はまだ知らないので、しばらくはコレを使おうと思います。
本当に操作のしやすさで惚れたのは久しぶりです。
(Madone SLR純正ハンドルが今は一番好きです)


※総括
今のところ、好印象しかありません。
グラベル用タイヤのおかげで舗装路を走る点においては、通常のロードバイクより負荷が高まっているので「楽しみながら良いトレーニングになる」のです。
走れる路面の自由度も高まっていますし、私のように「ほぼ、グラベルを走らないw」という趣味でロードに週末乗って楽しむ人間でも実際に所有して乗ってみて思うのがグラベルはアリ!という結論です。
今まで走り慣れた道も「これで登れるだろうか?」というチャレンジに変わるんですよ。一回目だけですけどw
グラベル買ってもなぁ…
走るところが(日本では)ほとんどないからなぁ。
グラベルらしい走らせ方が欧米みたいにできんもんなぁ…
って悩まず、興味あって欲しかったらGO!です。
Kingzydecoみたいにバイクパッキング方面も本格的に対応しているモデルほどではないにしろ、通常のロードバイクよりはダボが多数設定されているので慣れてきて走り方とか楽しみ方に余裕ができてきた時に、そういう方面でも楽しめる楽しみが出てくるんですよ。
私はまだ普通にロードバイクみたいな乗り方をするだけでも十分に楽しめるんで、まだそういう方面にはいかないですけれど選択肢が拡がるのでグラベルロードはおススメですね。
妻が乗るJAMIS RENEGADE S5のような低価格なのにしっかり走るモデルの場合なら、街乗りも気軽にできます。
それでも盗まれたり悪戯された嫌な気分になりますけど数十万円するモデルでそれをやられるよりは精神的ダメージが小さい。
なので気兼ねなくどこでもマジで乗っていける。
それもそれでアリだと思います。
実際、妻はクロスバイクより安定して走れて気軽に駐輪場に(それなりの対策はもちろんしてますが)施錠して置いておけるのはありがたい。って言ってます。
もちろんそれでも半日置いたりとかはしてませんけど。

グラベルロード、流行ってる理由がなんかわかるな。
って思いました。

普通に一般的なロードバイク用途で乗るなら、もちろん通常のロードバイクの方が速いですし快適ですw
ただ乗り心地とかはタイヤのキャパの差でグラベルロードの方が楽です。
この辺の表現は矛盾しているみたいに見えると思いますw

なんにせよ、変な電子制御のごまかしやら帳尻合わせやらが単純に何にも介在していない純然たる機械の精度や強度や剛性バランスだけで支配されていて、それの上に跨って体重移動しながら走れるロードバイク(やマウンテンバイク)は今のクルマたちが失ったモノを持っています。

乗り物好きならぜひ、一度乗ってみてください。

追伸
大台ケ原を車で登っていく時に、ロードバイクでヒルクライムしている人たちを見かけました。
単純に逆立ちしても自分にできない事にチャレンジしている人たちにすげぇ!!
と感心する一方で、当時の私は「エンジンのついてない乗り物に数十万やら百万もお金かけるのは理解できないな…」と思ったのも事実なんです。
そんな私が今やどっぷりハマってますw
そこそこ程度の良い911カレラの中古一台買えるくらい、ロードバイクにお金突っ込んでしまいましたw
Posted at 2022/10/19 15:23:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2022年10月19日 イイね!

そういえば…

写真撮るのを忘れていました。

私が乗るMadone SLRはGen6とTREKが表現している第六世代のモデルです。
Project oneで発注したタイミングでは、現在使っているAeolus RSL62は未発表でしたし、Aeolus RSL saddleも未発表でした。
なので発注したメニューは、当時買えたAeolus RSL37(現在は妻がドグマで使用)で、サドルはAeolus pro145でした。

リアライトはシートポストにジャストフィットするBontragerのアレです。
(商品名ググるのめんどうになりましたwすみません)
TREK乗りなら定番のリアライトです。

そんで、今回のスイスストップのディスクローターとパッドを組むタイミングでやっと発注していたサドルが届いたんですよ。
RSL saddleが。

使っていたPro145は同じショップのライド仲間の方へ譲って、RSLサドルを取り付け…

…なに!?

Aeolus pro145と非常に酷似した形状していますが、RSLサドルでは左右に分かれたパッドを繋ぐ中央後部にあるプレートが、Pro145よりもカクっと曲がって下がっています。
下がっているところがポイントw
そうです。
シートポストにジャストフィットしているリアライトがカッチリとこのプレートと嚙み合ってサドルを組むと取り外しができなくなりますw

なんでこんな変更を加えるんだTREKはw

あ、なるほど。
Gen7世代(最新型)のMadone SLRにこのサドルを使うと今回のデザインで空力がさらにちょっと上がるとか、そんな効果を狙ってこういうデザインに改められたのか!?
今後販売されるPro145もこのRSLと同じ形状になるなら…
Kingzydeco用に購入したPro145大事に使わないといけないなw
割とマジでw

一瞬、KingzydecoにこのRSLサドルを。
Madone SLRにPro145を戻そうかと悩みました。
だってリアライト外せないんですもの。
充電めんどくさいw

まぁでも。
充電は長めのUSBケーブル使って充電すりゃいいか。
とりあえずはそれでだましだまし使うとして、長い目で考えるとやっぱり取り外しができる方が良いので、何らかの対策は考えようと思います。
って言っても、結局はリアライト製品を別のものへ交換する。
そんな解決策しかないでしょうけれど。

しかし、シートポストと綺麗に繋がる今のマウント方式気に入ってんですけどねー。

リアライト交換したくないってなると、わざわざ30数g軽量化の為に五万円も払って買ったサドルだけど、それをKingzydecoか妻のドグマに移植して、Madone SLRにはAeolus pro145に戻して乗る方法しか今は思いつかないですね~w
(妻のドグマもAeolus pro145なんです)

RSLサドル狙ってんねん!
って方はご注意を。
しかし、30数g変わって何が変わるん?って感じなんですけど、プラシーボでしかないと思いますけどやっぱちょっと車体振る時に楽な気がしますw
あと加減速もほんのり楽になったような…ってこれは完全にプラシーボだろうな。

でも、150gを切る軽量サドルの割に座り心地も全く問題ないですし良い時代になりつつありますね~。
製品の性能は。
価格を除けばw
Posted at 2022/10/19 09:16:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月17日 イイね!

ワロタ

気候変動活動家が石油使用に抗議!電気自動車を発売していない「アストンマーティン」ショールームに油性ペンキをぶちまける…

ツイッターのタイムラインに流れてきて思わず笑いました。

この記事にも書いてある通り、ツイッターのコメントがまた秀逸でした。

・そのペンキが石油化学系塗料では
・油性のペンキを希釈する有機溶剤の原料も石油ではなかったか。
・このペンキを落とすために使用する洗剤なども環境破壊につながるのでは
・電気自動車にしたら環境が守られるっていうのが正しいのかどうかすら自分の中で答えが出てないのよ…誰か早く答えを教えてくれ。

などなど。
素早いつっこみに溢れていますw

眼鏡とか服装も指摘に上がってましたw
あなたが着用している眼鏡や衣服は何からできているんでしょうねぇ…と突っ込み入ってました。

ゴッホの絵画にトマトソースをかけたっていうトンデモ行動がありましたが、何にも共感できませんしこういう人たちって何を考えて毎日生きているんでしょうねぇ。
電気自動車作ってねぇ!とか言ってこんなアホ丸出しな過激行動とってる暇があったらミサイル連射している某国に「なんちゅう量のCO2発生させとんじゃワレ」って直接文句言ってきてほしい。

アストンマーティンなんて、全世界でいったい何台売れてますのん?
売れたアストンが一台あたり、年間平均で何リットルのガソリンを消費しますのん?(SUVタイプは走るかもですけど)
それって、世界中で走りまくってるEVでもEVを走らせる為に消費している発電に使っているエネルギーが発生させているCO2の方が実はアストンマーティン車が実際に発生させている年間当たりの平均CO2発生量より多いんじゃないの?

ちょっと考えれば疑問だらけの環境問題。

私自身も本当はどんな対応策が大事で、今後はどうするべきか。
というのはわかりません。確かにわかりません。

ですが、こんな過激な行動をとる必要性とかはもっとわかりませんw

ヴィーガン系の人たちもそうですけど、なんか極端な志向を持つひとびとって変わってんなぁ…って思います。
何事もバランスが大事なんじゃないのかなって思います。
Posted at 2022/10/17 16:06:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月17日 イイね!

先週末は久しぶりに二連休でした!

先週末は二連休でした。
本当に久しぶりに二連休。
やっぱ休みは二日ないと、いろいろ用事済ませたりリフレッシュ難しいっす。
常に日曜日も出勤か、よくて日曜日休みのみだったら
さすがに疲れまっせw



まずは土曜日。
土曜日はやってみたかったキングジデコで走り慣れた北摂を含む約100kmの道のりをライドして来ました。
いつも通り、大阪市内の道を走り阪急沿線を走って猪名川河川敷へ出て通称中橋ローソンまでいき、そこから猪名川道の駅そばを走って里山街道を走り、木器亭へと行くルートです。
妻はにもせっかくJAMISあるんだから、一緒にグラベルロードで走ろうや。
って言うと「近場(往復50km程度)なら良いけど、100km超えるルートでアップダウンもあったら私はグラベルロードで走るのは無理やw」
という事でドグマです。
妻だけプロのやつw
走行性能には相当差があります(舗装路比較時)

そんなこんなで、私がずっと先頭を引っ張ります。
風受けになってしんどいんですけど、ドグマでぴゅっと加速されたとして…
追いつく為に加速する時に脚を削れるので(特にそれが繰り返されると)私が先頭走った方が楽なんですw



向かい風がないことはないですけど、普段よりははるかに穏やかw
なので良いペースで走ることができまして無事に里山街道の有名なバス停のところで自販機休憩。
我が家のロードバイクの中で、最もギアが低くならないwという組み合わせになっちゃったグラベルロード(キングジデコ)ですが、想像以上にちゃんと登ります。
むしろ、割といい伸びを示します。
これできちんと発注していたスプロケ来てたら…w
とは思いましたが、心配していたまぁまぁな登り勾配でも登れます。



木器亭ではカキフライとホタテのフライをいただきました。
ここの定食は本当においしい…!!


木器亭を後にし、大坂峠をこえて下ると見事なコスモスを見ることができました。
北摂のいろいろが旬を迎えているみたいで、ここ最近稀にみるくらい
割とマイナーな場所まで車の通行が多かったんですが、このコスモス畑を見て納得しました。
これだけ見事に咲いていたら、そりゃ~見に行きたくなりますよ☆

食後の登りという事で、大坂峠が登れるのか一番心配だったんです。
最悪、足ついて休憩。もしくは、キツ過ぎたら手で押して上がったらいっか。
と腹をくくって登ったんですが、あっさりと登り切って拍子抜け。
(タイムが速かったとは言ってないw)
結構、登ります。
登り方の特徴っていうか、踏み込んだ時の伸び方というか。
誤解を恐れずにいうと「なんかマドンの雰囲気ある」登り方してました。
なのでギア比を低くして楽して登るのはもちろん楽勝ですけれど(そうなるとフレーム特性とかホイールの性能は関係ないことはないけど、性能差が小さくなるwギア比で軽くして回転上げて走るだけになるのでw)マドンと似た伸び方を示す良いフレームなので、キングジデコで速く走るならわざとギアを一段か二段上げてトルク掛けながら回していくと、良いタイムが出ると思われます…。
そんだけ脚削られますけどww

※総評だすにはまだライド三回目?四回目?なので気が早いですけど、ざっくりまとめると。
・キングジデコは噂以上に走ると思う。
・これが一番大きいのですが、楽しい。
・でもやっぱりタイヤがグラベル用なので重い=距離乗ると身体にくるw
・信号待ち含むストップ&ゴーが続くと上記の理由できつい。
・北摂みたいに信号があまりない場所に行くと、回転慣性で車速を保ちやすいのである意味楽ちんといえる。実際に楽。
=走る場所で相当疲れ方に差が出るという特徴があると言える
→グラベルバイクにロード用ホイールとタイヤはかせたら見た目細くて貧弱になっちまってルックスはどうなんだwとなりますが、そういう組み合わせをするとやっぱりロードバイクな走りを披露すると思います。
・長所と短所が表裏一体となりますが、そのグラベルタイヤのおかげで走行性能の安定性は抜群。
ロードバイクよりかは、どこでも走れる自由度の高さは楽しさにつながります。

そんでこれ↓

最後に部品が届いたBontragerのRSLシートポストですけど、これでも走りは変わりました。
カッチリしているのにしなやか?
このシートポスト、真円形状ではないんですよ。
クランプで固定するあたりまでは真円形状なんですけど、そこから上の部分は前後方向平になるように成型されているのです。
ここで断面性能を落として若干、撓るようになってるんでしょうか。
ペダリング効率の邪魔にならない程度のリジット感をきっちり残してありながら、微妙になんか快適でしたw(語彙力



続いて、日曜日。



ようやくマドンがなおって動作などを確認しながらのライドへ行きました。
土曜日に北摂を100km超えて走っている(しかもグラベルロードでw)ので、アクティブレストを兼ねたライドと割り切って近場を走って帰る予定でいきました。(清滝峠登ったら帰ろ程度の気持ち)
日曜日はショップ練があるので、本当なら土曜日の夕方にマドンを受け取りに行けばよかったんですけど自宅で養生(ストレッチなど)してしまってましたw
なので朝イチの集合時間のタイミングで、自宅から徒歩でお店まで行ってマドンを受け取って走行にいきました。
他のみんなは北摂へ行くという事で、私ともう一人マドンに乗る先輩の方と清滝峠へ。

うむ。
無事にリアブレーキが「勝手にずれていってディスクローターとパッドが干渉してしまう」症状は克服されている。
どうも二本のボルトでフレームへ固定されているうちの一本のネジが不良だったみたいです。(今までは奇跡的にそれで固定されていたw)
とりあえず応急処置でなおっています。
スラム純正のボルトを取り寄せて修理するか。
今後もこういう事があった時にパーツの入手性を重視してスラムのコンポだけどシマノの純正ボルトで修理するか。
どちらか選んで処置します。そしたら修理完了。

話をライドに戻して、疲れている身体で久しぶりに乗るマドンは良く走りますw
そして、やっぱり軽い。(絶対的な重量ではなく、走行感覚)
スルっと車速を伸ばします。
ショップから清滝ふもとのファミマまで40分くらいで到着したんじゃないでしょうか(しっかり時計確認しておきゃよかった)
多めにみて45分としておきます。
疲れた体でずっと先頭引っ張って風受けしながら走って45分でファミマ到着は、やっぱマドンはえぇなwと感心しました。
※この時、ずっと先頭走ってる理由はグラベルロードで妻の前をずっと走るのと同じ理由です。
先輩の方が速いから加減してもらいながら走るのは難しいのと、ぴゅっと加速された時に私が辛いwので。

清滝峠登っている時にやらかしました。

なんかね、割と良いペースで登れるんですよ。
体重もあって登りが苦手な私が。
前半の途中まで先輩の背中見えたまま走れたんですよ。
でも、途中からキツクなる。
なんかね、重くなる。
あ、ひょっとしてブレーキ…と思って後輪側を覗くと…

ギア下げるの忘れて登っていたw
(フロントは軽くなるインナーに入ってます)
インナーローでも良いのに、四枚くらい上のギア使ってた。
そりゃしんどいわw
私はギア段数をガーミンに表示する選択肢を選んでないんですw
時々やりがちなミスだけど、ギア1~2枚はあるけど4枚は初体験。

ひょっとして、ビッグプーリーだから?
だから失速せずにクランク回せていたのかもしれない。
なんせ、今回が初めてのビッグプーリー体験みたいなものですからねw
前回はブレーキトラブルで酷かったので。
気を取り直して、ローまで一気に落とす。

あ…極楽w

昨日の疲れもあって、その後ギアを上げる事もできずw

という事で、危なげなく登り切りましたけどタイム的には振るわずw
でも、きついながらも不思議と身体は少し楽。
この辺がTREKのバイクの良さ。
まぁそれでもマドンはやっぱりフレーム剛性が高いので、エモンダよりも後から疲れは来ますけれどねw

そこで気をよくして先輩にお願いしてTOJ京田辺のコースも走ることにしました。
ここも遅いなりにきっちりと走れます。
ビッグプーリーの恩恵を感じながら。
しかし、これ。
ビッグプーリーの良さ。
これをどう言語化すれば伝わるんだろう…。
一言で楽というのも違う気がします。

そして、この日にスイスストップのディスクローターとブレーキパッドのシェイクダウンでもあります。
ブレーキの慣らしをしないといけません。
いきなりTOJ京田辺走ったのは良くなかったかもしれませんw
強烈な下りセクションがあるんですけど、そこを走っている時にブレーキング時に今まで聞いたことがないくらい盛大に音が鳴ります。
そして、シマノのブレーキディスクローターみたいに熱で歪んだのかブレーキレバーをリリースしても、シャリシャリガンガン(このあたりでとても大きな音だと認識していただきたい)音が鳴ります。
これには私も参りしました。
ただ、制動力などに問題がないので熱で歪むんだったらシマノのローターみたいに使ってりゃそのうり音鳴りしなくなるだろうw
と楽観視しまして、制動力やコントロール性に問題がないかだけ意識して乗っていると…

あれ?

今までの異音祭りはなんだったんだ?
というくらいに急に静かになる。
後でわかるんですけど、慣らしの初期だけ「初期歪み」みたいなのがスイスストップのローターにはあるんでしょうかw


それはさておき、そうやって走り続けていよいよ最後の登り。
民家の間を抜けて行って精華町に戻るところですね。
そんなにきつい勾配はないんですけど、さんざん登ってきて疲れているので登りが苦手な人間にとっていやーなところですw

そんで最後、貯水池の横の道を走ってまるで壁みたいな距離は短いんですけど斜度が20%を超えている坂を駆け上がるセクション。

ちゃんと登れるんですけど、微妙に脚に来る。
妙に重く感じる。

ああ、ブレーキか。
とうとうブレーキキャリパーずれる癖が出てしまったのか(応急処置だし)
そう考えて最後の斜度20%超えてる坂のちょい手前のところでロードを停めて確かめる(前輪と後輪を空転させて確認)

あれ?
接触音もなく、綺麗に回っている。
じゃあ、単純にわたしが疲れているだけかw

機材が疑わしくないとわかるだけで力は振り絞れますw
それでもやっぱり重い。
斜度20%超えてる短い坂は立ち漕ぎで無理やり勢いでクリアするんですけど、連日の疲れもあって今までにない難易度に感じますw

それでも途中で倒れたらヤバイ以外の言葉がないので根性で登り切って休憩w
その時にフロントチェーンリングを確かめると…アウター(重い方)にギア入ってるやん…w
しかも電動コンポなのでアウターローにギア入れられないんです。
つまり、後ろのスプロケット側も一枚重い側へチェーンがかかっている状態。
そりゃキッツイはずだわw
いつからか知らんけど、機材トラブル疑うほどだったんで民家の間を抜けるルート入ったところあたりからずっとアウターで登ってたんだろうな…

という事もありましたw
それにしても、疲れ切った身体で登れてしまうという事はビッグプーリーの効果でもあるんですかね?w
ビッグプーリー効果も、次回以降に感想持越しですね。

最後に大阪市内へ戻る帰路でのこと。
先輩に迷惑かけちゃいかんと思い、私は脚が終わったんで休憩しながら帰ります。というとサポートにまわられるので、敢えて
「レーパンのパッドがずれてサドルとパッドに尻肉挟まれてちょっと痛いんで、ケツ休ませながら帰りますw」
と伝えて先に帰っていただき、私はマイペースに走ることに徹しました。
もうね、第二京阪下の道にある登り勾配でもきついんですよw
インナーローまで落として9~10km/hくらいで登るのがやっとなくらい脚終わってます。

なのに、平坦。
平坦に入るとマドンは26km/hは余裕。
いくらゆっくり帰ると言っても、それくらいは出さないとかえって帰宅時間が長くなってしんどいんですよ。
その最低限出したい速度出すのが余裕。
そんで疲れていて風もたまに吹くのに30km/hを超えて走れるんですよ。
その辺の体験も含めて、改めてMadone SLRは凄いな!と感心しました。
いくらエモンダやキングジデコがお値段の割によく走って、速い。
と言っても、なんかキャパが違いますね。
なんといえばいいんでしょう。
不思議な感覚でした。

そんな出来事にも助けられて、いたずらに時間がかかって帰宅が遅れた。
ってこともなく普通の時間くらいで帰れました。
本当にこれ、体験した人にしか伝わりにくいかもですけれど凄い。
改めて、Madone凄い。



清滝峠とTOJ京田辺を走り終えた(走行距離にして約65km)スイスストップのディスクローターの写真です。
黄色いブレーキパッドがなんかちょっと気持ちあがります。

写真でみると、なんか普通に見えますが実物を見るとローターが削れているところがグレーメタリックみたいな色に見えるんですよ。
車用のサーキット走行用パッドでローターに被膜作った後みたいな雰囲気というと伝わるでしょうか。
これが形成されたら、ローターの摩耗を抑えることができる=メーカーの謳い文句通り優れた耐久性!!というヤツにつながるんでしょうか。

ブレーキのフィーリングですが、タッチ、利き、コントロール性全てにおいて一番好きかもしれません。
シマノの油圧システムも、SRAMの油圧システムも体験しましたが
正直シマノとスラムの「フィーリングなどの感覚面においては」そんなに差を感じません。
若干、スラムの方が好き…かな。いや、シマノのフィーリングも良いよなぁ。
というくらいの感覚。
ディスクローターの熱による歪む率などの方面に評価を絞るとSRAMの圧勝。
そういう意味ではシマノのディスクローターは個人的には使いたくないなと思うほどw(なのでキングジデコにはSRAM REDのディスクローター組んでます=異音ないですよ~!下りでブレーキかけまくっても!)

そんな感じで我が家のロードバイクは使っているんですけど、スイスストップのディスクローターとパッドのフィーリングはとても好きな部類です。
まだ性能を評価するには、経験しているシチュエーションが足りないのと
あとは耐久性など含めた信頼性も評価してこそなので、最終的な評価は保留ですけれど、ファーストインプレッションは初期の謎の異音祭りがあった以外は印象がとてもよかったですw
Posted at 2022/10/17 09:11:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年10月12日 イイね!

ENVE MELEE

ロードバイクのホイールブランドとして有名なENVE
私は縁がなくて入手した事はないですが、性能は確かな性能を誇る製品のようです。
ただ、価格が価格なのでなかなか手を出しにくい価格なんですけれどねw
それはZippも同じです。
Zippは303sや303 firecrestという製品でグッとお求めやすい価格帯まで降りてきてくれましたが、それ以外の製品はやはり高嶺の花w
ENVEもなんとなく(実売価格まで把握できてないんですけど定価見る限り)そんな高嶺の花のイメージが強いですw

ガチ勢がガチる為に買う。
そんなイメージ→ZippとENVE
特にZippのハイエンドモデルは、日本人ユーザー間ではあまり良い噂を聞きません。
たぶん、骨格から欧米人向けなんですよ。
欧米化が進んだ一部のトッププロ以外は、日本人には踏み抜けないホイールなんですよきっとw
だから評判が良くないんですよ。たぶん。知らんけど。
ENVEのハイエンドモデルもそうなのかまでは、縁がなさすぎて(というかあまり調べたり見聞きしなかったので)知らないのです。

話がちょっと逸れ過ぎましたがw
ENVEはとても実績もある有名ブランドです。
そんなENVEがこの度、日本へ12本限定でENVEオリジナル設計のエアロフレームをリリースすると!!
そんなニュースをいまさら知りましたw

ENVE MELEE
ENVE(エンヴィ)からリリースされるMELEE(メレー…殴るって意味!?よく米国製のゲームで見かけるけどw)というモデルです。
フレームもフォークも、実測重量を公式HPで画像にて公開していますが、数値を見る限り「フツー」の範囲に収まっています。
塗装込みだとしても…フツーです。
フツーじゃないんですけれどね、他の有名メーカー大御所が出すエアロモデルはゴリッゴリのエアロロードでもフレーム単体で1kg前後、フォークで400gいくかいかないか、という軽さです。
MELEEはゴリッゴリのエアロに見えません。
どちらかというとTARMAC SL7に近い、セミエアロといっても一世代か二世代前くらいのゴリッゴリのエアロモデルくらいの空力性能は持っていて、それでいて軽量化へ振った。
そんな感じに見えます。
そういう目線で見ると、軽さが足りない。
今はそういうジャンルのモデルはフレーム重量が700~800g台であることも珍しくなくなりつつあります。
フォーク重量に至っては350g~400g内です。

そう、お値段の割に目ぼしいスペックは見当たらない。
大御所が出すモデルのように試乗して決めれるならまだいいですが、こういう限定フレームだと試乗車なんて用意できない。

完全にバクチですw
バクチ過ぎてワロエナイw

専用ステムやハンドルまで付いてくるのは良いんですけど、ステム長後から選べるの?
買うときに最初から選べるの?
合わないときは汎用品になっちゃうの?
それともワイヤーや電装系やブレーキ系統を内装するために専用ステムしか受け付けない系だったり…したら、余計にバクチ。
バクチ過ぎてワロエナイ

ハンドル幅も選べるんですかね…
汎用品使えるだろうけれど。さすがにハンドルは。

そして、最大の注目点がディレイラーハンガー。
これが専用品だったら、まーじでワロエナイ
ロードバイクを組んで、床の間に飾る盆栽としてしか使えないです。
ディレイラーハンガーは汎用品使える設計ですよね?ね?ね?

と、買えないし、買わない。
そんな人間のたわごとでした
Posted at 2022/10/12 12:01:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記

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