普段からライドでお世話になっている先輩の、以前からちょいちょい記事にしていた謎のシミー現象に悩まされた挙句、TREKに相談したところTREKは真摯にその個体を調査とかして実際にTREK社員の方もシミー現象を体験・確認。
・フロントISO Speed機構に専用のスペーサーをかまして対策。
(こういう手法が用意されていた時点で、そのモデルのDOMANEは割とシミー現象の報告があったんだろうか?と推測できますが、TREK側からは説明はありません)
→多少、出る領域は減ったものの根本的な解決に至らず。
・フロントフォークを新品に入れ替え
→高価なSLRグレードのフォークを入れ替え!!
しかし、根本的な解決に至らず。(この時に気付くべきであった)
・新品フレームを用意して、フレームセットごと交換します。
その際、ISO Speedを最初から持ってないEmonda SLRか、それともMadone SLRか、なんでもあなたのお好きなフレームを選んでください。
という太っ腹なTREKの対応に聞いてる我々も感動。
→先輩はEmonda SLR(密かに憧れていた)を選んだ。
そのシェイクダウンライドが昨日でした。
昼からライド仲間の忘年会があるので、清滝峠をサクッと登ってみて先輩のEmonda SLRの具合を確かめてみよう!
そんで帰宅後は速やかにシャワー浴びて用意して忘年会に参加しよう!
という非常にコンパクトなライド。
そこで不幸な事がおこりました(2つ)
清滝峠を登るところまでは順調。
Emonda SLRのフレームの感触に先輩は「良い乗り味で楽しい~!」とご満悦。
しかし、清滝峠の下りで事はおきた。
そう、悪夢のシミー現象再び…
なんと、あれだけ悩まされたシミー現象の原因(大元…とも解釈できますが、ホイールだけではないとは考えられる。しかし、それを証明するにはバラしたDOMANE SLRを再び一台の自転車へ組んで他のホイールをセットして…と、様々な手間が発生します。TREKは果たしてそこまでやるのかどうか)が、ホイールだったとは…。
そんで、みんな驚いたのが「え、ホイールも怪しいからホイールも確かめてって言ってたよな…」という事実です。
私も進言した記憶があります。
なんなら、私が持っているRSL系のホイールでも試しますか?
まで言いましたよ、マジで。
ただ、私のホイール試着している時に不可抗力でも何らか事故などがあったら精神的にきついから(申し訳ないという気持ち)遠慮します。
という流れでユーザー間での試しはしてないのは確かですが、メーカー側というか代理店の人らやっておいてくれよwwww
(もうシミーはフレーム側…という思い込みが発生するほど、この年次のドマーネのフレームはこういう不具合件数が多かったのか?としか勘ぐれないです)
Emondaのフレームでシミー現象は全くない…というと嘘になるでしょうけれど、たくさんの個体を見ていますが、一件もありません。
うちのEmondaもモデルが違うとはいえ、シミー現象の「シ」の字もありません。
妻のEmonda SLRも兆候すらありません。
確認作業は要ります。
万にひとつがあり得ますので。(そこまでの引きを引き当てたとすると、先輩の強運…というか、不幸がすごい。)
とりあえず、また預かり案件になってホイールの方の手当てを段取り。
ってカタチになりました。
もう一つのいろいろあった件は、私のロードバイクです。
そのシェイクダウンライドの途中で、何か踏んだんですよね。
結構な音がして、高速道路の遮音壁?に弾かれた石が当たる音がして「あ、石ころ気付かずに踏んじゃった!気を付けないと…」そんな程度の認識で走行を続けました。
パンクしなかったので、ラッキー程度の気持ちでした。
その後のヒルクライムもダウンヒルも問題なく走行でき、シミー現象再び!にみんな驚きと落胆…し、帰路の途中で気付きました。
なんかタイヤのトレッド面に亀裂じゃないですけど、そう見えるくらいの切り傷が。
ようパンクしなかったな…と思うと同時に「恐らくタイヤ交換か…」とちょっとショックw
お値段上がってる時期にまだ3500kmは使える余力を残すタイヤが逝くなんて…w
なんて考えつつ、ワンチャンまだ使える可能性はないか店長に相談しよう!
つー事でお店に帰着。
タイヤの状況を見せて相談…しようとしましたが、タイヤの状況が変わっていて私も店長も「このタイヤを使用するのは即刻やめた方が良いですね」と言っちゃう状況に変化していました。
チューブに押されてタイヤの亀裂からちょっとだけチューブが「こんにちは」していたんですよ。
こうなると裂けるのは時間の問題。
お店に帰りつくまでよーもってくれた。
タイヤ交換するにも、偶然その良いサイズが年末セールで売れまくっている関係とコロナ禍などの影響でそもそも品薄なのも手伝って「無い」
どうしよw
前輪無かったら帰れんてw
そこで図らずしも、もうひとつのシェイクダウン。

後輩の子に先に貸してましたが、私自身はこの手組ホイール初体験。
キングジデコの舗装路用に組んでもらった手組ホイールのシェイクダウンとなりました。
自宅までまっすぐ帰らずにちょっと遠回りとか寄り道して帰っちゃいましたよw
忘年会あるってのに。
想像していた以上に気持ちよく走れるホイールでした。
マドンのフレームやフォークの剛性に負けてないですよ。
飛ばすとやっぱりRSL62との空力の差ってのを感じます。
見た目の印象として「エアロロードはこう」みたいな認識を無視して楽しめるホイールとして使うのはアリ。
大あり。
リムハイト高くないとかっこ悪いという人は必ず居るでしょうけれど、ひとつの乗り物として楽しむ選択肢としてこのホイールはアリ。
本当にアリ。
手組でも完組ホイールのハイエンドに近い製品と良い勝負…する・できるホイールが組めるって凄いな!と感動しましたね。
キングジデコにも組んでみて乗ってみたいですね。
ただ、お店と自宅の近所をチョロチョロ走っただけなんで、ヒルクライムやダウンヒルも試してみたいところ。
近所をちょろちょろ走っただけですが、ダウンヒルのフィーリングは抜群に良いだろうなぁとは想像はできますけど。
ますまずCX-RAY信者になりそうですw
お値段考えると破格の性能とフィーリングでした。
後輪が組みあがるのが楽しみ…ですが、先に先輩のEmonda問題解決ですね~。