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radius-meganeRSのブログ一覧

2023年01月24日 イイね!

最近なんでも値上がり

妻のドグマに組んでいるDi2を外して、SRAM eTAP AXSへ組み替えたいなと常々思っています。
ただ、単に買い替えとなるとSRAM RED eTAP AXSはフルセット約70万円していて死ねるんですよ。
自転車のパーツで大事な駆動系とは言え、70万円は死ねますww

話題は変わって、うちのMadone SLRは52-36T相当のギア比となる。
という触れ込みで48-35Tというチェーンリングを選択しています。
当時のSRAMで選べるチェーンリングのサイズが50-37T、48-35T、46-33Tの大きく三種類だったんですよ。
それの真ん中のサイズですね。
三年近く使ってやっぱりそうなんですけど、48Tは48Tなんですよ。
フロントギアちっちゃいんです…。
トップギアのギア比で言えば、52÷11=4.7…に対して48÷10=4.8となって確かに52-36Tで組んだ相当のギア比(最高速)は担保されています。
思ったよりギアの繋がりは良かったとは言え、やっぱり他のギアを回している時は48Tは48Tなんですよね。
思ったより高いギア使っちゃう。
だからですけど、ビッグプーリーは相性良いんだと思うところもありますが…
話しが手広くなってまとまらなくなるので、単純にマドンのチェーンリング大きくしたいなと思った次第です。

プロ支給サイズのチェーンリング(56、54、52)がリリースされまして、実際に品物があるかどうかは別にして我々素人もビッグチェーンリングを選べるようになったんですよね。
ただし、フロントディレイラー(変速機)をビッグチェーンリング対応の専用品に入れ替えないと使えないという罠w
高くつくやんけw
という事で投資を最小限に抑えようとして選べるのは現在使っている48Tより2歯多い50Tまで…という事になるんですよ。

最初の案件(妻のコンポ入れ替え)と、私のマドンのチェーンリングを大きくしたい!という案件をミックスして考えますと…

私のマドンに再び結構な資金を投資して、チェーンリングサイズを大きくする。

普通に買うとセット内容でついてくるクランクが余ってもったいない。
大事な予備パーツにはなるけれどw
それと、元からついていたチェーンリングとフロントディレイラーもひとつずつ余っちゃう。

だいぶもったいないやん!
となります。
普通に買っちゃうと。

そこで発想の転換
妻のドグマに合わせたクランクセット内容で、先ほどのビッグチェーンリングセットを買う。

買ったクランクを妻のドグマに使い、私がマドンで使っていたチェーンリング(48-35T)とフロントディレイラーを妻のドグマに転用する。
私のマドンへは、買ったチェーンリングとビッグチェーンリング対応のフロントディレイラーを使って、元から使っていたクランクを再びセットする。

こうすると、ひとつの買い物で二台整備できます。
値上げが重なって、出た当初は18万円のキットだったのに今は約25万円しちゃうんですけどね…
クランクだけ買っても8万円だったか9万円しちゃうんで、それを単に買い足すよりは大きく節約できます。

こうなると、チェーンリングとクランク、フロントディレイラーは揃います。
約25万円で二台分賄えます。
ただし、あとは単純に妻のドグマに足りなくなるパーツが出てきます。
・左右のシフトレバー
・ブレーキキャリパー前後
・リアディレイラー
・バッテリー×2
・スプロケット
・フラットトップチェーン(SRAM 12速用)
・ディスクローター×2
・ブレーキパッド
・その他、ショートパーツ(ブレーキラインやブレーキフルードなど)
無線電動なので、信号線とか要らないのが大きいです。
上記パーツのうち、スプロケットは10-33Tを値上げ前に野生の勘で買っておいたのでひとつパーツは省けます。
ブレーキパッドも現在は5800円していてブッ飛ぶお値段してます
走行距離にもよりますが三か月~四か月くらいで消耗するんですけど、前後合わせて買うと11600円ですよw
…というあたりで、痛いブレーキパッドもSWISS STOPの良いヤツをこの為ではないですけどガイツーで自転車3台分ちょっとずつ買って保管してあります。
しかもガイツーなんで1セット2300円とリーズナブル
いや、以前は国内正規価格で同じくらいのお値段だったんですよ…
世知辛い世の中になったもんですぜ…

充電器は私のがあるんでバッテリー×2個買い足さなくてはなりません
ひとつ8千円。これも以前はもうちょい安かったんですけどね

シフトレバー左とブレーキキャリパーひとつがセット
同じく右とブレーキキャリパーひとつがセットで、それぞれ片側で13万円するので左と右買って26万円…(!?)
え…?
待って。
価格おかしない…?

リアディレイラーは単品販売あるのでお値段しらべると14万円
これ、以前から高かったですが以前は10万円だったような。
電動無線コンポの場合、後ろが本体ですからねw
(フロント一速で組むこともあるのでそういう設定になっています)
様々なメカニズムがリアディレイラーには搭載されています。
なのでちょっと高いのはしょうがないとは言え、ちょっとしたカーボンホイール買えるお値段にしびれますw

結果、簡単にまとめますと
ビッグチェーンリングのセットを買う…248000円 約25万円とします
リアディレイラー…約14万円
シフトレバー左右とブレーキキャリパーセット…約26万円
フラットトップチェーン…15000円
ブレーキラインなどショートパーツ…たぶん全込みで一万円くらい
合計すると675000円
スプロケ(55000円)とか買ってないけど、約67.5万円
(見返してバッテリー二個分のお値段抜けていた事に気付きました。それを足すとざっくり69万円。笑っちゃうしかないですねw)

ちょっとお金浮かせられるかなと思ってシミュレーションしてみましたが、最初からフルセット揃えるのとそう大して変わらない事実に驚愕。
私のマドンがより使い勝手良くなるモディファイ込みだという内容を考えるとちょっとお得ですけど…
金額的には普通にフルREDで揃えるのと買わない事実に震えが止まりませんw

自転車ですよ…!?

まぁ乗り味はとても素晴らしいので良いんですがね…
それにしても投資額は自転車離れしていると、趣味かつ好きな人間でも考えちゃう金額に達してしまってます。
ちょっとした大きな排気量のバイク買えちゃいますよ。
それも一台の自転車になってないパーツ代金でw

ちなみに普通にフルRED揃える買い方をシミュレーションすると
シフトレバー左右、ブレーキキャリパー前後セット、フロントディレイラー、リアディレイラー、充電器、バッテリー×2のセットで46万円
クランクセット(チェーンリングとクランク)…パワメ付き18万円。パワメなし…12万円。パワメなしとします。
フラットトップチェーン…15000円
ブレーキパッド…先ほどと同様に別で買うとして省きます
スプロケ…55000円

ざっくり65万円
フルセットで買うとセット内容が増える分、セット割引が割と馬鹿にならない値引きになるって事ですね。
パワメ有りにするだけで6万円跳ね上がるので、71万円となって70万円の大台突破になりますけど。
ちなみにビッグチェーンリングキットはパワメ付いてきます。

要するに、いまのところウマい話しも買い方もないって事ですねー。
普通に揃えるのと、手持ちの資産活かしてちょっとでも安く揃えようとしても結果的に必要となる予算はほぼ一緒って事ですねー。
夢ないなーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ガイツーの安売りに掛けるしかないけど、そうなると自分で組まないといけない=なんかあってもメンテ頼めない・頼みにくいって事を考えると。
正にうーん…って状況ですね。
Posted at 2023/01/24 15:59:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年01月22日 イイね!

JAMIS RENEGADE軽量化

ちょっとバタバタしていて写真は残ってないですけどw
DT SWISSのリム(RR421)を使って組んでもらった手組のホイールをやっと受け取りにいけました
帰宅後に、キングジデコに組まずにまずは妻のJAMIS RENEGADEに組んでみました
スプロケは105の11-34T
街乗りメインで妻が通勤の足などに今は使っているので、11-42Tという山の登りも考慮した大きなスプロケは要らんなと思ってスプロケ自体も軽量化
本当はアルテグラで組みたかったんですが、無かったんですよね
105安いしまぁいっかと組んでもらいました
お世話になっているショップでJAMIS買ったワケじゃないので内緒で作業です
なので組み換えは私が自宅でやりましたw
ディスクローターも105かそれ未満のローターがJAMISに付いていたのでそっちでも軽量化につながるだろう、マドンに装着していたSRAM REDグレードのXR LINE?とかいう一番良いローターをセット。
ローターだけでも一枚あたり20gは軽量化になっているでしょう

タイヤだけでも40cからチューブレスの24cになっているので恐らく一輪あたり200gは軽く軽量化
元々クリンチャーだったので40c用のチューブからシーラント60cc(比重約0.95くらいなので57g)になっているので40c用のチューブが一輪あたり170gくらいあるので113g×2で226gもの軽量化(調べながら計算していてここの重さの差に記事書きながら驚いておりますw)
こうなったら正確なタイヤ重量も調べます…
えーと…
WTBのbyway 40cは、思ったよりも軽い!415g
415g×2=830g
対して、今回のホイールに組んでいるPirelli cinturato velo 24cは、290g
あら、思ったより重いな。
私のマドンに組んでいるPirelli P zero RACE TLRより重くないかw
それでも、290×2=580g

830g-580g=250g(タイヤの重量差)
340g-114g=226g(チューブとシーラントの重量差)

タイヤ周りで476gの軽量化ですね。

ディスクローターも今回初めて真剣に調べましたw
まず、シマノのSORA組みがベースのJAMIS RENEGADE S5を購入したので、ディスクローターもシマノ製かな?なんて思って調べましたがディスクローターの形状が違う…似たような製品はあるものの、細部が違うw
シマノのローターじゃなかったのか~…と思いつつ、今さらですけど外したホイールに組んであるディスクローターを観察。
テクトロやん…
テクトロのローターやったんか。
そりゃそうだよな
SORA組みとは言え、完成車で13万円ですよ!
ミックスコンポで組まないと儲けがどんどん薄利になります罠。
テクトロの160-22という6ボルト式ディスクローターみたいです
重量は…にわか検索じゃはっきりしなかったんですが、どうも129gみたいです。
結構、軽いやん!
超安いローターなのに。見た目もそんなみすぼらしくないのに。
今後はこのローター採用はアリですな。
冷却性能はフローティング2ピースローターには全く追いつきませんが、1ピースの消耗品として割り切ればアリ。
そんな話はさておき、代わりに新しいホイールに組んでいるSRAMの最高峰REDグレードのローターCENTER LINE XR 2ピースローターの重量は、なんと129g!
最高峰のローターと重量が変わらんて凄くないですかw
まぁ、それ以外の性能は追いこんでいくと段違いでしょうけれど…
SRAMのREDグレードであるCENTER LINE XRローターはフローティング2ピースローターで、真ん中の黒いところはアルミのエアロ形状した板です。
ここで空気抵抗減らしつつ、冷却しているんですよ。

とはいえ、一枚当たりのお値段差はテクトロの160-22が国内流通価格がざっくり2380円(あまり取り扱っているお店自体が少ない)
SRAM CENTER LINE XR 2peace rotorは15700円(また値上がりしてました…)
二枚セットで買うと、お値段の差はなんと26640円
ちょっと良い焼肉屋で軽く飲み食いできるお値段ですよ…

それはさておき、ローターで軽量化できてなかったのは意外だったw

つまり、タイヤやチューブ、ローター周りで軽量化できたのは476g

スプロケの重量差は、105の11-34Tが379g
結構ありますね。調べて驚きました。
ちなみにマドンにセットしているSRAM REDの10-33Tは212gです。
まぁお値段の差がいかついんですけど…()
それはさておき、シマノのGRX 11-42Tのスプロケ重量は、476g(105相当グレードで組んでくださいってお願いしたので、そちらの重量。アルテ相当のGRX800グレードの11-42Tで組んでいたら434gでした)
476-379=97g

タイヤまわり+ローター重量+スプロケ合計して、476+97=573gの軽量化!
こいつは、馬鹿にできない数値です。
そりゃ持った感じ軽くなるはずだわ。
あとは、リムがASTM2規格で強度を持たす為にちょっと重いと言ってもDT SWISSのRR421というリムなので、一本あたり430gと結構な軽さ。
強度持たせてあるのに430gというのがミソ。
しかも偏心リム。
スポークはCX-RAYなのでスポーク比重はのむラボさんのブログ記事にもある通り、一本当たりの重量は非常に軽いです。
でも、本数多めとはいえこれで軽量化できる重量は知れてます。
まぁでもホイール一本あたり10gくらいは軽くなってんでしょうか。
もうちょっといくのかな(計算放棄w)
ホイールは後輪組んだ時にも測ってもらったらよかったんですけど、うっかり失念してました。
前輪はリムとスポークとハブ重量で720gだったんで、思ったより軽くはないけど純正鉄下駄と言われるホイールよりかはかなり軽くなってると思います。
後輪はこの関係性でいくと、恐らく一本1000g…か、ぎりぎり1000g切ってるくらいの重量ではないだろうかと思います。
ハブはMTBにも使われる強度があるハブで組んでもらったので、定評のあるDTやTNiなどの軽いハブではないので前輪720gというのは妥当な重量です。

調べましたが、RENEGADE S5純正ホイールの重量実測している記事が見つかりませんでした…
はかり買ってきて実測した方が早いですなw

持った感じ、元々の重量は私が所有するTREK Procaliber 9.5(マウンテンバイク)の重さとRENEGADE S5の重さは似た重さだったんですよ。
Procaliber 9.5がMTBの割に軽い!
とは言ってもですよ、やっぱりクロモリフレームでグラベルロードってなると…
そりゃ重いよな。
って妙に納得する重さでした。
乗ると割と軽快に走るんですけどね。
そして、その重かった時も純正のSORA組みじゃなく、GRX600のシングルスピードで組み替えているので、全体で1kg近くは軽くなってるんですよ。
それでも…です。
そして、今回ホイール組み替えて持った感じの重さは「知ってるロードバイクのちょっと重いヤツくらいの重さ」まで昇華してましたw

なので、タイヤまわりとホイール重量で1.5kgくらいはアテになんないですけど体感で軽くなってます。

あんだけ計算していて最後は体感かいw
って感じの記事ですみません

あとは横から見るとカッコいいんですが、グラベル用のタイヤ幅のキャパシティを持ったフォークとフレームに24cというロード用のタイヤ組んでるんで、前から見るとスッカスカなのがどうとるか…ですねw
走り味は相当良くなりました
ホイールは一応、グラベルロードで走れる路面なら走って問題ない強度を持った組み合わせで組めてます。
タイヤも一応、オールテレーンくらいの能力はあります。
なので、走行性能的にはグラベル寄りなんですよね。

しばらく妻のJAMISで使ってもらって、今度機会作ってキングジデコにも組んでみて実際に走ってみます。

とりあえず、妻の感想は
・機材の事はよーわからんけど、現実軽い。走りも元からそんなに重くはなかったけど、かなり軽くなったよ
・タイヤむっちゃ細くなってんのに、今日走った(妻も通勤でよく使うルートで走りました)路面での乗り心地の差はほとんどない=タイヤのエアボリューム考えると逆に凄いと思う

という感想でした。
私自身も使ってみるのが今から楽しみです。
前輪だけはマドンに組んで一回使った事があるので、だいたい想像はつくんですけどねw
横剛性もしっかりと高く、実に軽快かつ確実にグリップして良い走りをしてました。
今から楽しみです。


マドンの前輪に組んだクリンチャータイヤが裂けた時に応急処置で今回の手組ホイールを前輪に組んでいた時の画像です。
Posted at 2023/01/22 17:31:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年01月20日 イイね!

不思議なんです

うちのマドンは、納車以来ずっとクリンチャータイヤ(普通にチューブを組むタイプ)で運用してきました

以前使っていたROVAL Rapide CL50 discの方は、過去記事でも書きましたがちょっと不安を感じるフィーリングがあったのでその時に初めて回転バランスを取っていただきました。
それも効果があり、不安感は減りましたが結局物理的に対策を取る方策として、のむラボさんのありがたい記事を参考にさせていただきまして店長に無理言って(TREKコンセプトストアなのにwスペシャのホイールを…)CX-RAYとCX-SPRINTを使って逆異径組みで組んでいただきました。
結線はしてませんが、それでも効果は抜群でダウンヒル時に感じていた不安感が完全に払拭され(私レベルでも感じれるくらいです)た…という経緯があったものの、マドンをproject oneで発注した時期に注文できたホイールとしてRSL37。
このRSL37もRSL62もバランス取りしてなくてもダウンヒル時になんの不安感もないどころか、PR更新しまくりなほど乗れるのでバランス取りしてなかったんですよね。

なので、自転車ラックに車体を引っ掛けてクランクを回して後輪を勢いよく回すと
バランス取れてないホイール特有の上下に揺れる挙動が出てました。
車体ごと結構不安になるほど上下に揺れる…ほどではなかったにしても、やっぱりホイール回転バランスって取ってもらった方が良いのかもなぁ…
とぼんやり考える程度には揺れてました。

揺れ方ですが、RSL37の方がRSL62よりもマシ。
RSL62の方が若干揺れが強い。
そんな感じです。
そこから推察されるのは、「エアバルブの長さの差」だと思います。
RSL37は文字通り、リムハイト37㎜。
取り付けるチューブのエアバルブ長も、48㎜でいけます。
RSL62も文字通り、リムハイト62㎜。
こちらはエアバルブ長80㎜のチューブを組まないといけません。

その差32㎜。
32㎜の長さの差分だけ、RSL62のホイールはエアバルブを起点として重量配分がRSL37より不利になるんですね。
なので、実際に目の前で目視できる挙動の差が出るのは個人的にも納得です。
素人なんでなんで納得できるんかは別としてw
エアバルブの差分だけ、きっちりと空転した時のバランスを表す挙動としてホイールが上下に揺れる差が出ているあたりに「ひょっとしてBontragerのリムってバランス良いのか?(店長に確認すると「そうでもないですよ、Radiさんのが当たりなだけです」だそうですw)と思わずおもっちゃいましたが、囲みの中の文の通りでxxxまでのTREKのリムは「精度(重量配分ということ。形状や剛性差って意味ではないので悪しからず)はそこそこ」だったそうです。
今回の件で、RSLに変わってからちょっと良くなったんかも知れませんね、とは店長談。
それを断じれるほどの数を試してないのでなんとも。
でも、そのお店でも結構な数を販売されているんですけど(主にRSL37とRSL51)、そういう傾向にあると言っても良いかもね?と思うくらいには、メンテする時に触る店長の手応え的にはそうらしいです。
まぁ、この辺は個体差あるんでアレですけどw

話しが長くなりましたが、今回のチューブレスを組んだRSL62も
相変わらず回転バランスはとってません。
そして、気密性を保つ為に注入しているシーラント(自然に液中の水分が蒸発してしまうまでは液体)が偏ってしまわないように二日か三日おきに自宅で車輪を浮かせて空転させているのですが、車体が重たく大きいMTBは別としてキングジデコとマドンは室内のラックに引っ掛けて前後輪同時に浮かせてその作業をやってます。

前輪は手で直接勢い付けて回すしかないんですけど、後輪はクランクを回すことで勢いよく回転します。
ジャーーーーーーー…と、RSL62は特にいつまでも回っています。
さすがラチェットEXPやでw
くらいにしか認識してなかったほど「意識の外になってました」

ある日ふと、気付いたんですよ。
そうやって日々のルーティンこなしている時に。

あれ?
確かRSL62って勢いよく空転させたら上下に揺れてたよね?って。
現状、目の前で勢いよく回転している後輪は上下に振れてない。
出先の店先などに設置されている自転車ラックと違って、二点で支えるタイプのラックなので一点支持の状態よりは振れにくいとはいえ同じ条件でクリンチャーの時は上下に揺れていたんですよ。
それがビタッと揺れてない。
綺麗に後輪は勢いよく空転しています。…いつまでも続くのか?と錯覚するほどに。
上下の揺れもないので変な抵抗というか回転を止めようとする力の分散が働かず、ラチェットEXPとホイールの素性の良さが出てきてクリンチャー組んでた時よりも回ってます。

え?
そうなの?
チューブレス組んだ方が、回転バランスってクリンチャーより改善されるの?
なんで?

タイヤ内部に動く液体を注入している為、回転させたらもちろんその液体は慣性で動きます…ていうか、まんべんなくタイヤ内で真円を描くように薄く伸びてタイヤ内で膜になりますよね。きっと。
そうなると、偏りによるバランスってのは確かにそんなに不利ではなくなる。
でも、チューブレスもバルブコアという商品名になりますが、チューブと同じくエアバルブ取り付けてますよ。ホイールのリムに直接…になりますけど。
バルブコアの大きさ(長さ)も、チューブとほぼ同じですので重量的にも似た重量になるでしょう。
すなわち、回転バランスが改善される理由がわからないんですよねー。
でも、目の前で綺麗に回転している事実は変わらない。

なんででしょ。
様々な偶然が味方して、このような結果になってるんでしょうか。

なんて考えていて、さらに今さらですけど再認識したんですよね。
そういや、キングジデコに組んでるSCOPEは今と同じく気密性保つ為に空転させていた時に全く振れてなかったわw(本当に今さらw何か月経ってんねん)

即座に隣のラックに吊ってるキングジデコの後輪をクランク回して勢いよく空転させます。

ジャーーーーーーーー!!

うむ、RSL62と同じく上下に揺れずに綺麗に回っている。

なんで!?w

二点で支える形状のラックなので、揺れは出にくい。
お店の軒先にあるようなサドルで引っ掛けて吊る一点吊り式のラックなら、揺れは出やすいだろうとは思います。
ただ、同じ条件でクリンチャー組んでた時は上下に揺れてた。
チューブレス組むと揺れなくなった。
というくらいには、回転バランスが改善されている事実には変わりません。

偶然の一致。
ホイールの重量が円周上で重いところと軽いところ。
タイヤも生産精度の誤差分で円周上で重いところと軽いところ。
それらがパズルのピースがピタっとハマるくらい綺麗にハマったの?
でも、バルブコアの重量はどうなの…
ロードバイク用のタイヤなんて、公表重量260gですよ。
タイヤ一本でその重量なので、円周上で重いところと軽いところと言っても、そんなの1gくらいの誤差の集合体程度だろうと思います。

バルブコアの重量って…ググっても出てこなかったですw
手に持った感じ、RSL62に使える長い製品でも恐らく10g前後。
それくらい軽くは作ってあります。
(高いですからねw一本 三千円くらいしますw)
軽いとは言ってもですよw
タイヤの重量考えたら、バルブコアの重量考えたらそっちの占める要因の方が大きいと思うんですけど…
シーラントは液体で動くとは言え、回転していたら勝手に自分でバランス良くなるんで要素としては無視して良いレベルかもしれません。わかんないですけどw

とにかく、目の前で実際に二台のロードバイクの車輪が綺麗に回っている。
偶然にしても凄い。

という、しょーもない(しょーもなくはないw)発見があったので記事にしました。
相変わらず長文ですみませんww
Posted at 2023/01/20 10:05:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年01月17日 イイね!

新興メーカーの商品

新興メーカーの商品を見定めるのは難しい…
自転車の機材って(クルマもそうですけど)実際に使ってみないとわかんないですものね~!
使っているパーツを調べてみて「おっ!これはイケそうだ」と思っても実際に使ってみてわかる世界って避けられないですからね。

レイノ〇ズのホイールなんかもその例のひとつです。
むっちゃ強そうに見えるんですよ。
特にディープリムホイール。
しかし、実際に使ってみると案外柔いそうです。

ここでギャップが生まれるワケです。
ホイールは剛性高い方が良いのは間違いないんですが、それが万人向けかというとそうでもない難しさがあるんですよね。
実際に使ってみて自分と合わなかった場合、どんなに性能良くてもその製品は使っていると実にしんどい。
「速さ」で言えば「速い」んだけど…ってやつですね。
なのでレイノルズが「柔い」からアカンホイールだと決めつけるのは良くなかったりします。
堅さを期待して買った時に「アテが外れた」というのはあるにしてもですよ。
柔いホイールの方が脚に優しく、ロングライド向けだったりしますので。

個人的には柔いと言われるホイールでもスポーク本数が多くて力が分散して、その柔さの嫌なところがあまり顔を出さないホイールは良いホイールだと思います。
つまり、経験上スポーク本数が少ないホイールはかなりバクチだと個人的に思っています。
使っているウチにヘタってくるものでもありますしね。

カタログスペックで1500gを切ると「おぉ~!!!軽い!」と驚きます。
同様に1400gを切ると「すげぇ!技術の進歩すげぇ!!」と驚嘆します。
さらに1300gを切ると「世の中の技術はここまで到達したのか…」と感動します。

そういう「夢」を叶える為にスポーク本数も勝負して減らすのはわかるんですよ。
ただ、スポーク一本減らしても減らせる重量は…
また、それは狙っている「空力性能=空気抵抗の少なさ」も、もちろんあるんでしょうけれど。
その「ちょっとの差」を叶える為に犠牲にする性能はどうなの?
とは、のむラボさんの記事を読んで私も納得します。

なので、自転車のホイールって見た目は似ていても実際に買うとなるとむっちゃ悩むんですよねw
その悩んでる時間もまた楽しいんですけどw

そんな群雄割拠な世界で新興メーカーの商品ってむっちゃ難しいです。
情報を仕入れようとも、まずその情報が少ないのがネック
使われているパーツなど製品情報から推測しないといけませんw

MEIYO ZEN42 disc
友人が買ったホイールです。
買ってから「これどう思います?」って聞かれて私は困ったw
買う前に聞けよw
と思うと同時に困った。
あまりにも知らないメーカーの製品だったからです。
カタログスペック上は1495gと1500gを切ってきてます。
あまりにも情報がググっても簡単に出てこなかったので「かつおちゃんねる」というYoutuberの方の紹介動画を視ました。
実測値で1535gあったそうです。
カタログの±30gという数字を突破してきたw
しかし、このあたりの重量になるとトータル重量よりもリム重量の方が大事。
そんで使っているスポークとスポーク本数、配置が大事。

スポーク本数は24本配置だそうで、結構イイんじゃないかと思います。
2:1組みなのが悩ましいところw
ディスクブレーキ用のホイールで2:1で組まない方が良いんじゃないかと、最近の私は思うようになってきています。
でも私が実際に購入したSCOPEのホイールは2:1組みで非常に良かったのも経験しています。
なので、この辺は実際に使ってみないとわからない。
配置本数が多いのは良い傾向。

使っているスポークはPillar WING SPOKE
ピラーといえば、老舗スポークメーカー
私はDT SWISSやSAPIMばかり使っていますが、Pillarも有名なスポークメーカーです。
ここのエアロスポークをMEIYO ZEN42は採用しているみたいです。
通常、こういうエアロスポークは固定する首元が若干細いのが特徴なんです。
製造方法上、そうなるんですよね。
それがこのPillarのエアロスポーク「WING」は何故か太い。
ここがどういう製造方法で実現しているのかが興味深い。

素人なので、完全に見た目だけなんですけどw
このスポークはなかなか良いんじゃないでしょうか。
廉価エアロスポークを使ってないのは非常に好ましいと思いました。

個人的には…
このスポークは使ってみないと結論出せませんが、市販価格が一本460円しています。
頑張ってCX-SPRINTとか使っても良かったんじゃないだろうかw
とは思った事も記しておきます。
CX-RAYは一本660円するんで、スポーク一本あたり「200円」もコスト変わったら製品代が跳ねあがりますから、それは望めないかなって思いました。
特にSAPIMはメーカー卸価格もあまり譲歩しないという噂を聞いているので、Pillar製スポークの方が良かったんでしょうね(メーカー事情的にも)

そんな穿った見方はさておいてw

ハブの方は「ドライブトゥース」という呼称のハブを使っているみたいです。
これがどんなハブなのか…
ググってみましたがわかりませんでしたw
通常の3爪式なのか、スターラチェットのような構造なのか。
個人的にはここはあまり関係ないと考えています。
ラチェットEXPやUSBみたいに「良く回る」ハブだとむっちゃ良いのは間違いないんですが、それ以外になると「そこそこ回って」「耐久性がある」「メンテのしやすさと部品の調達のしやすさ」が良いハブが良いハブだと思うようになりました。
ぶっちゃけ、上を見たらキリがない。
それなら性能はそこそこでも長年使うなら、トラブった時やメンテの時に困らないのが最上。
そう思います。
また、回転性能上げたければ基本的な構造がどういう構造かで変わってくる世界はありますがセラミックベアリングを導入すればいいんですよw

このホイールを統括すると。
先ほども書きましたトラブった時の部品の入手性において、ハブのみ不安が残ります。
この辺は実際に手に入れて困った時に部品の手配をしてみないとわからない世界がありますので。
スポークに関してはPillar製スポークという事で、入手にそんなに困らないでしょう。
昨今の供給不足による問題はあるにせよです。

スペック上は上記の感想になり、性能の方は価格も考えると悪くないホイールだろうと思います。
むしろ、今どきこういうのが20万円以下で手に入るのは素晴らしいんじゃないでしょうか。

あと、実際に使ってみて「ちょっと…」となれば、コストはかかりますがスポークを張り替えたら改善できる可能性があります。
ただ、気を付けないといけないのがリムがどこまで張力を許容するかですね。
リムに余力があるなら、CX-RAYやCX-SPRINTなどで張り替えたらさらに良くなる可能性があります。

買う前から改造の事まで考えたらちょっとアレですけどw

こういうのは手に入れるのがまず大前提。
買った人の勝ちです!

ちなみに、ここまで書いて思ったのが…
ツイッターで教えていただいて、実際に私が購入したSCOPE
グラベルロード用のを買ったので、私のホイールが使用しているスポークはCX-SPRINTです。
これがロード用になるとCX-RAYなんです。
グラベル用のホイールですが、非常に走行感が良いし良く走るホイールです。
タイヤもロード用と比較して重くなるんで登りがアレかなと思っていたんですけど、存外に良く登るホイールです。
SCOPEのホイールは値上げしちゃって今は254000円してますが、ちょっと前までは198000円でした。
そう考えると非常に企業努力(コスト面でも)された製品だよなぁって今さらですけど再認識した次第ですw

こういうホイールをまた買うとすると…
個人的にはSCOPEかなぁ…って思ってしまいます。
やっぱり「知ってる」というのは、安くない金額を払う上で大きいな要因です。
なので、こういうのは「買った人が勝ち!」なんですよね。

友人が実際に購入したので、良いホイールだったら良いなぁと思います。
Posted at 2023/01/17 11:53:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードバイク機材 | 日記
2023年01月16日 イイね!

初めてのチューブレスタイヤ

純然たるロードバイクにチューブレスタイヤを使うのは初めてです
マウンテンバイクで初体験し、なかなか良いやん!と感銘を受ける

キングジデコ(グラベルロード)でまた違う種類のチューブレスタイヤを経験し、チューブレスタイヤはアリ寄りのアリじゃなくて大アリじゃないか?と思うに至る

先日のライドでパンクや走行不能を運よく避けれましたが、そうなってもおかしくない何かを踏んでしまってタイヤが裂ける(Madone SLRのクリンチャータイヤ)
まだ3500kmくらいしか使ってないのにもったいないのぅ…
運悪い人は200km未満でサイドカットおきてしまってタイヤ使えなくなる人もいらっしゃるから3500km使えただけ幸運か…
なんて言い聞かせながら、この機会にチューブレスタイヤ使ってみようかと決断

先週、年初ライドで中村軒までいきました
この時、初体験
チューブレスタイヤむっちゃいいやん!という経験をしたのですが…
不確定要素が多かったので明言は避けてましたが、実はいろいろあったんです。

まず、行きは良かった。
さくらであい館超えたあたりからちょっとおかしかったんですが概ね良かった。

中村軒で食事を摂り、記念撮影などしたのち帰るのですが…
そこで妙にマドンが重い。
向かい風がある淀川河川敷(とその周辺)とは言ってもその日は向かい風があっても知れてる強さだったんですよ。
普通に巡航32km/hで延々走っても帰れそうなくらいの向かい風。
さすがに約50kmを私の脚でその巡航速度を保ったまま休憩なしはしんどいですけどねw

それなのに30km/h維持するのがきつかったんですよ。
マドンでこんなの初めて。
マジか…年末年始の間はまったく自転車乗れなかった(約2週間)ので、そんなに衰えたのか?
そんな不安も持ちつつ、走る。
医科大まで帰ってきた時にかなり疲弊してました。
そしてクランクをまわす脚が非常にせせこましく感じるくらいには疲れてました

てっきりサドルがさがっちゃってポジションがおかしくなっちゃったのが原因だろうか?なんて思ったんですよね。
ちなみにこれは半分正解でした。
ショップまで帰ってきて、店長に相談してサドル高さを上げてもらいました。
ショップから自宅まで帰る間はそれで少し楽になりましたが、それでもやっぱりまだマドンが少し重たかった。
つまり、完全解決に至ってなかった。

コーナリングのフィーリングなども非常に良かったんですが、クランクを回す脚に感じる負荷を考えた時にどうも私自身の体力や筋力、ポジションの問題だけではない気がしたんですよね。

おかしいと思った時は機材を疑え

これにピンときて、まずは装着したタイヤであるPirelli P ZERO RACE TLRの仕様を調べました。
そこで空気圧の件を再度認識しました。
その時、6.6Barで走ってたんですよね。
ピレリの公式リストでは26cのタイヤ幅はリム幅19cの時に7.1Bar
リム幅21cの時はそこから0.3Bar引いて運用してくださいと書いてあります。

ん!?

うちのRSL62はリム幅23cあるよ。
P ZERO RACE TLR 26cはリム幅23c推奨してないのか!?
それでタイヤプロフィールが設計上の理想から外れてあのようなしんどさに繋がったんだろうか?という疑問が頭に浮かびます。

店長に電話で相談するも、店長もこういった組み合わせはそのお店では初めてだったんで他のケースを知らなくて「メーカーが推奨してないっぽいなら、いかんのかも知れませんが…23cリム幅に26c(もしくは25c)タイヤを装着した例は他銘柄ではあるので難しいところですね」という感じ回答でした。

妻のドグマならRSL37(ホイール)使っているのでリム幅21c。
最悪、私のマドンでこのタイヤが使えないとなっても妻のドグマに流用できる。
そうなったら私のマドンには28cを入れよう。
まーた3万円飛ぶのは痛い出費だけどwwwwww

なんて割り切りつつ、自転車部屋に行ってマドンのタイヤを触る。
おや…
もう空気圧ほとんど残ってない。
先日のライドから二日も経ってないのにこの抜け方はおかしい…

車輪を空転させてシーラントがまんべんなく行き渡るように前後輪をしつこく回す。
空気を入れる。
5.0Barくらいで落ち着くが、6.5Barくらいまで入れたら空気入れながらその手を止めると空気圧が目減りしていくのが目視できるくらいの速度でじわっと空気圧が落ちるのがわかるw

やべぇ、空気圧こんな状態だったんか。

そこで💡閃きました。
そうか、さくらであい館からの帰路であんなにマドンを重く感じたのは空気圧が足らず転がり抵抗がむっちゃ増えた可能性は否めないな。
そんで自転車用とは言え、最近のチューブレスタイヤってタイヤ剛性すごないかw
空気圧そんなに足りない状態でもしっかり走ってたなw
なんて変なところに感心しつつ、なんとなく原因が掴み出せてきました。

次のライドで、空気圧をできるだけ適正保てるように管理してフィーリングを確かめよう。
それでも解決できなかったら、タイヤを28cに買い替えないとな。

そんな事を考えながら、昨日の朝ロードバイクの準備をしていて驚きます。
空気圧が5.0Bar以上上がらない。
上がるんですけど、抜ける勢いが増している。
あれから毎日車輪を空転させていたんですが、まだ足りなかったようです。

車輪を空転させ、空気を入れる。
これを複数回試していると、5.5Barくらいで落ち着くようにはなりました。
それで待ち合わせ場所のショップへ行く。
ショップで空気入れを借りて空気圧を確認。

なんと、わずか2kmほど走ってるうちに3.5barまで空気圧が落ちている。

店長に顛末を報告しながら車輪を空転させつつ空気を入れるも、やっぱり抜ける。
店長「追いシーラントを前後輪20ccずつやりましょうか」
と提案いただき、朝のライド出発前にバタバタして申し訳ないですがシーラントを足してもらう。
そして空気圧を充填。
すると、リムとタイヤのビートのあたりからシーラントが一定の間隔くらいでちょっと噴き出すw

あー…なるほどね。
その場に居たみんなが瞬時に理解しました。

リム幅23cにP ZERO RACE TLRの26cだとビートが拡がり過ぎて密着力が足りなくなる可能性があるんだ。
他銘柄でも同様だろうけど、こういうのって個体差が大きく絡むんですよ。
なので今までは偶然にも私と同様の症状がショップでは出なかった。
出なかったので「使える」という認識になってしまって、それを調べたり疑うって事が意識の外になっちゃったんですね、たぶん。

ちょっとシーラントが噴き出しましたが、噴き出したところでちょっと安定した。
そこで5.5Barくらいでも十分に走れる(ダウンヒルがんがんに行くのはちょっとアレでしょうけど)ので、とりあえず走ってみよう。経過観察しながら。
無理なら引き返そう。って事で通称中橋ローソンまで走る事に。

思いのほか、楽に走れます。
5.5Barくらい入っていたら、あんなにマドンが重く感じるほど転がり抵抗が増すって事はない事がこの体験でわかりました。
あと、サドル高さを上げたのはむっちゃ効果的でした。

中橋ローソンでタイヤを触ってみると、それでもやっぱり空気圧が若干下がっている感じがしました。
特に後輪。
前輪は大丈夫っぽい。

カフェ・マンナまで行ってみることに。
雨降りそうですが、せっかくここまで来たんだし行きましょう!と提案してそこまでライド。
山の方は天気が変わりやすいんで、他の方も走りたいけどその日はカフェ・マンナくらいで終わった方がよさそうですねっって感じで合意してくださいました。

カフェ・マンナまで無事に到着。

カフェ・マンナには空気入れがあるのでそれを借りて再充填。
カフェ・マンナ到着時は前輪は5.0Bar残ってましたが後輪は3.5Barくらいまで落ちてました。
再度、充填すると6.5Bar超えても空気圧が下がらない!!!
おおっ!!
シーラントが馴染んだようです。
走行中に落ちる空気圧のことも考えて、6.8Barくらいまで高める。

そこからの帰路はパラダイスでした…。
5.5Barでも空気圧が足りてないんですよ。私の体重だと。
それで転がり抵抗が増している状態で、今まで慣れたクリンチャータイヤくらいの走行感覚で走れたっていう事実ですよ。
そこから理想的な空気圧まで高められたというあたりで想像してください。

むっちゃグリップが良い美点はそのまま。
転がり抵抗が低いんですよ。
川西市から大阪市内へ帰るルートは、基本下り基調だとは言えほぼ平坦に近いところでもクランクを回す脚を止めても実に長い時間、速度を保ちます。
そんなにしんどい程ではないにしても、川西市から大阪市内へ帰るルートも多くは向かい風の中走るんですが、それでもそのようなフィーリング。

非常に前置きが長くなりましたが、このようなケースの場合このような解決に至る例もあるという事を伝えたかったので長々と書きましたw

結論をまとめると
・チューブレスタイヤは良い。物凄く良い。
・転がり抵抗が低い。
・クリンチャーよりグリップする
・下りのコーナリングの安心感が凄い。
マドンという機材のおかげでクリンチャータイヤの時でも安全だと思えるマージンをかなり残した状態でまわりの人から「下りで速度の出し過ぎは気を付けてね」って心配されるくらいの速度で下れるんですが、それをさらに速度上げてもいけるくらいさらに限界が高まりました。
おまけにギャップにもさらに強くなってます。
ISO SPEEDと相まってその限界の高さは私のような素人でも舌を巻くほどです。

デメリット
・空気圧が安定しないと上記メリットの恩恵からはほど遠いフィーリング
・まめな管理が上記の天国のようなフィーリングをもたらすので忙しくても毎日車輪は空転させますw

※相性の問題
今回は、追いシーラントを加えて安定したっぽい結果に。
今後の経過観察も重要です。
基本、ワイドリム化されつつある業界の流れ的に。
リム内幅に適正なサイズのタイヤ幅を持つ製品をセットした方が良いですね。
今回、私が選んだP ZERO RACE TLRならばRSL62のようにリム内幅23cのホイールには、28cのタイヤを入れた方が良いですね。
次はそうしますし、経過観察でやっぱり空気圧安定しないな…ってなったらそうします。
自分が使いたいタイヤ銘柄ごとに、適正なリム内幅とタイヤ幅。
そして空気圧なども入念に調べて運用なさってください。

長々と長文書きましたw
ここまで読んだあなたは凄い。
みなさん、良きロードライフを!
Posted at 2023/01/16 09:16:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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