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2023年05月30日 イイね!

アルミフレーム…

小径車の折り畳み自転車に多くみられる事象なんですけれど
アルミフレームの自転車って
「乗ってなくても、接合部などの疲労が蓄積していき寿命を迎える」
んだそうです…!!

マジか

アルミという合金が持つ宿命みたいです。
特にロードバイクやスポーツタイプの自転車、折り畳み小径車ってのは軽くて小気味よい走りをするモデルほど人気で売れるため、余計にアルミ合金のもつ特性に向いてない「構成する構造材の薄さ」をもたらしている為に、余計に要求される溶接技術などが難しくなるにも関わらず、コストは下げないといけない…
というあたりで無理がたたっているようです。

クルマの部品に関しては、我々の想像を絶するテストを繰り返して合格している耐久性も持ち合わせた部品を使っているので自転車のように目立って短い寿命ってことはないでしょうけれど、まぁ鉄の部品よりは早い時期に「ソレ」は迎えるでしょうね…

自転車のように常に構造材が剝き出しで、目立つところから破断するなら発見も早いですけれど、クルマの部品はパーツをめくっていかないと目視できない箇所もあるんで闇が深そうですね~…
Posted at 2023/05/30 19:29:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年05月30日 イイね!

どこにロマンを感じるか、必要性を感じるか

こういう面白いツイートがありました
面白いツイート

ツイート内容をそのまま引用させていただきます↓

グラベルライドばっかしてたら、ドロップハンドル付けた29ハードテールでよくね?ってなってきた

軽量カーボンフレーム、舗装路面で強さが出るドロップバー、ロングリーチ/ハイスタック+ショートステム、太タイヤ、ドロッパーシートポスト、サスペンション取付可、ワイドギアレシオコンポ…

引用終わり


なるほど!
これはこれで説得力があるように思いますw
どこか限定されたエリアを多く走るなら、アリなのかも知れません。
ハードテイルMTB(Procaliber 9.5)を持つ身としては、次のような感想を持ちます。

・ドロッパーシートポストが活きるほどの道を走るなら、通常のドロップハンドル(ロードバイクに装着されているアレ)の幅だと操作性はどうなんだろう?
・フロントサスを取り付けられるとして、100㎜ストローク程度のサスペンションとは言えフロントサス要るほどの道に行くならドロップハンドル形状と幅によりますけど、マジでどうするんだろう…
→そんな特殊な幅のドロップハンドルなら、ドロップ形状に拘る理由が薄くなるw

上記の事を踏まえて、私自身の経験も絡めて考えると
①舗装路での快適な移動を重視するなら、ドロップハンドル形状なのが大事なのではなくてドロップハンドル含めてしっかりとしたフィッテイングが大事
ドロップハンドルの幅の小ささも大事。
ポジションがグラベル寄りになるほど、舗装路での快適な移動からは「まず乗車姿勢からしてしんどくなる」為、どこまで拘るかで答えは変わる。

②未舗装路での走破性を重視するなら、ドロップハンドルをまず使えない。
貼られている画像のドロップハンドル形状がいびつなので、普通のドロップハンドルではない可能性が高いんですけど、まずハンドル幅が要るんですよね。
未舗装路のギャップなどでタイヤが発生する横力をハンドル幅で押さえながら走らないと走れない為です。
そして、肩幅より拡がる手の分だけステムを短くしてハンドルを手前に近づけるんですけど、そうなると文字通り「ハンドルが近くなる」んですよ。

え?
何言ってんの?
あたりまえじゃん

って思われると思うんですけど、ハンドルが手前に近くなってドロップハンドル形状なら、必死こいて乗る場合に何が邪魔になりますか?
ドロップハンドル形状そのものをあらわす下ハン部分が膝周りの自由さを奪います。
ハンドル幅がおもっくそ歩道を走れない「軽貨物扱い」となる、MTB用ハンドル幅と同じだけあれば膝とドロップ部の干渉を完全には避けられないだろうけれど、相当な部分でかわせる寸法が確保されますが、そんなに手を拡げて取る乗車姿勢で「ドロップ部分要る?マジで使う?w」って疑問しかありません。

③舗装路での快適性を重視するなら…29erは正直キッツイ
車載して目的地でグラベルライドを楽しんで、走り終えたら軽く泥落として再び車に積んで帰る。
そんなスタイルなら、走破性重視して29erのホイールとタイヤを選ぶのは正しい選択です。
自分で走って目的地で楽しんで、自走して帰るってのもそれ自体がトレーニング兼ねてるならアリです。
そう、トレーニング兼ねてるならアリです。
ただ、グラベルでの快適性とロードでの快適性…って言いだすとおかしいんですよ。


※統括
少しでもご理解いただこうと詳細に説明しようとして、話題が拡がり過ぎて収集つかなくなってきましたw
さーせんw
そこで、簡単にまとめます。

簡単に言うと、ブログタイトル通りなんですけど「どこにロマンを感じるのか」
「どこに必要性を感じるのか」なんです。
ハードテイルMTBが非常に安価に出回っているっていう情勢も手伝って、こういうユニークな個体が出てきているんですよ、きっと。
ツイッターで表示されたツイートは、そういう流れの一部なんだろうと思います。

こういうのって、ロマンを感じます。
つまりカスタム自体が魅力なんですよ。
他とは違う何かを創造する。
そういう魅力。

しかし、突き詰めていくと中途半端どころか「一体何がしたいのか?」となっているんですよ。
こういうの言い出すと「老害」なのかも知れませんけれどw
安いったって、数万円払って中古車なり中華の新車なり買ってくる。
ドロップハンドルや何やら何まで小物揃えたら再び数万円。
安い商品で安く組むったって、数万円は掛かる。
それを遊びとできる人たちなら別にイイんですよ。
そうじゃない立場の人もいます。(主に学生)
しかし、そうやって失敗(と決めつけるのはアレですけど)から学ぶ事もあるんで余計な事言わない方が良いんだろうとは思うんですけど
要するに「一体何がしたいのか」で冷静になると、同じ金額でもっと良い体験ができると思うんですよね。

グラベルロードとして売られているパッケージ。
これ自体も百花繚乱なんですよ。
メーカーは流行にのって商品をより多く売りたい。
オンロードのレース指向なモデルばかり売っても、既存ユーザーが買い替えたいと思える魅力が発揮される商品じゃない限りは「今乗ってるモデルでいいや」となる。
なので新規購入層開拓も含めて、新しい商売上の記号を得る(ターボAWDみたいなモンです)為にグラベルロードというジャンルに業界が飛びつく。
グラベルロード自体が新しいジャンルなのか?というと、定義が難しいんですけどランドナーと言われるいわゆる「旅チャリ」というジャンルがあって…

話題また拡がってるw
少し話を戻します。

要するに、メーカー側にもリソースに限りがあります。
シクロクロッサーだったり、そういうランドナー系だったり…
元々そのメーカーが得意としていたところや、近々に開発したモデルからの派生…
そんなので生まれたグラベルロードもあるんですけど、要するにざっくりと切り捨てるように言えば「中途半端」なんですよ。

グラベルロードがなぜ中途半端なのか…というと
・ロードバイクほど快適に速くは走れない。
・マウンテンバイクほど安全に、確実にグラベルロードを走れない。
これらは、こう書くと欠点に見えますけど見方を変えると…
・ロードバイクより快適かつ安全に未舗装路(程度による)を走れる。
・マウンテンバイクとは比較にならない程、舗装路を快適かつ速く走れる。
こうとも表現できます。
つまり、視点を変えれば魅力的になるんですよ。
しかし、こう書くとアンチグラベルロードかよ!?と思われるかもですが、違うんですよ。
実際にキングジデコに乗ってみて思うのが、これら中途半端になり得る要素が高次元でまとまっている。
それが今販売されているグラベルロードと言われる商品群なんですよ。
どちらかというと、チョイスするホイールとタイヤ幅次第で走れるところがかわってきますけど、キングジデコは2.1インチ幅のタイヤまで装着できます。
そこまでの幅のタイヤは要らん…と割り切って、私のように35㎜幅くらいのグラベルタイヤで舗装路を多く走る想定のタイヤを選ぶと…
かなり満足度の高い、舗装路は通常のロードよりはしんどいのは確かだけれど、そこそこの距離とそこそこの要素を持つ舗装路ルートを普通に楽しんで走れるんですよね。
それでいて、淀川河川敷を走っていてすぐ横のグラスエリアに突っ込んでも走れる。
多少の砂路面も走れる。
つまり、都会に住んでいて遭遇するだろう未舗装路程度なら走る場所を選ばずに走れる懐の深さも持ち合わせていて、中途半端とぶった切れば中途半端なんですけれど、その中途半端さが高次元で融合して楽しい乗り物へと昇華しています。

そして、その気になって舗装路重視のホイールとタイヤ選択すると普通のロードバイクへと変身します。
つまり、割り切った見かた、穿った見かたすれば、どうしたってロードバイク寄りなんですけれどねw

しかし、ロードバイクとしてまず優れた基本があるからこそ、そういうロードバイクが持ってない要素側の「遊び」もそこそこ良いセンいくだけのものを持ち合わせている…という状態です。

話しを戻して冒頭のツイートで貼られているカスタムを見ると…
舗装路を快適に走るのはある程度捨てている29erのホイールとタイヤ。
これは未舗装路で小石(と言ってもそこそこデカい)や根っこ(下手するとそれにひっかかって自転車自体がとまるw)を越える時の走破性を高める為に、まずタイヤ外径が大きい方が有利…という発想から、MTB界隈ではもう29erが当たり前…みたいな状況に今はなってます。
小気味より振り回しとか楽しむ方向性なら、27.5もまだまだ現役ですけれど
いざ、競技となって勝てるか勝てないかで言えば…
走るレースのジャンルなどにもよるのでしょうけれど、イチ素人の印象では29erが幅を利かせているレースが多いという印象です。
それはさておき、それだけタイヤ外径が大きくなると必然的に「重くなります」
重いのは悪い事ばかりでもなくて、一度速度に乗ると慣性で回ってくれるんで延々と踏んで走れるところでは、案外高い速度で巡航を維持するのは軽いホイールに軽いタイヤで走るより楽だったりもします。

ただし、それは脚が元気なウチだけなんですよw

なので、思いのほか
29er装着すると舗装路では楽できないんです。
乗り手が化け物クラスなら話しはまた変わってきますが、そういう手合いもまともな部類として扱うとこういう話題自体が成立しなくなるんでそういう分類の方たちは割愛しますw

前後リジット(要するにノーサス)な場合、未舗装路の走破性においては29erというタイヤ外径、およびタイヤ幅ってのはそのまんま走破性のキャパを上げる要素しかありません。
しかし、そこまで走破性を重視するんだったら次はドロップハンドルが邪魔になってきます。
そこは先ほどの説明で書いたので詳細は割愛しますけど、ドロップハンドルが邪魔にならないようにハンドル幅を拡げているなら本末転倒w
ドロップハンドルがまともに機能するジオメトリーを持つ製品を選んでいたら、ショートリーチなステム使ってハンドルを近づけている時点で本末転倒w

じゃあ、MTBらしい走破性を担保しながら快適性を上げていくなら…?
ショートリーチステム使って、ハンドル幅を600㎜くらい確保した…
要するにMTB用フラットバーハンドルになっちゃうんですよね。

そんで、Procaliber 9.5純正状態でそこそこ回数と距離を走った経験から言わせていただくと…
フロントチェーンリングがそのまんまMTB用の小さい歯数だと、舗装路だとトップ側5枚くらいしかギア使えないです。
そんでトップギアにチェーンを放り込んでも、40km/hちょいくらいしか出せないです。
小野田坂道くんばりにハイケイデンスを維持できる人ならどうかわかりませんが、常識的に考えられる範囲では42km/h巡航が限界です。

そこまでブッ飛ばさないんよ。
その一言でこの主張は消えますけど、出せるけど出さないのと
出せないから出さないのとでは大きく違います。

まぁMTBのフレーム使ってるから、フロントチェーンリングを大きくしようにも、太いタイヤを納める為のチェーンステー形状などが邪魔して(チェーンリングと物理的に干渉する)組みたくても組めないでしょうけれど。

MTBみたいに低いギア使わないと登れないオフロードあるある激坂。
あれ、登るなら正にMTBのジオメトリーが要ります。
そこまで本格的なオールマウンテン的な走りするなら、それこそドロップハンドル形状そのものが「危ない」て。

徹夜明けの息抜きにこの記事書いてるんで、なんだかまとまってません。
すみませんw

要するに、何が言いたかったのかというと。
市販されているグラベルロードという「中途半端な乗り物」は、メーカーが企画した商品・パッケージなだけあって中途半端と言いつつも、高次元にまとまっていて落としどころがしっかりとある。
そんなモデル。

URL貼らせてもらったツイートにあがっているようなカスタムモデルの場合。
市販されているグラベルロードより「一歩踏み込んだ」よりグラベル寄りなカスタムモデルですけれど、「一歩踏み込んでしまった」が故にどちらもより中途半端となってしまって
ここまでグラベル重視なら、フルリジットなMTB(KONAなどから出てます)だとか、普通にハードテイルMTBに乗った方がええやん…ってなってるんですよね。
奇抜さを目指して、それを目的とするなら全然おっけーですけど。

うちのキングジデコにもドロッパーシートポストついてますけど
実際に乗ってみてドロッパーシートポスト要らんなw
って思いました。
だって、前傾強すぎですもの。
フレームのジオメトリーが。
確実にキングジデコはシクロクロスなどの競技寄り設計です。
なので基本はロードバイクなんですよ。
本当に厳しいところはシクロクロスのレース見ていたらわかりますけど、バイク担いでライダーが走ります。
なので、自転車に跨って走れるところは速度を出す前提の設計です。
突き詰めていくと、ロードバイクで取ってる乗車姿勢そのものになりますw

だがしかし、キングジデコでアップライトな乗車姿勢を取るようにセッティングする人も出てくるかも知れない。
だから、メーカー(チネリ)としては一応、ドロッパーシートポスト対応しておこうかw
って感じで備えられているのかも知れません。

まーた話が逸れましたが、要するにドロッパーシートポストの出番ないくらいな未舗装路しか「舗装路での快適性を重視するなら」走れないポジションになります。
ドロッパーシートポスト使わないといけないくらいの未舗装路いくなら、舗装路での快適性はあるていど無視して、ちゃんとドロッパーシートポスト使ってサドルを下げてダウンヒルする際に後輪側荷重になるように乗り手の身体ごと重心移動できるような、恐怖心も感じにくくなるようなポジション構成が出来てないと意味がないというと言いすぎですけど…


と、さんざんしつこく書いたんでこの辺でこの話題を終わりますw
そういう無駄を楽しむ心を無くすとつまらない。
って思われる節もあると思いますけど、自転車って軽装で乗るスポーツなので単純な落車や事故でも命取りになりかねないんです。
岡山県にて車止めついてない橋を渡った時に、階段状に段差があるのに気付かずに50代のロード乗りがその段差で落車してそのまま命を落とされた事故がありました。
えっ?
なんで?
と、思われるでしょうけれどそれが自転車って乗り物なんです。

遊び心をなくすのはつまんない。
真実ですけれど、走りたいところを正しく走れる、走るには何が必要か。
それを理解した上でのカスタムじゃないと、リスクの方が増大する。
個人的にそう感じたツイートでした。
長々とすみません。
Posted at 2023/05/30 05:51:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年05月29日 イイね!

変速性能

よく、変速性能うんぬん…と話題が出ます。
正直、R5800(105)くらい性能があったら良いやん。
それ以上は誤差の世界やん。

それが私の経験上の結論でした。

R5800でいいやん。
と一言で言っても、RDのプーリーを両方とも互換性のあるデュラエースグレードのベアリング軸受けタイプのプーリーに変えてやるとさらに満足いく変速性能とフィーリングをもたらします。
ぶっちゃけ、とっても良い世界ではないにしても悪くない世界に突入できるんですよね。
チェーンがデュラエースあるいは、アルテグラグレードを使っていてチェーン側の方でも助けてくれている…という要因もあるかと思います。

これはロードバイクに限った話題なんですね。

クロスバイクとかマウンテンバイクとかは、あまり知らない世界なんであくまでロードバイクの世界なんです。

先日、ダホンK3という小径折り畳み自転車を買いました。
折り畳み自転車なのに車重が7.8kgと軽量で、三速の変速ギアを持つ。
しかも価格は10万円を切ってる!
という設定だったので、変速もまぁこんなモンか。
と納得して納車を受けまして、実際にちょっと乗ってみて驚く。
変速がまごつく。
まぁこれは丁寧に変速すりゃあいっか。と割り切るも、変速に不具合があった。
それは、こういう小径車取り扱い自体が不慣れな店長がセッティング台の上で動作確認しても見つけられないだろう原因でそうなっていたので、それは攻めるんはお門違いだなぁ、と思って相談に行くと店長は真摯に対応してくださって、全ての問題をクリアしてくださった。
納車前点検が足りなかったという理由で、ベアリング軸受けタイプのプーリーへと無償交換+チェーンをシマノ純正の11速だったかな?の105グレードのチェーンへと交換してくださいました。

それ以降の変速は小気味良いの一言で、今までは変速操作してRDが動いて、ペダルを踏む脚へと足応えがかえってくるまでギアがどう変わったのかわからんフィーリングだったのが、変速操作を加えた瞬間にもうどういう変速がなされたのかが確信を持って操作できるほどに豹変。

そう、この変速フィーリングはアルテグラかデュラエースか?
というくらいに変貌したんですよ。
ダホンK3。

んで、しばらくはマウンテンバイクに乗る機会が持てなかったんですよね。
妻の実家へ帰省した時はダホンK3でサイクリングなどを楽しんでました。
それ以外の時間は、キングジデコやマドンに乗ってライド。
キングジデコはGRXというグラベルロード用のコンポーネント。
それの800シリーズという事でアルテグラ相当。
マドンはSRAMのハイエンドモデルである、RED eTAP AXS。
そりゃあ、もう不満なんて微塵も感じない程のフィーリングですよ。両方とも。

そして、今回は久しぶりにマウンテンバイクに乗りました。
先日、譲っていただいたフォークを交換する為にお店に預けに行ったんですよ。
自宅からお店までの短い、普通に路面がそう悪くない舗装路走っていて驚きましたよ。

変速が良くない。
はっきりと良くない。
なんで?と思わず疑問を抱いたほど良くなかった。

ダホンK3の納車された状態よりかは確実に良い。
ただ、変速自体がまごつく。
試しに機械的にはあまりよろしくないですが、トルク掛けながら変速すると変速するけど苦し気に変わる。

アカン。

これは、アカン。

ロードバイクでライドしているくらいなら、変速時にトルク抜いて正しい操作を心がける…だけの話しですが、マウンテンバイクはこれじゃあアカン。
私自身が本格的なトレイルコースは、一度だけしか経験ありません。
あとは淀川河川敷などで自転車で走れる範囲のグラベルしか経験ありません。
いわゆるロードで走れる道の未舗装路版みたいなもの。

ダホンK3での変速(カスタムはしてますけど)を経験するまでは、マウンテンバイクに乗って何度も走ってますけど「こんなモンなんだろうな」という認識の方が優ってました。

いざ、これからロードバイクほど頻繁に乗れないとは言ってもトレイル走行も経験していこうと考えています。
ダホンK3でさえ、あんなに変速が頼もしくバッチバチに変わるようになってんのを体験した今では、Procaliber 9.5に搭載されている12速対応のDEOREのRD動作に不満しか感じませんw(贅沢な話しですけどね)

そこで、ダホンK3やR5800の105での成功体験から、まずはプーリー交換を依頼して様子見しようかな…なんて思って、プーリー交換も頼んでお店を後にしました。(昨日の夕方18時頃です)

ひと晩経って冷静になってきました。
そういや、マウンテンバイクのコンポーネント体系など全く知らないなw
と気付きました。
私のMTBに搭載されているDEOREってどんなグレードなんだろう。
そこにまず気付きました。

ググってみると、DEOREは新しいシリーズのようです。
Procaliber 9.5に搭載されているM6100というモデルは、DEOREでは最上位のグレードですけれど、MTB用コンポーネントの中では上から四つ目のグレードでした。
つまり、ロードバイクに置き換えて考えると「ティアグラ」

なるほど…
これは、プーリーを交換しても根本的な解決に至らない可能性がある。
それと、トレイル走行自体の経験が非常に浅い私だけに、変速時に一瞬トルクを抜くなんて芸当がオフロードコースで実践できる自信がない。
機械に負担掛けながらの動作になった場合、その機械自身の耐久性にも疑問が出てくる。

そもそも、いったいお値段どれくらいなんだろう?
お値段がモノの良し悪しを決めるワケではないですが、こういう機械に関しては大きな目安になります。

ググってみる…

DEORE M6100 RDって7700円なん…w
安すぎじゃないか!?
昔のシマノさんは、こういう価格設定とモノの良さでユーザーを引き付けてきたんですけど、正にそれをそのまま描いたかのような価格設定。
一万円以下で12速対応のRDを買えるなら、マジで「一度12速体験してみたい!」と思える良いお値段設定です。
そして、実勢販売価格でそのお値段ならあの動作でも納得しちゃう、できちゃうから良い意味で恐ろしい。

そこで閃くんですよね。

ロードバイクに置き換えて考えた場合、コスパが最も優れているアルテグラ相当のグレード、モデルのRDなら一体お値段いくらなんだと。

GRX800はそういう意味で非常に優れた商品です。
電動じゃなく機械式で、あの動作フィーリングで20万円をおおきく切る価格で一式揃いますからね。(今の価格でそれが可能なのかはリサーチ不足で知りません。すみません。私が発注した二年前近い場合の話しです)

価格吊り上がっている今でも、DEORE M6100のRDは安い。
ひょっとしてワンチャン、あるんじゃないか。

店長に早速連絡して相談する。
店長も、あそこは(ティアグラ相当の場合)ショートパーツを上位互換に置き換えてもそんなに変わらないだろうから、相談受けたとは言えちょっと困ってたんですよねwと正直なコメントから始まって、私の方からXT(アルテグラ相当)グレードのRDに交換するとなると、どれくらいコスト必要ですか?と質問。

店長が電話口で調べてくださる…。

店長「16000円ですね」
私「こんなん言ったら怒られるかもですが、やっす!w」
店長「調べた私も驚いてます。MTBはあまり扱わないんで、良心的な価格設定が生き残っているとは驚きましたねー。
このお値段なら、いろいろ試すより正直安いですよ。一気に正解に行くわけですから。」
私「Procaliber 9.5に搭載されているシフトレバーのステップ比はXT(M8100)のRDと合致しているんでしょうか。」
店長「それは調べてみないとわかりませんが、同じく最大スプロケット51T対応型なので、そのままで使えるはずです。」
私「ダメな場合は、素直にXTのシフトレバーも買います。いくらでしょうか?」
店長「…7000円ですねw」
私・店長「やっすw ロードのコンポもこれくらいだったらなぁw」

シフトレバーは、純正搭載されているレバーを使ってみる事にしてRDのみ発注しました。
アカンかった場合でも、速やかにシフトレバー発注して搭載する事にします。

MTBのシフトフィーリングがどう変わるのか、今から楽しみです。

そして、こういう相談している時に店長から
店長「Radiusさん、スプロケ上の五枚しか使ってないですね」
私「忙しくてトレイルコースにいけなかったんで…」
店長「なるほどw」
私「今年こそは走りにいきますよ!」
店長「それならRD交換しておいた方が良いと思います。発注しておきますね」

外したDEOREは予備パーツとして持っておく事にします。
Posted at 2023/05/29 14:13:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年05月29日 イイね!

ヘルメット購入

ロード用のヘルメットって2年で賞味期限が過ぎます。
レース出るならその規格は厳格ですが、趣味で乗るなら3年くらいでもモノによりますけれど性能が維持されているのでだいたい3年を目安に交換します。

・ヘルメットの性能の劣化とは
主に紫外線や汗などの水分による、内側に配置されている発砲スチロールがヘタってくるので狙った頭部保護能力が落ちてくるので交換した方が良い。
と定義されています。
我々社畜系サンデーライダーの場合、そもそも走行距離と回数自体が普通に乗りこんでおられる方たちの数分の一しか走ってない為、3年は確実に大丈夫だろうと解釈して厳密に調査したワケじゃないですけど、手で触った感触などで新品時と何ら差がないのでまぁ大丈夫なんじゃないかな?

という感じで維持しております。

単身赴任をきっかけに、大阪用と北九州用でふたつ持っているんですけど北九州用として使っていたヘルメットがちょうど三年。
大阪用に増やしたヘルメットはあと一年。
期間被るけれど、まぁもうひとつ買って置いておきたいよね。

と考えてどのヘルメットを買うか考えだしました。
今メインで使っているTREKのウェーブシェルという技術を使ったヘルメットが良いなぁ…なんてぼんやりと考えていたんですけど
ロードバイクはエアロ
ホイールもエアロ
じゃあ、ヘルメットもエアロヘルメット試してみたいやんか!?
と突然興味を持ちました。

ただ、タイムトライアル競技みたいにエイリアンの頭みたいな形状のヘルメットは普段のライドで装着するのはちょっと恥ずかしいな…w
なんて思いつつも、「いまどきのエアロヘルメットって、どんななんだろ?」
と興味を持ってググってみると…

TREK Ballista
奇しくもTREKから出ているエアロヘルメットがフルモデルチェンジしたタイミングでしたよ!!
新型のエアロヘルメット、バリスタ。
これ、結構良い形状してるじゃないですか。
興味ない人なら、普通のヘルメットと見分けつかないですよw

ちょっと良いお値段していますけど、値上がりが激しい昨今。
エアロ性能含めて考えたら誤差みたいなモンですよ。(洗脳済)

しかし、こういうのって日本人がかぶると妙にキノコヘッドになっちゃうんですよねぇ…
典型的な日本人体型の私がこのエアロヘルメット被って、エアロなキノコにならないか不安しかないです。

そこで、店長に頼んで取り寄せてもらいました。
TREKは「30日間満足保証」があるので、万が一フィッティングがイマイチでも交換に応じてくれるんですよ。
※注意!>つまり何かひとつは間違いなく買わないといけないのは変わらないのでご注意。試着のみ目的ならこういう取り寄せ方は無理です。

早速、試着してみます。



頭へのフィット加減も素晴らしく良い。(かぶり心地)
それよりも、驚くほどキノコヘッドになってないですよ…!!!!
そして、軽い。
驚くほど軽い。
ウェーブシェル+Mipsを採用したヘルメットを今まではメインで使用していたので、このエアロヘルメットはMipsという安全機構しか搭載してないんで、軽いんですよね。
それでもこの軽さを実現するにはノウハウと技術力がないと無理なんだろうな、と素人ながらに感じちゃうほど軽い。
後で知りましたがこのヘルメット260gくらいしかないです。


横から見るとこんな感じで、ロードバイクに興味ない人からすれば見た目普通のロード用ヘルメットと見分けつかないですよ!
こういうステルス性も欲しかったんで、心にブッ刺さり。


買っちゃいましたw


細部の作り込みも、仕上がりも納得のクオリティ。
これをかぶってマドンで疾走するのが今から楽しみです。

ヘルメットひとつで、どこまで本当に効果があるのかはわかりませんけど
TREKの公式HPに謳っているように10Wものパワー削減に貢献してくれるなら、それは相当な効率の良さです。
FTPなどを1W高めるのにどれだけ大変なトレーニングを積み重ねないといけないことか。
特に私のように50歳に近くなると、仕事や天気などで走れない週が続くと落ちるのはとっても早くなってきました。
一度落ちると、2か月くらいは取り戻すライドになっちゃいます。

そういう観点で見ると、ヘルメットひとつで10W削減はマジ半端ない効果なんですよ。

昨日は徹夜連勤で体力に自信がなかったんで、北摂をのんびりとポタリングしてきました。
私が苦手な登り区間、猪名川道の駅の横から延々と登る緩い登り区間と、帰路に立ち寄りやすいクリーンセンター前の登りの二か所でPR更新(Private Record)できたのは意外でした。
体力が落ちてはいます。間違いなく。
最近、乗れてなかったんで。
その乗れてないから、マイペースに。
という肩の力の抜け具合が良かったんでしょうか。

今週から天気は崩れます。
日曜日だけは走れるような天気になって欲しいw
Posted at 2023/05/29 08:46:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2023年05月25日 イイね!

誰でも簡単!

今日はちょっとした豆を…

自転車のペダルを踏んで回す時、みなさんはどこらへんで力をこめますか?
「踏み下ろす」感じがポピュラーなイメージだと思うんです。
私自身もそうでした。

進行方向を時計の三時方向だと仮定して説明します。

自転車を力強く進めたいと考えた時、先ほども書きましたけれどペダルを踏み下ろすという意識が働くと思うんですよ。
時計で言うと0時から6時方向ですね。

左手でペダルを持ち、右手でハンドルを支えて0時から6時まで力を込めてください。
ググッ…!
と自転車は進もうとしますが、容易に右手の支えのみで自転車が進もうとするのが抑えられますよね。

ペダルに力を加える時に本当に効率の良い場所は、実は違うんです。

同じように左手でペダルを持ち、右手でハンドルを支えながら
次は9時から3時方向に、先ほどと同じ力を加えてペダルを回してください。
右手だけで自転車が進もうとするのを抑えるのが困難になるほど自転車はグイッ!と前に進むはずです。

そうなんです。
チェーンリングとスプロケにチェーンを引っ掛けて回す乗り物なのです。
チェーンはその構造上と、材質的に引っ張る力が最も効率的なんです。
なので一般的に力を込めてペダルを回して、力強く自転車を進めるイメージとしてペダルを踏み下ろすという行為は、実はパワーをかなり無駄に使いながら捨てている方面の力が多いんですよ。
チェーンでギアを引っ掛けて引っ張るというイメージで9時から3時方向へ力を込めると最もパワーロスの少ない効率の良さで自転車を進める事ができます。

一般的なフラットペダルで、運動靴などで自転車に乗る場合は9時から力を入れるのは難しいので11時ころから3時方向に力を入れるイメージでペダルを回していると、自然と癖もついてきてフラットペダルでも10時方向付近から3時方向まで力を入れて回せるようになっていきます。

そして、それが満足にできてなくても
今までより軽い力でスイスイと自転車が進むのを実感できると思います。

一度、試してみてください。
買い物や通勤が楽になるはずです。
ママチャリでも全然変わるので、試してみてください。

次に、そういう意識でペダル回すことで右足と左足の効率も向上します。
踏み下ろすという意識でペダルを回している時、下死点(6時方向)に踏み下ろした脚の力が残ってしまう場合が多いです。
そうなると、次に主役になるはずの反対側の脚に力を込めて回そうとしても下死点に残った無駄な力が反対側の主役にならないといけない脚の力を相殺してしまって推進力がスポイルされてしまいます。

わかりやすくいうと競輪選手のように一馬力くらい出てんじゃねぇか?
という化け物クラスの選手でもそういう踏み方して1800Wなどの恐るべきパワーを出せたとしても、下死点側で無駄な力が残っているとそのパワーが強ければ強い程せっかく限られたリソース(自身の筋力と持久力)を割いて出した出力がそのまんま目減りすることになるんです。

効率良いペダリングをしている人よりパワーの絶対値がいくら高くても、遅くなる可能性すら秘めているという事実です。

なのでペダリングする時、水泳のクロールのように左・右、左・右(逆も可)とイメージしつつ主役となる側の脚の力をスポイルしないように下死点に近づく方の脚の力を抜いてください。
下死点を超えた脚は引き足といって、主役側の脚をサポートします。
反対にそういう時、主役側の脚はどんどんと下死点へと近づいていますので3時を過ぎたあたりからは今度主役側になる脚の回転のサポートになるように送るようなペダリングを「意識します」

そうする事で、より少ない力で効率よく進み続けられるようになりまして、こういうペダリングができるとロングライドで非常に楽になります。
また、向かい風に対しても楽になります。
登りも楽になりますw

こういう観点からも、ビンディングペダルとシューズはとても有効なんです。

引き足で力を入れる人がいますが、それが得意ならその乗り方で良いですけれど
一般的には主役の脚をサポートする程度の引き足が最も効率が良いんです。
筋力的にも、持久力的にも。
全回転方向で効率よく全ての角度で効率よく回したい!
という意識や気持ちはわかりますけど、乳酸が溜まり過ぎてかえって効率は自分が思っているよりもどんどん落ちていきます。
なので、ペダリングしつつチェーンを送る、回すと休憩を左右交互に挟みながら脚を回していくことで延々と巡航30km/hオーバーで走る事も容易になります。

そう、週に二回しか帰れない半徹を三連荘×2を繰り返して究極に疲労が溜まってしまう社畜サンデーライダーの中でも不利な私のような、さらに言えばジョギングだとペースにもよりますけど2kmも走ると(*´Д`)(*´Д`)ハァハァ言ってるような人間の私でもロードバイクで半日で100kmや150km走って帰ってこれるという事実が物語っています。

さらに言えば、理屈わかっていても理想的なペダリングにはほど遠い人間である私ですらそのコツを知っていてちょっと意識して乗っているだけで…なんです。

効率よく乗ったら運動にならんやん

そう思ったあなた!
アップダウンがある地形を含めて半日で100km走ってください。
身体に刻まれた疲労で良い運動になっているのがわかるはずですw
また軽い運動で長い時間、血流を促すのはとっても健康に良いんですよ。
ヘビーな運動を繰り返すと身体を壊すだけです。
それは運動を楽しみつつ常に鍛えている人ならご理解されています。

一度、ペダルの回し方を試してみてください。
Posted at 2023/05/25 08:14:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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