2020年05月27日
開幕できるのか
プロ野球に興味がない人はどうでもいいハナシかと思いますが、6月19日にプロ野球が開幕するとNPBから発表されました。
野球を楽しみにしている私としては、今年は開幕しないんじゃないかと思っていたので、楽しみが一つ増え、個人的には嬉しい限りです。
残念ながら、今年の甲子園は中止が決定しており、白球を追い続けた球児たちの喪失感は、言葉にできないものがあると思います。
他には国体も中止。
高校球児だけが特別ではないので、中止決定の決断は断腸の思いだったと思います。
ハナシを元に戻しますと、プロ野球が開幕しても、しばらくは無観客試合となるとのことですが、観客席に人はいなくても、球場に入る人数は決して少なくありません。
1チームの選手や監督、コーチ、チーム関係者を合算すれば、100人近くなるでしょうし、審判、球場管理者、放送関係者、警備関係者などを合算すれば、それも100人どころではない人数になるでしょう。
観客が一人もいなくても300人くらいには達すると思います。
現在、政府からは、イベント開催の可否判断として、当面・・・屋内であれば100人以下、かつ収容定員の半分以下の参加人数にすること・屋外であれば200人以下、かつ人と人との距離を十分に確保できること(できるだけ2m)を目安としています。
6月1日以降、これが緩和されることが前提ではありますが、細心の注意を払って実施されても、万一、チームの中に隠れ感染者がいた場合、そのリスクは計り知れません。
阪神の藤波選手が、以前コロナウイルスに感染し、ちょっとした問題になりましたが、ちょっとした気の緩みも許されない中で、開幕を迎えることになると思います。
例えば、メジャーリーグのコロナ対策は・・・
⑴選手や医療スタッフなどの関係者、⑵その他従業員(球団フロントスタッフ)に属する人は、定期的なウイルス検査を行う、清掃員やグラウンドキーパー、選手については、自宅から球場に向かう前など1日に複数回、検温し、⑵のグループを含め、週に複数のウイルス検査を行う。また、家族も同様に行われる。
検査結果で陽性が出た場合には、すぐに隔離される。ただし、遠征時については明記されていない。復帰には隔離後の検査で2度、陰性の結果が求められ、無症状であることと、医療関係者の証人が必要となる。選手は球場のフィールド以外でマスクを着用。遠征先でレストランへ食事に出かけることは許可されない。
としています(里崎チャンネル情報から引用)。
メジャーではもっと細かく指定されているようですが、NPBの場合、どこまで対応できるかどうかわかりません。
世の中が解除や緩和の方向に向かっていっても、コロナウイルスが終息したわけではありませんし、かくれ感染者がいた場合、いつどこで再発するかわかりません。
経済活動再開は、本当に喜ぶべきことですが、ワクチンが開発され、実用化されたわけではなく、ウイルスが終息したわけでもないため、プロ野球開幕予定のニュースを見ながら、感染リスクは常に潜んでいるという意識は持ち続けないといけないと思いました。
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Posted at
2020/05/27 23:34:27
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