2012年に完成し、それから何度も床の塗装を塗り替えてきた当ガレージ。
当ガレージの床塗装は、ボウジンテックスに始まり、何度か塗装をやりかえ、現状ではエポキシ樹脂無溶剤形の塗り床剤「ユータックE-30N」に落ち着いています。
耐摩耗性、耐衝撃性、耐薬品性に優れ、掃除もしやすいところが気に入っていました。
しかし、どんなに強靱な塗膜でも、重たい工具を床に落下させると、当たった打点によっては、一点に力がかかり、塗膜が欠けたり、割れたりします。
そこはかなり気を遣っていたのですが、それでもやっぱり一度欠けたり、割れたりすると、そこからじわりじわりとダメージが広がっていきます。
補修をすればいいと思い、ユータックE-30Nを使って、私自身で補修施工したのですが、最初は塗料の攪拌不足で塗装失敗。
その失敗を踏まえ、計量器でしっかりと測り、攪拌がしっかりできようドリルの先端に付けるミキサーまで買って再チャレンジしたのですが、やっぱり部分補修のため、納得のいく仕上がりにならない。
振り返れば、エポキシ樹脂の塗料を使っても、下地の状態によっては密着が弱く、塗装が上手くいかないのは、クルマの塗装でも同じ。
下地調整と目荒しをして、プライマーがしっかり効いていれば、その問題は大きく改善するハズ。
そう思って、
「やる!!」と決めました。
塗装の全剥離です。
その前に、ガレージ内の荷物(私にとってはお宝、家族にとってはゴミ)の移動から開始。
工具箱、メタルラックなど、我ながら「なんでこのガレージ、こんなにモノが多いんや!」とあきれるほどたくさんの道具を移動するところから開始。
続いて、先の作業のことを考え、ガレージ内をマスカーで養生。
そして、ようやく受注業者さんと一緒に剥離作業開始。
塗膜の剥離が完了した後、下地に残る塗膜はサンダーでケレンし、徹底的に下地を出すところまでやりました。
一つ失敗だったのがマスカーを張って、集塵機まで使ってやりましたが、業者さんが持ってきた集塵機の調子が悪くガレージ内がコンクリートをケレンした粉塵まみれになったこと(T^T)
しかもケレンで飛散したカスによってマスカーに穴が開き、そこから中に入り込んで悲惨なことに・・・(T^T)
クルマは避難させていましたが、ガレージラックに積んだありとあらゆる道具や荷物が粉まみれになってしまいました。
コンクリートの下地調整をしたのち、プライマーを塗布し、作業は中断。
剥離作業がもっとも時間がかかりますが、土間の状態が良かったため、土間補修の時間と経費を割かなくて良かったのが幸いです。
肝心の工法についてはPart2へ続く。
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Posted at
2023/09/24 22:48:06