2026年09月03日
代走スペシャリスト
「打」では貧打、極貧打線と揶揄されるカープ。
今年度、仕事が忙しいこともあり、現地だけでなく、テレビでも観戦する機会が減ったのですが、心のどこかで、やっぱり気になるカープ。
「また、負けたか・・・」
「また、打たれたか・・・」
「今日も打線は0点か・・・」
マイナスキャンペーンをしなくても、厳しい現実ばかり突きつけられ、加えてゾンビタバコの話題が尾を引き、いつまでもスッキリしない倦怠感のような空気が漂っています。
そのため、今シーズンは新聞で結果を見るくらいだったのですが、7月くらいから、明るい話題を見つけました。
それが楽天から現役ドラフトでカープに入団した辰見鴻之介選手。
足のスペシャリストとして入団し、今やカープにはなくてはならない存在。
ゾンビのアレで話題となった代走スペシャリストがいましたが、辰見選手と比べると、どこかリスキーなところがありました。
それが、辰見選手はよりクレバーで成功率も高い。
辰見選手はインタビューで、「盗塁すること自体が目的ではなく、盗塁の先にあるのが得点。」と語っています。
そのプロセスでのために、二盗と三盗も隙あれば狙っています。
結果として、盗塁の成功数が、9月3日の対中日戦で26個目を達成。
しかも代走のみで決めた盗塁が25個目となり、1997年、当時、近鉄バッファローズの藤瀬選手が持つ代走でのシーズン最多盗塁記録25個に並びました。
残りの試合数を考えると、今後も代走で登場する機会はあるでしょうし、日本記録を更新する可能性も出てきました。
相手チームのバッテリーから相当な警戒をされている中での盗塁。
再三の牽制がある中で、記録を更新し続けていることが、辰見選手の研究熱心さとポテンシャルの高さを感じます。
仮に盗塁をしなくても、「走るぞ、走るぞ」という雰囲気を醸し出すだけでピッチャーはメンタルを削られますし、盗塁を防止するため、球速の遅い変化球よりも直球主体となり、見方のバッターにとっても球種の絞り込みがしやすくなる効果が期待できます。
スピードスターといえば、盗塁数リーグトップを走るソフトバンクの周東選手が一番に頭に浮かびますが、スタメンで出ている周東選手でさえ30個は到達していません。
セ・リーグでいえばヤクルトの岩田選手、巨人の蒲田選手が盗塁数30個を越えていますが、2人に続くのがカープの辰見選手。
打席ではなく、代走で登場するだけで球場の空気が変わる選手は、本当に希有なので、辰見選手の記録更新に期待したいです
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Posted at
2026/09/03 22:59:07
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