
練習をしっかりして本番に臨む。
コレはコレで正しいと思います。
でも、練習のための練習に終わるのはもったいないと思います。
まして、頭の中で考えるだけでは、イメージ(妄想?)は膨らんでも、そのイメージを本当にトレースできるかどうかは、本番じゃないとわからない。
「練習じゃ上手くできたのに・・・」
「頭の中では上手くイケる予定だったのに・・・」
練習もイメージも、本番で生かせないと意味がない。
サーキット周回のように、同じコースを何周も、何度も走り込んで行けば、その特定コースについては、ある一定領域には誰でもだいたい入れます。
「その領域の先」を超えるためには、無駄を省いていくというストイックな世界に突入しないと難しいです。
タイムだけみると、クルマが速いのかドライバーが速いのかわからないですが、「本当の意味でその領域の先」にいる人は、クルマもドライバーも速くなければ、到達できない領域と思います。
ではジムカーナの場合はどうでしょうか。
毎回、コースが変化し、サーキット周回のように2~3周タイヤを温めてどころか、いきなり全開です。
しかも、短時間でコースを覚えなければなりません。
このコースを覚える作業も、得意な人は覚えながら、同時に攻略を進めているでしょう。
私はとにかくコースを覚えるのが苦手なので、毎度、覚えるのに精一杯なので大変です(笑)
ジムカーナは、1台毎に走るので、抜いたり抜かれたりというレースのような駆け引きはありませんが、精神的には駆け引きや自分自身との戦いがあります。
「え~!○○秒!?」といったように同クラスライバルのタイムを聞いて、走る前からプレッシャーを自らかけて、本来の走りができず、ミスを誘発するようなこともあります(笑)
そんなことは、練習では体感できないんですよね。
誤解がないように書きますが、練習は大事だし、練習がベースにあって本番でそれを発揮するということが基本です。
(・・・といいつつ、私は結構、ブッツケ本番ばかりでしたが)
でも、本番だからこそわかるものが必ずあるし、本番じゃないと体験できないことがあるんです。
私自身、記憶に新しいのが、5月29日に徳島カートランドで開催された「ワコーズMOTIVEジムカーナビギナーズCUP」では、久しぶりに大失敗(当然、結果も散々)をしましたが、失敗をして発見もありました。
だから、その失敗というか、自分自身へのリベンジのため、徳島カートランドへ再度、走りにイキたいと思っています。
私が走るときに、競技の結果も無視はできませんが、それ以上に「自分の納得のいく走りができたかどうか」にこだわっているのはそういうところでもあります。
Posted at 2016/07/01 09:41:06 | |
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