
ビートのウォーターライン(パイプやホース類)を交換し、SLLCを注入したところで中断していた作業を、昨日再開し、エンジンをかけてエア抜きを行いました。
私がLLC交換を行うときは、できる限り古いLLCを排出させる方法。
お店でLLC交換20分~30分というコースがありますが、それはラジエター内のLLCを交換するだけに留まるとコースだと思います。
恐らく20~30分のコースだと、ドレンコックから1度LLCを排出させて、LLC注入後にエア抜きで完了ってパターンでしょうね。
このメニューでもやらないよりはよほどマシですが、どうしても短時間だと、エンジン内部や配管に古いLLCが残ってしまうので、全量交換に近いメニューをするとなると、車種によりますが、最低1時間はかかると思います。
一度LLCを排出して終わりではなく、真水を強制循環させ、排出口から真水が出てくるまで繰り返し作業を行うとなると、どうしても時間もかかります。
そのうえでエア抜きも時間(特に冬などは夏場よりも時間がかかります)もかかるため、ビートのようなミッドシップだと1時間どころか2時間はかかると思います。
ちなみに、排出したLLCは、もともと透明度の高い青色のプロピレングリコール。
排出した色を確認すると、若干、色が青紫っぽいカンジに変色していました。
いろいろと優れた謳い文句が書かれていたとおり、約3年弱使用したと記憶していますが、使用期間中はトラブルもなく、優れた冷却性を発揮してくれたと思います。
ペール缶買いしたプロピレングリコールも、なくなってしまったので、今回、使用したのは最近、KAZUYA陣営のクルマに使用している黄色い帽子で販売されている希釈しないタイプのSLLC(青色)。
SLLCなので、4年8万km無交換でOKと書かれてある商品ですが、ゼッタイ4年も使わないので(笑)、とりあえずコレでも充分OKと思います。
さて、本題のLLC交換後の効果について。
エンジン始動直後、「あれ?こんなにエンジン音静かだった!?」とすぐに感じました。
メンテナンスリッドを開けていても、エンジン音がやけに静かになっていたので、オイルも大事だけど、LLCも大事ということを再認識しました。
エンジンの冷却、防錆などLLCには様々な役割がありますが、エンジンオイルと比較すると若干、軽視しているところがあったので、反省デス。
私の中での理想とするLLCの交換サイクルは1年毎ですが、そこまではアレにしても、今後は最低2年に1回の交換サイクルに戻そうと思います。
Posted at 2016/07/08 20:55:41 | |
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