ドラマの最後によく見かける「このドラマはフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。」の文言。
今日のハナシは、私にとって「このハナシは、フィクションのようでフィクションじゃないような感じです。実在の人物やクルマなどとは大いに関係があります。」・・・です。
先日、ガレージで久しぶりにビートのエンジンを始動させたとき、「ボッボボボ・・・」って弱々しくエンジンが始動。
以前だと、「キュルルッ♪ブオォーン!」って元気良い始動だったのですが、最近、走ってないせいか、バッテリーも若干弱っていて、そんなとき、聞こえてきたB子の叫びです。
B子「KAZUYAくん、最近、私に乗ってくれへんね・・・今年に入って、あの子の生足が急によくなったらしいけど・・・。でも、今まで私にばかり乗ってくれたのに、急にあの子にベッタリって冷たすぎひん?」
K「いや、それはやね~。C子が特別ってことやなくて・・・いや、特別でもあるんやけど・・・まぁ~その~、今でもB子のことメッチャ好きなことには変わりはないんやけどね。今年はちょっといろいろと事情があって、あの子に乗ってやらなアカンのよ。」
B子「何それ!?ハッキリしない言い訳ばっかり。そんなん聞きたないわ~。」
C子「やっと私の時代が来たって感じね♪それは冗談だけど、今年はね、私の生足を入れ替えてもらって、KAZUYAくん、まだ私を乗りこなせていないのよ。だから、しっかり私を乗りこなせてもらわないと困るの。B子の生足を入れ替えたときだってそうだったじゃない。それはわかるでしょ?」
B子「それはわからなくもないけど、今は面倒だって見てくれるのはC子ばっかりやし。うちなんて、乗ってくれへんし、面倒も見てくれへん。」
C子「それは私だって、立場が違うときは、そんな思いしてたわよ。」
B子「今でもほら。乗ったあと、あなたの足に異常がないか舐めるように覗き込んだり、エアガンで掃除したり、しっかりケアしてくれてるやん。うちなんて、この前、ちょっと移動させるためにガレージから出ただけよ。移動距離10m!酷過ぎひん?」
C子「そうよね~。あの人、偏りがヒドイから・・・。B子の気持ちわかるわ。」
B子「KAZUYAくん、今でも、私に乗ったら、いつでも思い通りに動かせるって思ってるやろ?それって思い上がりやからね。ちゃんと乗ってないとアカンって気づいてないんやから!あの尻軽のC子と違って、うちは機嫌悪くすると、すっとんで行くんやから!」
C子「ちょっと、尻軽ってどういうこと!?失礼じゃない。」
B子「ホントのこと言っただけ。うちみたいにドッシリ構えてなくて、フラフラしてるやん。」
C子「フラフラって!言い方気をつけてよ!あなたより速いコーナリングしてるかもよ。」
B子「直線がちょっとだけうちより速いだけでしょ?スラロームとかだったら負ける気せぇへんし!」
K「ホンマ、ごめん!ちょっと考えるわ~。機嫌直して~!」
そんなやり取りがあったかのように、心がザワザワした男がガレージに一人佇んでいました。
というお話でした(笑)
Posted at 2018/06/09 23:16:22 | |
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