2020年01月17日
今日は1月17日。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から25年が経過しました。
当時、私は兵庫県に住んでいたので、この日は特別な思いがあります。
もう25年も経過したのか・・・という思いもあれば、被災されて犠牲となられた人たちや残された人たちにとっては、まだ25年しか経過していないという思いもあると思います。
日本の物流を分断し、未曾有の災害となった阪神淡路大震災によって多くの都市・行政機能が損なわれましたが、街の復興に多くのボランティアが関わったことで、同年を「ボランティア元年」とも呼ぶようになりました。
「天災は忘れた頃にやってくる」という警句がありますが、いつ起こるかわからない災害のことを忘れず、常日頃から「備えあれば憂いなし」という心構えで望んでいれば、いつ災害が起きても被害を拡大させない方法を学び、その術を知っているハズです。
しかし、実際は「想定外の事態」「まさか」といった用語が多く聞かれ、教訓が生かされたかといえば、必ずしもそうではないケースもあったと思います。
1995年以降も、地震、台風、豪雨災害、土砂災害といった災害は相次ぎ、災害のニュースを見聞きするたび、人の無力さを思い知らされました。
広島でも甚大な被害が発生した2014年(平成26年)8月の豪雨災害、2018年(平成30年)7月の豪雨災害も記憶に新しく、未だに災害の爪痕は各所に残っています。
昨年の災害として鮮明に記憶にあるのは、千葉県。
災害の傷が全く癒えぬ間に次々と災害が発生し、仮設暮らしなども含め、未だに苦労されている人も多いだろうと察します。
ちょっと気になって、今年の一字で災害の「災」の字が使われている年は直近でどれくらいあるのか調べてみました。
起点としたのは、阪神淡路大震災の1995年。
この年は「震」でした。
以後、昨年までで「災」の文字が使われたのは、災害の多かった2004年と2018年でした。
「災」とは別で、同じ一字が使われているものはないかと調べると、「金」の文字が多かったです。
2000年はシドニーオリンピック、2012年のロンドンオリンピック、2016年のリオデジャネイロオリンピックといったオリンピックに関わった年は「金」でした。
かくいう今年はオリンピックイヤー。
今年は、災害の多い年ではなく、明るい話題が多く、オリンピックにちなんで「金」の一字が選ばれる年であることを願いたいです。
Posted at 2020/01/17 21:55:37 | |
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