先日、夕方にクルマを運転していたら、前を走るクルマの異常に気づきました。
前方で遠くを走っているときには、「なんか、えらいキャンバーかいて車高低いなぁ・・・ん?でもなんで片側だけ?」くらいの認識でした。
前走車との車間距離が段々詰まり、停車したときに、何故、そのクルマに違和感を覚えていたのかわかりました。
左後輪がバーストしていたのです。
パンクなんてカワイイものではなく、トレッドが完全に剥離し、パックリと割れてホイールで走っている状態でした。
流石にここまで酷い状況だと、後輪とはいえ、運転手も気づいているだろうと思いましたが、万一のこともあると思い、信号待ちの停車タイミングで前を走るクルマのドライバーに声をかけにいきました。
私が近づいてきたのに合わせてパワーウインドウを開けたことから、何か言われると察知していたのか、私が「左後輪、パンクしていますよ」と声をかけると、「やっぱり、そうですか~。その先のガススタまで頑張ります。」とのこと。
タイヤの状態を見ると、タイヤがベロベロに剥離していたので、ホイールもかなりダメージを負い、最悪使いものにならなくなっている可能性もあると思います。
原因を想像すると・・・
最初は釘を踏んで、段々と空気が抜けていったからなのか。
それとも年式の古いタイヤを履いていて、トレッド面が剥離したのか。
もしくは、サイドウオールに傷が入っていたのに気づかず、側面からパンクしたのか。
結局のところ、何が原因かわかりませんが、間違いなく、あれほど酷い状況だと、ハンドルをとられたり、クルマがふらついたりしていたのではないかと思います。
私もパンクの経験がありますが、そのときは、エアが減ったときではなく、走行時に「チッチッチッチッ」というトレッド面に石が挟まったような音がしていたので、確認するとタッピングビスが刺さっていたという状況だったことがあります。
本来、クルマを運転する前に行う「運行前点検」という大事なことですが、なかなか毎回、チェック出来ませんよね。
でも、タイヤの空気だけは、給油をしたときにチェックするとか、ときどきタイヤの側面や前後から見て、エア不足により潰れているようなタイヤはないかと目視することくらいはできると思います。
案外、この目視が効果的で、チェックするクセが付くと、「あれ?なんか1本変な感じがする」と気づくようになります。
運転者だけでなく同乗者の安全のためにも、また、高い出費にならないためにも、タイヤの点検は習慣にした方が良いですね。
Posted at 2024/05/14 22:37:44 | |
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