
2004年1月10日。
カプチーノが納車された日。
気が付けば、個人売買によって私の手元に来た日から11年が経過していました。
そのほとんどの期間が、普段の足にしていたクルマではないので所有年数から考えれば走行距離はほとんど伸びていませんが、最初の6年間は消耗品の交換だけで維持が精一杯でした。
2008年まではダイチャレがまだ開催されていたので、ミラが第一戦闘機だったし、並行してビートのメンテナンスで予算と時間が手一杯という状況だったのでカプチーノに手がまわらないのは仕方ないことでした。
2011年にビートでも「HOT-Kチャレンジカップinびわこ」などの遠征を始めたので、「ちょっとだけカプチーノでも走ろうかな」と思い、2011年にカプチーノでは初めてTSタカタサーキットを走行。
トップの写真の時は、まだ純正色のグリーン(OVP)でした♪
一応、デートカー(?)という位置づけだったカプチーノの方向性が怪しい方向へ向かい始めた瞬間でもありました(笑)
「ホンキで走るのはビートがあるし・・・」と思い、カプチーノにはLSDも入れずにずっと走っていたのですが、走ればやっぱり「もっとクルマを思うように動かしたい」「一応、ターボ車なんだし、ビートよりタイムでないかな」とか悪あがきするわけです(笑)
結局、そんな悪あがきをしながらタカタの旧コース(シケイン廃止後)では、ビートよりもコンマ5秒上回るタイムで決着。
ドライバーが一緒なわけですから、タカタにおいてはカプチーノの方に軍配が上がったわけです(笑)
短期間でクルマを一気に仕上げることができる財力があれば、とっくにやっていますが、部品代に予算が回る前にオイル代でその予算のほとんどが消えてしまうという現実・・・。
そんなこんなで、所有11年目にしてようやくLSDを導入できたわけです。
ホント、長かった・・・。
それでも、LSDを入れずに足掻いて走った3年間は、パーツをたくさん買うよりも私自身の財産だと思っています。
ビートでも最初はLSD(これも中古で買ったヤツ)無しで走り倒したから、LSDのありがたみがよ~くわかりましたし。
タイムは結果として一番わかることなので、速いかそうでないかは一目瞭然です。
でも、「速い」と「上手い」は、ずっと別な話だと思っています。
タイムは、ある程度お金を突っ込めば買えるものだと思いますが、「スキル」はお金を払っただけじゃ買えないですから。
だから趣味としてクルマ遊びを続けている以上、私が追い求めているのも「スキル」であって、「タイム」はその結果として考えています。
LSDはそういう意味では、お金でタイムを買うこともでもありますが、やっぱり前述の「もっとクルマを思うように動かしたい」という目的からはどうしても外せないパーツ。
ひょっとすると、パワーばかり食われる足かせにしかならならず、期待ハズレの結果になるかもしれません。
ひょっとすると、スキル不足で2WAYの旨みを引き出せないかもしれません。
まぁ、そうなったらそうなったで、悪あがきするんでしょうが(笑)、とにかく今冬季中に1度はカプチーノで楽しく走れたらいいなと思います。
Posted at 2015/01/28 00:51:09 | |
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