オートゲージの排気温度計ネタが続きますが、今日、結論が出ました。
結論から先に書きますと、なんとか排気温度計を装着できました。
「なんとか装着できた」という意味がわからない人は、
過去ブログにお付き合いください。
事の次第は、昨日・今日の2日間が全て。
この2日間がたまたま連休だったので、動くならこの2日間で動き、諦めるならこの2日間の悪あがきしだいと思っていました。
まず、製品に同封されていたニップルは、取扱説明書には1/8PTと記載されていたものの、規格違いで絶対に使えない。
いろんな人からアドバイスをいただきましたが、私自身にできることは、自分で現物を加工(実際、少し試しましたがステンのため切削できず断念)することは困難と思い、プロに依頼できるところを探すことのみ。
その一択しかないと思い、2日前に動き始めました。
心当たりのあるところへ1件相談したのですが断られ、続いて「ひょっとしてネジのことなら、何かヒントが見つかるかもしれない」と思い、広島市中区にある田尾田鋲螺さんへ行きました。
店内はメッチャ忙しそうで、部材を買い求めにきた職人さんと店員が商談のハナシをしているところへ、わけわからん客(=私)がつまらん相談をします。
「実はカクカクシカジカで・・・1/8PTのこういうニップル探しているんです。ありますか?」
私のつまらん相談にも、店員さんは真剣に部材を探してくれました。
同様なものはなかったのですが、盲栓代わりのステン部材は、在庫がありました。
普通、こういう部材、一般的に用途がないのでホームセンターには置いてないですからね。
緊急事態のために一つ購入。
でも、それでは排気温度計のセンサーが挿入できないので、「金属加工してくれるところを紹介してもらえないか」と相談すると・・・
「あそこかな~、まぁやってくれるかどうかはわからないけど、相談してみたら?」とのこと。
ちょうど、紹介していただいたところは、田尾田鋲螺さんから近いところにあったので、藁をもすがる思いで、行きましたよ。
そこへ到着した際、ちょうどお昼前だったので、休憩に入ろうという様子のところへ、またわけのわからん客(=私)がきましたよ。
昨日のブログに書いたとおり、まさに「飛び込みん逆営業」状態です。
いかにも職人さんという人だったのですが、事情を話すと、ハナシを聞いてくださりました。
すぐにダイスを持ってこられ、「あ~コレじゃ全然、ハマらなかったでしょ(笑)材質はステンだよね?」となんとかなりそうな雰囲気を醸し出されているではありませんか。
「なんとか削っていただけますか。」
別な部材を用意するのではなく、既存ニップルを再タップした方が安心と思っていた私にとって、「削っていただけるかもしれない」ということになると、もう、後がありませんでした。
職人さん「やってみましょう。午後か1時半頃、もう一度来てもらえますか?」
私「はい!午後1時半に伺います!」
時間つぶしにマリーナホップのアストロまでドライブ。
ただし、余計なモノを見てしまうので、つい余計な買い物をしたのですが、このときの気分はルンルンなので、少し財布が軽くなることなんてどうでもいい(´∀`)
アストロの帰路、昼飯を食べていなかったことを思い出し、飛び込みで広島市西区にある「紅かつ」というお店に入りました。
昼定食がちょうど豚かつカレーだったので、それを注文。
カレーも普通にうまいけど、カツのお店だけあって、カツが美味い。
午後1時半になるように時間調整して、再びそのお店に行きました。
お店の名前は、「大畠管継手製作所」。
入店すると、職人さんが「出来ていますよ。」とニップルを差し出しながら近づいてきました。
入店の際、鏡を見ていないので、私の表情はわかりませんが、鏡をみなくても、メッチャ笑顔になっていたと想像がつきます(笑)
一度、ダメだと思っていたことに道を繋いでくださったわけですから、そりゃ~もう、ここ最近のことで一番嬉しい出来事でした。
わずかなお代をお支払いし、しっかりお礼を言って帰宅。
この日は、それからバタバタで、何も作業ができず終わり。
そして今日。
朝一から、まず、きちんとエキマニへニップルが刺さるかどうか確認。
無事、刺さる!
それって当たり前のことなのに、メッチャ嬉しい。
午後からの用事で作業が中断し、夕方から作業再開。
配線を保護する収縮チューブやスパイラルチューブを巻き、室内側の配線を処理し、ようやくメーターの始動テスト。
よし!イケる!!
配線作業ってなんだかんだで時間がかかるので、気が付けば午後6時すぎ。
配線の取り回しやダッシュボード上にメーターが増設されるため、視界不良にならない場所などを検討し、ようやく全ての作業完了。
バッテリーを繋いでエンジン始動して、全ての計器が動くかどうか緊張の一瞬。
よっしゃー!!
トラブルがないかの確認のため、久しぶりにカプチーノを動かしてみましたが、初動としては、成功したと思います。
まだ、他にも課題が残っているカプチーノですが、いろんな人に協力してもらったおかげで、一つ大きく前進したので、今日は達成感で一杯です♪
最後に、迷える子羊を救ってくださった2店を紹介します。
◇田尾田鋲螺株式会社
広島県広島市中区土橋町6−28
TEL(082)231-4117
◇大畠管継手製作所
広島県広島市中区本川町1丁目2−14
TEL(082)231-4812